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累計発行部数770万部(紙・電子含む)の大人気コミックが原作の舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』が11月16日(金)開幕した。今作は、昨年上演された舞台『暁のヨナ~緋色の宿命編~』の続編。W主演をつとめるのは、前作に引き続き、女優として舞台、ドラマ、そしてバラエティでも活躍する生駒里奈と、ダンスロックバンドDISH//のメンバーとして活躍しながら様々な舞台に出演する矢部昌暉。さらに前作に引き続き、陳内将が出演し、新たなキャストとして、M!LKから塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗の3人と、堀海登、熊谷魁人という、フレッシュなキャストが色を添える。

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 ゲネプロの直前に行われた会見で生駒は、「ヨナが様々な人たちとの出会いを通じてさらに成長していくところを見てもらいたい」と話し、矢部は「前作はヨナを守るために戦うシーンが多かったんですが、今回は戦いだけでなく、ハクの人間らしい部分が見られると思います」とコメント。陳内は、「スウォンは、僕の持っていないものを持っている役柄なので、陳内を消すのが大変でした」と役作りの苦悩を告白。さらに、M!LKの3人がそれぞれどれだけ緊張しているかを話すなど初々しさを見せたあと、熊谷が「今日まで座組一丸となって頑張ってきたので、初日はご褒美だと思っています。みんなと楽しみながらいい初日を迎えられたら」と話すと、他のキャストから「いいコメント!」と絶賛されていた。

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 今作は、謀反により父王を初恋の相手であるスウォン(陳内)に殺された王女・ヨナ(生駒)は、専属護衛のハク(矢部)とともに城を追われるが、その途中に神官に仕えるユンと出会い、伝説の四龍といわれる仲間が集結し、国を守る決意をする物語。

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重税による食糧不足に苦しめられている火の部族の民と出会い、奮闘する中で、本当の正義とは何なのか、そして、ヨナとハクの繊細な想いなどが描かれ、熱い物語とともに、涙も誘う展開となっている。ヨナとハクのお互いを想いやる気持ちや、四龍やユンなど旅の一行のコミカルな交流など、前作よりもより暖かみや笑いなどを楽しむことができる。なかでも、ヨナが祭りで披露することになった美しい剣の舞や、全員が激しく剣を交えるアクションシーンなど、見どころはたくさん。見終えた後、さらなる冒険に立ち向かっていく彼らの姿をまた見たくなることだろう。

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舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』は11月23日(土)まで、EXシアター六本木(東京・六本木)にて上演される。チケットぴあでは各公演の前日まで当日引換券を発売中。

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平間壮一が主演するミュージカル『Indigo Tomato』 のプレビュー公演が11月10日、福岡・いわきアリオス小劇場で開幕した。昨年5月に初演され、観た人の心にあたたかな気持ちが広がると評判になった作品が、好評を得て早くも再登場。新キャストも加わり、さらに優しさと繊細さに磨きがかかった新鮮な『Indigo Tomato』の世界になっている。作・演出は小林香
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物語は、自閉症スペクトラムなどの障害がある一方で、数学や記憶に突出した才能を持つサヴァン症候群の青年タカシが主人公。その才能に目を付けたテレビマンによってクイズ番組への出演を誘われた彼が、さまざまな人との出会いによって自分の殻を破っていく過程を、繊細な筆致で描いていく。

