たっぷりお話を伺ってきました!
ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事
ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが音楽を手掛けたミュージカル『CHESS』。
チェスの世界大会を題材に、東西の冷戦という背景を背負った登場人物たちのドラマを綴っていく物語ですが、その音楽性の高さでコンサートバージョンで上演されることも多い本作、日本でもコンサート版として2012年1月に初上陸しました。
この初演はリピーター続出の大好評を博し、この冬、待望のセカンドバージョンの上演が決定。
メインキャストは安蘭けい、石井一孝、中川晃教という初演メンバーが続投、さらにアービター(審判)役としてマテ・カマラスが加わります。
げきぴあでは、キャスト陣にこの作品の魅力を伺うインタビューを連続掲載!
第2弾は、ヒロイン・フローレンスを演じる安蘭けい、そして演出の荻田浩一が登場。
たっぷりお話を伺ってきました!
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ASIAとJAPANを繋ぐビジュアル・マガジン AJ [エー・ジェー]。
4月の創刊号に続き、11月28日にVol.2が刊行されます。
今回、<ミュージカル俳優の競演>という気になる特集があるということで...
げきぴあも、その特集に掲載される加藤和樹さんの取材に参戦してまいりました。
一躍脚光を浴びた『ミュージカル テニスの王子様』はじめ、舞台出演も多い加藤さんですが、今年は『ロミオ&ジュリエット』でグランドミュージカルに初挑戦。
さらに、『エリザベート』『モーツァルト!』などを産んだウィーン・ミュージカル界の巨匠、クンツェ&リーヴァイの新作『レディ・ベス』でヒロインの相手役として抜擢されるなど、現在ミュージカル界で熱い視線が注がれている加藤さん。
その彼のミュージカルへの思いや、自身のターニングポイントなど、たっぷり語ったインタビューは後日この<げきぴあ>にも掲載予定です。
が、今回はまず、『AJ』撮影風景をちょっとだけお伝えいたします!
ビジュアルにも拘った誌面が特徴の『AJ』。
撮影もめちゃめちゃ凝ってます!
加藤さん、セクシー!!
『AJ[エー・ジェー]』に加藤和樹登場!の続きを読む
2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
そのアニバーサリーイヤーの記念すべき第1作であり、ホームグラウンドである宝塚大劇場の幕開けを飾る星組公演『眠らない男・ナポレオンー愛と栄光の涯にー』の制作発表会見が11月11日に行われました。
物語はかの皇帝ナポレオン・ボナパルトの人生を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に描くもの。
脚本・演出は『エリザベート』『モーツァルト!』などを大ヒットさせた、日本ミュージカル界きっての鬼才・小池修一郎。
さらに、こちらも日本では小池演出で大評判を呼んでいる『ロミオとジュリエット』を手掛けたジェラール・プレスギュルヴィックが、全曲の作曲を担当。
会見はまず、星組トップスター柚希礼音、娘役トップ夢咲ねねを中心としたパフォーマンスからスタート。
プレスギュルヴィック氏による流麗な楽曲、そして豪華な衣裳に目を奪われます。
【チケットぴあニュース】
劇団四季が上演しているミュージカル『キャッツ』が11月11日、日本上演30周年を迎えた。日本で初めてロングラン公演を行うなど、日本演劇界に革新を起こし続けた奇跡のミュージカルは、現在は静岡市民文化会館 大ホールにて上演中。この日の時点で国内総公演回数8617回、総入場者数は約860万人を数える。

撮影:荒井健
作品は、都会のごみ捨て場に集う個性的な猫たちの姿を綴ったアンソロジー。個性的な猫たちの生き様と、猫を高い身体能力で演じきる俳優たちの演技、そして魅力的な音楽の数々は、老若男女問わずファンの心を掴んでいる。日本初演は1983年11月11日、東京・西新宿の黒いテント劇場。日本初の欧米型ロングラン公演を実現する一方で、「ぴあ」との提携でコンピューターによるオンライン・チケッティングシステムを構築。チケットビジネス界への影響も大きい。その後もコンスタントに日本各地で上演を重ね、これまでに9都市のべ20公演地で、各都市の記録を塗り替えるロングラン公演を行っている。

