ゴジゲン第14回公演「くれなずめ」

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ご無沙汰してます、ゴジゲンの松居です!

10月になりましたね。
お元気ですか?
こちらは、今月19日から始まるゴジゲン第14回公演「くれなずめ」稽古の真っ最中です。

物語です、6年ぶりの物語なんです。
6年ぶりとか言ってお前らほぼ知らねえよってなりますよね勘弁してください!
稽古最初のほうは、どんな風に物語を作っていいやらと戸惑っていましたが、なんとかこう、ブログを更新できるぐらいまできました。ただいま。
僕の作ってる感じはどうでもいいですねすみません。

なんと今回から、東迎・奥村・最強・善雄がゴジゲンのメンバーになりました。

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(左から時計回りに松居、目次、最強、奥村、善雄ゼンユウ、東迎)

これは先日、同じ誕生日の東迎と善雄を祝ったときの写真です。
つまんなそうな奴らですが、これは稽古場だからです!役に入ったら面白そうな奴らに変貌します!

今回は、初めての劇団員のみの公演となるんです。すごい響きですね、昔はコメディユニットと言ってた頃を考えると。
いわばもうデビュー作ですね、32歳、劇団9年目ですが、デビュー作の気持ちであります。(下からの突き上げが怖い!)

「くれなずめ」は、太陽が沈みそうで沈まない状態の命令形の造語です
毎日悔しくなることやどうしようもないことばかりですが、そんな景色が美しく見える瞬間を
見たこともない感覚へ連れていけるような、優しい物語を作りたいです。
願望なのは現在進行形で台本を書いているからで、そうなんです、本当は台本を書かなければならないのを、ブログを書くことにより時間を稼いでいるのです。
これで明日台本の進みが遅くても「げきぴあでブログ書いてたから...」という免罪符になるでしょう。
ああ全部言ってしまった。手が止まらねえよ。

見にきてよかったと思える劇にしたいです
そのためには、見にきてほしいです。

image2 (1)コピー.jpg(見にきてもらうために毎日電車で稽古場に来て、劇を作っている男たち)

10月19~29日、下北沢駅前劇場
11月には京都と北九州で公演もやります。
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買えましたか?まだですかね。
今は予定が固まらないというのなら
またブログ更新します。
まってろよぐへへ。

がんばれ!!

松居

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■『レディ・ベス』2017年公演特別連載 vol.6■


3年ぶりに上演される、日本発の大作ミュージカル『レディ・ベス』
稽古場レポート第2弾です!LadyBess17_04_01_71002.JPG

本日最初にお届けするのはこちら、ロビン・ブレイクの登場シーン。

ロビンは詩人で作曲家。
本人曰く、「旅に生きる流れ者」...だそうです。

ロビンはダブルキャストです。

山崎育三郎さんと...LadyBess17_04_51_6784.JPG
加藤和樹さん。LadyBess17_04_12_6678.JPG

山崎さんと加藤さんは、3年前の初演時も仲良さげでしたが...
★初演時の稽古場レポートです


今回も変わらず、ふたりで相談したりアドバイスしあったりしている模様!LadyBess17_04_13_6706.JPGLadyBess17_04_13_6738.JPG

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前川知大さん率いるイキウメの代表作のひとつ『関数ドミノ』。2005年、2009年、2014年と再演を重ねてきたこの人気作が、イキウメ以外で初めて上演されます。新キャスト、新演出が楽しみな今回の上演にあたり、キャストの皆さんからのメッセージが稽古場から届きました!

第9回目にメッセージを寄せていただいたのは、、、

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勝村政信さん! 稽古中の勝村さんにお聞きしました!

――Q1. 寺十吾さん演出についてお聞かせください。

「寺十さんは声が小さく、戯曲に対して非常に丁寧に向き合う方です。俳優にも心情や動きなども丁寧に説明して、的確な演出をされます。でも声が小さいです(笑)。」

――Q2. 共演者の印象についてお聞かせください。

「初めて共演する方ばかりで、自分の子供のような年齢の方が多いです。今は共演というよりも、介護に近い付き合いをしていただいています(笑)。セリフも動きも毎回違うおじいさんを優しく見つめて、半ばあきらめてくれています(笑)。」

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稽古場の様子(撮影:神ノ川智早)

――Q3.稽古をしてみて感じること、エピソード等を教えてください。

「初めての経験ですが、稽古場のお茶場に炊飯器があります。毎日スタッフが、おいしいご飯を炊いてくれています。若者たちは、おいしそうに休憩時間にご飯を食べています。相撲部じゃないんだよ(笑)!」

―― 読者の方へメッセージをお願いします!