タカシを演じるのは、初演時も絶賛された平間壮一。自閉症スペクトラム障害を持つ青年を真摯に、丁寧に演じる。さらに"数字に強い"という彼の個性を表現する必要もあり、実際、円周率を200桁近く暗誦するシーンもある。それらの挑戦も、並大抵の努力では成し得なかっただろう。だが何よりも素敵なのは、数字との格闘より、タカシの持つピュアさを自然に出しているところ。しかも喜びや嬉しさといった感情をあまり表に出さないタカシの心情を、表情ではなく全身で表しているのが素晴らしい。平間にとってもタカシ役は当たり役になったに違いない。
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タカシを支える弟マモルには長江崚行が新たに加わった。彼もまたまっすぐ役と向き合い、気持ちの良い印象を残す。苦労を重ね、時に絶望もするタカシとマモルの兄弟だが、平間と長江が嫌味なく素直に演じていることで、作品全体に爽やかな風が吹く。彼らを取り巻く人々もカラフルだ。タカシをテレビの世界へ誘うユーゴを演じる川久保拓司大山真志とのWキャスト)はタカシを利用しようとする野心と、彼自身自分の居場所に違和感を持っている屈折した感情をうまくブレンド。タカシとマモルの行きつけの公園のカフェ店員あやを演じる安藤聖の朗らかさも作品を象徴するかのよう。さらに剣幸彩吹真央とのWキャスト)が演じ分ける5つの役は、それぞれのキャラクターを通して世間の様々な顔を表現し、タカシに深い影響を与える。5人のキャストが生き生きと息づき、出演者がわずか5人とは思えない豊かな世界を作り出した。また堀倉彰が手掛けた音楽も美しく耳に残る。作品全体を通して伝わるキラキラした輝きは、音楽の美しさが担う力も大きいだろう。
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タカシにとって社会は厳しく、時には好奇の眼差しを向けられることもある。自身のことを異星人と表現し、"ふつう"になりたかったとタカシは言うが、最後には自分は"ふつう"じゃないけれどこのままでいい、と話す。本当は"ふつう"というのは人それぞれなのだ。それを自然のものとして受け入れる気持ちを一人ひとりが持つと、世界はより豊かに、美しく色づいていくのだと気付かせてくれる、珠玉のミュージカル。きっとこのミュージカルを観終わったあとあなたも、まわりの人に優しく接したいと思うはずだ。

公演はこのあと札幌、大阪、福岡、石川を経て、12月4日(水)から10日(火)まで東京グローブ座で上演される。
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■『ビッグ・フィッシュ』2019 vol.5■

ティム・バートン監督の傑作映画をもとにしたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』が11月1日、東京・シアタークリエで開幕した。日本では白井晃演出で2017年に初演。ファンタジックな世界観の中に家族の大切さをしっかり描き出し、好評を博した。今回はその好評を受け、2年半ぶりの再演。川平慈英浦井健治霧矢大夢夢咲ねねらオリジナルキャストが揃い、夢のように美しくも、観る者が自分の人生と照らしあわさずにはいられない普遍的な作品を紡ぎだしている。
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物語の主人公は、自らの体験談を現実にはありえないほど大げさに盛って語る男、エドワード。小さい頃に魔女に自分の死に方を予言された話、人魚と恋をした話、洞窟の巨人と友だちになった話、サーカスで最愛の女性と出会った話......。その奇想天外な話を聞いて育った息子のウィルは、大人になるにつれ現実味のない父親の話を信じなくなり、さらにはあることをきっかけに父子の間には大きな亀裂が入ってしまう。だがエドワードが病気になり、ウィルは父の話の真実がどこにあったのかを探ろうとする......。
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劇場を初演の日生劇場よりひとまわり小さいサイズのシアタークリエに移し《12 chairs version》と冠するアザーバージョンでの上演となった今年の公演。だが演出の白井晃が「シンプルな空間にしようとは思っていない、初演の空間をできるだけ凝縮した形に」と語っていたように、物足りなさは一切感じない。白井の繊細な演出や、印象的な美しい舞台セットも健在だ。キャストは初演時の22名から12人の少数精鋭となったが、その分キャストひとりひとりが様々なシーンに登場。浦井や霧矢、夢咲らメインキャストも、めまぐるしく衣裳を替え、様々な役に扮する。特に彼らがエドワードが語る冒険譚のキャラクターとして登場することが増えたことから演劇ならではの面白さが増し、さらに劇中劇感が色濃くなったことで"物語を紡ぐ楽しさ"がより強く伝わってくる。これは『ビッグ・フィッシュ』という作品が訴える大きなテーマにも通じる。人生には物語が、夢が大切だ。誰もが自分の人生の主人公だ――。それは、泣きたくなるほどにあたたかく優しく、力強い人生賛歌だ。

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初演では全公演完売した大人気作品、梅棒 EXTRA シリーズ「ウチの親父が最強」。初演からは使用楽曲がリニューアルされ、大ヒット J POP にのせて ジャズダンスで展開されていく家族のストーリーは、新たな演出も加わり、さらにパワーアップした感動超大作となって帰ってきた。