劇団四季『キャッツ』東京初演(1983年)のキャッツ・シアター 撮影:山之上雅信
30周年の記念日となったこの日は、この特別な日を祝おうと全国から集ったキャッツ・ファンの熱い視線が注がれる中、〈30周年記念特別カーテンコール〉が行われた。巨大スクリーンに歴代キャッツ・シアターが映し出されるなど、30年の歴史を振り返ったあと、マンカストラップ役の萩原隆匡が「これほどの公演を重ねることができましたのも、お客様お一人お一人が作品を愛し、育んでくださったからこそと、出演者、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも変わらぬご声援を賜りますようお願い申し上げます」と挨拶。舞台上には巨大な「30」のオブジェも登場、舞台上と客席が一体になり記念日を祝った。
静岡公演は12月1日(日)まで。チケットは発売中。

撮影:荒井健
2014年に25周年を迎える、渋谷の複合文化施設Bunkamura。
施設内の劇場、シアターコクーンでは、25周年記念公演の第1弾として、小説家・古川日出男の書き下ろし戯曲を、芸術監督・蜷川幸雄の演出で上演。
その注目作『冬眠する熊に添い寝してごらん』の製作発表会見が11月1日、都内にて行われました。

●ストーリー●
これは、清濁の血を併せ持つ伝説の熊猟師と、熊、そして犬との聖なる戦いの物語。
熊猟師の子孫である川下兄弟の愛憎が100年の時を超えて絡み合う。
兄とじゃれあいながら、実に楽しそうに笑う弟、その名は川下多根彦。
ライフル競技でオリンピック代表に選ばれた兄、川下一を尊敬し、競技に熱中する兄の代わりにエリートとして育ち、家訓である[25歳で一子を設ける]を実践せんとしている。
兄弟が海をながめるその港は、かつて、越後から放たれる石油が積み出されていた――。
そして語られ始めるのは、100年前の〈欲望するエネルギー〉石油の物語。
祖先である〈伝説の熊猟師〉の自然に翻弄されながらも全てを司るような視点と、兄弟の視線が交差する。
絶対の信頼で結ばれていた兄弟の前に、ひとりの奇妙な女が現れる。多根彦の婚約者、女詩人のひばりである。
惹かれあう一とひばり。兄弟の絆が揺らぎ始める。
その揺らぎは時空を超え、日本の歴史の暗部に光をあてることに――。
北陸の吹雪のその先に見えてくるものは、兄弟の邂逅なのか。それとも――。(チラシより)
『冬眠する熊に添い寝してごらん』製作発表レポートの続きを読む
2010年本屋大賞ベストテンにも選ばれた藤谷治の人気小説を原作に、クラシック音楽満載で綴る舞台『交響劇「船に乗れ!」』が12月に上演されます。
音楽高校を舞台に、若者たちの出会いや葛藤を描く青春ストーリー。
主人公のチェリスト・津島サトルは、山崎育三郎と福井晶一という実力派スターが演じます。
高校時代のサトルに山崎が扮し、45歳のサトルを福井が演じその高校時代を回顧していく、という構造。
同じ役を演じるふたりの俳優が同時に舞台上に存在する、というその構造も面白いですが、
使用する楽曲はすべてクラシック音楽で、それに日本語を乗せて歌うという試みや、
実際に41名のオーケストラが舞台上に登場するなど、
様々な面で意欲的な作品になりそうなこの作品。
去る10月26日、都内でプレ・イベントが開催され、山崎、福井に加え共演する加藤雅美、演出の菅野こうめいが出席し、作品の魅力などを話しました。
■新演出!『レ・ミゼラブル』2013■


