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■浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#7■


浦井健治さんのデビュー15周年を記念したソロコンサート『Wonderland』、いよいよ明日に迫ってきました!

コンサート目前ですが、この連載は本日も更新。
前回に引き続き、「通し稽古」レポートをお伝えします。
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浦井さんが「その作品の楽曲を歌うと、体と喉が、細胞レベルでその役を覚えている。その曲のまわりにあった楽曲すべて、対峙していた役、共演していたみんなの顔も見えて、作品の3時間、その空間の認識込みで1曲が歌える」インタビューで語っていたように、よくあるヒットソングメドレーのコンサートではありません。

浦井さん、1曲1曲、役を演じているようです。

みてください、この表情の違いを。
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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini0927_01.jpg オリヴァー役とコリン役を演じる三上真史さんと、、、

okini0927_02.jpgチャールズ役とジェイクイズ役の加治将樹さんのおふたり! 


まずは三上真史さんから。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
三上「単に人の善悪を描くのではなく、宮廷と自然とを対比させることで、豊かな宮廷暮らしは心を狭め、自然の中での質素な暮らしは心を寛大にしてくれることを伝えているように感じます。現代社会にも通じるところがあって、巧みな言葉遊びと相まって味わい深く面白いです」

Q2 青木豪さんの演出はいかがですか?
三上「役者の自主性を重んじ、僕らの個性を引き出し伸ばしてくれます。時に厳しく、時にユーモアを持って的確に演出してくださり、志高くカンパニーが一丸となれます。尊敬する演出家さんです」

Q3 御自身の役どころを教えてください。
三上「オリヴァーは身分や周りの目にとらわれてばかりの心が狭い人間臭い男です。そんなオリヴァーを宮廷側と表すなら、自然側を表すのがコリン。セリフは当たり前のことを言っているのですが、それが深い。観劇後にコリンと、改心した将来のオリヴァーとが重なって見えてくれたら幸いです」

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つづいて加治将樹さん。
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Q1 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
加治「Dステ×豪さん×シェイクスピアは3作目ですが、とにかくお客様の笑いが多い気がします。それは豪さんがとてもわかりやすくしてくださっているおかげだと思います。豪さんと松岡先生のありがたい作品解説に可能性を感じ、楽しくやらせてもらっています。その場その場をとにかく楽しんで!」

Q2 御自身の役どころについて教えてください。
加治「僕が演じるチャールズはとにかく笑ってくれればうれしい限りです。ジェイクイズはとにかく苦戦しています。未知です。しかし楽しいです。こんな奴いるのかよと思い、でも妙に説得力があったり、本当に不思議な男です。いや、男かどうかもわかりません。本当に不思議な力を持った人です。お楽しみに!!」

Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
加治「山田悠介の底力、成長をすごく感じています。悠介の引き出しの多さには、感激しました。西井幸人は女性を心の底から楽しそうに演じていて見てると、こっちを楽しい気分にさせてくれる素敵な女優さんです(笑)」

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最後におふたりからメッセージを!

三上「400年経った今もなお、生きた言葉として共感を呼び上演され続ける作品。ああ現代でもこんなことあるなー、こういう人いるいると笑いながら、恋の甘さやほろ苦さ、人間味溢れる物語をお気に召すままにお楽しみいただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でお会いしましょう」

加治「今回も激しく楽しい作品を作りますので、どうかお楽しみにしていてください。全員の個性がこんなにも爆発しているのは、今回が初なのではないでしょうか?!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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億万長者の未亡人となったクレアが、財政破綻寸前の故郷に戻ってきた。
町の人々は、クレアが資金援助をしてくれることを期待している。
果たして、歓迎の晩餐会の夜、クレアは多額の寄付金を約束した。だがその交換条件に、かつての恋人・アルフレッドの「死」を突きつける。
クレアの真意は、いったいどこにあるのか?
そして、最初はその条件を「とんでもないこと」と笑い飛ばした町の人々だが、次第に「アルフレッドさえ死ねば...」という気持ちが芽生え始めてくる......。


スイスの作家、フリードリヒ・デュレンマットの名作『貴婦人の訪問』を、『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』などの名作を生み出しているウィーン・ミュージカル界が舞台化したのは2014年のこと。
大人の男女の濃密な愛憎劇に、"集団心理""拝金主義"といった社会的テーマも絡めた物語を、ウィーン産らしいメロディアスな音楽で彩ったこのミュージカル『貴婦人の訪問 -THE VISIT-』は、大ヒットとなりました。

日本では翌2015年に山口祐一郎(アルフレッド)、涼風真世(クレア)を中心とした豪華キャストで初演。
こちらも大好評を博し、早くも再演の運びに。

初演キャストが続投する中、山口祐一郎扮するアルフレッドの妻・マチルデとして、作品に初参加するのが瀬奈じゅんさん。
今回はその瀬奈さんにお話を伺いました。

まだ、稽古も始まっていない...どころか、作品について、演出の山田和也さん含めほぼどなたともお話をしていない! というタイミングでの取材でしたが、作品の魅力のみならず、そんな段階で演者がどう役に向き合い、何を考え、どんな心構えでいるのか......をも垣間見れる、貴重なインタビューとなりました。


◆ 瀬奈じゅん INTERVIEW ◆

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――サスペンスフルなミュージカルです。瀬奈さん、ミステリーとかは、お好きですか?

