「三文オペラ」松岡充・峯岸みなみ(AKB48)
松岡充・吉本実憂・峯岸みなみ等が出演する「三文オペラ」が1月23日からKAAT神奈川芸術劇場で開幕。
「三文オペラ」はブレヒトの代表的な作品。今回の上演台本・演出は谷賢一が手掛ける。
また、音楽監督は、谷と同世代のロックバンド・ドレスコーズで活躍し、文筆活動や映画出演等にも活動を広げる志磨遼平が、舞台公演での初の音楽監督を務める。
主役のマクヒィスには、SOPHIA・MICHAELのヴォーカルで、俳優としても活躍する松岡充。マクヒィスを巡る女性たちを演じるのは、第13回全日本国民的美少女コンテストのグランプリ吉本実憂、AKB48の峯岸みなみ。さらに、貴城けい、村岡希美、高橋和也、白井晃らが出演する。
本作のフォトコールが行われ、一部のシーンが報道向けに公開された。動画は歌唱部分を抜粋したもの。なお、舞台の左右で手を叩き、声をあげているのは一般の観客(※実際には、P席チケットを購入した観客)になるという。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
開幕レポートの最近のブログ記事
ジャパニーズ・ミュージカル「戯伝写楽2018」橋本さとし、中川翔子
橋本さとし、中川翔子らが出演するJapanese Musical『戯伝写楽2018』が1月12日(金)から東京芸術劇場プレイハウスで開幕。
本作は、「浮世絵師・東洲斎写楽は女だった!?」という着想で、写楽の謎に迫りながら、寛政の時代に熱く自由に生きた芸術家たちの姿を描いたミュージカル。2010年に初演した本作を、8年の時を経てJapanese Musical『戯伝写楽 2018』として上演する。 作は劇団☆新感線の中島かずき。作詞は森雪之丞。演出は河原雅彦が手掛ける。 本作の公開舞台稽古が行われ、報道向けに公開された。 動画は歌のシーンを抜粋したもの。【動画3分】
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舞台「24番地の桜の園」高橋克典、風間杜夫、小林聡美
串田和美が演出・脚色・美術を務める舞台「24番地の桜の園」が11月9日からシアターコクーンで開幕した。出演は高橋克典、風間杜夫、八嶋智人、松井玲奈、美波、小林聡美など。
アントン・チェーホフ最期の戯曲『桜の園』は、社会の転換期に生きる人々の哀しさや苦しみを繊細な視線で描き、現在も世界中で上演され続けている作品。
本作は、この「桜の園」をベースに串田和美が演出・脚色し、「24番地の桜の園」として上演する。
出演は高橋克典、風間杜夫、八嶋智人、松井玲奈、美波、小林聡美に加え、大堀こういち、池谷のぶえ、尾上寛之、北浦愛、大森博史、久世星佳など。串田自身も出演する。
以下の動画は本作のフォトコールを収録し、冒頭部分を抜粋したもの。【動画1分】
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11月10日(金)下北沢 本多劇場にて、来年25周年を迎える劇団ナイロン100℃の第44回公演『ちょっと、まってください』が開幕した。三宅弘城、大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、峯村リエ、村岡希美...といった劇団の主力俳優が集結し、水野美紀、遠藤雄弥、マギーという実力派客演陣が加わった劇団公演としては3年ぶりの新作。『グッドバイ』『8月の家族たち August:Osage County』『キネマと恋人』『陥没』など、近年話題作を次々と発表している作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、自身のホームである劇団で、いま自分が一番やりたい事を、KERA作品の神髄を表現出来る鉄人メンバー で上演するとあって注目が集まる。
物語は、どこの国かははっきりしないが、クラシカルな洋装に身を包んだ、裕福な家庭の居間から始まる。金持ちの父親(三宅弘城)、母親(犬山イヌコ)、息子(遠藤雄弥)、娘(峯村リエ)、使用人(マギー)などが四方山話に花を咲かせる。一方の屋外には宿無しの乞食の家族。その息子(大倉孝二)と娘(水野美紀)が、何やら込み入った話をしている。全く環境の違う2つの家族の日常の中に、少しずつ入り込んで来る異物感。この二つの家族にどんな接点が生まれ交差してゆくのか...。
