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げきぴあ「芸劇eyes番外編 演出家リレー連載」をご覧の皆様、こんにちは。東京芸術劇場 広報担当です。

 おかげさまで、昨日6月27日(月)、芸劇eyes番外編『20年安泰。』は無事、千秋楽を終えることができました。ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
 2009年7月に野田秀樹が芸術監督に就任して以来、劇場から積極的にアートを発信していこう!ということで、話題作から海外作品、芸劇らしからぬ⁉エッジな作品までさまざまな自主公演を行ってきましたが、今回の『20年安泰。』では20代という非常に若い演出家の皆さんが率いる団体と公演を行うことができました。ジエン社、バナナ学園純情乙女組、範宙遊泳、マームとジプシー、ロロの5団体と芸劇が初めて打合せをしたとき、外見からして自分との年齢差を実感しましたが(笑)、それ以上に、これまで接してきた演劇とは違うものが見られそう!という期待を抱いたことを覚えています。なんというのでしょうか、5人から漂ってくる気配みたいなものが、これまでになじみある演劇人とは異なる感触というか。この5団体をコーディネートしてくださった演劇ジャーナリスト・徳永京子さんの眼力に、早くもうならされました。
 リハーサルをみたとき、期待にたがわず、5団体とも実に個性的な作品を見せてくれている!と、うれしくなりましたが、どの団体にとっても今回の客席はいつもと違うはず。お客様の反応はいかに⁉とドキドキの初日でしたが、高校生からご年配の方までかたずをのんで舞台を注視していらっしゃいました。観劇後の反応もあたたかく、とても励みになりました。厳しいご意見をくださった方も含めて、これからの演劇界を一緒に考えていく同志のような気持ちです。本当にありがとうございました!
 お気に入りのカンパニーが見つかった方は、ぜひとも彼らの本公演に足を運んでください。日程の早い順からご紹介すると、マームとジプシーは7月に北海道、8月に横浜、範宙遊泳とロロは8月、バナナ学園純情乙女組は10月、ジエン社は年明けの1月に公演を予定しています。たくさんの方に応援していただければ、その分若手カンパニーは成長します。ぜひ今後の彼らにもご注目ください!

   ロロ『夏が!』 撮影:田中亜紀
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  範宙遊泳『うさ子のいえ』 撮影:田中亜紀
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  ジエン社『私たちの考えた移動のできなさ』 撮影:田中亜紀
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  バナナ学園純情乙女組『【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】』 撮影:田中亜紀
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  マームとジプシー『帰りの合図、』 撮影:田中亜紀
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こんちには!!バナナ学園代表の二階堂瞳子です!!!!!(※本名)

わたしは、常に両腕に生傷が絶えません。
この文章を打っている時も、全ての指に、傷跡がある状態です。
これは、お料理でちょっと失敗しちゃった時や、転んで出来ちゃったような生易しいものでありません。
阿修羅ガールこと瞳子としては、いつも地元の相模原市古淵駅(=地獄で言うと上から五番目の地獄。)に出没する鬼と闘った時のキズ、モンスターぺアレンツをちぎっては投げちぎっては投げした時のキズ、兄が道に迷わないようにとパンをちぎって置いていってくれたのに無残にも森のことりたちがパン食べてしまいそのことりをぶち殺してしまった時のキズ、ゼロ戦のエンジンをバラした時のキズ、戦争が好きすぎて右側の人達と穏便に話し合おうとしてほにゃららした時のキズ、愛猫てんてんの餌を拝借しようとしては引っ掻かれ、噛まれ、くすぐりあったり殴り合ったりして仲良くしようとした時のキズ、等等等...と、数多の修羅場をくぐりぬけてきた負傷の数々です。

そんな私は、稽古場でも決して決して決して容赦は致しません。バナナ学園は世紀末バトル伝説の中で、私とバトるって友情を芽生えさせた仲間達との自決団です。かつ、二階堂瞳子の民明書房刊『私の背後に立つな』です。
稽古は、
一人の役者にひたすら水を吐きかけ祭。
野原一家ファイヤー!祭。
汗だるまになるまでダンスや歌や激しい運動をし、今日は誰が骨を折っただの、靭帯を伸ばしただの、これは血のりじゃなくガチじゃね?...だのと保険対象に非常に余念がありません。
また、無論、フィジカルに強いようでいて感情にも訴えかける団体です。出演者の島田くん(デブ、ビア樽みたいな体型)に、全身青色のペンキに塗りたくり、『僕、ぼのぼの』と言わせ、そこに他全員の役者がローションをぶっかけまくり運動←しかしその稽古の間は決して誰も笑いません。みんな真剣です。
また、地元相模原市のほぼ全ての公民館からバナナ学園出禁をくらい、いよいよ私たちには稽古場がありません。