「あのー...、実はあんまり好きじゃないです(笑)。ドキドキしちゃうの。ミステリー小説を読んでいても、先にラストを読んじゃう。そこから安心して、最初に戻って読む...という、おそらく作家にとっては最悪な読者です(笑)」


――血や凄惨なシーンが苦手、といったことではなく、何が来るかわからないのが苦手?

「そうです、そうです! だからよく、映画やドラマを観る前に「お願い、結末言わないで」って言う人いるでしょ。私は反対なんです。「結末教えて」ってお願いしちゃう(笑)。その上でやっと安心して観られるんです。「ああ、だからここはこうなるのか」と考えながら見るのが、好き」


――では、この作品は、考えがいがありましたね(笑)。現時点でどんな印象を抱いていますか?

「考えがい、あります(笑)。すごく色々なことを考えさせられる作品です。ふつう、舞台を観ていると主役に感情移入をすることが多いと思うのですが、これはさまざまな役の立場になって考えてしまいました。「この人は何なんだろう」「この人はどう思っているんだろう」と。しかもそれをミュージカルでやる、というのが面白い!」


――ミュージカルという面では、どう思われましたか。

「音の層が厚いな、と。もちろんそれは、出演されている皆さんの歌唱力が素晴らしいということもあると思うのですが。バラエティに富んだ、色々なタイプの楽曲が出てきます。でもその中で私が歌わせていただく曲は、ちょっとほかとは毛色が違うんですよ」
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■浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#6■


浦井健治さんのデビュー15周年を記念したソロコンサート『Wonderland』、いよいよ開催目前!

リハーサルも順調に進んでいるようで、先週末には早くも「通し稽古」が行われました。
本日はその様子をレポートします。
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音楽が流れると、ぐぐっと、めくるめく「浦井健治ヒストリー」の世界へ!
カッコいいナンバー、キュートなナンバー...、あの時、あの舞台の記憶がよみがえります。
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このステージを支える強力なゲストは、こちらの皆さん。
AKANE LIVさん、照井裕隆さんの、力強くも美しいハーモニー。
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加賀谷真聡さんの、素敵なダンス!
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やっている4人自身が、楽しそうなんです!
みてくださいこの楽しげな表情を。
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遂に、12月の公演『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』でシリーズ最終章を迎える『Club SLAZY』。

2013年9月からスタートしたこのシリーズは、深い悲しみを持った女性のみがたどり着ける"Club SLAZY"を舞台にした、

歌ありダンスあり笑いあり涙ありの作品です。

その6作品目となる最終章が発表された日に、「SLAZY」のパフォーマー・Deepとして1作目から出演してきた加藤良輔さん裏方で店を守るミスティック・Qとして2作目から出演してきた法月康平さんにお話を伺いました。

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――最終章は驚きのニュースでしたが、おふたりはそれを聞いていかがでしたか?

法月 「寂しいだけじゃない気持ちです。オリジナルで、みんなで作り上げてきた作品がここまで人気になって、達成感というか、駆け抜けてる感がすごくあるので」

加藤 「そうですね。寂しさはありますけど、康平の言うとおり『やりきった』っていう方が大きいかもしれない。

SLAZYはパッと見かっこいい感じですけど、いい意味で笑えるシーンがあったり、わちゃわちゃしてるのも魅力なので、最後は笑って終わりたいと思っています」


――では改めて、おふたりの役どころから教えてください。

加藤 「僕のDeepっていう役は、(SLAZYのパフォーマーの中でも選ばれし5人が所属する)『LAZY』の4thスターです。

ショーをやらせてもらえるポジションにいるけど、あまりやる気がないと言いますか、ちょっと怠けている役です。

でも、回を重ねるごとに、なぜこうなったのかが明かされてきて。自分を紹介する歌でも『浅く見えて実は深い』って歌詞がありますが、過去にいろんなものを背負っていたから今こうしてる、っていう深みのある役に成長しました」


法月 「僕はLAZYたちと違って、裏方でずっとみんなを見守ってきた役です。あまり自分を出さない役なんですけど、Deepさんと一緒で、作品を重ねるごとにQちゃんが持ってる人間らしい部分だったり、喜怒哀楽というものがだんだんと出てきて。

今は、DeepやBloom(太田基裕)...ハチ、相手によっては感情を出せる。っていうところが演じていてすごく楽しい部分ですね」


――この作品に出演する上での楽しさってどんなところですか?

