これまで67か国以上で上演され、日本では1967年、東宝創立35周年記念東宝ミュージカル特別公演として菊田一夫が製作を手掛けた歴史ある公演「ミュージカル『The Fantasticks』」。
55年の時を経て、新演出により新たに上演が決定いたしました。『シラノ・ド・ベルジュラック』などで知られる仏劇作家エドモン・ロスタンの韻文劇『レ・ロマネスク』をもとに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』のエッセンスを織り交ぜたストーリーはロマンティックかつ普遍的で、誰もが経験する恋と人生の物語 。
演出を手がけるのは、東宝ミュージカルの次世代を担う実力派演出家 上田一豪。
米ミュージカル市場最長連続上演を記録し、いまもなお世界中で愛されつ続ける名作が装いを新たに上演となります。
そんな新しい「ミュージカル『The Fantasticks』」世界を作り出すキャストの皆さんよりメッセージが届きました!
早速ですが、第3回目にメッセージを寄せていただいたのは、、、
ルイーザの父役ベロミー役を演じます、今拓哉さん!
――Q1.今回の公演、ミュージカル「The Fantasticks」の魅力・見どころを教えてください。
脚本の面白さと音楽の素晴らしさ。そして客席と「想像力」を共有して物語を紡いでいく
演出、さらに多彩で個性的で素敵なキャスト陣(僕を含めちゃいます!)もう、見どころ
と魅力で溢れてます!
――Q2. 稽古をしてみて感じること、稽古中のエピソード等を具体的に教えてください。
今回は全く新しい演出での初演ですから、表現の可能性は無限大。トライ&エラーを繰り
返しつつ、作品創りの面白さと楽しさと難しさを満喫してます。行き着くところ、「人」
と「関係」を探究する時間です!
――Q3.自分の役以外でやってみたい役は?
ずばり「エルガヨ」!!もう30年以上前ですがロングラン中のNYで観て一目惚れした
役。物語を紡いでいくキーマンで、色気たっぷりに客席を巻き込んでいく面白くも魅力的
な役どころですから!!!
読者の方へメッセージをお願いいたします。
小難しい作品ではありません。人生の中で誰しもが感じるようなエピソードを、玩具箱から出てきたようなキャラクターたちと、一緒に楽しみながら体感して感じ考えるひとときを過ごす作品です。劇場で一緒に心を遊ばせましょ!!
<公演情報>
10/23(日)~11/14(月) シアタークリエ (東京都)