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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.1■
 
 
昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽でたちまち話題となり、多くの熱狂的ファンを生み出したミュージカル『SMOKE』
20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされたミュージカルで、たった3人のキャストが、ミステリアスで奥深い世界を作り上げていきます。

このミュージカルが早くも今年、再演されることになりました!

しかも今回は、昨年出演したキャストを中心としたバージョンを7~8月、
そしてニューキャストバージョンを6月と、
<ふたつのSMOKE>が上演されます!
 

◆ about『SMOKE』 ◆

李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。
イ・サンは、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

このミュージカルでは、彼の精神世界を謎めいた筆致で描き、誰も想像できなかった物語が繰り広げられます。
登場人物は、
 詩を書く男「(チョ)」、
 海を描く者「(ヘ)」、
 心を覗く者「(ホン)」
の3名のみ。 俳優の実力も問われる、スリリングな作品です。

 
まず最初に登場するのは〈NEW CAST〉バージョン
こちらは石井一孝藤岡正明彩吹真央という、いまのミュージカル界を支える実力派が出演します。

さっそく3人にお話を伺ってきました。
SMOKE2019-01-01_2C0A9439_re.JPG

★ 石井一孝×藤岡正明×彩吹真央 INTERVIEW ★

 
―― 昨年の日本初演版を、彩吹さんはご覧になったそうですね。どんな印象を抱きましたか?


彩吹「まず最初に、タイトルがどうして『SMOKE』なのかなと思ったんです。そしてモチーフであるイ・サンのことを私は存じ上げず、「難しいかもしれない」と思いながら観に行きました。この作品から私はどんなインスピレーションを得られるんだろう、と思いながら観ようとしたのですが、実際に劇場に入ったら、そんなことを途中で忘れてしまうくらいに作品の世界にのめりこみました。去年の上演は浅草九劇だったのですが、客席が四方をぐるりと取り囲んだステージで、とても密な空間だったということも相まっていたのかもしれません。映像や実際のスモークを使った演出も素晴らしく、エンタテインメントとしてすごく贅沢だな、という印象です。あとは、音楽の素晴らしさですね。感動しました。だから今回、出演のお話をいただいたときはまず、あの数々の歌を歌わせていただくんだということに喜びを感じました」


―― まだお稽古も始まっていない段階ですが、石井さんと藤岡さんは現時点で作品について、どんな印象でしょうか。

藤岡「台本を読みましたが、悪い意味ではなく "ぶっとんで" いる。感情を辿っていこうとしても跳んでしまう、線で繋ぐのが難しいというか。芸術ってある種、そういうものかもしれません。3×4が1になったりマイナス5になったりすることが起こりうる、理屈で説明できない作品なのかなと思いました。世の中にはサイケデリックなことや前衛的なことをやればスゴイ、という風潮ってあるじゃないですか。たまにそれを気取った舞台作品に出会うこともあって、そういうのって僕はシラケるんですが(笑)、『SMOKE』はそうではなく "本物" になるんじゃないのかなと思いました。なんか妙な説得力を感じたんです」

石井「僕もまだ語れるほどではないのですが、台本や資料をあたった感想だと、難しいところもあるのかなって思うんです。ただこの物語、最初は犯罪劇のように始まり、だんだん心の葛藤の物語になっていく。登場人物3人の謎を解き明かしていく中で、イ・サンという人の悲しみや、背負ってきた十字架がわかってくる。素晴らしい着眼点で描かれた戯曲だと思います。あと、最初から今回のキャストを聞いていていたんですよ。トーマス(藤岡)が<海>で、ゆみちゃん(彩吹)が<紅>だって。だから、トーマスだったらこう来るだろうな、ゆみちゃんだったらこうやるだろうなって想像しながら読んで楽しかった! そこにさらに、菅野こうめいさんの熱い演出でどうなっていくのか。初演メンバーの『SMOKE』とはまた違う『SMOKE』を作っていけるんじゃないかなと、楽しみにしています」

▽ 石井一孝SMOKE2019-01-31-2C0A9186_re.JPG


―― ......藤岡さんのことをトーマスと呼んでいるんですか?