加藤 「台本にはない部分の芝居作りです。メインの芝居のじゃまにならないところでやる裏のお芝居みたいなのが、俺はこのSLAZYやってて好きなところで。すごく楽しいんですよね。やりすぎると怒られるんですけど(笑)」

法月 「やりすぎる側ですよね」

加藤 「そう、そのギリギリのせめぎ合いを(笑)。時間があくと、遊べる関係性の役の人に『あそこちょっとこれやってみない?』って。そういうことをやるのが俺は好きなんですよね。

あとは楽曲と振り付けが素晴らしい。それをやらせてもらえることはこの上ない幸せです。歌が難しいので、そこは毎回苦戦しますけどね」

法月 「Deepさんはね、大変だと思いますよ。(加藤さんは)歌って踊れて芝居できるって3つ揃ってる人なので」


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――歌とかダンスは入る前に訓練したりするんですか?

加藤 「LAZYはないですね」

――じゃあ早いスピードで覚えなきゃいけない。

加藤 「早い早い」

――それであの仕上がりはすごい集中力ですね。

法月 「我々にはGraf(後藤健流)っていう先生がいるので!振付師がいなくても教えてくれるんですよ」

加藤 「ダンスのことはGrafさんに聞けばいいとか、歌は康平に聞けばいいとか。上手い人がいっぱいいるので。
そういう意味では本当に頼れる、聞ける仲間たちがいっぱいいて、すごく助けてもらってます」

――Qは芝居のイメージが強いですが、歌も素敵ですよね。

法月 「SLAZYは楽曲がジャジーでおしゃれなんですけども、ミスティックはすごくミュージカルっぽい楽曲なんです。(楽曲担当の)Asuさんが、(SLAZYの中で)世界観が違うことを考えて曲を与えてくれていて。ミュージカル好きの僕にとってはすごく楽しいですね」

――ストーリーをグッと締めるのもQの役割で。

法月 「それは一番の仕事です。それでこのQという役を与えられているので」

――そのために意識して役作りしてるところもあるんですか?

法月 「結構そこは等身大の僕と重なる部分があって」
加藤 「ふふふ」
法月 「稽古中に皆さんが悪ふざけ...(口を閉ざす)」
加藤 「そうね、その通りです(笑)」

法月 「(笑)。悪ふざけをしてるのを全然笑わないで見れるので」

加藤 「康平が笑うことあんまないもんね」

法月 「いや、楽しいんですよ。楽しいんですけど、割とスンとね」

加藤 「ワーッてやってるときにチラッて見たら、冷静な目で見てる(笑)」
法月 「だって笑っちゃダメなんですもん、Qは。あんまりそういうことで」

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――感情をあまり出さない役ですよね。

加藤 「でも普段からあるよね、そういうところが」
法月 「ありますね」
加藤 「Qのあの感情は康平しか出せないと思う。康平の持ち味だと思う」

――Deepはご自身と重なる部分はありますか?

加藤 「重なる部分は多いですね。最初に役をいただいた時点で、割と自分に近いポジションでした。」
法月 「あて書きを(演出の三浦)香さんがしてくれて」
加藤 「だから自然に入っていけるところはありますね」

――浅く見えて深い?

加藤 「(キメ顔で)あるかもしれないですね...いやでも俺はどっちかというと浅いだけかもしれない(笑)」


――加藤さんは1作目から、法月さんは2作目から出られてますが、その中で変化していったことはありますか?

法月 「カンパニー力は本当に強くなっていってると思います、これは胸を張って言えますね」


――なにかきっかけがあったんですか?

法月 「多分、きっかけは3なんですけど」

加藤 「確かにそうかもしれない。劇中で実力を試されるバトルのシーンがあって、SLAZYのストーリーの中でも一番熱いよね。そこで掴んだものは大きかったな」


――どういうところが変わったんですか?

法月「小さなことではあるんですけど、本番前に円陣組むとか、そういうことをするようになった」

加藤 「なったねえ」

法月「それをすることで引き締まるというか、全員でやっていると感じられるポイントかなって思います」


――皆さん仲良さそうですね。

加藤 「ほんと仲いいよね」

法月 「特に12月公演のメンバーはめっちゃ仲いいですよ。怖いもん、俺」

加藤 「あははは!」

法月 「余計、僕が引き締めないと。B(太田基裕)C(米原幸佑)D(加藤良輔)E(井澤勇貴)O(藤田玲)は揃うとすごいんです(笑)」

加藤 「今回、大変だよね、康平(笑)」

法月 「だから僕はほんとにスンとしてますよ」


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――お客さんにとって"Club SLAZY"は悲しみを癒してくれる場所だと思いますが、おふたりにとっての「"Club SLAZY"」はどういう場所ですか?