「劇団で見た『関数ドミノ』とはまるで違うものになっていると思います。瀬戸くんたち若者の素晴らしい芝居を千葉さん&勝村くんの老人コンビ(笑)が芝居を台無しにしています(笑)。少ししっかりしていただきたいと思っています(笑)。優しい目で観てね。」

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★「関数ドミノ」追加公演決定!
ご好評につき、10/12(木)14時 本多劇場にて追加公演が決定しました。

<公演情報>
10/4(水)~15(日) 本多劇場 (東京都)
10/21(土)~22(日) 北九州芸術劇場 (福岡県)
10/24(火) ホルトホール大分 (大分県)
10/26(木) 久留米シティプラザ (福岡県)
11/10(金)~12(日) 兵庫県立芸術文化センター (兵庫県)

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「TOKYO TRIBE」コメント

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演出・伊藤今人
珠玉の名作コミックを舞台化する。そのハードルの高さを身をもって知りました。

原作のもつアツさとカッコよさが、俳優、ダンサー、ラッパーを通してお客さんの目の前で具現化されるその瞬間が、楽しみで仕方ありません!

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音楽監督・KEN THE 390
最近盛り上がってきている、日本のヒップホップのエネルギーを再確認できるような、かつてないエンターテイメントが完成しました。

初めて聴く曲も、おなじみの楽曲も新鮮に響くと思います!

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スンミ役・宮澤佐江
色々なジャンルが集まった共演者さんからたくさんの刺激を受ける日々でしたので毎日稽古場に行くことがワクワクでした。
今回、役者として一歩前進できる身体を張ったシーンもあるので是非ご覧ください。
最高のエンターテイメントを皆さんにお届けしたいと思います!!

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■『レディ・ベス』2017年公演特別連載 vol.5■



3年ぶりに再演されるミュージカル『レディ・ベス』 、開幕が近づいてきました!
今回は演出の小池修一郎さんのインタビュー、後編をお届けします。

後編では初演にはいなかった子役がキャスティングされたことで明確になった物語のテーマ性、そして『エリザベート』『モーツァルト!』でもタッグを組んだミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ作品の魅力について、語っていただいました!


★前半は→コチラ
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◆ 今回は、初演にはいなかった子役がキャスティングされています


「物語の最初の方に、イギリスの歴史、エリザベス一世の来歴を語るところに出てきます。非常に短い出番ですが、全体を通して振りった時に、彼らが登場したことで物語への導入としては非常にスムーズなものになっていると思います。子役だけではなく、その親たち......もともと初演でもアン・ブーリンは冒頭のシーンに出ていましたが、メアリーの母親やヘンリー八世(ベス、メアリーの父王)も出てきます。いわば "人間紙芝居" といった形ですね。でもそのことで、彼らが残したもの、そしてその娘たちが成長してからの物語だということがわかりやすくなると思います。

特にメアリーの印象は、相当変わると思いますよ。子役が出ることにより、宗教もですが、対立せざるを得なかった姉妹が和解する...という、『ウィキッド』のようなところが(笑)、よりクリアになりました。姉妹がそうせざるを得なかったんだ...ということは、非常に明確になっています」LadyBess17_05_02_8266.JPG


★その冒頭の様子、稽古場レポートでチラリ!→コチラ

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【自己紹介とまえがき】

キャラメルボックス劇団員の多田直人です。入団14年目の男です。
この度はぴあさんからのご依頼により、『光の帝国』初日寸前の模様をレポートすることになりました。

私は日常をすんすんと生きておりまして、日頃「うひょー」とか「げはー」とか思うことがあまりありません。そんな私のテンションが文章にも反映されて、盛り上がりの無い駄文に仕上がりそうで怖いですが、私なりに精一杯お伝えしたいと思います。

それから今回の『光の帝国』の座組はとても若く、いちばん上の劇団員は私より3年後輩の鍛治本大樹(年齢は同い年ですが)。それ故、先輩として偉そうな文言も散見されるかもしれませんが、後輩への期待も込めてのことだとしていただいて、ご容赦くださいませ。

では、始まり始まり~。

 

【ダンス】

まずはダンスの確認です。

いつもの公演ならば大内厚雄、岡内美喜子、原田樹里など、劇団員のなかでもダンスが得意なメンバーがリーダーとなって練習します。
今回は森めぐみがリーダーのようです。昨日行われた通し稽古の映像を踏まえて細かいところを指摘し、みんなで修正していきます。
得手不得手はあるものの、いない人の穴を埋めるうちに実力や責任感を帯びていき、劇団の層が厚くなっていくんですね。それで先輩としては、いつの間にか頼もしい後輩になっていたりするもんだから、うれしょんものです。

ダンスは初演の振り付けを踏襲しているのですが、より舞台全体を大きく使うようなフォーメーションになっていてダイナミックさを感じました。
もともとクールな振り付けですからね。格好いいです。
今は微調整の段階ですが、ここから振り付けの解釈、気持ち、それに伴って表情が乗ってくれば、よりストーリー性を感じられて見応えが増していくのだと思います。

