ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事

■ミュージカル『二都物語』 華麗なるその世界 vol.15★おまけ更新■


げきぴあでもかなり一生懸命追いかけていましたミュージカル『二都物語』、去る8月26日に千秋楽を迎えてしまいました。
前回<最終更新>と書きましたが、舞台にカーテンコールがあるように、もう1度だけ顔を出させてください!

千秋楽のご挨拶を、最後にレポートです!
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といっても公式HPにほぼノーカットで動画があがっていますので...。
あまりくだくだ述べるのも何ですので、印象的な言葉をピックアップしてお届けしましょう。

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アストル・ピアソラの楽曲を中心に、近年日本でも人気が高まっている<アルゼンチン・タンゴ>で魅せるミュージカル『ロコへのバラード』

タンゴの官能的でありながら哀愁のあるサウンドとダンス、イマジネーションをかきたてられるストーリーで好評を得た2011年初演作が、2年ぶり待望の再演決定!

彩吹真央石井一孝という実力派コンビはそのままに、石井一彰大月さゆ進藤学といったフレッシュな顔ぶれが新たに加わった2013年版『ロコへのバラード』。
今回も、日本が誇る世界的バンドネオン奏者・小松亮太が音楽監督を手掛けるので、音楽面でもたっぷり楽しめること請け合いです。

8月後半の某日、その稽古場を取材してきました。
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2001年にフランスで誕生したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
シェイクスピアの古典的名作を、疾走するロック・ミュージックに乗せて描いたこの作品は瞬く間に大ヒット、世界各国で上演され、現在までに世界中で500万人以上の観客を動員しています。

日本では2010年に小池修一郎 演出で宝塚歌劇団星組が初演。
その後雪組、月組と続演し、宝塚のレパートリーとしても人気作品に。
今年も6~8月にふたたび星組にて上演されていました。

また、2011年には同じく小池修一郎 演出で、男女混合版ミュージカルとしても上演。
悲恋を前面に押し出したラブ・ストーリーとしての宝塚版とはまた異なり、
若者たちの焦燥感や葛藤、憎しみなどがリアルに突き刺さるステージをフレッシュなキャストが熱演、熱い舞台が生まれました。

その作品が2年ぶりに再演されます。
今回は、初演に引き続き、ロミオに城田優
さらに、古川雄大柿澤勇人のふたりが新たにロミオ役に抜擢、トリプルキャストで演じます。
そして城田優は、ジュリエットを挟みロミオと敵対するティボルト役にも挑戦。

ヒロイン・ジュリエットは、初演時に本作でデビューを果たしたフランク莉奈、そして今回初参加、これが初舞台となる清水くるみのWキャスト。

その他も、オーディションで選出されたフレッシュでパワフルなキャストが揃い、どんな舞台になるのか気になるところ!

そんな2013年版『ロミオ&ジュリエット』の稽古場に8月後半の某日、伺ってきました。
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9月6日(金)に開幕するミュージカル『next to normal』
オフブロードウェイ発、ブロードウェイでも大ヒットした注目作の日本初上陸公演です。
作品の概要は先日掲載した稽古場レポートなどをご覧ください。

8月23日、この公演のスペシャル・ライブ・イベントが原宿アストロホールで開催されました。
出演者は安蘭けい、シルビア・グラブ、小西遼生、岸祐二、 村川絵梨、松下洸平、新納慎也の7名。
生バンドをバックに、歌唱力抜群のキャストが揃って劇中曲を披露!
日本初演ということもあり、どんな作品かご存知ないお客さまも多いと思いますが、集まったオーディエンスの前でその楽曲のパワフルさを存分に伝えていました。
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井上芳雄浦井健治山崎育三郎の3人で結成されたユニット"StarS"
今年5月には1stコンサートを大成功に納め、デビューCDはオリコンウィークリーランキング7位にランクイン。
もともと"ミュージカル界のプリンス"と呼ばれていた3人で、それぞれ主役・大役を数々務めている人気俳優ですが、3人がタッグを組んでからの勢いは凄まじく、ミュージカルの枠組みを超えた注目・話題をを集めました。

