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内野聖陽浦井健治成河ら魅力的なキャストが集結、さらに第21回読売演劇大賞において大賞および最優秀演出家賞を受賞したばかりの今もっとも注目を集める演出家、森新太郎が演出を手掛ける『THE BIG FELLAH ビッグ・フェラー』が今年、日本で初上演されます。

げきぴあでは、このキャスト&演出家に連続インタビュー!
第1回の森さんに続き、今回は成河さんのインタビューと、スチール撮影風景のレポートをお届けします。
簡単なストーリーなどは、vol.1をご覧ください。


前回掲載しました森さんのインタビューで、森さんが成河さんのことを「肉体的にも精神的にも見事な運動神経」と称していましたが、その柔軟さで"何にでも化ける"という印象の成河さん。
そんな彼が演じるのは、IRAメンバーのルエリ
お調子者で明るい性格でありながら、イギリス兵射殺事件に関わったことでIRAの存在意義にも深く関わっていくシリアスな面も持つ青年を、成河さんはどう演じるのか今から楽しみです!


●スチール撮影風景レポート●

BigFellah02_01.JPGスチール用の衣裳はこんな感じです。
ジーンズにTシャツという、とても身近でラフな衣裳。
ただ、胸にはアイルランドの国旗のカラーがペインティング。
IRAに所属しつつも実際に紛争中である本国からは遠く、ニューヨークで日常生活を送っている彼らを象徴するような服装です。

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いまイギリス演劇界で"久々に登場した硬派な「Work Play」(労働の演劇)の書き手"として人気を集めている劇作家、リチャード・ビーン『THE BIG FELLAH ビッグ・フェラー』が5月から7月にかけ、日本で初上演されます。

演出を手掛けるのは森新太郎
1976年生まれと若手ながら、真っ向からテキストに対峙する緻密な舞台を作り上げる手腕に評価が高く、また上演機会の少ない古典や海外の注目作など、戯曲を選ぶセンスも光る演出家です。
つい先日には、第21回読売演劇大賞において大賞および最優秀演出家賞を受賞!

そんな日英の才能がぶつかる今回の上演、キャストも内野聖陽浦井健治明星真由美町田マリー黒田大輔小林勝也成河と、魅力的な面々が集結。
森さんも「これ以上のベストキャストはないんじゃないかというくらい、ベストキャスティング」と語るこの顔ぶれで送るのは、1972年から2001年までの30年にわたる、在NYのIRA活動家たちの姿です。


●ものがたり●

1972年、ニューヨークのアイリッシュレストランではブラッディー・サンデーの追悼集会が開かれていた。アイルランド共和軍(IRA)のNY支部リーダーのコステロ(内野聖陽)は対イギリスへの報復と組織強化への思いを熱く語る。
彼らIRAの活動家たちの隠れ家はマイケル(浦井健治)のアパートメント。しかし活動家と言っても彼らの日常はごく普通のNY市民であり、その中にはマイケルのような消防士もいれば警察官もいた。アイルランドからやって来たお調子者のルエリ(成河)は、バーで親しくなった女性をマイケルのアパートに連れ込むが・・・。
1972年からの30年間にわたるIRA活動家たちの日々の暮らしを描きながら、報復は新たな報復しか生み出さないという、"負の連鎖の虚しさ"を、徐々に浮き彫りにしていく。物語の終盤、彼らは、それぞれの生きるべき道を模索し始める。その結果、彼らが手にしたものとは?そして失ってしまったものとは? (公式HPより)


IRAといえば、アイルランド独立闘争の名のもとに対英テロを行ってきた武装組織。
平和な(とされる)日本においては少し遠い題材ですが、時代的には実は意外なほど近いんですね...。
そしてそんなシリアスなテーマを内包しつつも、生々しく息づく登場人物たちのスピーディなやりとり、ユーモア、先が読めないスリリングな展開...と、とても躍動感ある面白い戯曲になっています。

げきぴあでは、演出を手がける森新太郎さん、出演の浦井健治さん成河さんにお話を伺ってきましたので、短期連載としてお届けします!
第1回は、森さんのインタビューです。


●森新太郎(演出)インタビュー●


BigFellah01_02.JPG――2010年に発表された、リチャード・ビーンの話題作の日本初演です。森さんは以前もビーン作品を演出していますが、今回の戯曲の印象は?

「はい、2012年に『ハーベスト』という作品を演出しました。それはイギリスの養豚農家が舞台だったので、悲喜こもごもありつつも、なんとなくのどかな雰囲気があったのですが、今回はさすがにIRAの話ですので、血なまぐさい...といいますか、登場人物が常に激しい状況の中に置かれているなという印象を持ちました。『ハーベスト』と同じくリチャード・ビーンのユーモアは健在なんですが、シリアスな状況は際立っている印象ですね」

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本日2/21(金)よりチケット発売開始となりました、「ミュージカル アクターズ LIVE~日韓の俳優による共演~」

出演が発表されていた日本人キャスト、岡田浩暉坂元健児原田優一福井晶一の4名に加え、
野島直人の出演が追加発表されました!(3/9(日)のみ)

ということで、前回同様、げきぴあの過去記事を振り返りつつのご紹介です。


「ミュージカル アクターズ LIVE~日韓の俳優による共演~」情報バックナンバーはこちら

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本日2/21(金)よりチケット発売開始となりました、「ミュージカル アクターズ LIVE~日韓の俳優による共演~」