法月 「自分に満足しない人たちが集まる場所。だからそういう意味では...沼にハマってますよね(笑)。

お客さんと一緒で、SLAZYという沼にハマってるかなっていう気がします。ただ、すごくやりがいがあります」

加藤 「憧れの場所です。きらびやかな世界って自分自身の求めてる場所でもあるし、勝負がある世界ですから。自分が進んでいる道と照らし合わせられるし。こういう世界で輝いていたいっていう憧れのポジションであり、憧れの人たちみたいな」


――ご自身にとっても憧れの人を演じている?

加藤 「そうですね。もちろんストーリー的にはいろいろあるけど、でもやっぱりこの選ばれし5人の『LAZY』は憧れです」


――次で最終章になっていますが。

法月 「どうでしょうね。香さんのことだから、すべてが解決することは決してないかも(笑)」

加藤 「確かに(笑)」

法月 「どのようなストーリーになっても最後だからと言って、特別に何かやらなきゃいけないことはないと思います」


――今まで通り。

法月 「はい」

加藤 「そうですね。がんばります」


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公演は、12月7日から13日まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。


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公演情報

『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』

日程:2016年12月7日(水)~13日(火)

会場:品川プリンスホテル クラブex 


脚本:三浦 香/伊勢直弘

演出:三浦 香

楽曲制作:Asu(BMI Inc.)

振付:當間里美

出演:太田基裕、米原幸佑、加藤良輔、井澤勇貴、法月康平/藤田 玲/倉貫匡弘(TRASHMASTERS)ほか


公式サイト:http://www.clie.asia/CSL-Fin5


大阪でのライブが決定!

詳細は順次発表!




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12月に上演される舞台「パタリロ!」

きっと誰もが一度は耳にしたことがあるこの作品は、1978年から連載中の、魔夜峰央先生の大人気漫画です。

その主人公・パタリロ殿下を務めるのが、加藤諒さん! 

キャスト&ビジュアルが発表されたときは、その完成度の高さに話題騒然。

一気に期待が高まりましたよね。今回、そんな加藤さんは舞台初座長。意気込みを伺ってきました!


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――ご自身がパタリロ殿下を演じることになっての感想を教えてください。

「まず、この作品を生身の人間がやるんだということに驚きがありました。しかもそれを自分がやることへの驚きと、ちゃんとできるかなっていう不安が大きかったですね」

――舞台化発表の時点から「パタリロ殿下は加藤諒さんなんじゃないか」と言われていたことは、どう思われていましたか?

「バレてる!って(笑)。でも名前があがることは嬉しかったです。それだけ自分を知ってくれてる方がいらっしゃるんだなってことも」

――原作はご存知でしたか?

「有名な作品なので知ってはいたんですけど、読んだことはなくて。出演させていただくことになって、コミックスを読み始めました」

――これから演じるつもりで読まれての感想は?

「未知数というか、これをどう表現するのかなって。自分が演じるということで不安な気持ちもありますが、僕も『観てみたいな』って思いました、すごく」


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――演じたいシーンはありましたか?

「ダンスが好きなので、『クックロビン音頭』はやりたいなって思ってるんですよね。

それと"ゴキブリ走法(パタリロ殿下の特技)"とか、これ本当にできるのかな?みたいなことを舞台上で『こう表現するんだ!』という驚きも、あったたらいいなと思います」

――パタリロ殿下のビジュアル、素晴らしかったです。撮影時のエピソードはありますか?

「パタリロって眉毛がないんですよ。だからこの"眉毛を残すか問題"があって。

僕はつぶしたほうがいいんじゃないかなと思ってたんですけど、スタッフさんから『加藤諒がやるっていうことで眉毛は残しておいた方がいいんじゃないか』という案がありまして。この自眉でいくことになりましたね」

――不自然さを感じなかったです。

「ほんとですか! 僕、眉毛を残したことで嫌がる声とかもあるのかなと思ったんです。でもそこが気にならない完成度だったって言ってくださったから、よかったなって」


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――ブランコのビジュアルは世界観をすごく表現していますね。

「ブランコがけっこうミシミシ言ってたのでちょっと不安とかあったんですけど(笑)、しっかり作ってくれていたので大丈夫でした! 撮影のときは周りのお花とか蝶々はいなかったので、出来上がりを見たときにはテンション上がりましたね」

――こういう世界観はお好きですか?