芸劇eyes vol.05 ロロ・三浦直之

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はじめまして、もしくはおひさしぶりです、ロロの三浦直之です。

あなたが好きです。最近は、アトピーがどんどんひどくなってきてます。
首とかすごいです。
ぼくは緊張したり追いつめられたりすると体をかきむしる悪癖があって、稽古中とかにもボリボリ掻いているみたいです。
今もこの文章を書きながら、体をボリボリ掻いてます。
そうそう、それでこの前、原宿で子供鉅人の『バーニングスキン』っていうアトピーのおんなの子が主人公のイカしたお芝居をみて、さらにアフター飲み会に参加させてもらったんだけど、そのときも緊張してからだをボリボリ掻いてた気がする。
お芝居にでてた主人公のおんなの子もからだをボリボリ掻いてたな。
でもからだをボリボリ掻いてる姿をみるのってぼくは結構好きです。
なんだかエロいし。


こんにちは範宙遊泳の山本卓卓です。

渋谷のTSUTAYAによくいるのでみかけたら話しかけてくださいね、こちらからも話しかけるようにしようと思います。

範宙遊泳は大橋一輝と埜本幸良と熊川ふみとたかくらかずきと制作の坂本もも(ロロの制作もやってるよ)ていう人達がメンバーで、みんな権力を持った大人達にちょっぴり振り回されながらも自由気ままに可愛らしく活動していますので仕事たくさんくださいね。

僕は最近わかったことなんですけどきっと演劇コンプレックスなんですね。

じゃあなんでやってるのかって感じなのですが愛憎入り混じったものが結局一番楽しかったりするからなんですね。

今回のお芝居も僕のそういうダシ汁がでてると思います。

どうぞお手柔らかに。
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お初にお目にかかる方も多いかもしれませんが、ジエン社という劇団を主宰する、作者本介です。

今回、芸劇eyesの番外編という事で、えらい劇団達の中に放り込まれてしまった感があります。
何回か、取材や話し合いなどで、他の4劇団の主宰の方々と会う事があったのだけれども、なんといったらいいか。
佇まい、落着き、存在感、びっくりするほど、皆、格好がよい。

これがオーラってやつなのか。

そういえば、事あるごとに私は出ている俳優達に「俺はな、オーラが欲しいんだよ、オーラが」と愚痴っているような気がする。「オーラがあれば、皆稽古に遅刻したりしないんだろ?」と嫌味も言ったりする。私には人をひきつける輝きというものがあんまりない。

マームとジプシーの藤田貴大です、もう水天宮まで1ヶ月くらいかな、こつこつと稽古しています、こつこつと生活もしています、こつこつはいつまで続くのでしょうか、途方もないこつこつに嫌気をさしたり、さらには放棄しようとするのですが、でもやっぱりこつこつの中にいるしかないのです、こうして時間は消費されていきます、こわいこわい、こつこつ、こわい、1ヶ月後の水天宮の作品も、もちろん、こつこつの中に収まってしまったモノに、だからなっちゃうのね、こつこつ以上のことなんてできないのだろうか、こつこつの中でできた作品を見て、楽しいの?どうなの?とにかく収まってしまうのは怖いことです、でも多くの人たちは僕を収めようとしてくるんだ。では質問に答えます、第1回目を書いてた、僕の大好きな栗原さんって女性からの質問。

Q1 今までに「これは!?」と衝撃を受けた、もしくは「これは!!」とオススメの雑貨や本、音楽は何ですか?

A:雑貨は、モールでできたサンタクロースが、これは、で、いつも買っちゃうよ。本は、最近は高山なおみさんの本を読んでるよ。
音楽は、最近またビートルズに戻ったよ。こないだポスターとか買っちゃったけど、まだ貼ってない。ごめん。

げきぴあをご覧のみなさん、はじめまして。東京芸術劇場の制作担当です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京芸術劇場は今年4月より改修のため休館中、まさに「芸劇、変身中。」です!しかし!休館中だから、のんびりまったりしてるのかなぁ、なんて思ったら大間違い。主催公演も行いますし、2012年9月のリニューアルオープンに向けて着々と準備をしています。