物語が進んでゆくに従い、登場人物達を隔てている区別の不安定さ、定義付けしようとすれば煙に撒かれるような感覚、傍観する観客の観点も足下が揺らぐような、不思議な感覚にとらわれる。
KERAは、今公演の発表時には、別役実的な不条理喜劇を創りたいとコメントしていたが、別役作品へのパスティーシュもありながら、カフカ的なところもあり、だが、やはり唯一無二のケラリーノ・サンドロヴィッチの世界観が、そこにある。不条理な会話一つ一つに目を離せない密度があり、キャスト陣の技術の豊かさが堪能出来る作品に仕上がった。時に笑い、時に困惑しながら行き先不明の航海を楽しんでほしい。
公演初日を迎え、劇団員・三宅弘城は「(初日を迎えるまでは)結構、切羽詰まっておりましたが、力を合わせて一つの作品を作り上げていくのは劇団ならではだなと思いました。今は無事に初日を迎えることができてホッとしています。(お客様が入り)どんな風にご覧になり、どんな風に笑いがくるのか、楽しみだったのですが、喜んで頂けた感じだったので良かったです。爆笑するタイプのものとまた違う面白さがある作品だと思いますので、是非、劇場に来て頂けたらと思います。来年劇団は25周年、自分が出る作品は『睾丸』(仮題)という作品なので、タイトルに負けないように頑張りたいと思います」と、初日の感想を安堵した様子で語り、来年25周年を迎える劇団への所感を述べた。
公演は、12/3まで下北沢 本多劇場で公演。その後、各地を巡演する。チケットは発売中。
<公演概要>
ナイロン100℃ 44th SESSION『ちょっと、まってください』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:
三宅弘城 大倉孝二 みのすけ 犬山イヌコ 峯村リエ
村岡希美 藤田秀世 廣川三憲 木乃江祐希 小園茉奈/
水野美紀 遠藤雄弥 マギー
2017年11月10日(金)~12月3日(日)下北沢 本多劇場 他各地
「ロッキー・ホラー・ショー」でフランク・フルターを演じる古田新太
古田新太 出演、河原雅彦 演出の舞台「ロッキー・ホラー・ショー」が11月7日に六本木Zeppブルーシアターで開幕した。
「ロッキー・ホラー・ショー」はリチャード・オブライエンによる伝説的作品。
日本では1986年に初演。2011年~2012年には、劇団☆新感線のいのうえひでのりの演出、古田新太主演によって上演された。
当時のサントラ → 『ロッキー・ホラー・ショー ジャパニーズ・キャスト・オリジナル・サウンドトラック』CD
そして今回は河原雅彦の演出、古田新太、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん、吉田メタル、東京ゲゲゲイ、ROLLY、武田真治の出演で11月7日から上演される。
本作のフォトコールが行われ、報道向けに一部のシーンが公開された。動画は本作の代表的なナンバーのひとつ、「タイムワープ」をベースに抜粋した。【動画1分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
11月5日、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにてこまつ座第120回記念公演『きらめく星座』が開幕しました。
こまつ座第120回記念公演であり、2017年を締めくくる本公演は、井上ひさし自らが"私戯曲"と語る「昭和庶民伝三部作」の第一作として、こまつ座旗揚げ翌年の1985年に初演されたもの。
今回は、2014年の上演版で読売演劇大賞最優秀主演女優賞を獲得した秋山菜津子をはじめ、2014年キャストのほとんどが集結し、戦争の足音が聞こえる時代、星のようにきらめく庶民たちを描き出します。
また、「青空」「一杯のコーヒー」「月光値千金」など、当時の流行歌がふんだんに盛り込まれたこの舞台は、井上ひさし音楽劇の代表作としてファンに愛され続けています。
明るく陽気な一家を描く笑いの絶えない舞台ながら、その幸せな時間が時代の波に流されバラバラになっていく様は、現代への井上ひさしからの強烈なメッセージと平和への祈りを感じさせることでしょう。
キャストの皆さんと演出の栗山民也さんから、コメントが届きました!
