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T1project『素敵な世界』『殺し屋は歌わない』に続くT1projectのオリジナルミュージカルの第三弾!

人生の素敵な時間があなたの心に響きます。

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 T1projectは、2001年にワークショップクラスとしてスタートし、ストレートプレイからミュージカルまで60作品以上上演し、2017年にはミュージカル『素敵な世界』(下北沢 本多劇場)を上演。全6公演で、2,000名以上を動員し2018年のミュージカル『殺し屋は歌わない』(下北沢 小劇場B1)では「マイクを使わないミュージカル」として生声にこだわり、全10公演(同時公開『シーチキンサンライズ』計20公演)で、2,100名以上を動員(動員率:93%)し大きな話題となりました。

 T1project Musical『幸せな時間』は、尾藤イサオ氏を主演に迎え、
ミュージカル界の新鋭 石川新太(『エリザベート』『ジャージー・ボーイズ』他)をはじめ、
咲山類(DIAMOND☆DOGS)、池谷京子( 『マイ・フェア・レディ』 『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』他)、今泉りえ( 『キャッツ』『ライオンキング』他)、石原慎一(『星の王子様』『RENT』他)
など、多彩なキャストと共に上演いたします。

《ストーリー》
36年前に相方を亡くした引退間際の老漫才師が、妻の死に臨んで、己の人生の時間を振り返っていく。
私は、果たしてちゃんと生きてきたのだろうか...?
2019年、1980~1983年、1975年、1960年という四つの時代が交錯しながら、漫才師に関わってきた
様々な人々が鮮やかに蘇り、人生の中に封印されていた新たな真実が今、明らかになる!

T1project Musical『幸せな時間』

2019.2.28thu-3.5tue 下北沢本多劇場

《チケット(全席指定)》
S席 7,800円 A席 6,800円 U-25 4,800円
★プレビュー公演 S席 6,800円 A席 5,800円 U-25 3,800円 ※U-25はT1projectのみ取扱い。25歳以下。要証明書。

チケットはこちらから☆→ぴあ

脚本・演出 友澤晃一

音楽監督 松本俊行

出演 尾藤イサオ 咲山 類 石川新太 池谷京子
   迫田萌美 春日 希 仲里美優 小池樹里杏 佐々木名央 吉村新一 藤谷時生
   秋野紗良 山田梨佳 中村枝里香 宮崎ちはる 生田和也 若林 純 古澤利人
   今泉りえ 白木原しのぶ あべみずほ 児玉奈々子 松岡美桔 石原慎一

   古庄美和 大橋苑夏 植杉美紅 小林 都 大久保千恵 渡部美幸 大類果恋 林 もも 藤岡まゆみ
   吉村美絵 木山明子 林 彩加 蒼乃 輝 荒巻昇紀 古川雅達 阿野一人 堤 慎一 箕輪達昭 五十嵐勝行

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《お問い合わせ》
T1project TEL:03-5301-2708 MAIL:t1stage@t1project.co.jp http://www.t1project.co.jp

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今年1月から始まった少年社中20周年記念シリーズのファイナルとなる、少年社中第36回公演「トゥーランドット ~廃墟に眠る少年の夢~」が2019年1月に東京・大阪・福岡で上演されます。

主宰の毛利亘宏氏が脚本・演出を手掛ける完全新作は、オペラ「トゥーランドット」をモチーフに、厳格に管理され人々が感情すら失う世界に疑問を抱き始める統治者トゥーランドット姫(生駒里奈)と、レジスタンスの少年カラフ(松田凌)が出会い、"演劇で世界を変える"と世界と立ち向かう物語になるそう。

W主演のひとりである生駒里奈さんと、劇団の経ち上げメンバーである井俣太良さんにお話をうかがってきました。たっぷりご覧ください!