個人的な見どころは関根翔太のこぼれ落ちそうな目ん玉です。
お楽しみに。

hikarikeiko1_350.jpg頼もしい森めぐみの後ろ姿。

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■『レディ・ベス』2017年公演特別連載 vol.4■


『エリザベート』『モーツァルト!』などの作者として知られるミヒャエル・クンツェ(作)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽)による新作として2014年に世界初演されたミュージカル『レディ・ベス』が、3年ぶりに上演されます。

演出は、日本ミュージカル界が誇る鬼才・小池修一郎

『エリザベート』『モーツァルト!』の日本版潤色・演出も手がけ、クンツェ&リーヴァイ作品を日本に根付かせた最大の功労者である小池さんが、ふたりとタッグを組んだ "日本発の新作" として世に送り出したのが、この『レディ・ベス』です。

3年ぶりの上演となる2017年版、カンパニーが改めて作品と向き合い、単なる再演ではなく、ブラッシュアップされたものになるようですが、今回の見どころや変更点、ほぼ全員が続投となるキャストの魅力や期待を、小池さんに存分に語ってもらいました。

前・後編に分けて、お届けします!
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◆ 世界初演となった2014年、創作の苦労は...


「2014年は、作者であるミヒャエル・クンツェさん、作曲を手がけたシルヴェスター・リーヴァイさんのおふたりご自身が来日され、稽古場で机を並べて日々、作業をされていました。ドイツでも(クンツェ氏はハンブルク、リーヴァイ氏はミュンヘン在住)別々の都市に住んでいらっしゃるので、こういうケースは少ないだろうと思います。日本だからそうせざるを得なかったのでしょうが...。

もちろんおふたりが作られた最初のベースはあるのですが、私だけでなく製作の東宝の方や、各スタッフからも色々な意見が出てきますので、それを調整して仕上げる、つまり加筆訂正や削除、添削をしていくような作業です。セリフや歌詞をクンツェさんが書き、それに対してリーヴァイさんが音楽を書く。それをバンバン目の前でやっていらっしゃる。そのことに圧倒されました。エキサイティングな時間でした。

同時に、昨日まであった場面が今日はなくなったり、昨日なかった場面が今日作られたりするので、それに対応していかなきゃならない。これが結構大変でした。予定してた段取りが変わるわけですから。まして、日本語に翻訳するという作業も挟まれる。さらに歌の場合は日本語を音に乗せていかなければいけない。出来上がるものを追いかけてその作業をしつつ、稽古もしなければならない。立体的に作り上げる作業を同時進行でやっていく。プレビューやトライアウトというシステムがある欧米では皆さん慣れているのだろうと思いますが、我々日本人は慣れていませんから、スタッフもですが、俳優さんたちも大変だったんじゃないかと思います。初演ではプレビューを2日間とり、その間にも長かったところを少しずつ削ったりしましたが、一番最後にリーヴァイさんが「これを足したい」と仰ったものがあった。明日初日という中で、しかもただやればいいということではなく、色々新たにしなければならないものもあり、さすがに俳優さんたちも青くなってました(笑)。最後の最後はお願いして諦めてもらいましたが、でもそういう創作意欲、ものの作り方の違いはとても勉強になりました。過去にも外国の方と一緒に創作したことはありますが、自分が作者(脚本)でやっていたりしたので、自分の中で処理が出来るところもあったのですが、今回は脚本・音楽とも別の方ですのでそうもいかない。自分だけの判断では出来ないところもありましたからね」LadyBess17_04_02_8260.JPG

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前川知大さん率いるイキウメの代表作のひとつ『関数ドミノ』。2005年、2009年、2014年と再演を重ねてきたこの人気作が、イキウメ以外で初めて上演されます。新キャスト、新演出が楽しみな今回の上演にあたり、キャストの皆さんからのメッセージが稽古場から届きました!

第8回目にメッセージを寄せていただいたのは、、、

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千葉雅子さん! 稽古中の千葉さんにお聞きしました!

――Q1. 前川知大さん作品の魅力についてお聞かせください。

「力強く豊かな発想から生まれる、作品世界の普遍性にとても魅せられます。前川さんが創り出す世界の住人になることはとても難しいのですが、日々稽古のなかでそのSF世界がとても説得力のあるものだと実感させられます。」

――Q2. 寺十吾さん演出についてお聞かせください。

「とても論理的に、目に見える表現がどういう意味を持って、どのように現れるかを示してくれる演出です。自分が今までどういう間違いをしてきたか、ということまで考えさせられる毎日です。」

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稽古場の様子(撮影:神ノ川智早)

――Q3.共演者の印象についてお聞かせください。

「若い方々と先輩はとても魅力的で、皆それぞれに確固とした核を持っていて頼もしいです。また、絶妙な距離感でチームワークも築かれています。個人的には、みなさん凄いなあ!と感心するばかりです。」

―― 読者の方へメッセージをお願いします!