初日に先駆け行われたゲネプロでは、総合演出を行う梅棒伊藤今人が演じる振り切ったお母さんに、客席は何度も笑いの渦に包まれていた。思わずくすりとしてしまう演出が随所に見られ、これが梅棒らしさといえるだろう。
国民的アイドルAKB48横山結衣と、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する若手俳優・多和田任益が若さ、勢い、そ して確実なダンススキルでストーリーを盛り上げる。終盤には すれ違う恋の切なさに胸が締め付けられるシーンも。
AIRFOOTWORKS上西隆史と梅棒本公演常連のパイレーツオブマチョビアンは自由にステージ上を駆け回り、その ユニークな 動きから目が離せない。今回最年少の永洞奏瑠美の無邪気なダンスにも注目だ。

台詞はないが、絶妙にマッチした歌詞と感情をのせたダンスに引き込まれ、 気付けばこのパワフルであたたかい家族に感情移入してしまっていることだろう。
家族に降りかかる数々の困難を、お父さんは乗り越えることができるのか。そして若い二人の恋の行方は...?
ぜひ劇場でこの梅棒ワールドに触れていただきたい。

公演は、9月5日(木)から15日(日)まで東京・博品館劇場、9月20日(金)~23日(月・祝)まで東京・新国立劇場 小劇場、10月19日(土)に福岡・西鉄ホール、10月22日(火・祝)に三重・四日市市文化会館 第2ホール、10月25日から27日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAにて上演。チケットぴあでは各会場チケット一般発売中のほか、東京公演は各公演前日23:59まで当日引換券を発売中。

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脚本を塩田泰造、演出を自身も俳優である井上正大が務める、銀岩塩vol.4. FUSIONICAL STAGE 「ABSO-METAL」 〜価値×時間=幸せのメダル〜が9月7日に初日を迎えた。公演に先駆け、ゲネプロ・囲み取材が行われ、キャストらが登壇。公演についての意気込みを語った。

本作は、才能、容姿、財産、生命力など、自身を構成する要素が「アブソメタル」と呼ばれるメタルに換算される「セント・アモーディ学園」を舞台となるSFファンタジー。特殊な環境である学園に転校してきた主人公・ルカ(正木郁)を中心に、圧倒的な力を持つナイゼル(井上正大)、歌に特化した能力を持つルカの幼馴染ヴィヴィアン(伊藤萌々香)をはじめとした、特殊な力を持つ個性豊かな生徒たちが競い合うストーリーとなっている。
本作の見所となるのが、銀岩塩製作の特殊な紗幕"フュージョニカル・スクリーン"を使用した映像演出。オープニングでは、実際の役者の動きとも連動したスタイリッシュな導入となっており、これまでにない全く新しい舞台演出を観ることができる。

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稲垣吾郎さんの主演舞台『君の輝く夜に ~FREE TIME, SHOW TIME~』が、現在東京・日本青年館ホールで上演中です。

 

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夏の終わりの国道沿いのダイナーを舞台に、ひとりの男と3人の女性たちのひと晩を描く本作。

稲垣吾郎さん、安寿ミラさん、北村岳子さん、中島亜梨沙さんの4人のキャストが、ジャズミュージシャンの生演奏にのせて、歌やダンスを存分に披露し、おしゃれでゴージャスな"大人が楽しめる"ステージを展開しています。

ぴあでは、このステージの魅力をインタビューやイベント、稽古場、そしてゲネプロと様々な視点でご紹介してきました。

そこで、過去のニュース記事をまとめてみました!!

これから公演を観る方、すでにご覧になられた方もぜひチェックしてみてください。

 

★このページの最後にゲネプロの未公開写真も掲載しています。

 

 


 

▼稲垣吾郎が挑んだ、新たなミュージカルの形がここに!

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稲垣吾郎さんのインタビューです。

 

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▼稲垣吾郎、「オーダーメイド」な役を楽しむ『君の輝く夜に』

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本作の作・演出を務めた鈴木聡さんと、キャストが登壇したイベントです。

音楽監督を務められていた、ジャズピアニストで作曲家の佐山雅弘さんのお話も!

※佐山さんは昨秋ご逝去されました。 

 

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▼稲垣吾郎がタップダンスに挑戦!主演舞台の「ショウタイム」は見どころ満載

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稽古場レポートのダイジェスト版です。

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ロングバージョンはげきぴあに掲載しています!

