ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事
『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』稽古場レポート第4弾です。
<A日程><B日程><C日程>と期間を分け、それぞれ『ベルサイユのばら』、『エリザベート』、『風と共に去りぬ』という、宝塚が誇る代表作3本をピックアップしたコーナーが設けられる今回のステージ。
この日の稽古場は<B日程>ということで、『エリザベート』コーナーがあります!
当然のことながら、その役を演じたことのあるスターさんが、それぞれの役に扮します。
懐かしのあの姿が観られますよ!
タカラヅカ100周年を彩る祝祭的ショーステージ、『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』稽古場レポートpart3です。
この舞台は<A日程><B日程><C日程>と期間を分け、違うキャスト(もちろん元トップスター!)が出演。
<A日程出演者>
真帆志ぶき、榛名由梨、初風諄
<B日程出演者>
瀬戸内美八、峰さを理、南風舞、
一路真輝(東京公演のみ)
<C日程出演者>
高汐巴、平みち、こだま愛
さらにA日程は『ベルサイユのばら』、B日程は『エリザベート』、C日程は『風と共に去りぬ』という、宝塚が誇る代表作3本をピックアップしたコーナーが設けられています。
スケジュールはオフィシャルページ等でご確認ください。
この日は、<B日程>キャストの稽古日でした。
『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』稽古場レポート、続いて元トップ娘役の方々をご紹介です!
オープニングメドレーでは、元トップ娘役の皆さんは「ハロー・タカラヅカ」「ハロー・タカラジェンヌ」といった、宝塚を代表するショーナンバーを歌い継いでいきます。
いよいよ5月18日(日)より開幕します『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』。
今年100周年を迎えた宝塚歌劇団の歴史を彩った、伝説のトップスターたちが集結して繰り広げられるショーステージ!!
"タカラヅカ"100年目のアニバーサリーイヤーを祝う、祝祭感満載の舞台になりそうです。
豪華ゲストが多数出演するのも話題ですが、全日程出演されるのは、
杜けあき、麻路さき、高嶺ふぶき、稔幸、姿月あさと、湖月わたる、貴城けい
(以上、元トップスター)
風花舞、星奈優里、大鳥れい、彩乃かなみ、蒼乃夕妃
(以上、元トップ娘役)
という顔ぶれ。
残念ながら取材日は杜さんはご欠席でしたが、<B日程キャスト>(後述)の通し稽古をたっぷり取材してきました!
■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.10■
『レディ・ベス』東京公演も折り返しを過ぎました。
この公演ではさまざまな<終演後イベント>が行われていますが、本日は5月5日に行われたトークショーの模様をレポートします。
この日の登壇者は
平野綾、山崎育三郎、未来優希、平方元基の4名。
まず中日(なかび)を過ぎた現在の心境を。
「本当にあっという間でした。お稽古期間もぎゅっと凝縮されていたので、初日も「あ、もう本番なんだ」という印象でしたし、そこからもすごく早かったです」と平野さん。
山崎さんは「世界初演ということで、稽古のあいだは毎日、台本も変更が入ったり、楽曲がカットされたり増えたり、キー(音程)がチェンジされたりと、変更の連続でした。本番開けてから、お客さまとともに完成されていった感じがします」。
それに対し平方さんも「本当に開幕してから、お客さまがいてくださることで、安心感がこんなにあるんだなということを今、実感しています」と同意。
未来さんは「(今日ここにいる)皆さんWキャストなので、公演回数はいっぱいあるんですが(出番は)半分ということもあり、あっというまにここまできちゃった、という感じです。毎回新鮮で緊張感を保てたまま舞台に立てるのがすごくいい」。
...皆さん揃って"あっという間"という心持ちのようです。
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演劇集団キャラメルボックスが、5月10日(土)より『鍵泥棒のメソッド』を上演します。
原作は第36回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した、内田けんじ監督映画。
これまでも小説の舞台化などを数多く手掛けているキャラメルボックス、その中には原作が映像化されているものもありますが、純粋な映像作品を舞台化するのは、今回が初。
とはいえ、常に原作への愛情溢れる丁寧な舞台化を実現してきている彼らのこと、今回の舞台化にも期待がかかります...!