■演出 栗山民也
三年前と同じ顔ぶれの俳優が集まった今回の稽古場は、実に豊かな時間だった。言葉が俳優の肉体に染み込んだ状態でスタート出来たので、自然に開かれていく様は、あたかも日常生活の断面をそのまま切り取ったように柔らかだ。井上さんに見せたい、聞かせたいと、心から思う。日常のニュースのなかに平然と流れる、「排除」「選別」といった言葉が人間に対して平然と使われる今の時代は、『きらめく星座』で描かれる時代と怖いほどに重なる。こういう芝居が必要ないと「排除」されるのなら、もう私たちの生活から物語や文化というものが、どこかへ葬られてしまう事になる。ちゃんと守らなくては、と切実に思う。
■『アダムス・ファミリー』特別連載(5)■
10月28日についに開幕したブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』。
初日を目前に控えた26日に行われたフォトコールの模様は、先日レポートをお届けしましたが、本日は同日行われた囲み取材のレポートです。
囲み取材に登壇したのは、橋本さとしさん、真琴つばささん、壮一帆さん、昆夏美さん、村井良大さんの5名。
アダムス一家の主人・ゴメスは橋本さとしさん。
「3年半ぶりの再演ですが、気持ちは完全にフレッシュ。これ、最高のミュージカルなんじゃないか、そんな手応えをバッチリ稽古場で感じながら劇場に入ってきました。白井晃さんの演出も、初演かというくらい細かい。台本を見返してみると、自分のセリフのほとんど全部にチェックが入りました。それくらい緻密に作り直して、新たな気持ちの『アダムス・ファミリー』が誕生します。その瞬間をみなさんと一緒に味わいたいなと思います」
また、今回妻であるモーティシアが真琴さんと壮さんのダブルキャストになったことについては
「どっちを見てもモーティシアって不思議(笑)。舞台稽古をしているときも、後ろから見たらどっちがどっちかわからない(笑)。ちょっと尋常じゃないくらいすごいモーティシアで、おふたりが本当にモーティシアというキャラクターに真摯に取り組まれていて。ともすれば、木かな?と思ったらモーティシアだったり(笑)。
初演のときに真琴さんのモーティシアとずっと一緒にやっていて、これ以上のモーティシアはいないんじゃないかなというくらい本当に素晴らしいモーティシアでした。真琴さんのモーティシアから僕のゴメスが生まれたと思っています。でも、今回パっとこちら(壮さん)を見たら......また(モーティシアが)いたよ!また新たなゴメスを引き出していただいた気がしています。
役者によってひとつのキャラクターがこんなにも違って、そしてそこに答えがあるんじゃなくて、すべて自分のものにしちゃうエネルギーをそれぞれから感じていています。最高です。ただプライベートでふたりの奥さんを持つのは絶対ダメですからね、役者でよかったー(笑)」
......と、ユーモアを交えながらも、ふたりのモーティシアを絶賛です。
そのモーティシア(Wキャスト)真琴つばささん。
「演出の白井さんの演出が、初演より4回転捻り、5回転捻りくらい...さらにパワーアップしています。最高の脚本と最高の演出と最高の音楽、最高のキャストで横浜を沸かせたいと思います」とご挨拶。
初演に引き続いてのモーティシア役である真琴さんですが、今回はダブルキャスト。
「初演の時の自分の感じが変なときに出てきて、実は心の中で(壮さん・初演の自分と)トリプルキャストだったんです。それが、つい数日前くらいからやっと2017年の私のモーティシアが見えてきて、昨日、白井さんから「今日はやけに色っぽかった」と言われました。今回のテーマが「妖艶」だったので、ちょいと近づけたかなと思います」
...と話したところで、橋本さんから「素晴らしい!」と言われ、真琴さん
「へい!」
その返事に一同爆笑、橋本さんからは「今、色気もクソもなかったね!」と言われてしまう始末でした...(笑)。
同じくモーティシア(Wキャスト)、壮一帆さん。
「私は今回からの参加となります。初演から出演している皆さまの熱量に負けないように一生懸命にお稽古をしてきました。私も初めての参加だと感じさせないくらいの負けないエネルギーで、初日からぶっとばしていきたいと思います。神奈川を熱く盛り上げたいと思います。たくさんの方に見ていただきたいです」
壮さんは真琴さんとのWキャストについて