稽古場ロングバージョン<前編>

稽古場ロングバージョン<後編>

  

 

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世界中に熱狂的なファンを持つ『ブラスト!』。パーカッション、金管楽器を中心とした60種類の楽器を演奏するマーチングバンドと、フラッグやバトンを操るダンサーたちによって構成されたエンターテインメント集団です。

その魅力はコンサートとも違い、またミュージカルでもなく、まるで自分も参加しているような気分になる圧倒的な興奮に包まれる喜び。入団20年目を迎え、これまでブラストを牽引してきたパーカッショニストの石川直さんは「ホームパーティのよう」と表現してくれました。

日本には2003年に初上陸。毎回、テーマを変えて壮大なショーを繰り広げており、今年は、国境を越え、世代を超えて愛されているディズニーの名曲をひっさげた『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』を開催。7月10日より全国ツアーが開幕し、ますますの注目を集めています。

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8月20日(火)には、待望の東京公演がスタート。会場の東急シアターオーブは、小さなお子さん連れのファミリーから学生さん、若いカップル、熟年夫婦まで文字通り老若男女が集まり満員御礼。スペシャルサポーターとしてツアーを盛り上げてきた武田真治さんと小島瑠璃子さんも会場に駆けつけ、渋谷にブラストフィーバーが巻き起こりました。

楽曲は、不朽の名曲「星に願いを」を筆頭に、大ヒット作「美女と野獣」「アラジン」「リトル・マーメイド」「パイレーツ・オブ・カリビアン」のほか、昨年公開された「メリー・ポピンズ リターンズ」のテーマ曲。さらに「ジャングル・ブック」「ターザン」「ファンタジア」といったデイズニーファンにはたまらない名曲もしっかり盛り込まれたコアファンも大歓喜のラインナップです。

さて、幕開けは「星に願いを」をBGMに登場したバトンパフォーマーとともに。スクリーンに映る流れ星と戯れる姿はティンカーベルそのもの! 自由気ままにステージを駆け回り、バトンを魔法のステッキのごとく操りかざして観客を魔法の世界に誘っていきました。

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第一幕では9曲を披露。注目は1950年に公開された映画「シンデレラ」の挿入歌「夢はひそかに」です。近代的なアレンジで生まれ変わった楽曲に、ブラストの代名詞であるフラッグを使ったパフォーマンスは、まさに華麗の一言! 空中で優雅に翻るフラッグがやがて舞踏会で舞い踊る貴族たちのドレスのイメージと重なってくるから不思議です。

そんなスペクタクルに満ちた会場にドカンと衝撃が刺さるのが前半戦のクライマックス「Storm」。入団20年目を迎えるパーカッショニスト石川直さんたちによる、迫力に満ちたオリジナルメドレーです。

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スクリーンに映るのは降りしきる雨。そこに石川さんのカウベルが最初は静かにポツポツとリズムを刻み、徐々にリズミカルになり、やがて肉体の限界かと思われるまでたたましく鳴り響き、その間、神聖な時間が流れていきます。やがてメンバーが1人、2人と加わり、ステージいっぱいに伸びたドラムを一斉に打つ鳴らす圧巻のパフォーマンスが始まると、今度はあまりの迫力に脳が痺れだし、爽快感ときたら!

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第2幕のスタートは、現在、新作公開中の「ライオン・キング」のテーマ曲。サバンナをイメージしたセットに登場する金管楽器奏者たちのパフォーマンスは、ミュージカルさながらの楽しさ。シンバが登場するあの有名な一コマをトロンボーン奏者が「命」のポーズで登場したり、ウサギたちが岩間からぴょこぴょこと顔を出すシーンをトランペットで再現したり、ディズニーファンならずとも思わずクスリと笑ってしまう演出がいっぱいでした。

もちろん、演奏も超一流。魂が震える荘厳なメロディーが会場に響きわたると観客たちは自然にリズムを奏で、パフォーマーが客席後部から登場するやムードはすっかりカーニバル! ステージと会場の垣根を超えて大興奮に包まれました!