いったいどんな舞台になるのでしょう。
4月某日、その稽古場を取材してきました。
物語は、売れない貧乏役者と記憶喪失の殺し屋の人生が入れ替わることから始まる、スリリングなコメディです。
いろいろとツイておらず自殺まで試みた貧乏役者・桜井武史。
彼は銭湯で男が転倒する現場にはちあわせる。気を失った男を見て、ふと自分と男のロッカーの鍵をすりかえる桜井。
だが気を失った男はそのまま記憶喪失となり、桜井がすりかえたロッカーの荷物から、自分が桜井だと思い込んでしまい...。
一方、桜井が人生を乗っとった男は伝説の殺し屋・コンドウだった...!?
ふたりの入れ替わりに、さらに婚カツ中の雑誌編集長・水嶋香苗が絡み、物語は先の読めない方向へ転がっていきます。
今年、デビュー40周年を迎えている世界的ポップグループABBA。
そんな彼らの名曲が散りばめられたミュージカルと言えば、『マンマ・ミーア!』。

撮影:下坂敦俊
物語はエーゲ海の小島を舞台に、シングルマザーとしてひとりで娘を育てあげた母親、20歳で結婚をしようとしている娘、このふたりの母娘を中心にした騒動を賑やかにハートフルに描き出すもの。
既存の音楽を使用する「ジュークボックス・ミュージカル」でありながら、このストーリーのためにこの楽曲が作られたのかと思えるほどに、音楽がマッチしている物語の巧みさ、
さらに必ず客席が総立ちになる熱狂のカーテンコールなど、ミュージカルの良さがたくさん詰まったステージです。
1999年にロンドン・ウエストエンドで開幕、2001年にはブロードウェイで開幕。
両公演とも現在もロングランを続けているヒット作。
日本では2002年12月、電通四季劇場[海]のこけら落としとして開幕しました。
この作品が日本上陸から11年半にして初めてCD化、4月30日についに発売になりました!

オーヴァーチュア、アントラクト(間奏曲)含め本編の全24曲、さらにカーテンコールの『マンマ・ミーア』『ダンシング・クイーン』『ウォータールー』の3曲もしっかり収録!
■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.9■
ついに開幕した『レディ・ベス』、大作ミュージカルらしく、見どころがいっぱいの作品になっていますね!
この作品を多角的に追っている当連載ですが、"世界初演"を作り上げるスタッフワークについてもお届けしたく、美術・二村周作さんに続き、本日は衣裳・生澤美子さんのインタビューをお送りします。
●プロフィール●
コスチュームデザイナー。1973年、東京都出身。文化服装学院を卒業後、チャコット(株)に7年間勤務。在職中に、テーマパークのパレードコスチュームや、有名アーティストのコンサートの衣装等から、国体やイベント、バレエ、ミュージカルの衣装のデザイン・制作、鴨川シーワールドのユニフォームのデザイン・制作などを担当する。2003年渡米後、独立。Shigeru Yaji 氏に師事し、主にカルフォルニアで活動。(オフィシャルHP)
●生澤美子氏 インタビュー●
――まずは生澤さんご自身のことを伺わせてください。チャコットにお勤めでいらして、そのあとアメリカに留学されたんですね。
「はい。チャコット時代はデザインから製作から、何でもやっていました。お店にも立っていましたよ(笑)。その中で、日本で有名な某テーマパークのパレードの衣裳製作に関わりまして、パークの立ち上げのタイミングでしたので、デザイナーさんがたくさんアメリカからいらっしゃったんです。そこであまりに素晴らしい衣裳と素晴らしいデザイン画と素晴らしいスタッフに会ってしまって、アメリカに行こうと決めました。その来日したスタッフの中に、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の立ち上げの際のデザインをすべてやっていらしたShigeru Yajiさんがいらして、その後カリフォルニアで彼のプロジェクトに色々と参加させていただきました」

■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.8■
クンツェ&リーヴァイの新作ミュージカル『レディ・ベス』世界初演、いよいよ開幕!
