劇団のススメの最近のブログ記事

チケット情報はこちら

 

 

演劇集団キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の開幕は12月15日!  

成井豊さんが手がける劇団公演新作は1年半ぶりということで、そういった点でも期待している方も多いのではないでしょうか? 

間もなく初日を迎えるわけですが、今回は先日行われた"通し稽古"の様子を演劇ライターの川口がお届けします。

  

この『ティアーズライン』、実は現状ほとんど具体的な内容が明かされてません。はっきりしているのは、成井さんが映画『恋人はゴースト』にインスパイアされた物語、だということ。 

これはいち早く、その片鱗をみなさまにお伝えして期待度を上げねば! と意気込んで稽古場に到着。あえて事前に情報を入れず、まっさらな状態で通し稽古を観始めたのですが......。

 

終わったあとに、まず思ったこと。それは、、、

 

「面白い! 面白いけど......すいません、書けないことが多すぎます!(泣き笑い)」

 

どこまでネタバレしてよいものか、しかし作品の面白さは伝えたい、というジレンマ! とはいえここで終わってはライター失格なので、ネタバレにならない程度に頑張ってお伝えすることにします。

 

 

その1:謎、めちゃくちゃ多いです

 

物語のスタートは、とある部屋。畑中智行さん演じる主人公・横手道郎が、阿部丈二さん演じる謎の男・十文字に遭遇、襲われたあげく監禁されてしまいます。道郎の仕事は調査会社の調査員、十文字の仕事は「殺人代理業」、要は殺し屋ですね。

 

gekipia_DSC00447.jpg

チケット情報はこちら

【自己紹介とまえがき】

キャラメルボックス劇団員の多田直人です。入団14年目の男です。
この度はぴあさんからのご依頼により、『光の帝国』初日寸前の模様をレポートすることになりました。

私は日常をすんすんと生きておりまして、日頃「うひょー」とか「げはー」とか思うことがあまりありません。そんな私のテンションが文章にも反映されて、盛り上がりの無い駄文に仕上がりそうで怖いですが、私なりに精一杯お伝えしたいと思います。

それから今回の『光の帝国』の座組はとても若く、いちばん上の劇団員は私より3年後輩の鍛治本大樹(年齢は同い年ですが)。それ故、先輩として偉そうな文言も散見されるかもしれませんが、後輩への期待も込めてのことだとしていただいて、ご容赦くださいませ。

では、始まり始まり~。

 

【ダンス】

まずはダンスの確認です。

いつもの公演ならば大内厚雄、岡内美喜子、原田樹里など、劇団員のなかでもダンスが得意なメンバーがリーダーとなって練習します。
今回は森めぐみがリーダーのようです。昨日行われた通し稽古の映像を踏まえて細かいところを指摘し、みんなで修正していきます。
得手不得手はあるものの、いない人の穴を埋めるうちに実力や責任感を帯びていき、劇団の層が厚くなっていくんですね。それで先輩としては、いつの間にか頼もしい後輩になっていたりするもんだから、うれしょんものです。

ダンスは初演の振り付けを踏襲しているのですが、より舞台全体を大きく使うようなフォーメーションになっていてダイナミックさを感じました。
もともとクールな振り付けですからね。格好いいです。
今は微調整の段階ですが、ここから振り付けの解釈、気持ち、それに伴って表情が乗ってくれば、よりストーリー性を感じられて見応えが増していくのだと思います。

個人的な見どころは関根翔太のこぼれ落ちそうな目ん玉です。
お楽しみに。

hikarikeiko1_350.jpg頼もしい森めぐみの後ろ姿。

チケット情報はこちら

長塚圭史さん、中山祐一朗さん、伊達暁さんによる演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」。旗揚げ20周年というこの年に、12年ぶりの『はたらくおとこ』を再演します。
その『はたらくおとこ』について主宰・長塚さんに話していただいた内容はぴあニュースで配信済みですが、そのときに実は、ずっと一緒にやってきた中山さんと伊達さんへの気持ちもお聞きしました。