「前川知大さんの人気の高い作品を、寺十吾さんはじめ、皆でわれわれならではの世界を創り上げようと日々奮闘しています。イキウメ作品とはまた違った『関数ドミノ』。勝村先輩と瀬戸さんの哀しいシーン、おすすめです~!」

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★「関数ドミノ」追加公演決定!
ご好評につき、10/12(木)14時 本多劇場にて追加公演が決定しました。

<公演情報>
10/4(水)~15(日) 本多劇場 (東京都)
10/21(土)~22(日) 北九州芸術劇場 (福岡県)
10/24(火) ホルトホール大分 (大分県)
10/26(木) 久留米シティプラザ (福岡県)
11/10(金)~12(日) 兵庫県立芸術文化センター (兵庫県)

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劇団「柿喰う客」が、10月4日(水)から11月5日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERで開催する「柿喰う客フェスティバル2017」

その"柿フェス"について、劇団の主宰であり作・演出を手掛ける中屋敷法仁さんから聞かせていただいたお話を、前・後編にわけてお届けしております!

前編&「柿喰う客フェスティバル2017」の概要はこちら

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「柿喰う客フェスティバル2017」上演作『極楽地獄』仙台公演の様子


このお話の最後には、今回上演する4作品がどんな人にオススメかも語っていただいています。ぜひチケット購入のヒントにしてください!(※当日券だと500円UPですのでお早めに!)

*****

◆「柿喰う客」に新メンバーが増えた理由

――劇団「柿喰う客」についても伺いたいのですが、去年今年と新しいメンバーが増えたのはどうしてですか?

 もう僕ひとりでは「僕の演劇」を生めなくなっているような気がしていて。これまで僕は子供をつくっているような気持ちで作品をつくってきたんです。でも、僕が子供をつくる時代は実はもう終わるべきで。孫、ひ孫、玄孫に思いを託す努力をする方が、新たな時代に立ち向かうのに相応しい姿勢だと思ったんです。いつまでも自分の実の子というか、自分と密接に関わり合う人にばかりこだわっていると、世界が閉じていくような気がして。今回、「柿喰う客」を見たことない人もメンバーになっていたりするんですけど。これ、すごく難しいことで。「柿喰う客」見続けてます!みたいな人より、見たことないけどやります!みたいな人のほうが「柿喰う客」の世界をどんどん更新してくれそうだな、みたいな。だから、僕の世界を僕だけが広げるんじゃなくて俳優たちに広げてほしいっていう、願いと祈りをこめて集めているところはあります。今回、新しく入ったメンバーもノンキャリアから既にキャリアがある人まで、色々な人がいて。そうやっていろんなメンバーで刺激し合って劇団を太らせていくような。そうしないと僕ら自身が僕らのつくっている「柿喰う客」という狭き砦から出て来られなくなっていく気がします。今は「柿喰う客」っていうホームを壊しながら作っている段階だと思っています。

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「柿喰う客フェスティバル2017」上演作『無差別』の稽古場の様子


――今回上演される『無差別』は、初演(2012年)のときは信頼できる人だけでつくったんですよね?

 その通りです。『無差別』の初演のときは完璧に信じていて、芝居中に足を踏まれても何も思わないようなメンバーでした。結果、すごいものが生まれたんですけど、『それでしかないな』という絶望も感じていて。戯曲の世界とか演出の角度がそれで豊かになったかというと、まだ疑う余地があったんじゃないかな、なんてことを今は考えています。それに、そういう信頼関係を100人くらいと築けたらすごいんじゃないかという野心も抱いています。もちろん人間が増えていくと、演出にかける時間、信頼を築く時間も減るので、人間関係は希薄になるんです。でも希薄になって弱くなるのか、作品の力で濃くなるのか、お客さんに観ていただくことで、さらに強くなるのか。挑戦し続けたい思ったりしていますね。

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「柿喰う客フェスティバル2017」上演作『無差別』の稽古場の様子

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fusha_01.jpg 舞台「人間風車」成河、ミムラ

成河、ミムラ、加藤諒らが出演する舞台「人間風車」が9月28日(木)に東京芸術劇場で開幕した。

本作は後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろして1997年に初演。その後、2000年にパルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲらの出演で上演。さらに2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らで再演された。

そして今回初めて河原雅彦の演出は、成河、ミムラ、加藤諒らの出演で14年ぶりに上演される。

本作の囲み取材が行われ、メインキャストが登壇した。動画には囲み取材の様子に、本編映像を一部混ぜる形で抜粋した。【動画3分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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