石井「(そう呼ぶのは)業界オンリーですね! 機関車トーマスから?」

藤岡「違いますよー。10代の頃、なぜかわからないのですが、当時のレコード会社のスタッフたちと、外国風の名前をつけるとしたら(藤岡さんは)トーマスっぽいよね、と言われたんです。で、カズさん(石井)と最初に『レ・ミゼラブル』でご一緒させていただいたとき「何て呼べばいい?あだ名は?」と聞かれて、「何ですかねえ、よく"マサ"って呼ばれてますが」と答えたら、「マサはなぁ......ほかにないの?」「10代の頃にちょっとだけトーマスって呼ばれてました」と言ったら「それもらった!」と(笑)。カズさんしかそう呼ばないですよ!」

彩吹「呼びましょうか」

藤岡「いいですよ、今更変えなくても(笑)」SMOKE2019-01-02-2C0A9297_re.JPG

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■音楽劇『ライムライト』vol.1■


チャップリン晩年の傑作映画として名高い『ライムライト』
その名作を2015年に世界で初めて舞台化、好評を博した作品が、4年ぶりに上演されます。
 
映画でチャップリンが演じた老芸人カルヴェロに扮するのは、初演に引続き石丸幹二
カルヴェロと心を通わすバレリーナ、テリー実咲凜音
テリーに想いを寄せる作曲家ネヴィル矢崎広と、爽やかなふたりが初参加。

ほか吉野圭吾、植本純米、保坂知寿、佐藤洋介、舞城のどかというベテラン勢が初演から続投し、ノスタルジックな『ライムライト』の世界を作り上げます。

3月末の某日、稽古場を取材してきました!
 
 
物語は1914年、ロンドンが舞台。
かつて名声を得ていたものの、いまは落ちぶれた老芸人カルヴェロが、自殺をはかったバレリーナ・テリーを助けるところから始まります。01_AAA1791.JPG

......もちろん原作がありますし、基本的にストーリーは初演と変わらないのですが。
どうやらセットも変わりそうですし、幕開きから初演と違います!

具体的にどこがどう違うか......は、実際観てのお楽しみにしていただきたいのですが。
ポエティックに描かれていた初演に対し、2019年版は物語の輪郭がくっきりとし、より伝わりやすくなった、という感じでしょうか。

初演時、ご自身のパブリックイメージを覆す"老人"役に挑んだ石丸さん。
稽古場の石丸さんは、いつもの品のある素敵なビジュアルなのですが、芸人らしい調子の良さ、かつての栄光を捨てきれないプライド、アルコールに溺れる弱さ......といった、幾重にも重なるカルヴェロの心の層を、見事に立ち上げていきます。limelight2019-01-13_AAA2120.JPG

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薮宏太(Hey! Say! JUMP)が主演を務めるミュージカル『ハル』が4月1日に開幕した。

本作は、脚本・作詞を高橋亜子、演出を栗山民也、音楽を甲斐正人でつくりあげたオリジナルミュージカル。病を乗り越えボクシングに挑戦する主人公・ハル役を約10年ぶりの単独主演となる薮、ヒロイン・真由役を北乃きいが演じるほか、安蘭けい、栗原英雄、七五三掛龍也(Travis Japan / ジャニーズJr.)、梅沢昌代、今井清隆らが出演する。

高校生のハル(薮)は、再開発が頓挫し寂れた小さな田舎町で母(安蘭)と二人で暮らしている。子供の頃に患った病を乗り越え、元気な体を手に入れたハル。しかしどこか虚しい日々を過ごしていた。そんなとき、真由(北乃)と出会う。真由に誘われ、ボクシングを始めるハル。その楽しさにのめり込んでいくうちに、ハル自身はもちろん、彼を囲む人々も少しずつ変化していく。母との関係、過去のトラウマ、世間との葛藤...ハルが自らの人生と向き合い始めた頃、町にも変化がおとずれる───。

「病を克服した少年」という言葉から自動的に連想される、希望や輝きなどとはある意味逆の面持ちで暮らすハル。病気になる前までは無邪気で元気だったのに、病気を克服してからは心を閉ざした覇気のない生活をしていた。それはなぜなのか。本人だけではなく、母親や親友という周りの人間たちの思いが絡み合い生まれた複雑な状況が、歌で、芝居で、丁寧に描かれる。そこに突然現れる真由という存在。ハルの過去とも現在ともつながっていない新しい人物との出会いは、ハルの閉鎖的な気持ちに大きな風穴を開ける。真由の「あなたを知りたい」という言葉から生まれる安心、正直になる心、初めて口に出す言葉......。たった一人の存在がもたらす変化、広がっていくハルの世界は、観ていて救われるようだった。