_DSC1801.JPG

チケット情報はこちら

防空壕の中チームの四人(青柳文子、大窪人衛、目次立樹、川村紗也)が語る、それぞれの役との向かいあい方と演技論。四人四色の役作りから、防空壕の子供たちが生まれるまでの過程を、役者の視点から語りあう。

_MG_1103.jpg

チケット情報はこちら

『イヌの日』で、防空壕の外の世界にいる人々を演じる五人(村上航、玉置玲央、本折最強さとし、尾上寛之、菊池明明)の俳優たち。彼が見た演出家・松居大悟とは? それぞれの関わりから感じてきた印象を話してもらった。

【連載企画①】「イヌの日」

| トラックバック(0)

チケット情報はこちら

こんにちは、ゴジゲンの松居です。

こちらに書くの遅れてしまいましたが(すみません!)、現在稽古の真っ只中でして、来週から演出する舞台の幕が開けます。
阿佐ヶ谷スパイダース、長塚圭史さんの名作
「イヌの日」!!!
を同世代のメンバーで作っております。
小学5年生の時の初恋の女の子や近くにいた3人を、防空壕に15年間監禁する話。
夏のうだるような暑さ。草いきれの匂い。太陽の眩しさ。生命力溢れた面白い小劇場!の感覚を目指してます。
何それ何それめっちゃ面白そう!うひょー!!!
うおーーーー!!!
こんなん落ち着いてられるかよ!!!
息を吸うのでやっとだよ!!!
いい劇見ないで何を見るんだよー!!!!

先月から始まりました稽古はとにかく熱を帯びてまして、、

鍋を作ったり

image2.JPG
並んで眠ったり

image4.JPG
しております。
おっと誤解しないでくれ
稽古中は写真撮ってないので、食ったり眠ったりの人間の欲求をむさぼるような写真しかなかったんだ
でもきっと劇そのものも、物語以上に、生きてるってことを感じられるものになるはずです
だからこの写真はあながち間違ってないですね(言い訳)
昨日は衣裳合わせだったのですが、舞台美術や衣裳も攻めまくっていて。
生きてるうちに
目撃したほうがいい!!!
すうはあ!すうはあ!(呼吸音)

8月10日~21日まで、下北沢スズナリ。
劇場でお待ちしております。

松居


「イヌの日」
公演期間:2016/8/10(水)~21(日)
会場:ザ・スズナリ
席種:前方ベンチシート自由席 4,500円 、指定席 4,500円 
[作]長塚圭史 
[演出]松居大悟 
[出演]尾上寛之 / 玉置玲央 / 青柳文子 / 大窪人衛 / 目次立樹 / 川村紗也 / 菊池明明 / 松居大悟 / 本折最強さとし / 村上航 / 加藤葵 / 一色絢巳 

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


アゴラ劇場に久々に立ちます!

実に15年ぶり。楽屋入りしたアゴラは使い込まれているうえに進化していました。
さまざまな集団が、さまざまな作品でお客様を集めてきた劇場として円熟味も増して。
スイッチや家電には、様々な言語の説明書きも。
海外のアーティストも進出している。
自分たちの15年を思い返します。

初めてアゴラ劇場で公演をしたときは、まだまだ駆け出しで。
スタッフさんも頼めないまま、自分たちで手探り状態のまま創って上演していました。
世の中も今ほど便利ではなくて、でもどこかのんびりとして。
会場時間になっても、舞台作りが終わらないなんてことも。
会場を待つお客様がずらりと階段に待っていました。
あふれる熱意と愚直さで突っ走っていましたね。
あれから15年。

それぞれ、いい歳の中高年となりました。
稽古場に台本を持ってくるのを忘れてごまかしたり、
手作り弁当の味見をし合ったり、
見あたらない自転車の鍵を全員で必死に探したり、
穏やかな稽古場風景です。