「好きです。僕は元々、きゃりーぱみゅぱみゅさんとかSEKAI NO OWARIさんみたいな、ファンタジックで完成された世界が好きで。

『パタリロ!』もファンタジックだけど、ちょっとリアル。僕の好きな世界観に自分が飛び込んでいけるのはすごく嬉しいです」

――ポージングは原作を参考にしたんですか?

「はい。ちょっとセクシーな目をしたりするんですよね。そういうのを意識したカットと、子供っぽいやんちゃなところを見せるカットと撮りました。あと原作に『美少年パタリロ』っていうのが出てくるんですけど」

――ちょっと修正してあるパタリロ殿下ですね(笑)。

「そうそう! 僕のブロマイドはこれにしてほしいです(笑)」

――修正しなくても加藤さん十分かわいいと思いますよ。

「いやいや、それはないですよ!」


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――パタリロ殿下ってどんな人だと思われますか?

「ギャグを言いながらも相手の揚げ足を取ったり、頭が切れて国王的なところもちゃんとあるんですけど、やっぱり子供でかまってちゃんみたいなところがすごくあって。ずるいなって思います! かわいさも頭の良さも両方持ってるから」

――ご自身との共通点はありますか?

「けっこう自分もかまってちゃんなんですよ。そういうところが似てるかなって思います」

――稽古場でもそういう感じですか?

「そうですね。僕、ボディタッチが好きでワーッていっちゃったりするので、パタリロ的な要素はあるかもしれない。でも国王とかそういう、団体の頂点に立つ経験はあまりないので、そういうところは今回の『座長』っていう立場として、国王に近づけたらいいなって思っています」


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――座長はひとつの挑戦ですね。

「挑戦です、ほんとに。最初は不安の方が大きかったんですよ。自分なんかが座長という立場になってみんなを引っ張ってくことはできるのだろうかっていうものがあって。周りに須賀健太くんとか松岡広大くんとか座長を務めてきた人がいて、自分の中での座長像っていうのを考えたりはして。

でもやっぱり自分はそういう人じゃないから、自分なりの、須賀氏とも広大くんとも違う座長になる気がするんですよね。

先日、取材で魔夜先生とお会いしたら『あなたならできる!』って言ってくださって。そこで覚悟ができたというか。あとはやるしかないっていう気持ちになって、今はすぐにでも稽古したい気持ちです」

――ご自身としてこういう作品にしたいと思っていることはありますか?

「今回はきっといろんな世代の方、初めて2.5次元の舞台を観に来る方もいると思うのですが、そういう方がちゃんとなじめるような舞台になったらいいなって。ノリについていけなくなる人が出ないような舞台にしたいです」

――そうするにはどうしたらいいとお考えですか?

「『パタリロ!』の世界を僕たちがちゃんと作って、引き込めたらいいなって思っています。

劇場を出て普通に生活しているときにも『パタリロとかマライヒとかバンコランもどこかで生きてるんだ』って思ってもらえるような」

――どうしてそう思うようになったんですか?

「確信を持ったのは残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』ですね。『ライチ☆光クラブ』って設定としては無理なところがいっぱいあるから、そこに真実味を持たせることはひとつの課題で。

そこをみんなで作り上げていった感覚がすごくあったんです。それで観てる人たちも『すごかった』『パワーがあった』って言ってくださって。引き込む力のある作品になったのかなって思っていました。あと、オープニングって大事ということもすごく感じましたね」

――確かにオープニングで一気に引き込まれました。

「それは『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」』(出演作)でも思ったことで。

今回の演出の小林顕作さんがやられていた學蘭歌劇『帝一の國』でもオープニングがかっこよかったですし、楽しみにしているところです」


――今回はいろんな世代が観に来られる作品になるでしょうね。

「僕のお友達も、親と一緒に観に行くって言ってくれてたりして。舞台の敷居って高いじゃないですか。なかなか観に行きづらいなって思ってる人たちにも、この機会に観に来てもらいたいなって思います!」



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ライター:中川實穗

カメラマン:源賀津己

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舞台「パタリロ!」

公演期間:2016年12月8日(木)~25日(日)

会場:紀伊國屋ホール


原作:「パタリロ!」魔夜峰央

脚本:池田鉄洋

演出:小林顕作

CAST:

<パタリロ>加藤 諒

<マライヒ>佐奈宏紀

<タマネギ部隊>

細貝 圭 金井成大 石田 隼 吉本恒生

<魔夜メンズ>

佐藤銀平 吉川純広 三上陽永

柴 一平※Wキャスト 香取直登※Wキャスト

<バンコラン>青木玄徳



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■浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#5■


浦井健治さんのデビュー15周年を記念したソロコンサート『Wonderland』、いよいよ開催が来週に迫ってきました。

浦井さんの15年のヒストリーをたどるものになりそうなこのコンサート、稽古場取材や、過去出演作品の振り返りなどで、その開催への道のりを追っている当連載ですが、本日は浦井さんのロングインタビューをお届けします!