さまざまな思いを抱えるハルを演じる薮の歌声と、北乃ののびのびとした歌声が、時に離れ、時に重なりながら物語は動いていく。さまざまな立場の人たちの前向きな気持ちも後ろ向きな気持ちも掬いながら結末へと進んでいくなかで、幅広い楽曲の数々が登場人物それぞれの繊細な気持ちをあぶり出し、物語をより深いものにしていた。

関西テレビ放送開局60周年記念 ミュージカル「ハル」は4月14日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアター、4月22日(月)から 28日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演中。

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1990年代の長崎を舞台に、同じ刻に生を受けた双子の兄弟が、家族を愛しながらも愛に飢え、さながら聖書のカインとアベルのように、葛藤とすれ違いの中紡がれてゆく人間ドラマ、舞台『黒白珠』。2019年6月にBunkamuraシアターコクーンで上演され、青木豪さんの書き下ろし脚本を、河原雅彦さんが演出するという注目の新作です。
また、双子の兄弟役で出演する松下優也さんと平間壮一さんが、風間杜夫さんをはじめ村井國夫さん、高橋惠子さんら実力も華もあわせ持つベテラン俳優陣とともに、ストレートプレイでどんな姿をみせてくれるのかも、とても楽しみ。

今回、脚本の青木豪さん、演出の河原雅彦さん、出演する松下優也さん、平間壮一さん、風間杜夫さんからコメント動画が到着しましたのでお届けします!

⇒【コメント動画】脚本:青木豪さん

⇒【コメント動画】演出:河原雅彦さん

⇒【コメント動画】松下優也さん

⇒【コメント動画】平間壮一さん

⇒【コメント動画】風間杜夫さん


公演は6/7(金)〜23(日)のBunkamuraシアターコクーンを皮切りに、兵庫、愛知、長崎、久留米で上演します!



<公演情報>
舞台『黒白珠』

脚本:青木豪
演出:河原雅彦
出演:
松下優也 平間壮一 清水くるみ 平田敦子 植本純米
青谷優衣 村井國夫 高橋惠子 風間杜夫

【東京公演】
2019年6月7日(金)~23日(日)
Bunkamura シアターコクーン
【兵庫公演】
2019年6月28日(金)~30日(日)
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【愛知公演】
2019年7月6日(土)~7日(日)
刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
【長崎公演】
2019年7月10日(水)
長崎ブリックホール
【久留米公演】
2019年7月13日(土)~14日(日)
久留米シティプラザ ザ・グランドホール

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方南ぐみの作・演出を手がける樫田正剛さんにとって「THE面接」は自信作。これまでも上演を重ねてきました。

『固定給50万円。プラス歩合。賞与年7ヶ月。約束します。』急成長を遂げる某イベント会社の中途採用試験の最終の最終の最終試験日。一癖も二癖もある最終の最終の最終面接者たちは思っていた。ここまで来たんだ、 何としても受かりたい、どんな手を使って...ズルをしても泣き落としをしても ...。その彼等の前に現れたのは一癖も二癖も三癖もある最終の最終の最終の面接官。生き残るのは誰だっ!!

今月4/24(水)からの公演に出演する寿里さん、舘野将平さん、遊佐航さんから熱いメッセージが届きました!
新元号になっても色褪せることのない普遍のテーマ。働くことの意味を問い、考えさせられる「THE面接」にご期待ください!

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寿里さん

方南ぐみ企画公演「THE面接」に出演することになりました寿里です。毎日、樫田さんに熱く指導頂いております。この作品、実はまだ現時点で僕を含め何人かの配役が決まっておりません。樫田さんが毎日、役者の特性やアプローチを見ながらベストの布陣を敷く為に役をシャッフルしながら稽古に臨んでおります!僕にとっても初めての事なので楽しみながら戦っております。台本の持てる力を存分に引き出して皆様にお届け出来るように頑張って参りますので、皆様、何卒、応援よろしくお願い致します!!

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舘野将平さん

「THE面接」この作品は僕が人生で初めて観た舞台でした!

とにかく笑って、舞台って面白いなーって思いました!