「真琴さんは私にとって本当に尊敬すべき大先輩。その方と同じ役をやる、しかも初演を真琴さんがやられていて、そこに私が新しく入っていくというので、かなりプレッシャーも、自分の中で葛藤もありました。ですがとにかくそんなことを考えていてもしょうがないかなと、常に上を目指して、一生懸命やってきました。最初は稽古場で(あえて真琴さんと)違うアプローチをとかもやっていたりもしたのですが、さとしさんに一度、「お互い全然アプローチが違うのに、一周回ってだんだん同じところに着地するんだよね」と言っていただいて、やっぱりモーティシアの人となりというのは、一貫された何かがあるのかな、自分もそこに少しでも近づいていたのならこんなに嬉しいことはないなと思います。さらに私のモーティシアに磨きをかけて、さとしさんを愛しぬいて、家族の皆さんを愛しぬいて、モーティシアとして生きることが出来ればと思います」
と意気込みを語ったところで橋本さんが「ゴメスじゃなくてさとし(を愛しぬく)と言ってくれるところが...」と嬉しそうに話すも、壮さんに「すみません、ゴメスですゴメスです!」とあっさり言い直されてしまっていました。
仲良さそうで、良いですね~。
ミュージカル「アダムス・ファミリー」フォトコールより
橋本さとし主演のミュージカル「アダムス・ファミリー」が10月28日からKAAT神奈川芸術劇場でまもなく開幕する。フォトコールが行われ、舞台の一部が公開された。
『アダムス・ファミリー』は、元々はアメリカを代表する漫画家チャールズ・アダムス(1912~1988)が、雑誌「ニューヨーカー」に発表した一コマ漫画。ブラックユーモアとゴシックテイストに溢れたそのキャラクターが絶大な人気を博し、テレビドラマやアニメが制作され、1991 年には映画が世界的に大ヒット、93 年には『アダムス・ファミリー2』も公開された。
2010年4月、マーシャル・ブリックマン&リック・エリス(『ジャージー・ボーイズ』など)の台本、アンドリュー・リッパ(『ビッグ・フィッシュ』など)の作詞・作曲で、ミュージカルとなってブロードウェイに登場。2014年4月には、青山劇場、KAAT(神奈川芸術劇場)他で日本初演された作品だ。
出演は、初演時にもパパ・ゴメス役を演じて読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した橋本さとしをはじめ、真琴つばさ/壮 一帆(ダブルキャスト)、昆夏美、村井良大、樹里咲穂、戸井勝海、澤魁士、庄司ゆらの、梅沢昌代、今井清隆など。
10月28日の初日に先立って、報道向けに一部のシーンが公開された。動画は歌唱シーンを中心に抜粋したもの。
ちなみに曲名は、「我らアダムス」「死は近くにいる」「狂ってる」「死ぬまで生きよう」。おばけ一家らしいステキなタイトルばかりだ。【動画4分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
■『アダムス・ファミリー』特別連載(3)■
今週末、いよいよあの一家が参上!
ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』 がKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕します。
本日10月26日は、マスコミ向けにその舞台の一部が公開され、フォトコール&囲み取材が開催されました。
その模様を速報でお届けします!
●まずは "お化け一家" アダムス家の皆さんをご紹介。
一家の主・ゴメス(橋本さとし)
縦縞のスーツも粋です、ダンディです!
ゴメスの妻モーティシア(真琴つばさ/Wキャスト)
ゴメスの妻モーティシア(壮一帆/Wキャスト)
長女ウェンズデー(昆夏美)
多分ですが...笑ってるんですよね、恐いけれども...!
長男パグズリー(庄司ゆらの)
ゴメスの兄フェスターおじさん(今井清隆)
...皆さん、疑わないでください。こちら演じているのは今井清隆さんです。
グランマ(梅沢昌代)
執事ラーチ(澤魁士)
映画などでもよく知られているインパクト大の一家ですが、皆さんのなりきりっぷり...スゴイ!
舞台「人間風車」成河、ミムラ
成河、ミムラ、加藤諒らが出演する舞台「人間風車」が9月28日(木)に東京芸術劇場で開幕した。
本作は後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろして1997年に初演。その後、2000年にパルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲらの出演で上演。さらに2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らで再演された。
そして今回初めて河原雅彦の演出は、成河、ミムラ、加藤諒らの出演で14年ぶりに上演される。
本作の囲み取材が行われ、メインキャストが登壇した。動画には囲み取材の様子に、本編映像を一部混ぜる形で抜粋した。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)