ミュージカル『二都物語』アフタートークショーレポート

| トラックバック(0)

チケット情報はこちら

■ミュージカル『二都物語』 華麗なるその世界 vol.11■


ミュージカル『二都物語』、開幕から1週間たちました。
聞くところによりますと、出演の皆さんの演技はどんどん深化していっているそうです。
...と聞いたら、また観に行きたくなってしまった連載担当です。

さて、そんな『二都物語』で、7月26日に<アフタートークショー>が開催されました。
この日のトークショーの出演者は、井上芳雄さん浦井健治さん
そしてゲスト司会に山崎育三郎さん
この3人といえば...StarSですね!!

帝国劇場の舞台に、StarSの3人が勢揃いです!
nito2013_1104.JPG
1stコンサートのMCで最初に言っていたこの言葉
「初めましてこんにちは、僕たちStarSです!」
というご挨拶も。

"三大ミュージカルプリンス"で結成、5月にはCDデビュー&1stコンサートも大いに盛り上がった"StarS"についてはこのあたりをご覧ください。
この日、観劇をしていた山崎さんは第一声で「泣いた~」と仰っていましたが、井上さんが星いっぱいの下で歌うナンバーがあることから「(StarSらしく)今日も星の中で歌われて...「出たー!」と思いました!」と井上さんに。
nito2013_11c.JPG
(ちなみにこの星空については、浦井さんが「(井上さんが)LEDの星たちに囲まれて...」と発言し、井上さんに「LEDって言うなよ!」と言われてしまうくだりなどもありました...)

そして浦井さんには「『二都物語』の時は、カッコいい健ちゃんなんですね。はははー♪っていうのしか聞いたことないので。久しぶりに素敵な健ちゃんを見ました!」と山崎さん。


そんな流れから、井上・浦井両氏の"夢の共演"について...。

井上「(StarSとは)様子がだいぶ違いますね、浦井さんが。StarSのコンサートだと、MCコーナーとか、浦井さんは自由自在に動けるけど、まず芝居じゃ何もボケない!」

浦井「あたりまえです」

井上「面白いことでも言うのかなーって思ったら、ダーニー、まったく面白くない...」

浦井「言うわけがない(笑)!」

井上「やっぱりこの人は二枚目なんだなって」

山崎「...StarSも二枚目ですからね!」

井上「あ、そうでしたっけ?」

浦井「え?」

井上「あれ、違うんですか」

浦井「ボケ担当です(笑)」

井上「(笑)。でも浦井君はこういう風に芝居に取り組むんだなって、新鮮でしたよ。育三郎に見せてあげたかった。違うカッコよさがあった」

山崎「芳雄さんはどうでした?」

浦井「やっぱり井上芳雄さんは、井上芳雄です!っていうオーラがあります。稽古場から。井・上・芳・雄!っていう(笑)」


...こんなカンジらしいです。↓

nito2013_1102.JPG


それに対して井上さんは「全然ですよ。(稽古場では)こういう感じで」という"こんな感じ"↓

nito2013_1103.JPG


そのあと、浦井さんは「本当にカンパニー全体を見て、常にお客さまの目を意識していて、そこに自分のカートンをどうやって提示していくかを考えている」「座長としてカンパニーを温めるのが上手い」と井上さんを褒めながらも、ちょこちょこ「先輩方を持ち上げつつ...」など微妙な表現をして、井上さんを「自然な気持ちでやっているからね!」と慌てさせたりしていました。

ああ、この感じ、StarSらしい!


続けて、山崎さんから「芳雄さんは人生で振られたことがないときいたんですが、今回は振られる役ですね」という話に。

井上「別にね、振られたことが"ない"わけじゃくて、"あんまりない"の(笑)。でも舞台上でも、だいたい結ばれる話が多いじゃないですか。だから今回のように、告白したと思ったらすぐ振られるって役は初めてでした。でもやる方としたら面白いというか、もちろん本人は苦しいんだけど、観ているお客さまの同情、共感がぎゅーって自分に集まってくるのを感じるんです。だから結ばれるふたりよりこっちの方がオイシイなって!」

浦井山崎「おいしい!?」
 (なぜか客席から拍手です)

山崎「たしかに感情移入しましたね。例えば、僕いま『レ・ミゼラブル』に出演中なんですが、女性でいうとコゼットよりも皆さんエポニーヌに感情移入しますもんね」

井上「そうそう、そういうことです!...浦井君は今回は(恋が)成就するじゃないですか。どうですか」

浦井「でも、実はルーシーはカートンの方が好きなんじゃないかというところがあったりもするんですよ。いろんな気持ちが3人の中でリンクするから。ほんとには、振られてないです!」

井上「...あ、僕がですか? ...励まされてるよ(笑)。でもたしかに振られるんですが、ダーニーとカートンは鏡同士、表と裏、共通しているところもあるって役なので。もちろん僕は振られるんだけど、ダーニーが結ばれて、それを見ている時に、悔しいってだけでもなく、"託す"みたいな気持ちがすごくある」

浦井「そうですね。託されて最後に、お亡くなりになるじゃないですか。そのあと、僕ら家族はやっぱり、いたたまれない。でも鵜山さんの演出では、何かをもらってくれと。十字架を背負うんじゃなく、希望を託されているんだと」