今回、役者として初めて台本を読んだ際、改めて作品の面白さと難しさを再認識しました!

作品の面白さは自信持って言えるので「役者が凄かった」と言っていただけるよう必死に作品に挑みたいと思います!

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遊佐航さん

絶賛稽古中、いや、激闘中の「THE面接」。作品を深めれば深めるほどに、今作の難しさを実感する日々。面接の域を超えた、戦場と化してます。沢山の方々に愛され、演じられてきた今作、沢山の想いを胸に...生き残りたい!その一心で「THE面接」を皆様にお届けします!熱き面接会場でお待ちしてます!

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公演は2019年4月24日(水)~4月30日(火・祝)に東京・下北沢OFF・OFFシアターにて上演。チケットは発売中!

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不条理劇の傑作に挑む柄本家の親子3人をカメラが追った!

「柄本家のゴドー」

4月20日からユーロスペースにて公開

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撮影 演出 山崎裕


人気俳優として映画、テレビで活躍する一方で、演劇ユニット"ET×2"を組む柄本佑・時生兄弟。2014年、ふたりはサミュエル・ベケットによる不条理劇「ゴドーを待ちながら」の公演に挑んだ。
2017年、父親の名優・柄本明を演出に迎えて、再びゴドーに挑戦する。
その稽古場にドキュメンタリーカメラの名手・山崎裕が立ち会った。
演出家と俳優の関係を超え、父から子への芸の伝承の厳しさと暖かさに溢れる時間の記録である。

キャストコメント)

「柄本家のゴドー」

出演 柄本明 柄本佑 柄本時生
   劇団東京乾電池のみなさん
撮影・演出 山崎裕 構成・編集 五十嵐久美子 撮影助手 小寺安貴
カラコレ 織山臨太郎 選曲 増子彰 プロデューサー 橋本佳子/山崎裕

制作: 104 co ltd 配給: ドキュメンタリージャパン
2017年/64分/Blu-ray/カラー
4月20日からユーロスペースにて公開

キャストコメント)
「何もやらないという時間をみつけたということじゃないかな。
待つという時間・・・待っている人・・・」

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柄本 明(えもと あきら)
1948年生まれ、東京都出身。
1974年、自由劇場に参加し俳優活動を始める。1976年、劇団東京乾電池を結成。座長を務める。1998年、映画「カンゾー先生」(今村昌平監督)にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、数々の映画賞を多数受賞する。映画のみならず、舞台やテレビドラマにも多数出演するとともに、舞台の演出も数多く手がけている。2011年には紫綬褒章を受賞。


「一生続けていける作品に出合ったなという手応えみたいなものを、ふたりとも感じた・・」

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柄本 佑(えもと たすく)
1986年生まれ、東京都出身。
2003年公開の映画『美しい夏キリシマ』(黒木和雄監督)で主演デビュー。同作品で第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。2018年に公開した主演映画3作品で第92回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞、また『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)で第73回毎日映画コンクール 男優主演賞を受賞

「自分の中で最高峰、やるんならゴドー、やるんなゴドーでしょ、というのがでかかった」

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柄本 時生(えもと ときお)
1989年生まれ。東京都出身。
2003年、映画 Jam Films S『すべり台』(主演/2005年公開)のオーディションに合格し、デビュー。2008年、『俺たちに明日はないッス』で初主演。同年数々の映画で活躍し、第2回松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀俳優賞を受賞。舞台、映画、テレビドラマと幅広く活躍している。最新作に『旅の終わり、世界のはじまり』(2019年初夏公開、黒澤清監督)がある。


本作演出:山崎 裕(やまざき ゆたか)
1940年生まれ。東京都出身。
1963年日本大学芸術学部映画学科卒業。以後、フリーランスカメラマンとして、記録映画、CM、テレビドキュメンタリー、テレビドラマ等で活躍。1988年、是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」で劇場用映画の撮影を担当、以降、映画、ドキュメンタリー、コマーシャル、ドラマ と幅広く仕事を続けている。
2010年、劇場映画「Torsoトルソ」を自らが監督、撮影を行う

著名人コメント
柄本明さんが息子たちの目の前で自らやってみせる芝居を見ながら、異才の人 の元に生まれることもまた残酷だなあ、 と思った。それでも息子たちは屈託もなく楽しげで、父もまた、愛おしそうに彼らを眺めている。
−西川美和(映画監督)