その彼らが11月、さらなる伝説を作ります。

11月11日(月)に日本武道館にて『三大ミュージカルプリンスコンサート StarS ありがとう公演~みんなで行こう武道館』の開催が決定。

武道館で、ミュージカル俳優が単独で公演を行うのは史上初とのこと。
そんな偉業に挑む彼らに、話を伺ってきました。
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"StarS"についてはこの「げきぴあ」でも追っています!

●StarS ロングインタビュー●


「ファンの皆さんと一緒に"StarS"が完成しました」

――まず1stコンサートの感想からお伺いします。大盛り上がりでしたね!

井上「僕たちの予想を超える盛り上がりでした! というか、やる前は予想がつかなかったという方が正しいかも。自分たちとしては稽古中から、これは皆さんに喜んでもらえるはずだ、と自信を持って作っているつもりではありましたが、実際どう受け入れられるかはやってみないとわからなかった。でも盛り上がりが大きくて嬉しかったですね。日に日に盛り上がっていったし、お客さんが"StarS"として自分たちを受け入れていってくれた。最初は「引かれたらどうしよう」とか(笑)、おっかなびっくりだったのですが、みんな「楽しいね、楽しいね」ってなってくれたので...すごく幸せでしたね」

浦井「今までの、役者3人それぞれを応援してくださっている人たちが支えてくださってる感じがコンサートから伝わってきました。スタッフ含め、今までやってきたことは間違いなかったと思えたし、みなさんの"愛"がとても大きかったんだなということを改めて感じさせられました」

山崎「はじめはやっぱり不安も大きかったし、「StarSって何なんだろう」というのが自分たち自身も明確に見えていない部分もあって。でもコンサートをやる中で、お客さまも日に日に慣れてきたといいますか、一緒に参加してくださって、僕たちもだんだん自分たちの"色"というものが見えてた。この1stコンサートでStarSのひとつの形ができたなと思います。皆さんと一緒に作った、ファンの皆さんと一緒にStarSが完成したなと思えた1stコンサートでした」


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先日、スチール撮影現場のレポートをお届けしたミュージカル『next to normal』ですが、続いて今回は稽古場の模様をお届けします。
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『next to normal』は、ある家族の絆を描いた物語です。
そして、精神障害というものが、大きなキーワードになっています。
もちろんまったくの前知識なくても楽しめると思いますが(それがミュージカルの良さでもあります!)、もし事前に情報を得て、より深く作品を味わいたい場合は、このあたりのキーワードを知っておくといいかもしれません。

双極性障害 - Wikipedia

稽古場の壁にも...。
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稽古場全景はこんな感じです。
今回は、ブロードウェイで上演されていたバージョンの演出で上演されます。
チラシにもなっている3階建てのセットが印象的な舞台です。
が、取材にお伺いした時点では、2階までのセットで稽古が行われていました。
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■ミュージカル『二都物語』 華麗なるその世界 vol.14【最終回】■


ミュージカル『二都物語』、千秋楽まで残すはあと4日。
この連載も今回が最終更新です。

今回は8月16日(金)に行われた3回目のアフタートークショーのレポートです。
通称(?)<男だらけのアフタートークショー>...ということで。
参加者は井上芳雄さん、浦井健治さん、橋本さとしさん、今井清隆さん、岡幸二郎さん、福井貴一さん、宮川浩さんの7名。
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トークショーにしては、大所帯です...。
しかもフリーダムな発言をしそうな方が、多い気が(笑)。
このメンバーをまとめるのは、やっぱりこの方、サン・テヴレモンド侯爵役の岡さんです。
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登場早々、「実はこの舞台、7つ同じ椅子を用意できないんです」と岡さん。
「どのキャラクターがどの椅子かわかりそうだけど、今日はトークショーなのでそんなわかりやすいことはやめましょう...椅子とりゲームをしましょう!それでは皆さん、音楽が鳴ります!ミュージック、スタート!」の発言ですでに客席は爆笑。