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『オン・ユア・フィート!』の稽古場に潜入してきました。キューバ出身の歌姫グロリア・エステファンの半生を綴った物語。音楽はイカしたグロリアのヒット曲が続々。彼女を知らない人でも、メロディを聞けば「ああ、知ってる!」となるでしょう。今では大スターのグロリアですが、キューバ革命の際に一家でアメリカに逃れた過去も。移民として成功するまで、そして成功した後もその人生は波乱に満ちています。

この日の稽古は、1幕粗通し。まだ細かいところまで詰めているわけじゃないけど、ひとまず流れを掴もう!という段階です。レコード盤をイメージした盆を使い、流れるように展開するスタイルなので、何度も通すことが大切と言えるでしょう。とにかくショーシーンが満載で、全員踊って歌って、すこぶる熱気!では、1幕通し稽古の様子をご紹介しましょう。

物語は1990年のワシントンD.C.から始まります。エミリオとナイーブ(グロリアとエミリオの息子)が舞台袖からグロリアのステージを見ているシーン。エミリオは宿題をやったのか、ナイーブに問いただしています。渡辺大輔さんがパパの顔!この日のナイーブは『ビリー・エリオット』で最年少ビリーだった木村咲哉くん。大きくなってビックリ!

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ここから物語は一気に過去、グロリアの子供時代に飛びます。洗濯をしながら歌うリトル・グロリア役藤巻杏慈ちゃん。可愛い!その上、歌がすこぶる上手い!『ライオンキング』ヤングナラ、『アメリ』ヤングアメリを演じてきただけあり、少女時代を演じるのはお任せ!といったところでしょうか。子供の頃から評判だったグロリアの歌声を見事に表しています。

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成長した17歳のグロリアが登場。朝夏まなとさん、のびのびと歌い踊る姿が最高です!

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マイアミ・ラテン・ボーイズのエミリオがグロリアの歌に興味を持ち、家を訪れます。グロリアの母グロリア・ファハルド(一路真輝)はちょっと不機嫌。でもグロリアの祖母コンスエロ(久野綾希子)がにこやかに応対。

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エミリオはグロリアにバンドの練習に誘いますが、いまいち気乗りしない様子のグロリア。しかしコンスエロが背中を押します。恋の話になり、おじいちゃんを思い出して、コンスエロはうっとり。久野さんのチャーミングな表情!

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マイアミ・ラテン・ボーイズが演奏中。ノリノリのサルサで特上の笑顔の渡辺さん。

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エミリオに歌ってくれと頼まれて、シャイなグロリアは躊躇します。心配そうな祖母、母、妹レベッカ(青野紗穂)。

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グロリアの母と父ホセ・ファハルド(栗原英雄)がリビングルームで、寛いでいます。父親は戦争で負傷し、体に麻痺が残った状態。そんな夫のお世話をしつつ、グロリアが歌ったことを報告する母。グロリアの前とは違う顔を見せているような。

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エミリオのバンドに参加することになったグロリアは、ダンスの猛特訓を開始。ハードなレッスンにくじけそうになりながらも、頑張るグロリア。ここで流れるのが、名曲「1-2-3」ですよ。見ているこちらも踊りたくなっちゃう!

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弾むビートと歌詞が楽しい!夢いっぱいに未来を切り拓こうとするグロリア、明るく前向きな素の朝夏さんと重なります。次第にエミリオへの恋心も芽生えて...。

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グロリアが歌手活動に力を入れるうちに、母親との関係に溝が。そんなグロリアに、コンスエロが実は母親は昔歌手を夢見ていたことを伝えます。

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ハバナのラウンジで歌う、若き日の母グロリア・ファハルドのステージ「MI TIERRA」。艶やかな一路さんに惚れ惚れしますね。アンサンブルのダンスもカッコいい!

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歌い終えたファハルドにホセが伝える危機、迫るキューバ革命・・・。歴史がグロリアの一家に大きな影を落とすことに。

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エミリオは自分のグルーブの売り出しに奔走しますが、なかなか上手くいかず。同時にグロリアとエミリオの距離は縮まっていくばかり。メキシコ料理店でイチャイチャ。キスをせがむエミリオ。3人のマリアッチの表情がツボ!

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二人のロマンチックなデュエット「HERE WE ARE」。朝夏さんと渡辺さんの伸びやかな美声で満たされます。

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家族と友人総出でラジオ局やクラブに曲の売り込みを開始。コンスエロは旧知の大物に...って、このおばあちゃん、何者?!めちゃクールなんですけど!