この作品を多角的に追っている当連載ですが、"世界初演"を作り上げるスタッフワークについてもお届けしたく、本日は美術・二村周作さんのインタビューをお送りします。
●プロフィール●
武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。ロンドンセントマーチン・カレッジオブアートアンドデザイン修士課程取得。2002年には文化庁在外研修員としてロンドン、チューリヒに留学。2011年にはミュージカル『キャバレー』の成果に対し第38回伊藤熹朔賞(舞台美術をはじめ各芸術分野において顕著な功績のあった人に贈られる賞)本賞、2013年に紀伊国屋演劇賞(個人賞)、2007年に読売演劇賞最優秀スタッフ賞を受賞するなど、日本を代表する舞台美術家である。現在玉川大学パフォーミングアーツ学科非常勤講師。
●二村周作氏 インタビュー●
――まず、二村さんはなぜ<舞台美術>の世界に入られたのでしょうか。
「もともと舞台が好きで、大学生の時はいわゆる"劇研(演劇研究会)"に入っていました。役者に憧れた時期もありましたよ(笑)。でも絵が好きで、美大に進んでいたんですね。ですので、美術と演劇と両方関われる仕事...となると、やっぱり舞台美術の道に進んでいきました。それに、子供の頃から祖母に連れられてよく歌舞伎を観に行っていまして、"きれいなもの"を見る機会があったことから、そういうものに憧れたのだと思います」
■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.7■
ミュージカル『レディ・ベス』が4月11日・12日のプレビュー公演を経て4月13日、東京・帝国劇場にてついに開幕しました。
開幕ニュースはコチラにも掲出しましたので、併せてご覧ください。
4月13日の初日は、カーテンコールで出演者によるご挨拶もありました。
まずはロジャー・アスカム役、山口祐一郎さんの
「本日は世界初演ミュージカル『レディ・ベス』にご来場たまわり、まことにありがとうございます。この若葉萌える季節にぴったりの若々しい主役のおふたりに今日は初日のご挨拶をしていただきたいと思います」というご紹介で。
主人公、レディ・ベスを演じた平野綾さん。
「この日を迎えられたことがまだ夢のようで、信じられない気持ちでいっぱいです。ベスの役作りのために色んな本を読んだり、彼女がどんな考えを持っていたんだろうと考えたりすればするほど、自分が未熟なことに気付かされました。ベス、そして『レディ・ベス』という作品で、私も成長させていただいたと思います。今日はやっと始まったばかり。ここからまだ長いので、その中で、もっともっとみなさまに良いものをお届けできるように成長していきたいと思います。この"0番(センター位置)"に立たせていただくということは、すごく責任のあること。至らないことばかりですが、ここにいるキャストの皆さん、スタッフさんに支えられて今、ここに立たせていただいていると思います。これから『レディ・ベス』が皆さんに愛される作品になればいいなと思います」
とうっすら目に涙を浮かべながらご挨拶。
ロビン・ブレイク役、山崎育三郎さん。
「今日この日、この瞬間のために、脚本のクンツェさん、作曲のリーヴァイさん、小池修一郎先生、本当に多くの先生方、スタッフの皆さま、そして尊敬するキャストの皆さま、オーケストラの皆さま、本当に皆で心ひとつにしてここまでやってきました。これからまだまだ長いですが、皆さんに愛される作品になるように、日々カンパニー一同進化しながら、この作品を高めていきたいと思いますので、ぜひまた劇場にお越しください」。
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