★ 浦井健治 ロングインタビュー ★

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――デビュー15周年、おめでとうございます。この15年は浦井さんにとってどんな年月でしたか?

「15年たったんだなぁという気持ちと、まだ15年しかたっていないんだなという気持ちの両方があります。その中には、本当にたくさんの人との出会いがありました。そしてたくさんの作品、楽曲と出会ったことにより、自分の人生さえも豊かに感じるようになった。つまりとても充実していました。振り返れば振り返るほど、すべての出会いが自分に与えてくれた影響を考えずにはいられない。かけがえのない時間だったなと思います」


――今回は、その15周年を記念したコンサートですね。

「はい。充実していた15年をぎっしりと、ギュッと詰めたコンサートになります。タイトルの『Wonderland』は、8月に出した初のソロアルバムと同じなのですが、これはおもちゃ箱をひっくり返したような、何でもアリで、とにかくお客さまに楽しんでもらえるようなものしたいという意味を込めています」
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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くオールメール3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini0923_01.jpg オーランドー役の柳下大さんと、、、

okini0923_02.jpg アダム/ウィリアム役の石田圭祐さんのおふたり! 


早速、いきましょう!まずは柳下大さん。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
柳下「Dステでのシェイクスピア作品は、豪さんの演出によってとてもわかりやすくなっています。『お気に召すまま』は"喜劇の中でも最も喜劇"と言われている作品です。それぞれの関係性、恋の行方、人間模様がとても楽しく描かれているハッピーな物語です」

Q2 稽古はいかがですか?
柳下「初めてのシェイクスピア作品なので本を読んでいて難しいと感じる事もありましたが、稽古に入るととても楽しく進められていると感じています。豪さんがおっしゃっていた"今回はどこかで客観視する目を持って欲しい"という言葉を念頭に置きながら、観てる方も演じている方も面白く、楽しい気持ちになってもらえる作品を作りたいと思います」

Q3 共演者のここがおすすめというところがあれば教えてください。
柳下「共演者の方がみんなすごく面白くて素敵なのですが、個人的に注目しているのは西井幸人のシーリアです。女性としての仕草や、恋に対する所謂"ウキウキ感"が見ていてとても感じられ、こちらまでニヤニヤしてしまいます。加治(将樹)君の二役(チャールズ&ジェイクイズ)の演じ分けもとても面白く、稽古が毎日楽しいです」


つづいて石田圭祐さんです。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
石田「私はいい年をして、恋愛コメディが大好きです。毎日毎日暗いニュースばかり流れるこの頃ですが、観ていてハッピーな気持ちになれるからです。この作品はそれが一組のカップルだけでなく、これでもかというくらいに楽しめます」

Q2 御自身の役どころを教えてください。
石田「私は図体が大きいせいか、どちらかというと召使のいる王様とか旦那の役の方が多く、召使の役はほとんどやったことがありません。ですから今回はいい経験。楽しみたいと思っています」

Q3 稽古はいかがですか?
石田「こんなに若い人ばかりの座組みに入るのは初めてなので、彼らのエネルギーについていくのは大変です。自分も若い頃はこんなにエネルギーがあったのかなあと、しみじみ思っている毎日です」

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稽古場より共演シーン

最後におふたりからメッセージを!

柳下「第三弾となるDステ×シェイクスピア。今回も、笑わせます。楽しませます。保笑します。シェイクスピアを観た事がない方も劇場へ観に来ていただきたいです。難しくなく、話もとてもわかりやすい、間違いなく最後に心が晴れやかになる作品です。劇場でお待ちしております!」

石田「若く美しい若者を観に来られる皆さん、3人のおじさんも時々愛情を持って観てくださいませ」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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悪い芝居リインカーネーション『春よ行くな、』(作・演出:山崎彬)が京都芸術センター・講堂で開幕した。リインカーネーション(再生・輪廻)と銘打ち、多彩な劇団から客演を迎えて、過去作品の"再生"に挑んだ企画だ。過去作品に取り組むのは劇団初。"再生"へ向けDULL-COLORED POP所属で、今回の客演でもある大原研二が山崎彬にインタビュー。生まれ変わる『春よ行くな、』に迫る。

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大原 リインカーネーション公演で『春よ行くな』(2013年初演)を選んだのは、何か確信があってなのかな?