井上「そうなんです。こちらも、何かを押し付けたりして身代わりになるのではなく、次に繋げていってくれていう気持ちなので。なんか振られる・振られないというだけじゃないよね」

nito2013_11a.JPG

そんな、興味深い話も飛び出しました!
基本的に爆笑トークなのですが、その中にも役の深い分析などをきちんと話してくれるのも、彼らの魅力ではないでしょうか。


演出家・鵜山仁さんについては、井上さんから、カートンがルーシーからクリスマスプレゼントにもらう青いスカーフについて、「もらうというのは台本どおりなんですが、あれをずっと巻いているというのは鵜山さんのアイディア。そういうアイディアをいろいろとくれる方です。あとそれを最後にダーニーにかけるのも、最後どうしたい?って訊いてくださって。スカーフ持ったままいきたいか、ダーニーに託したいかって訊かれたの。僕はこれはルーシーからもらったものなので、持ったまま行きたいですっていったら、「うん、僕は託した方がいいと思う」って(笑)。...僕間違えちゃった、恥ずかしい!みたいな気分になっちゃったけど(笑)」というような愛情いっぱいのエピソードの披露もありました。
nito2013_1105.JPG


さて、『二都物語』にまつわるエピソードともに、やはりStarSの話題も。
StarS、11月11日に日本武道館公演が決定しています。

この発表は7月3日にあったのですが、改めて井上さんの口からそのお知らせがされると、客席から大きな拍手が!
記者会見はありましたが、3人がお客さまに直接報告するのは、この場が初めてだったのかもしれません。
皆さん、他の舞台の本番中で、休演日が唯一あわさった日がこの日だけだった、ということで、多忙の中のコンサートですが、
「(5月に)コンサートやらせてもらった盛り上がりを次につなげたい」と井上さん。
浦井さんは「こうやって観に来てくださっている皆さんに対して、恩返しがしたい。皆さんの明日への活力、元気になれば。だから"ありがとう公演"なんです」
nito2013_11b.JPG

そんなことから、武道館公演の構想についても話が及びました。


井上「そうえいば自分たち、StarSを結成しようと決めたのはここだったね。帝国劇場に3人が集まって、「僕たちなんかやろう」って。だから今日ここで3人で立てるのは嬉しいね。武道館では、見に来てくださっているミュージカルファンの皆さんに、応援してくれてありがとうという気持ちと...あとは"1日だけのお祭り"かな? 浦井君は衣裳はふんどしですよね! お祭りを表現して(笑)」

浦井「(客席から起きた拍手に)なんでここで拍手ですか...。芳雄さんはホットパンツとか?」

井上「僕はハーフパンツがStarSの制服なんで!」

浦井「イクティは、エプロン!」

井上「育三郎は3人の中のお母さん的存在だからね」

山崎「じゃあ、ふんどしと、ホットパンツと、エプロンで(笑)」

井上「育三郎はどうですか、武道館への意気込みは」

山崎「やっぱり"ありがとう公演"とつけさせていただいたので。ミュージカルファンの皆さんも一緒にStarSと盛り上がっていただきたいなと。本当に感謝・感謝の公演にしたいと思います。そして距離が遠くなってしまうので。走りまわりたいなと!」

井上「エプロンで走りまわると、なびいてしょうがないですね!」

浦井「ふんどしで走りまわるのも、大変でしょうがない(笑)」

爆笑の連続に、井上さん、「『二都物語』の余韻が...」と嘆いていましたが、「重いものを託して終わる話なので、そのあとのトークショーはどうかなと思ったんですが、これはこれで楽しいね!」とも言っていましたよ。

ちなみに、武道館公演では、来場したファンに3人の手書きのサインを1人1枚渡す、と公言している3人ですが、まだ書き初めていないそうで、「サイン書く台紙が出来上がってないんですよね。僕の予定では帝国劇場の楽屋にサイン用紙が積み重なってて」(井上)、「(二都物語の)マチ・ソワ間にふたりで書いているはずだったんですが」(浦井)というような話もしていました。
nito2013_1106.JPG

ほかにも印象的なシーンとしては、『二都物語』に出ていない山崎さんが、好き勝手に話し出してしまう井上・浦井両氏を「前半は『二都物語』から!」と抑える名司会っぷりを見せ、「本当に司会しに来てくれたんだねえ」と井上さんに感謝をされたり、「稽古終わりは毎日一緒に帰っていた」と嬉しそうに言う浦井さんが、井上さんに「だって毎日犬みたいに芳雄さん、芳雄さん!って待ってるんだもん」とクールに返されてしまったり、カートンの青いスカーフの話題のところで、この日山崎さんが青いスカーフをしていることに気付いた井上さんが「デキるね~!」と山崎さんを持ち上げてみたり...と、3人の仲良し具合がそこらじゅうに溢れていました。
帝国劇場満杯のお客さまもよく笑っていらっしゃいましたが、3人自身もとても楽しんでいるのが伝わってくる楽しいトークショーでしたよ。

しかし、プリンスたちはトークスキルも高いですね~!


『二都物語』トークショーはあと2回予定されています。
8/9(金)13時の部終演後は、井上芳雄、浦井健治、すみれ、濱田めぐみの4名が登場予定。
8/16(金)13時の部終演後は、井上芳雄、浦井健治、橋本さとし、今井清隆、岡幸二郎、福井貴一、宮川浩が登場予定です。
該当公演のチケットをご購入の方は、どなたでもご覧いただけます。


『二都物語』は8月26日(月)まで。チケットは発売中です。
また、"StarS"日本武道館公演は11月11日(月)に開催、こちらのチケットは9月7日(土)に一般発売開始です。

チケット情報はこちら


最後に決めカットをどうぞ。
nito2013_11f.JPG

こちらはプリンスらしく、カッコ良く決めてもらったバージョン!
nito2013_11e.JPG


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://community.pia.jp/mt/mt-tb.cgi/7179

前の記事「ONEOR8「猿股のゆくえ」公演の軌跡★第二回」へ

次の記事「前川知大、脚本・演出の舞台「地下室の手記」が赤坂で上演中」へ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