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父親ホセの面倒を見ながら、エミリオにプロポーズされたことを話すグロリア。若い頃のホセが現れます。

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栗原さんの心温まる歌「WHEN SOMEONE COMES INTO YOUR LIFE」。父親の娘への想いに、思わずジーン...。

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グロリアはついに、ラテン、ファンク、ポップをミックス、英語の歌詞をつけた「CONGA」を生み出します。この曲は瞬く間にヒットチャートを駆け上がり、ついにラスベガスへ。皆さん、ガシガシ踊りますよ!1幕ラストは熱いビートで盛り上がること請け合いです!しかし「CONGA」の歌詞の英文のフレーズは早口言葉みたいに難しい。私もトライしたけど歌えませんでした。皆さん、頑張れ! (2幕に続きます)·

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加藤和樹さん・鎌苅健太さん・河合龍之介さんが、ミュージカル『テニスの王子様』卒業から10年の節目に再集結し、上演する舞台project K『僕らの未来』

加藤さんの楽曲「僕らの未来~3月4日~」(アルバム『Face』収録/2007年)を原案に、ほさかようさんが脚本・演出を手掛け、12月6日(木)から東京と大阪で上演されます。

現在は絶賛稽古中の本作......ということで、げきぴあでは先日行われた顔合わせ&読み合わせに潜入していきました。まずは顔合わせの模様をお届けします!

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脚本・演出のほさかようさん、出演者の加藤和樹さん、鎌苅健太さん、河合龍之介さん、なだぎ武さん、吉高志音さん、そしてスタッフの皆さんがズラリと揃う顔合わせ。始まる前から和やかな雰囲気で、リラックスした空気のまま自己紹介と挨拶がありました。

006.jpg△鎌苅さんとなだぎさんの掛け合いに笑いが起きる場面も。

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2018 PARCO PRODUCE "三島×MISHIMA"シリーズの第二弾『命売ります』が11月24日(土)に開幕する。

原作は三島由紀夫が1968年に「週刊プレイボーイ」に連載したエンターテイメント小説で、ある日ふと「死のう」と思い立った27歳の羽仁男(はにお)が新聞に「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな人間たちが次々現れ――という物語。

脚本・演出はノゾエ征爾。その通し稽古に潜入した。

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△稽古場の様子

東啓介が演じる主人公・羽仁男と関わる人々は、上村海成が演じる吸血鬼の母親のために羽仁男の命を買う高校生・薫や、馬渕英里何が演じる間貸しする女・玲子、莉奈が演じる謎の老人の妻・るり子、樹里咲穂が演じる吸血鬼の女、家納ジュンコが演じる図書の貸出係の女など、役柄を並べるだけでも面白そうな本作。さらに、最初に羽仁男に接触する謎の老人を温水洋一、るり子を愛人にしている男を不破万作が演じるほか、市川しんぺー、平田敦子、川上友里、町田水城、ノゾエがさまざまな役柄で登場する。

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組まれたセットは上下2段で等間隔に並んだ扉と、同じく床に等間隔に並んだ長方形の台で、スーパーマーケットの売り場のようにも見える。オープニングではそこにキャストたちが等間隔に並び、オリジナルの曲を全員で歌った。

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「妻といい仲になって、嫉妬した愛人から殺されてほしい」など、依頼内容はどれも個性的。羽仁男は毎回命を懸けて遂行するもなぜか生き残ってしまうため、オムニバスのように次々と出来事が描かれていく。

命を買いに来る人たちはユーモラスでありながら切実で、依頼の一つひとつに人間の欲望や業がカラフルに詰まっている。そして個性的なキャストたちの芝居により、そこに人間の持つおかしさや愛おしさ、そして残酷さが感じられた。そのなかで東は、死が迫り妙に生き生きしたり、死にたいのに死ねず苛立ったり、出会いと別れを繰り返すうちにある変化が訪れたりと、あらゆる依頼を渡り歩く姿が危うくセクシーだ。