山崎 ここんところバンド演奏があって歌ってという、どちからといえば派手でお祭りみたいな作品が多かったので、そうじゃないものをやりたいなっていうのが前提としてあったんです。再演的なものにするか新作にするのかははっきり決めずプロデュース公演にしようとなったとき、まずは客演を呼ぼうと一緒にやりたい人に声をかけていきました。その過程で、昔の作品がいいというのが出てきて、一番いろいろ試せそうだなとしっくりきたのが『春よ行くな』だった。自分の中で完成度は高かったけど、まだまだ可能性があるという不思議な感覚が残った作品やったので。

大原  最近の作風と『春よ行くな』は、ちょっと違う傾向だなと思うんだけど。

山崎 僕的には『春よ行くな』も、『スーパーふぃクション』(2013年)も『キスインヘル』(2014年)も『メロメロたち』(2015年)も、根っこは同じ。ドブの底に溜まったヘドロのちょっと上の水、ヘドロがあるからこそめっちゃ透明な部分みたいなものを描いていると思ってるんですけどね。

大原 初演時は、最初はストレートプレイの芝居をやるように普通に稽古をしていて、それが、だんだんと身体を多用した表現が加わった演出になっていったと話してたよね。

山崎 そうですね。例えば、ファーストシーンだったら、一組の男女が終電を逃して狭い部屋に二人でいて駆け引きがあるというのを、いわゆる会話劇でやってたんです。けれど、稽古していく中で、ただしゃべっているだけじゃ足りないものが見えてきた。伝えたいものが「会話」として出てくるんじゃなくて、「伝えようとすること」を僕は伝えたかったんだと気づいた。それをやるためには役者の身体が揺れているだとか、常に息や呼吸が動いているみたいなものに行き着いた。今回はその方法論を使って、新たなものを作っているという感じです。

大原 僕は初演を観ていますが、キャストの中には観ていない人もいるよね。

山崎 初演に出演している人が3人、初演を観てる人が2人、初演には出会ってない人が3人。良いバランス。一応、みんなに「DVDとか観ますか?」って言ったら、観てない人はとりあえず観る、出てる人は思い出し程度に、観た人は「ちょっと観るのはやめときます」って。

大原 僕も観なかった。

山崎 観るか観ないか、その選択をするってこと自体も人としても愛おしいし、なんかそれが良い効果になると思ったり、ああ再演の面白さってここにもあるなぁと思ったり。今回はスタッフも意図的に変えていて、再演だからこそ作品と面白く戦うっていうのがありましたね。

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11月に上演される、ミュージカル『八犬伝―東方八犬異聞―』二章

2015年8月に上演された初演の続編で、原作はあべ美幸先生の同名ファンタジー漫画。(株式会社KADOKAWAよりコミックスは15巻まで発売中。)

初演に引き続き、演出・音楽はOne on Oneの浅井さやかさん、脚本は空想組曲のほさかようさんが手がけます。

今回、前作に引き続き出演する坂口湧久さんと前内孝文さん、今作から出演する松村龍之介さんと山本一慶さんにお話を伺いました。

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<超ざっくりな役どころ紹介!>

◎現在14歳の坂口さんが演じる犬塚信乃は、実際は18歳だけれども13歳のまま歳を取らない身体を持つ主人公。幼馴染みである荘介や浜路を家族として大切にしています。

「身体は小さいけど、台詞に18歳な部分があるので演じていて楽しいです」(坂口)

◎松村さん演じる犬川荘介は信乃の幼馴染み兼お目付け役。信乃のためなら命をかけることも厭わないほどです。

「荘介は信乃のことが大好き。自分が抱えている辛いことや苦しいこと、優先しないところもかっこいいですね」(松村)

◎前内さん演じる犬飼現八は、初演では恋人の死に絶望した姿を演じましたが、続編ではそれらを乗り切ったあとの姿が見られそうです。

「現八は表に全て出す人。今作では、自分を想ってくれる人、大切な仲間、家族を守りたい気持ちが周囲に伝わっていくと思います」(前内)

◎山本さん演じる犬山道節は、生き別れの妹に会いたい一心で死なない身体になった過去を持つ人です。

「表向きはしっかりしてるように見えるんですけど、内面がおちゃめだったりするので、そういう部分は舞台でも出せていけたらいいなと思います」(山本)



――松村さんはミュージカルが初ということですけど、出演が決まっていかがですか?

松村 : 「いやー...もう。きたか...と」

――それはミュージカルが?

松村 :「 ミュージカルもですし、これを僕がやっていいのかっていうのがありました。原作も面白いし、舞台も演出が素敵で面白い。

それを観れば観るほど『これを俺がやるのか』と...立ちはだかる大きな壁。でもそれを越える楽しみはできました。

早くみんなと稽古して、絶対にやってやるって」


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――山本さんは出ることが決まっていかがでしたか?