その他の楽曲もどこを切り取っても見所ばかり。「魔法使いの弟子」では、フルート奏者がミッキーマウスさながらに大立ち回りをしたり、「ラプソディー・イン・ブルー」はニューヨークの町並みを切り取ったようなモダンな演出にワクワク。リトルマーメイドでは深海を漂う魚になったようなロマンティックな演出にうっとりし、他にもコミカルなトランペットソロ、かっこいいドラム対決と、ここで書き尽くせないほどの次から次へと素晴らしいパフォーマンスが続きます。例えるなら、なかなか終わらないエレクトリカルパレードを目の前で見ているかのよう!

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そして、東京公演初日のアンコールには、スペシャルサポーターの武田真治さんがミュージシャンとして登場。オフィシャルTシャツをご自身でアレンジした上腕二頭筋をあらわにしたスタイルで高らかにサックスを響かせると興奮のボルテージは頂点に。いつもバラエティ番組で見せるお茶目な姿とは大違いなクールダンディな魅力を振りまいていました。

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その様子に、小島瑠璃子さんもうっとり。

小島「ただただかっこよかったですね〜。金管楽器の中にサックスがいらっしゃらないので、登場された時、雰囲気が変わってすごくかっこよかったです!」

武田「今回は、決められた尺の中で自由に演奏していいといっていただいたのでアレンジもさせてもらったんです。ただただ贅沢な時間でした」

こうして約2時間の公演が終了。世界で愛されるディズニーミュージックを近代的にアレンジした華やかなパフォーマンスに、子どもも大人も満面の笑みに。コンサートでもない、ミュージカルでもない、ブラストだけの華麗なエンターテインメントショーに、誰もが感無量の思いで会場を後にしていきました。

ちなみに、最後の最後までブラストのおもてなしは続き、ロビーには楽器を手にしたメンバーがお客さんと触れ合う姿を発見。「至れり尽くせりだな!」という声がどこからか聞こえてきて、思わず「ウンウン」とうなずいてしまった筆者でした。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』東京公演は、東急シアターオーブにて9月1日(日)まで。その後、神奈川、兵庫、奈良、長崎、熊本、宮崎、鹿児島をめぐり、9月16日(月・祝)に福岡公演でフィナーレを迎えます。チケットはぴあにて好評発売中。

撮影・取材・文:浅水美保

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.7■
 
【開幕ニュース】

ミュージカル『SMOKE』が7月25日(木)、東京・浅草九劇で開幕する。3人の俳優のみで、ひとりの天才詩人の苦悩と葛藤をドラマチックに描き出すミュージカル。昨年日本初演され、その濃密な世界がまたたく間に話題となったが、今年は6月の池袋・東京芸術劇場バージョンに続き、初演の地・浅草九劇に再登場。大山真志、日野真一郎ら日本オリジナルキャストを中心とした若手実力派俳優たちが、魂の叫びを聴かせる。7月23日に行われた最終稽古及びプレビュー公演を取材した。SMOKE2019-07-01_8338.JPGSMOKE2019-07-02_8795.JPGSMOKE2019-07-03_9405.JPG


物語は、20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされた内容。「海へ行きたい、その資金を手に入れたい」とふたりの青年・超(チョ)と海(ヘ)が、三越デパートの令嬢だという紅(ホン)を誘拐してくるところから始まる。ミステリアスな物語はやがて、自分の才能に絶望し、苦悩し、その中でもひと筋の光を掴もうとするひとりの天才詩人の内面を描き出していく......。予想もつかない方向へ物語が転がる面白さに加え、すべてが明かされるわけではない余白もあり、その奥深さが中毒者が続出する要因のひとつでもある。

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「旅の彼方に探す"生きる意味"を...Got to find my corner of the sky(この空のどこかに自分だけの場所があるはず)」
志高く、一人旅にでる若者の心情を描いたスティーブン・シュワルツの名曲『Corner of the Sky』。ジャクソン5を始め、世界中のアーティストによって歌い継がれるこのナンバーこそ、ブロードウェイミュージカル『ピピン』の主役・悩める王子ピピンのテーマだということをご存知だろうか?