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エンタテインメント小説と呼ばれる原作とノゾエによる演出の掛け算で、物語はポップに進んでいく。だからこそ浮き上がってくる三島由紀夫の死生観は、芝居に笑わされながらも心にグイグイと迫ってくるため、観終わった後には何とも言い難い気持ちになった。ぜひ劇場で味わってほしい。

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公演は11月24日(土)から12月 9日(日)まで東京・サンシャイン劇場、12 月22 日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。

撮影:森恒河
取材・文:中川 實穗

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■『レベッカ』特別連載vol.4■
 
 

『エリザベート』『モーツァルト!』『レディ・ベス』『マリー・アントワネット』で知られるミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビが手掛けたミュージカル『レベッカ』 が8年ぶりに上演されます。

物語は、ヒロインの「わたし」がイギリスの大金持ちである上流紳士のマキシムと恋に落ち結婚するも、彼の所有する広大な屋敷 "マンダレイ" に色濃く落ちる前妻・レベッカの影に追い詰められていき......というもの。
アルフレッド・ヒッチコック監督映画でも知られる名作ですが、このミュージカルではサスペンスフルな展開に、巨匠リーヴァイ氏の流麗な楽曲がマッチし、独特の世界を生み出しています。

これまでも桜井玲香さん、保坂知寿さん、平野綾さんのインタビューを掲載してきた当連載ですが、今回は稽古場レポートをお届けします!

▽ 左から 山口祐一郎、大塚千弘
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◆ 稽古場レポート ◆

 
稽古場に伺ったのは11月上旬の某日。
まだ初日まで20日以上あるタイミングのため、脚本の理解をキャストみんなで共有したり、ステージングをひとつひとつ確認したりという段階で、いわば作品の土台を作っている最中......というところか。

この日、まず最初にあたっていたのは、2幕後半・マンダレイの「書斎」のシーン

『レベッカ』という作品は、山口祐一郎扮するマキシム・ド・ウィンターの前妻・レベッカの死の謎が全編を覆っており、そもそもその死は事故死とされていたが、物語後半、レベッカのヨットが発見されたことで、話は大きく舵を切る。マキシムは「レベッカの事故死を再調査する予備審問」に召集され、そこで、レベッカの死の真相に迫る重大な事実が発覚する。

事故死でないとしたら、自殺か殺人か。
殺人だとしたら、誰が犯人か。


▽ 左から 山口、平野綾REBECCA04_31_0599.JPG

▽ 左から 山口、桜井玲香REBECCA04_32_0656.JPG

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紙・電子累計660万部の大人気コミックが原作となる、舞台『暁のヨナ~緋色の宿命編~』の公演がスタートした。主演のヨナを務めるのは、乃木坂46を卒業後、舞台、ドラマ、バラエティと活躍の場を広げている生駒里奈。そして、もう一人の主演は、ダンスロックバンドDISH//のメンバーとして活躍しながら、様々な舞台に出演し、支持を集めている矢部昌暉。このフレッシュなW主演の脇を固めるのは、山本一慶西川俊介奥谷知弘木津つばさ樋口裕太陳内将という、舞台で活躍する勢いあふれる若手たちだ。

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ゲネプロの直前に行われた囲み会見で、生駒は、「ヨナがひとりの女性としてどう成長するのか見てほしい」と笑顔で話し、矢部は、「迫力のあるアクションが魅力」だと本作の見どころを語った。同年代が揃うこの舞台。激しいアクションがあるからこそ、息の合ったチームワークが必要となってくる。

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稽古の後はキャストみんなでご飯に行くことも多かったようで、生駒は「みなさん、はじめましての方ばかりで不安でしたが、いまは大好きな人たちに変わりました。ヨナの旅を楽しんでもらえたら」と心境を語った。

 
9月の東京・シアタークリエ公演よりスタートした2018年版ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が、11月11日、神奈川県民ホールで大千秋楽を迎えました。
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演出の藤田俊太郎さんによると、「のべ4万7千人のお客さまにご観劇いただきました」という大盛り上がり、各地で大旋風を起こした『ジャージー・ボーイズ』。
げきぴあでは8月初旬の稽古場から、キャストインタビューまで、様々な角度からこの作品を追ってまいりました!