山本 : 「僕も久々にミュージカルをやらせていただくのですが、楽しみです。前作を観させてもらったら、歌への入り方がすごくスムーズで。

感情が出るところや、お客さんを楽しませるところが的確にはまっていたので、そこはもう信頼して、歌だからこそお客さんにダイレクトに伝えられる想いとか、キャラクターの気持ちを乗せられるように、楽しんで歌って、伝えられたらいいなと思っています」


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――初演から出演されるおふたりは、出演して作品のどういうところが魅力だと感じられましたか?

坂口 : 「初演の最後に現八とやりあうシーンがあったのですが、毎日同じシーンを演じてるはずなのに、いつも違って新鮮でした」

前内 : 「演出の浅井さやかさんが役者の感情を大切にしてくれる方で。絶対的なゴールは変わらなくても、その日、そのときの空気感を少しずつ積み重ねながら演じられたのは、魅力なのかなと思います」


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――「なぜ生きることを選んだのか」という重いテーマがある物語だと思いますが、今14歳の坂口さんは役作りも大変だったのでは?

坂口: 「荘介のために生きるとか、浜路のために生きるとか、誰かを想って生きるとか、最初は全然わかりませんでした。

でも稽古をやっていくうちに、荘介を守るためにとか、浜路を守るためにっていう風にだんだんと...信乃ほどの強い気持ちにはなれなかったかもしれないけど、それに近いものにはなれたかなって思います」

前内 : 「役作りで今までの作品と違ったのは、現場で(役者たちが)尊敬し合って、演出家さんと戦いながら、お互いに刺激し合って役ができあがったこと。作ったというよりは、できあがったという方が僕の中では正しい感覚かなって思います。それは劇場に入っても、幕が開いてもまだ続いていたというか。今までにない経験でしたね」

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――音楽がどれも素敵でしたが、その中でもみなさんが一言ずつ歌詞を考えたという『MyWish』は特に素敵でしたね。

坂口 : 「みんなでキーワードを書いて集めて、それを浅井さんに出して。そこからピックアップして、歌詞に入れてくれました」

前内 : 「初演の稽古も中盤くらいのときに、エンディング曲を作りたいってなって。浅井さんがみんなに一言でもいいからワードをちょうだいと。それでみんなが自分の役が思う『八犬伝』の言葉を送って」

山本 : 「それおもしろい!」

松村 : 「素敵!」

前内 : 「浅井さんのすごさを感じましたね。半日とかで作っちゃったし」

坂口 : 「次の日にはもうできてましたよね」

山本 : 「あるといいね、今回も...こんなこと勝手に言ったら浅井さんテンパるけど(笑)」

前内 : 「作んなきゃ!って(笑)」

山本 : 「でも続編は続編でね、作っていただけたら」

松村 : 「うん、嬉しい」


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――おふたりも初演をご覧になって音楽はどうでしたか。

松村 : 「本当に素敵でした!」

山本 : 「幻想的な感じが世界観を引き立ててるから、目からも耳からもすんなり入っていけたかなって」

松村 : 「生でやるときの音の力ってすごい。これは生身でやる魅力のひとつですよね」

前内 : 「いいこと言った!」


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――最後に舞台を楽しみにしている皆さんに一言お願いします。

山本 : 「原作の世界観がきれいで、自分自身も気に入ってる作品です。お客さんには原作ファンの方だったり、前作を観て続編も絶対観ようと思ってくださってる方も多いと思うので、そういう方々を裏切らない、尚且つ、今新しく揃ったメンバーだからこそできる八犬伝にしたいなって思うので。期待して楽しみにしていてください!」

前内 : 「もう一度同じ役をやれるっていう幸せと、続編である誇りは持っていていいと思うんですけど、それに驕らず、もう一度、イチからぶつかり合えるメンバーと、またこの新しいミュージカル『八犬伝』を作り上げていけたらなと思っています。よろしくお願いします!」

松村 : 「初演でみなさんが作り上げてきたものは、初演を観た方々の心の中に絶対残っているものなので、その心の中に残ってるものをさらに広げられたらなと思います。そして今回、初めて観る方には、新しくその心の中にミュージカル『八犬伝』を残せたらなと思うので全力で......ボイトレします!」

前内 : 「そこかい!(笑)」

坂口 : 「歌も、ダンスも、殺陣も、いろんなことがあって初演ではちょっと緊張してたんですけど、今作では信乃という役がさらによくなるようにしていきたいし、いろんなことにも挑戦したいなって思います!」



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ミュージカル『八犬伝―東方八犬異聞―』二章は、
11月23日(水・祝)から27日(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて。

(取材・文/中川實穗)


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