1972年の初演から1944公演のロングランを記録した『ピピン』。2013年にダイアン・パウルスの手によってリバイバル上演され、トニー賞4部門を受賞したこともミュージカルファンなら記憶に新しい。

そんな『ピピン』日本版公演が6月10日、東急シアターオーブにて開幕した。ピピンを演じるのは、ミュージカル界の王子・城田優。演出はダイアン自身が行い、セットもブロードウェイで使用されたもの。幕があがると同時に、目の前に広がる魔法のようなきらびやかな光景に客席は沸きに沸いた!

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本作は、神聖ローマ帝国初代皇帝の息子・ピピン王子の旅と成長を描いた物語。大学を卒業した彼は、自分が特別な存在であることを証明すべく戦争に赴くが失態を晒し、生きる目的を探す旅へとむかう。享楽、陰謀、革命、焦燥、虚無...。様々な感情に翻弄される彼だったが、農場で暮らす未亡人と出会い感慨深い結末を迎える。そして、この壮大なストーリーをサーカス一座がアクロバティックに表現するのが、本作最大の魅力である。

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「この作品のジャンルは"ピピン"。ミュージカルを超えた大作です。実際にやってみないと成功するかどうかもわかりません。そこを含めてお客さんに楽しんでいただくのが、この演出の意図なんだとダイアンさんに言われました。僕の言ってる意味、見ればわかります!」

そう熱く語るのは城田優。その言葉通り、登場シーンから奇想天外! なんとサーカス一座の中央、高く掲げられた紙が貼られたフープを突き破って、輪くぐりでステージに降り立ったのだ。見事な着地を決めると会場は拍手喝采。続いて熱くて甘い『Corner of the Sky』が響きわたると、熱気は一気にヒートアップした。

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さて、そんなピピンを導く進行役、リーディング・プレイヤーを務めたのは本作でミュージカルデビューを果たすCrystal Kay。

開幕直前、城田はこう明かした。「今回、演出したのはシルク・ド・ソレイユ出身のアーティストやトニー賞を受賞したクリエイティブスタッフたち。そんな世界的権威のある人たちに、僕らはブロードウェイの上のレベルを求められたんです。僕も頑張りましたが、彼女は本当に凄いです。見事にその要求を超えてきていますから!」

その言葉は大げさではない。彼女が、フォッシースタイルと呼ばれるダンスで悩めるピピンを誘う姿は実に悩ましく、空中ブランコの上で華麗に舞い、熱唱する姿には圧倒される。そればかりか本格的なイリュージョンを次々連発するのだ。アーティストから世界的エンターティナーへ、秘めたる才能の爆発に興奮が止まらない!

さらに、見どころは続く。祖母を演じる中尾ミエと前田美波里(Wキャスト)も、空中ブランコを披露。もちろん命綱はなく、ただただ妖艶な姿に言葉を失った。そして、継母を演じる霧矢大夢の魔性のダンスにはため息が止まらず、未亡人役の宮澤エマの愛くるしさには頬が緩みっぱなしに!

ほか、チャールズ王に今井清隆、サーカスアクロバットはブロートウェイの出演者が来日し、手に汗握るパフォーマンスを繰り広げる。公演は6月10〜30日まで。以降、7月6~7日(名古屋・愛知県芸術劇場)、12~15日(大阪・オリックス劇場)、20〜21日(静岡市清水文化会館マリナート)にて上演。6月17日と22日はぴあ貸切公演も。チケット発売中。

取材・文:浅水美保

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.3■
 
 

石井一孝、藤岡正明、彩吹真央が出演するミュージカル『SMOKE』が、6月6日、東京芸術劇場 シアターウエストで開幕した。昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽に多くの中毒者が生まれた作品。大作ミュージカル常連の実力派3名で贈る今バージョンはファンの間では"大人SMOKE"と呼ばれているようで、彼らならではの力強く美しいハーモニーと、繊細かつ熱い芝居で、劇場をどこか浮遊感のある不思議な色合いに染め上げた。

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作品は、20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされた内容で、超(チョ/石井)と海(ヘ/藤岡)が、三越デパートの令嬢だという紅(ホン/彩吹)を誘拐してくるところから始まる。このサスペンスフルな誘拐劇をハラハラした気持ちで見つめていると、物語は予想もつかない方向へ。彼らは一体何者なのか? 何が目的なのか? ドラマチックな展開を見守るうちに観客は、結核をわずらった後日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で亡くなった李箱本人の心の葛藤を旅していくことになる。
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