【2018年『ジャージー・ボーイズ』バックナンバー】
# ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』イン コンサート、熱狂の開幕!
# 2018年版『ジャージー・ボーイズ』本格始動! 稽古場レポート
# 稽古場レポート第2弾! WHITEチームの稽古場に潜入
# 稽古場レポート第3弾! BLUEチーム ピックアップ
# まもなく開幕! 初日前囲み取材でキャストが意気込みを語る
# イレイカナタ☆プレゼンツ:白石拓也&山野靖博インタビュー(前編)
# イレイカナタ☆プレゼンツ:白石拓也&山野靖博インタビュー(後編)
 
大千秋楽のカーテンコールの模様は東宝チャンネル公式ですでに上がっておりますが、げきぴあでも連載最後の記事として、記しておきたいと思います。

 

★前編

★後編

 
 
●演出の藤田俊太郎さんは、次のように、まず出演者たちに感謝を。

「いま舞台上にキャストは15人いますが、昨日千秋楽を迎えたWHITEチームの3人あわせると18名のキャストがいます。本当にこのキャストでなければ、この2018年の『ジャージー・ボーイズ』は作れなかったと思います。ひとりひとりを愛しておりますし、このメンバーだからこそ作れた公演に誇りを持っています。今日思いました、これから先もこの18人を守っていきたいと。この18人がこれからも輝ける場所を作っていけるような演出家になりたいと今日改めて思いました」

さらに
「たくさんのファミリーと呼べるようなカンパニーのスタッフと一緒に作ってきました。この世界最高のスタッフのみなさんは、僕たち私たちは当たり前の仕事をしただけだよ、というかもしれない。でもこの世界最高のスタッフとカンパニーだから作れた公演なんです。最後に、そのひとりひとり、劇場の色々な場所にいるスタッフにカンパニーに、大きな拍手を!」
とスタッフにも謝意を伝えます。
 

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■『レベッカ』特別連載vol.3■
 
 

『エリザベート』『モーツァルト!』『レディ・ベス』『マリー・アントワネット』で知られるミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビが手掛けたミュージカル『レベッカ』 が8年ぶりに上演されます。

物語は、ヒロインの「わたし」がイギリスの大金持ちである上流紳士のマキシムと恋に落ち結婚するも、彼の所有する広大な屋敷 "マンダレイ" に色濃く落ちる前妻・レベッカの影に追い詰められていき......というもの。
アルフレッド・ヒッチコック監督映画でも知られる名作ですが、このミュージカルではサスペンスフルな展開に、巨匠リーヴァイ氏の流麗な楽曲がマッチし、独特の世界を生み出しています。

主人公である大富豪、マキシム・ド・ウィンターを演じるのは、初演から変わらず、山口祐一郎。その相手役である「わたし」は、初演からこの役を演じている大塚千弘に加え、平野綾桜井玲香が新たな風を吹き込み、初のトリプルキャストで上演されます。

孤児で、どこかおどおどしていて、気弱な女の子が、上流階級の紳士と恋に落ち、大邸宅の奥様になる......。
それだけだとシンデレラ・ストーリーに思えますが、彼女を待っていたのは、甘く幸せな結婚生活ではなく、リアルな痛みが伴う複雑な人間関係と、謎めいた事件の影。
観客は「わたし」の視点を通し、大邸宅 "マンダレイ" で起きた事件を追体験していきます。


今回は、そんなヒロイン「わたし」に初挑戦する平野綾さんのインタビューをお届けします
 
 

◆ 平野綾 INTERVIEW ◆

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●「『レベッカ』が大っ!好き!! で、めちゃくちゃやりたかったんです」

 
 
―― 近年ミュージカル界でひっぱりだこの平野さんですが、『レベッカ』には初参加です。これは「やってみないか」というお話があったのでしょうか?
 