今回は、1997年の渋谷のアパートで、命を絶たれた娼婦の事件を題材に、
昼はエリート会社員、夜は娼婦として町に立っていたおんなの見ていた世界を描きます。

日替わりゲストとして、小川菜摘さんと平田敦子さんをお招きし、さらに同じ役を中村まことが一日だけ出演。
キーになる役をトリプルキャストでおおくりします。

稽古も三倍の量。
結果、三つの作品ができたようです。

劇団の歳月はゆるゆると流れていきますが、
この作品も、時間をかけて磨いていこうと思っています。
実際、3年前からリーディングの会で断片を描いて発表してきたものを、
あらたにまとめあげたのが今回。

新作がたちあがる瞬間にお立ち会いいただけたら、とっても嬉しいです。

育児や家業のための帰郷で欠場しているメンバーのぶんも奮闘中です。
どうぞよろしくお願いいたします。

千葉雅子

unnamed350.jpg

《公演情報》
猫のホテル
「高学歴娼婦と一行のボードレール」
☆今週木曜まで絶賛上演中!
12/14(月)19:00 開演
12/15(火)19:00 開演
12/16(水)19:00 開演
12/17(木)18:00 開演
会場:こまばアゴラ劇場 (東京都)

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


げきぴあブログをお読みの皆さん、こんにちは!
劇団チャリT企画主宰の楢原拓です。

来週12月9日(水)から劇団チャリT企画の公演『1995』(イチキュウキュウゴ)が始まります!
初日まで1週間をきり、劇場の稽古場に入って、稽古もいよいよ佳境に入ってきました。

今回は、今から20年前の1995年を題材にした作品です。

1995年と言えば、1月に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件と、未曾有の大災害・大事件が立て続けに起こった年。私は、当時大学1年生で、早稲田大学の演劇研究会(劇研)というところで、学業そっちのけ、演劇漬けの毎日を送っていました。
 
台本執筆にあたり、いろいろと古い資料をあさっていたところ、この頃の日記が出てきまして、それを読んでみますと、やはり書いてあるのは、演劇、演劇、演劇......ほとんど演劇のことばかり。
 
この時、所属していたのが先輩劇団「双数姉妹」なんですが、公演があるわけでもないのに年明け1月3日からみっちり稽古があって、怒られたり誉められたり、そんな稽古の様子や、先輩や同期劇団員に対する思い、自分自身についての反省や課題、劇団旗揚げについての野望などなど、そんなことが赤裸々に綴られていました。(いやー恥ずかしい......)

そんなわけで、若干のネタばらしになるかもしれませんが、このブログをお読みの皆さんにこっそりお教えしますと、今回の舞台となるのは、とある大学演劇サークルの稽古場です(モデルとなっているのは、もちろん......)。そこの日常を描きながら、1995年と2015年が行ったり来たり......そこにオウムの事件が絡んできたり......とまあ、こんなような感じの青春群像グラフティ的な?そんな感じの作品に仕上がっています。
 
あの時代を知る世代の人にとっては懐かしく、またホロ苦い感じで観ていただけるでしょうし、当時を知らない若い世代の人にも、興味をもって楽しく観ていただけるような、そんなつくりになっていますので、皆さん、ぜひぜひ、劇場に足を運んでいただきたいと思います。
 
出演者一同、ご来場、心よりお待ちしております!