4月のプレビュー公演から始まり、5~7月の東京・帝国劇場公演、8月の博多公演、9月の大阪公演、10月の名古屋公演と旅を続けていた2013年"新演出版"『レ・ミゼラブル』が、ホームグラウンドである帝国劇場に戻ってきました!
11月4日、東京凱旋公演が開幕。
初日のこの日は開演前に劇場ロビーにて、出演者である吉原光夫、笹本玲奈、里アンナ、田村良太、若井久美子、駒田一、森公美子、上原理生、加藤清史郎らによる「凱旋公演オープニングイベント」が開催されました。
初日のお客さま以外にも、公式HPで募集された抽選に当選した30名のお客さまも見つめるこのイベント。
ロビー、こんな感じでお客さまが詰め掛けておりました。
1階だけでなく、2階にも!
そこから見えるんかいな、という場所にも!
■劇団四季創立60周年 特別連載■
今年4月に開幕、ディズニーと劇団四季のタッグで贈る最新作として大きな注目を集め、いまだにチケット入手困難という大ヒットミュージカル『リトルマーメイド』。
海中世界を表現するフライング技術など演劇的手法を駆使し、ディズニーらしいファンタジックで愛らしい物語が紡がれる作品は、まさに老若男女だれもが楽しめるエンターテインメントです。
この作品、大井町にある劇場、四季劇場[夏]で上演されていますが、その最寄り駅であるりんかい線・大井町駅の発車ベルが、本日より『リトルマーメイド』のメロディになったそうです。
これを記念して、『リトルマーメイド』出演キャストがりんかい線「大井町駅」一日駅長に就任しました。

1970年、寺山修司と篠田正浩監督が組み、仲代達矢主演で映画化された『無頼漢』。
これを元に中津留章仁が新たな視点で脚本を書き下ろし、流山児祥が演出する舞台『テラヤマ☆歌舞伎「無頼漢」』が11月21日(木)から上演されます。
この製作発表が10月23日、作品が上演される会場である豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)で行われました。

この作品は、昨年より始動し、3年連続で上演される<豊島区テラヤマプロジェクト>の第2弾。
これは豊島区、としま未来文化財団、流山児★事務所が連携し、寺山作品の特色を生かして"町と繋がる演劇の新しき展開"を目指して行うもの。
昨年上演された第1弾『地球☆空洞説』も公園から劇が始まりましたが、本作でも芝居の導入部で、劇場の目の前にある中池袋公園を使用する予定だそうです。
まさに、"町と一体化した演劇"が楽しめそう。
【チケットぴあニュース】
宝塚OGの豪華共演で、宝塚の素晴らしさを改めて感じるステージ『DREAM,A DREAM』
2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。"小さな湯の町宝塚"から生まれた少女歌劇団は、100年の間に日本を代表するエンターテインメント集団になり、同時に多数のスターを輩出した。そんな宝塚の卒業生による、宝塚歌劇へのオマージュを込めた作品〈TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY FINAL〉『DREAM,A DREAM』が10月12日、東京・東急シアターオーブにて開幕。トップ経験者は、レギュラー出演する鳳蘭、峰さを理、剣幸、杜けあき、安寿ミラ、湖月わたる、彩輝なお、朝海ひかる、紫とも、星奈優里、彩乃かなみ、紫城るい、初風諄、麻路さき(ゲストピアニスト)のほかにも日替わりで多数ゲスト参加。計22名の元トップスターが名を連ね、それ以外の出演者もすべて宝塚OGという、豪華絢爛なショーだ。
ステージは3部構成で、1幕は、パリをテーマにした楽曲や、ロケットダンス、背負い羽、シャンシャンなど、宝塚らしい要素が満載のレビュー。2幕ではジャズをメインに一気にクールになるとともに、歌を得意とするスターは歌い、ダンスを得意とするスターは思い切り踊る、出演スターたちの個性が際立つ内容に。そして3幕では、こちらも宝塚ならではの"日本物のショー"から、ゲスト出演者が懐かしのナンバーを歌うシーンなどが綴られていく。