さて、休館中の主催公演【第一弾】は、2009年より始まった、芸劇が注目する才能たち、「芸劇eyes」シリーズの番外編として、20代の若手5劇団がショーケース形式で競演する『20年安泰。』です。なぜこのタイトルなのか?この先20年、日本の演劇の未来が楽しみになる才能たちが集結し、そんな彼らと彼らを見届ける私たちが未来の演劇界を作っていく、とってもポジティブな意味が込められているのです。

そして、この企画のコーディネーターであり、演劇ジャーナリストの徳永京子さんお墨付きの5劇団が、ジエン社、バナナ学園純情乙女組、範宙遊泳、マームとジプシー、ロロ。劇団名を聞いただけで、ワクワクしませんか?何だか分からなくても楽しそうでしょう?「ポップで、切なくて、知的で、頑固で、開かれたヤツら」なんです。個性的で、グローバルな視点を持ったヤツらが、それぞれ25分間でどんな作品を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。

先月、会場となる水天宮ピットで、5劇団主宰者の写真&動画撮影や取材を行いました。盛りだくさんの要求や質問に、どぎまぎしちゃったりするかなぁ・・・なんてちょっぴり余計な心配をしていたのですが、とんでもない!!ちゃ~んとそれぞれ個性を発揮してくれて、さすが表現者!若いからなんて見くびってごめんなさい、と反省。そして改めて、この5劇団が一度に楽しめちゃうなんて!と、ほくそ笑んだのでした。


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左から、藤田貴大(マームとジプシー)、山本卓卓(範宙遊泳)、
二階堂瞳子(バナナ学園純情乙女組)、三浦直之(ロロ)、
作者本介(ジエン社)

さて、私の拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回からは、いよいよ5劇団の主宰者がリレー形式で登場します。文才溢れる若き表現者たちの連載をお見逃しなきよう、引き続き「げきぴあ」チェックお願いします!

芸劇eyes プロフィール

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芸劇eyesとは
2009年夏、野田秀樹が芸術監督に就任した東京芸術劇場は、新たなスタートを切るにあたり、"劇場の賑わい""若手育成"というテーマを掲げ、そのテーマに基づく企画のひとつとして、東京芸術劇場=芸劇が注目する才能をフィーチャーする「芸劇eyes」という企画を立ち上げました。
2009年度は「芸劇が注目する才能たち、」をキャッチフレーズに、ハイバイ/五反田団/グリング/冨士山アネット/モダンスイマーズ(以上、上演順)という俊英が集結。
2010年度は「続く、勢い、」というキャッチフレーズそのままに、サスペンデッズ/インパラプレパラート&エビビモpro./快快/FUKAIPRODUCE羽衣/劇団鹿殺し/劇団、江本純子/柿喰う客/ ひょっとこ乱舞(以上、上演順)とボリュームたっぷりのラインナップで駆け抜けました。
シリーズ上演が相乗効果を生み、すべての参加劇団が過去最高動員記録を達成! 劇団にとっても劇場にとっても、新しい観客の獲得という嬉しい成果が生まれ、芸劇eyesの名前も一気に浸透したと自負しています。
2011年度は、東京芸術劇場が改修のため1年5ヶ月に渡って全面休館しますが、その間も更なる若手育成、観客の獲得を目指し、会場を水天宮ピットに移して5劇団が短編で競演するショーケース形式で新しい「芸劇eyes」を展開します。

 芸劇eyes番外編とは
 今回、芸劇eyesがセレクトしたのは、ジエン社/バナナ学園純情乙女組/範宙遊泳/マームとジプシー/ロロ(50音順)の5組。いずれも作・演出家が20代の若い団体で、作品にも、若い世代ならではのセンス、テーマ、問題意識、挑戦、表現があふれています。しかしそれらは決して一過性のものでなく、この先の演劇に必要な、いわば"新しいサバイバル・ツール"。それを選択し、作品に採り入れ、すでに一定の精度で反映しているという意味では、この5劇団はむしろ成熟していると言えるでしょう。
表面上は可愛らしかったりトリッキーだったり賑やかだったり、しかしその根底には、かすかな声、小さな身ぶりも斬り捨てることのない繊細さが標準装備され、それを伝える戦略も練っている、そんな才能を一気に紹介します。
ひとつの劇団につき、持ち時間は25分。セットは同じものを使用。この限られた条件の中、それぞれの劇団が「自分達らしさ」の核心を打ち出します。「旧作のダイジェストでもOK」という提案に首を縦に振った劇団はゼロ。5劇団すべてが「新作」を発表します。
これからますます注目度、期待度が高まるであろう東京の5劇団の最先端を一気に見られるチャンスです。

芸劇eyes
開催日程:6月24日(金)~6月27日(月)
会場:水天宮ピット 大スタジオ

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