「はい、オーディションのお話をいただいたことからスタートしていますが......実は内心、めちゃくちゃやりたかったんです! この作品が大っ!!好きでしたので。もう、オーディションのお話が来た時点で「やったー!」と喜びました。ただ、そのオーディションが『ブロードウェイと銃弾』(2018年)の最中だったんです。この時のオリーブという役は、かなり特徴的な声を出していましたので、オリーブから「わたし」に切り替えるのが大変で。あの発声をずっとしていると、ほかの声がすぐには出ないんですよ。これで落ちたらオリーブのせいだ、と思いながら(笑)......もちろん冗談ですが。でもかなりプレッシャーを感じながら、挑みました」
 
 
―― 平野さんは色々なところでミュージカル愛を語っていらっしゃいますし、おそらくこの作品もお好きなんだろうな、と勝手に想像していました! 案の定で嬉しいです。『レベッカ』のどこに惹かれていましたか?
 
「私は、昔から推理小説ばかり読んでいたんです。ですので、洋書の推理小説にハマっていたときに手にして、もともと小説として読んでいました。構成が面白くて、「こういう書き方もあるんだ」って、まずは作品自体に惹かれました。そのあとに映画、ミュージカルの順で観ていきました。ミュージカル版は、後半は "レベッカの死の真相" という謎解きのような展開にもなりますが、それまでは「別に犯人探しをしているわけでもないのに、登場人物みんな怪しい」という不思議な状態が続きます。「わたし」も、「そんなこと知りたくないのに...」という情報をずっと聞かされていく。そして、どうなっていくんだろうとぐいぐい物語に引き込まれていったのに、急にシャットアウトされ、新たな展開を生むところが、小説を読んだ時と同じ感覚で、上手いなぁ~! と思いました」
 
 
―― 具体的にどのあたりか、教えていただけますか?
 
「例えば2幕で「わたし」がダンヴァース夫人に追い詰められるところ(『レベッカIII』~『ほんの一歩で』)などは、「どうなっちゃうの、どうなっちゃうの!?」と前のめりになる気持ちで観ていると、ある音が鳴ってその気持ちが遮断されますよね。それが、小説を読んで感じていたものと同じだったんです。自分のペースで読んでいたはずなのに、突然断ち切られる感覚が......」
 
 
―― たしかに。あの緊張感と、そのあとの我に返る感覚はとても印象的です。
 
「そうなんです。「いいタイミングで...!」って思いますよね。それに、サスペンスなんだけれどホラー要素もあるし、そのホラーも海外モノというよりは日本寄り。ひたひた忍び寄ってくる怖さがあります。ダンヴァース夫人の存在がもう、そんな感じですよね。あの黒い服が闇にまぎれて、いまもそのカーテンの後ろにいるんじゃないか? というような......。上手くできてるなぁ、って思います」
 
 
―― ちょっと話を戻しますが、オーディションは何を歌ったのですか?
 
「『永遠の瞬間』です。「わたし」の最初のビッグナンバーです。「わたし」が結婚するマキシムは、初演からずっと山口祐一郎さんが演じていらっしゃるのですが、私にとって祐一郎さんとの出会いはとても大きいんです。初めての共演は『レディ・ベス』(2014年)で、その時は祐一郎さんはロジャー・アスカムという、私の演じたベスの先生役でした。実際にお芝居のこと、歌のこと、本当にたくさんのことを教えていただいて、私の中で祐一郎さんは、父のような兄のような、先生のような大きな存在です。教えていただいたことも、一緒にお芝居をさせていただいた時間も私にとって本当に大切なもので、そういったものを「瓶に詰めたい」と思って歌いました。ですので、割と自分の心情、そのままでやりました」
(※『永遠の瞬間』は、「わたし」がマキシムと出会って過ごした思い出を瓶に詰めて残しておきたいと歌うナンバー)

 
 
―― その後も『モーツァルト!』『エドウィン・ドルードの謎』と共演されていますが、夫婦役は初めてですね。
 
「初めてです。緊張します~! 歌も、『レディ・ベス』で1曲一緒に歌わせていただいただけですし。『モーツァルト!』では一切、絡むシーンはなかったですし。すごく緊張しています。祐一郎さんからは「今までで一番大変な役だよ」って言われて、「心して頑張ります」とお伝えしました」
 