作・演出 楢原 拓(chari-T)


chari-t_350.jpg


【公演情報】
座・高円寺 冬の劇場22 日本劇作家協会プログラム
劇団チャリT企画 第28回公演
「1995」
作・演出:楢原 拓(chari-T)
2015年12月9日(水)~13日(日)
@座・高円寺1(JR中央・総武線高円寺駅北口徒歩5分)

12/9(水)19:00
12/10(木)19:00
12/11(金)14:00/19:00
12/12(土)14:00/19:00
12/13(日)14:00
※受付開始は開演60分前、開場は開演30分前
※上演時間は2時間弱を予定しております。

料金:一般 3,500円(全席自由・入場整理番号付き・税込)


チケット情報はこちら

【連載】モダンスイマーズ⑧

| トラックバック(0)


モダンスイマーズ
『悲しみよ、消えないでくれ』

終わりました。
ついに終わっちゃいました。
千秋楽という感覚もなく、あっという間に。
本当にはやかったです。
観に来てくださったみなさま、当日券に並んでくださったみなさま、本当に有難うございました。

それでは最後の紹介です。
わたし(梢)のお父さん役(寛治)、『でんでんさん』です!

でんでんさん、
本当に本当に素敵なかたです。
高校生の時、映画で見ていたでんでんさん。
その時は自分がお芝居するなんて思ってもなくて、数年後の今、こうやってご一緒にお芝居をさせていただいてること。
本当に本当に不思議で不思議で。不思議で。
ほんとうに、人生はふしぎだ なぁ。

そして知れば知るほど、一緒に呑めば呑むほどすてきなでんでんさんを知りました。
本当にピュアでチャーミングなかたなのです!
稽古中も、本番入ってからも楽しそうにいろんなアイデアを思いついたり、想像をとめないでんでんさん。
おごしは尊敬するばかりです。

みんなを惹きつけまくる、虜にする魔性でんでんさん。(笑)

お父さん。
本当にだいすきなお父さんです。


IMG_1934.jpeg
初日、でんでんさんバースデイ!祝


IMG_3728.jpeg
こちら、なんと稽古中でんでんさんが持って来てくださった鹿肉!!!激ウマなのです!
みんなでおいしいおいしいとむさぼりつきました♡
わたし初めて食べました、鹿肉。とってもブラボー。
楽日の打ち上げでもいただいちゃいました!
ありがとうございました!

んんっ。
よしっ。
今回学んだこと反省したこと、たくさんあります。
次。
次のためのエネルギーです。

みなさま、今後ともモダンスイマーズを宜しくお願い致します!!


おごし

【連載】モダンスイマーズ⑦

| トラックバック(0)

こんにちは、モダンスイマーズの制作岡島です。

私の手違いで新人生越の紹介ブログの小椋編が更新出来ておりませんでした。

大変申し訳ありません。

初日前に更新予定だったものを生越の文章そのままで掲載させて頂きます。

皆さま、ご容赦下さい。

--


こんにちは、モダンスイマーズのおごしです。


第5回目の紹介はモダンスイマーズの小椋毅氏です。


小椋さんの印象は、

とにかく手がうごく、うごく

しゃべってるとき手が、うごくうごく

はげしいですっ


IMG_6628.jpeg

IMG_8357.jpeg

IMG_4942.jpeg



ふふふ(笑)


おごしは話してる内容よりも手に目がいっちゃって

なんちゃって

ウソです、ちゃんとお話聞いてます


あと小椋さんのイメージはヒゲです

ヒゲがしっかりしてらっしゃる。

今回のお芝居も小椋さんの役はヒゲのびのびの役なので

只今さらに、ヒゲ男になってらっしゃいます


みなさんおたのしみにです!!


さて、

ここでモダンスイマーズのみなさんの紹介はおわりましたっ

みなさんナゾなのでまだまだ観察中です。(笑)


ではお次の紹介は

客演のみなさんです!


まず 「今藤洋子さん」からいきますっ!

----------------

公演期間:2015/1/23(金) ~ 2015/2/1(日)

会場:東京芸術劇場 シアターイースト (東京都) 

出演者など

[作・演出]蓬莱竜太 [出演]古山憲太郎 / 津村知与支 / 小椋毅 / 西條義将 / 生越千晴 

[ゲスト]今藤洋子 / 伊東沙保 / でんでん

----------------


カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