柄本さんの禅問答のような、宇宙のような、森羅万象のような...。 言葉や存在の有り様に戦き、その引力に否応無く惹かれます。
−李相日(映画監督)

俳優柄本明が、ふたりの息子の演じる芝居の稽古をつけながら、クック、クックと肩をゆらして笑っている。実に楽しそうに。そして、急に顔に両手の握りこぶしをあてて、真顔で睨む。やっぱり柄本明は、なかなか変で素敵に面白い。こんなオヤジの息子は大変だ。二人掛かりで立ち向かおうと、必死だね。
−串田和美(俳優・演出家)

『ゴドーを待ちながら』は、その時代の潜在的不安や希求が表れてくる作品だが、『柄本家のゴドー』は、まさに平成のぼんやりとした不安が醸し出されている。
−石橋蓮司(俳優)

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キャラメルボックスの鍛治本大樹さんが気になる公演をチョイスして、稽古場からレポートをお届けする不定期連載【鍛治本大樹の稽古場探訪記】


第3回目は『BLUE/ORANGE』です。



『BLUE/ORANGE』稽古場レポート




今回は『BLUE/ORANGE』の稽古場にお邪魔した。

 

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イギリスの劇作家Joe Penhall氏の作品で、日本では2010年に初演され、今春、千葉哲也さんの演出で9年ぶりに再演される。

物語の舞台はロンドンの精神病院。

境界性人格障害患者でアフリカ系の青年クリストファーが、翌日に退院を控えている中、研修医ブルースが彼の状態に不安を覚え、退院に待ったをかける。

退院したいクリスとさせたくないブルース、予定どおり退院させたい医師のロバート――。
3人の思惑がぶつかるスリリングな会話劇だ。

 

稽古場を見学させてもらうことが決まってから、僕はワクワクが止まらなかった。

その理由は3つある。

  

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 鍛治本大樹

 

  

◎理由その1

千葉哲也さんの演出

今では数々の舞台で演出を手掛けていらっしゃる千葉さん。

でも、僕の中では役者である千葉さんへの憧れが強くある。

実は以前、ドラマでご一緒したことがある。

本当に一瞬だったけれども、目の前で見た千葉さんのお芝居にとても感動した。

そして、同時にとても緊張した。

千葉さんと同じくらい高いレベルのお芝居をしないといけないような、共演者に求める水準も高いのでは...... と勝手に感じていたからだ。

役者である千葉さんが、どんな演出をされるのか?

稽古場ではどんな様子なのか?

しかも、演出だけではなく出演もされている。

きっとハイレベルな稽古が展開されているに違いないと、興味津々だった。

 

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 千葉哲也

 

◎理由その2

成河さん

何を隠そう、僕は成河さんの大ファンだ。

お芝居を始めたばかりのころ、中野の小劇場で成河さんの舞台を観てとてつもない衝撃を受けた。

絶対的に安全な客席に座っているはずなのに、恐怖を感じる......。

それぐらい成河さんのお芝居の迫力に圧倒され、荒々しい感情がこちら側にも迫ってきた。

それ以来ずっと、成河さんは僕の目標であり、憧れの存在だ。

 

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成河

  

◎理由その3

3人芝居

僕は少人数のお芝居が好きだ。

登場人物が少ないということは、一人ひとりが背負わなければいけないウェイトが大きくなる。
当然、役者自身の地力が試される気がする。

濃密な劇空間を創り上げていく瞬間を目撃できる!

しかも憧れの人たちのお芝居を間近で観ることができる、贅沢この上ない機会だと思った。

 

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逸る気持を抑えつつ、3月某日、稽古場へお邪魔した。

 

 

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人気作家・皆川博子の『二人阿国』(新潮社刊)を、歌やダンス、舞踊、殺陣でミュージカル化する『ふたり阿国』。"かぶき踊り"を創り、そのカリスマ性で民衆に絶大な人気を誇った美女・阿国(おくに)を元星組トップスターの北翔海莉が、阿国にあこがれと憎しみを抱きつつ"二代目おくに"を名乗る少女・お丹をAKB48の峯岸みなみが演じる話題作です。