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各地でチケット完売続出、大盛り上がりのミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で、"天使の歌声"フランキー・ヴァリ役を好演中の中川晃教さん
ご存知のとおり、日本ミュージカル界を牽引する俳優であり、シンガーソングライターでもあります。

中川さんが脅威のハイトーンボイスを駆使し、フランキー・ヴァリを演じる『ジャージー・ボーイズ』は11月11日(日)の神奈川県民ホール公演まで続きますが、その大千秋楽を終えた直後、11月16日(金)にはソロコンサートである中川晃教コンサート 2018「I Sing ~Wonderful Wonder~」を開催!

「I Sing」は、中川さんが2013年よりコンスタントに開催しているシリーズで、オリジナル曲はもちろん、ミュージカルナンバーも織り交ぜ、その時々の中川さんの"今"が伝わるコンサート。

このコンサートにかける思いを、中川さんに伺ってきました。

 

◆ 中川晃教 INTERVIEW ◆

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●「最近の経験は自分でも「素晴らしいじゃん!」って思うことばかり」
 
 
―― 今日は11月16日のコンサートについてお伺いします。今回は『I Sing』シリーズ、中川さんが2013年から定期的に開催しているコンサートシリーズですね。

「はい。1年に1~2回のペースでやり続けているコンサートが『I Sing』です。なぜこのタイトルを掲げているかというと、歌を歌うということ、声を届けるということに集中したものにしたい、だからぜひ僕の歌を聴きにきて欲しい......そういう思いを込めて、潔く「歌う」というタイトルにしたんです。音楽って、今の自分が表現することであり、自分が感じている、思っていることである。等身大のものをダイレクトに伝えられる。しかも世界に向けて伝えられる。例えば今の僕は、ミュージカルという表現を経験したことによって、ブロードウェイやウエストエンドという世界が見えたりしています。だからミュージカルで歌う僕を知って興味を持ってくれた人も、そうでない人も、色々な経験があるからこその今の僕、目標を掲げて進化し続けていける自分、それを歌を通して聴いて欲しい。そんな思いでやっているコンサートシリーズです」
 
 
―― 今回のサブタイトルは『Wonderful Wonder』となっています。これはどういう心境でつけたのでしょう。

「この『I Sing』シリーズは、たとえば前回は誕生日前後にやったり、ほかにもデビュー何周年というタイミングだったりというタイミングで開催することも多いのですが、今回はそういう意味では何か特別な発表があるというわけではないんです。ただ、2年前に読売演劇大賞最優秀男優賞をいただいた『ジャージー・ボーイズ』が2年ぶりに再演になったり、BSの番組で司会させていただいたり(NHK-BSプレミアム『こころの歌人たち』)、韓国のミュージカルフェスに初めて呼んでいただいたり(2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル)、今の僕は今までとはまた少し違うところに行くことができているなって自分でも思うんです。それを包括すると何だろうと考えて、パッと浮かんだのが「Wonder」でした」
 
 
―― では、今のご自身の活躍は「驚き」であり「素晴らしい」ことだと。

「そうですね、自分でも「素晴らしいじゃん!」ってことを経験させてもらっている。いま、すごく楽しいです。プライベートでも音楽と向き合う時間がすごくあるんですよ。それに、たとえば人のことを愛おしいと思ったり、たとえばクリスマスが近付いてきて街が華やいできたり......そういう日常って、僕にとっては音楽に通じるんです。それを改めて思い返させてくれることが多くて。誰かを思うことって、特別なことじゃないんだけど、時としてすごく特別なことになる。そういう感覚は言葉では説明しにくいのですが、ピアノや歌を通してだとあふれ出る。さらに、音楽と向き合う時間がいっぱいある俺の日常って、それ自体がもう、最高に「ありがとう!!」じゃないかな、って思いもあり......。すべてひっくるめて「素晴らしいじゃん!」です(笑)」
 