そしてさらに、その<ミュージック>が、浦井さんが歌う「マイムマイム」だったことで、場内はもはや爆笑なのか悲鳴なのかわからない状態に...。
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スタートからかっとばしてくれます(笑)。

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ミュージカル『next to normal』スチール撮影レポート、後半・男性陣編です!
前半・女性陣編はコチラ

●STORY●
と母、娘と息子の4人の現代アメリカの平凡な家庭のはずだった。慌しくも明るい朝の風景の中、母親であるダイアナはサンドイッチ用のパンを床一面に敷き詰め始めたりして、行動が次第に不自然になっていく。そんな精神を病んでいる彼女に、夫のダンと娘のナタリーと息子のゲイブは優しく接し、なんとか回復させようと努力する。しかし...。
(公式HPより)


カメラマンは、Tommyさん。
撮影はこんな感じで行われています!
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9月6日(金)より、日本初上陸のミュージカル『next to normal』が開幕します。
この作品、2009年のトニー賞3部門を受賞し、2010年には、ミュージカルとしてはあの『RENT』以来14年ぶりにピューリッツアー賞に輝いた作品。

演出は、『RENT』のマイケル・グライフ。
作曲のトム・キットは、現在来日公演が行われている、こちらも大ヒットミュージカル『アメリカン・イディオット』の音楽監修・編曲・オーケストレーションも手掛けています。

今回の日本公演も、マイケル・グライフが手掛けたブロードウェイ版の演出で上演されます(日本版のリ・ステージはローラ・ピエトロピント)。

作品は、精神的な病を抱えたヒロインと、彼女をとりまく家族の物語。
シリアスなテーマですが、おそらくどんな家族にも、大なり小なりの"問題"はあるはず。
そういった意味では普遍的な物語だし、ビートのきいたロックでポップな音楽が、この重いテーマをサラリと、しかししっかりと心の中に届けてくれます。
このあたり、ミュージカルならでは!
そんな、見どころいっぱいの作品なのです。


●STORY●
と母、娘と息子の4人の現代アメリカの平凡な家庭のはずだった。慌しくも明るい朝の風景の中、母親であるダイアナはサンドイッチ用のパンを床一面に敷き詰め始めたりして、行動が次第に不自然になっていく。そんな精神を病んでいる彼女に、夫のダンと娘のナタリーと息子のゲイブは優しく接し、なんとか回復させようと努力する。しかし...。
(公式HPより)


カンパニーはすでにずいぶんお稽古も進んでいるようですが、8月某日、パンフレット用のスチール撮影するよと聞いて、取材に伺ってきましたよ!

撮影はこんな雰囲気で行われていました。
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■ミュージカル『二都物語』 華麗なるその世界 vol.13■


ミュージカル『二都物語』、残すはあと11日となりました。
作品の力、そして俳優さんの力が見事に一体となり、本当に素敵な、素晴らしい舞台になっています。
少しでも気になっているアナタは、ぜひご観劇されることをおススメします!!

その『二都物語』を追っている当連載、本日は8月9日に行われたアフタートークショーの模様をレポートします。

この日のトークショーの出演者は、井上芳雄さん、浦井健治さん、すみれさん、濱田めぐみさんの4名。
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司会は井上さんと浦井さんということで...
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「僕たちが司会進行で大丈夫ですかね?」と井上さん。
それに対し、浦井さんは「ダメです!」と即答!(笑)
「浦井君、どちらかというと進行妨害の方だもんね」と、それを認めてしまう井上さん。
さっそく会場は爆笑の渦に...。

浦井さん、これは何のポーズですか...。
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