「明治座にずっとあこがれていた」という北翔は、待望の明治座初出演にして、初座長! 稽古が始まったばかりの2月下旬、おあか役の桜一花とお菊役の鳳翔大という宝塚OGの3人がそろった稽古場に潜入しました。

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この日は歌のみの稽古ということで、稽古場に置かれたピアノの前に、北翔鳳翔が並んでスタンバイ。......と思いきや、手にした楽譜から話はあちこちに飛んで、尽きることがない様子。それもそのはず、北翔鳳翔は宙組時代を共に過ごし、鳳翔が新人公演で北翔の役を演じた時には「私が出来なさすぎて(笑)、手取り足取り全部教えてくださった」(鳳翔)という仲。一方、元花組の北翔とは音楽学校の予科本科の仲で、北翔が専科時代に特別出演した花組の「オーシャンズ11」や「エリザベート」で共演し、「ずっとご縁を感じていた」()とか。さらにその鳳翔も以前からメールで連絡を取り合っていたそうです。

歌稽古を指導するのは、作曲と音楽監督担当の玉麻尚一。宝塚の作品でもおなじみなだけに、ついには玉麻も加わって、ポンポンとにぎやかなやりとりが続きます。そのなごやかな空気のまま、歌稽古は始まりました。

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現代のフラメンコ界における最高のダンサーとの呼び声も高いエバ・ジェルバブエナ。彼女の来日公演が、2019年3月22~24日に東京・有楽町の東京国際フォーラム、3月26日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演されます。約1年半ぶりの来日が迫るエバより、今回の上演作に対するコメントが届きました!

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写真:『Quentos de Azúcar~砂糖のものがたり~』より

「様々なコラボレーションは、常に私の創作のインスピレーションの元となってきました。」時代の第一線で活躍するアーティストとのコラボレーションも多いエバは語る。今回、共同で新作を作り上げたのが奄美出身の民謡歌手の里アンナだ。
「日本文化の中には、神話や伝承と非常に強く結びついていると感じることが多くあります。それは日本の奄美の文化が、フラメンコと通じる部分でもあり、私にとっては、世界中の様々な人間が、ことばや文化の違いに関わらず、同じ人間同士であるということを示しているという発見でもありました。」
今回上演となる『Cuentos de Azúcar~砂糖のものがたり~』で扱っている題材は、グラナダと、奄美に共通するある歴史に基づいている。
「人間は、物事を「ヒストリー(物語)」として理解し、語るのだと思っています。だからこそ、私のヒストリーであるフラメンコを通して、異なる文化や歴史を語り、交流することに興味を持ったのです。」
様々な文化やジャンルを取り入れるエバの作品は唯一無二であり、それゆえに現代最高峰のダンサーと称えられる。しかしながら同時に、「グラナダ・スタイル」といわれる強いステップを伴うエバのダンステクニックは、直球で正統派であり、フラメンコの神髄とも言われている。今回上演される『Flamenco Cardinal~フラメンコの粋~』(3月24日のみの上演)は、日本の初心者のオーディエンスにとっても、フラメンコの魅力を伝えられる、正統派の作品でありながら、ファンにとってもそのテクニックを堪能できる作品となっている。
「フラメンコには様々なセンスやスタイルのものがありますが、そのどれもがフラメンコたるべき本質の部分で共通しており、フラメンコの神髄に忠実なものです。」
そんなエバから、来日を待ちわびるファンへメッセージをお願いします。
「素敵な物語を分かち合い、子供の様に戯れましょう。」


今日3月19日は、『音楽の日』。「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合わせから決まったそうです。 ミュージックの中でも老若男女から愛され続けている、聴いているだけで魔法の世界に連れていかれるような魅力たっぷりのディズニー音楽のステージをピックアップ! 色々な楽しみ方があるので、ぜひチェックしてみてください♪

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「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」inコンサート

映画全編、歌も演奏も全てライブの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」! 超豪華版シネマ・オーケストラ(シネオケR) の開催決定!
ダニー・エルフマンと5名のシンガーが映像中のジャックやサリー、ウギー・ブギーなどのキャラクターに扮し、 オーケストラ演奏に合わせてライブで歌う夢のようなコンサート。
ダニー・エルフマンと一緒に25周年をお祝いしよう!

日程:2019年5月25日(土)・26日(日)
会場:東京国際フォーラム・ホールA

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