 
―― 中川さんにとって音楽は、仕事じゃないんですね。

「仕事じゃ......ないですね。「仕事」と思う点があるとすればひとつだけ、「こういうところを目指したい」と考えることだと思います。仕事というか、プロとして、かな? この間も韓国にいって、べらぼうに歌が上手い人たちを目の前にしたのですが、どうしてもそれは目標になります。でもそう考える時以外は、本当に好きだから音楽をやっている。本当に好きだから、ピアノを弾いているうちに朝になっちゃった、とか、そんな日々です(笑)」
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―― では、そんな最近のWonderな体験の中からピックアップして、今のお話にも出た韓国のミュージカルフェス『2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル』(10月20日、仁川)の感想をお伺いしたいです。
 
「『I Sing』ではセットリストの中にミュージカルのナンバーを毎回入れているのですが、今回は『フランケンシュタイン』のナンバーを入れようと思っています。それはやっぱり、こないだの韓国での経験の影響がある。あの時、「次に歌う曲は、フランケンシュタインの『偉大な生命創造の歴史が始まる』です」って言った瞬間に沸き起こった歓声と拍手が凄かったんです! それで、この曲を日本でもまた歌いたいなって思った。なので、実は急遽セットリストに入れることにしました」
 
 
―― 曲紹介の時の歓声もですが、中川さんが歌い終わった時の歓声も凄かったですよ! ...と、読者に向けて付け足しておきます(笑)。フェス自体は、楽しかったですか?

「はい。韓国の方はみなさん本当に歌が上手いって聞いていて、もちろん上手いんだけど、一番感じたことはそれを楽しんでいるお客さんの熱狂です。聞くところによると、ミュージカルを観る層が、日本より20歳くらい若いらしいですね。わかりやすく説明すると、ちょっとアイドルのコンサートに近いノリだった。ミュージカルを好きな世代が若いからこそ、あの熱狂になるんだと納得しました。ああいう、自然にミュージカルで高揚する人たちが1万人規模で集まるフェスって、きっと世界でも珍しいだろうなって。そしてそこに自分がいる、呼ばれたってことで、「ここで俺、生まれ変わるのか?」ってくらい、気持ちが開放されたんです!」
 
 
―― 中川さんにとって、そこまでの体験だったんですね!
 
「韓国にいるのに、もっとグローバルな "世界" を感じた。日本の国外にいる自分に、またさらにその先の世界が見えました。実際、出演されている方も、韓国系だけどオランダ国籍の方だったり、アメリカ国籍だったりと、グローバルで。韓国にいるんだけど世界が見える開放感があって、そのハクハクするような、ドキドキワクワクする感覚は、日本で味わったことがないものだった。素直に「すごいな!」って思ったし、楽しかった。それに、『モーツァルト!』の『愛していればわかりあえる』を韓国の女優さん(キム・グンナさん)と韓国語でデュエットしたのですが、日本語より発音しやすかった感覚があるんです。歌として発声しやすい。韓国語という言語に触れたことで、また歌の表現、発声の仕方も勉強することが出来た。韓国にいるあいだ、何ひとつとして無駄なことがなかったんです。そこに、素直に驚きました」
 
 
―― 韓国の経験はもちろんですが、最近、中川さんの視野がどんどん広がっているなと感じます。今年の『ジャージー・ボーイズ』に際してのインタビューなどでも、世界を意識した発言が多かったような気がします。

「もちろん世界を意識するというのはずっと感じていたことだし、言ってきたことなんですが、確実にいま、それが具体的に一歩踏み込んだ思いになってきています。自分がミュージカルをやっていて出会ったお客さまがコンサートに来て僕の歌を聴いてくれて「こういう歌を歌うんだ」「また聴いてみたい」と応援してくれる。そういう方たちが「中川晃教はどこへ向かうんだろう」と思ってくれるタイミングがあるとしたら、それは今なんだろうなって思う。僕、11月5日に36歳の誕生日を迎えます。コンサートの日には36歳になっている。30歳をすぎた時に、5年ごとに目標を持ってやろうと決めて、36歳から40歳の5年は、世界に向けて準備をする年だって漠然と思っていたんです。実際にその年齢になり、本当にそう思うようになっています」
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