現時点で発表されている日本人キャストは岡田浩暉、坂元健児、原田優一、福井晶一の4名。
ミュージカルファンにはおなじみのお名前ばかりですが、改めて<げきぴあ>の過去記事と併せてご紹介したいと思います。


●岡田浩暉●
MAL_okada.jpg
1991年、「To Be Continued」のボーカルとしてデビュー。
1994 年ドラマ『もしも願いが叶うなら』で俳優業をスタート、その後もドラマに映画にと、映像のジャンルでも活躍をされていますが、ミュージカル界でもすでにベテラン。
中でも2003年~2006年と長きにわたり演じていた『レ・ミゼラブル』マリウス役などが印象的。
ほかにも『ブラッド・ブラザーズ』『タイタニック』などで主要な役を数々演じています。

こちらは『エリザベート』フランツ役を演じた際のインタビューです。
トークショーで熱く(ホントに熱弁でした...)語る岡田さん...。
→【2012年6月19日】

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日本のミュージカル界を代表する俳優たちが、韓国で活躍する実力派俳優たちを迎える、
"日韓のミュージカル俳優コラボレーション" が実現!

今公演に出演する日本キャストは、岡田浩暉・坂元健児・原田優一・福井晶一ら、現在の日本ミュージカル界を代表する俳優たち。
岡田浩暉は『レ・ミゼラブル』でマリウス役を長年務め、その後も『エリザベート』のフランツ役など様々な重要な役柄を演じています。
『ライオンキング』初代シンバ役で知られる坂元健児は、劇団四季退団後もその力強い歌唱力、柔軟な身体能力を活かし、こちらも大作ミュージカルに次々と出演。
原田優一は子役時代ガブローシュ、その後アンジョルラス、マリウスと『レ・ミゼラブル』で3役を演じるなど若手ながら実力充分、近年では演出にもその才気を発揮しています。
さらに『ライオンキング』『アイーダ』『美女と野獣』等、劇団四季で看板俳優として活躍、劇団退団後1作目で『レ・ミゼラブル』のバルジャンとジャベールの2役を演じ注目を集めた福井晶一と、素晴らしいメンバーが集まりました。

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この春、10年ぶりに再演されるキャラメルボックスの名作『ヒトミ』
その稽古場の模様を引き続きお届けいたします。



さて、取材陣が稽古場に伺った時は、冒頭からしばらくたったあたり、ホテルのシーンを稽古していました。
ハーネスを着けてリハビリに励むヒトミが、病院を抜け出し、親友がオーナーを務めるホテルを訪ねます。
その来訪が実は病院の許可を得ていなかったことを知った恋人の小沢が、ヒトミに病院に戻るように説得する、というシーン。

ヒトミ役の実川貴美子さん。
caramel_hitomi2014_201b.JPG

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派手な演出を排し、俳優の感情の揺れを重視する、キャラメルボックス<アコースティックシアター>
2014年は、アコースティックシアター史上初の2本立て!
ファンからも根強い人気を誇る名作『ヒトミ』と、
新作『あなたがここにいればよかったのに』が上演されます。

そのうちの1本、『ヒトミ』は全国公演に先立ち、2月13日(木)・14日(金)に<バレンタインスペシャル>として先行上演!
わずか3ステージですが、全公演、終演後にスペシャルイベントがある注目のステージです。


◆スペシャルイベント◆

2月13日(木)14時公演 トークショー ゲスト:角田光代
2月13日(木)19時公演 トークショー ゲスト:川原和久
2月14日(金)14時公演 石田ショーキチ・アコースティックライブ


1月某日、この『ヒトミ』の稽古場に伺ってまいりました。caramel_hitomi2014_104.JPG

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2014年に入り、ついに創立100周年を迎えた宝塚歌劇団
その卒業生たちが集うアニバーサリー公演『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』が、5~6月に上演されます。

宝塚卒業生たちによるイベントといえば、2011年より〈TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY〉と銘打ち、100周年までのカウントダウンを盛り上げたシリーズ公演が好評を博しましたが、2014年はいよいよ100周年の当年。
さらに一層、華やかな公演になること間違いナシです。

出演者も、トップスター経験者がレギュラーメンバーで12名、
期間キャスト(A・B・Cの3パターン)で10名、
スペシャルキャストで17名...と、
現時点で39名が名を連ねています。
現役生のみならず、卒業生も一体となってアニバーサリー・イヤーを祝える宝塚という存在、本当に素敵ですね。

今回は、その『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』のポスター撮影が行われた現場のレポートをお届けします。
Celebration100_0316.JPG

げきぴあバックナンバーでも、オフショットを掲載していますので併せてご覧ください。
Vol.1 ★Vol.2


ミュージカル『シスター・アクト』の製作発表が1月17日、都内にて行われました。
SisterAct140117_0d.JPG
作品はウーピー・ゴールドバーグ主演で大ヒットした映画『天使にラブ・ソングを...』が原作
これをウーピー自身が共同プロデュースしミュージカル化、2009年にロンドンで初演されたもの。

北米ツアー、ヨーロッパ各国でも大評判となった作品が、ついに日本初上陸を果たします。

映画でウーピーが演じたヒロイン・デロリスは、驚きのWキャスト、瀬奈じゅん森公美子が演じます。
他にも石井一孝大澄賢也吉原光夫村井國夫鳳蘭といった個性豊かな実力派が勢揃い!
ノリのいい音楽とダンスに彩られた、パワフルでコミカルなミュージカルが、この顔ぶれで!!
製作発表の場ですでに和気藹々の雰囲気と爆笑の渦、キャストの皆さんの笑顔でさらに開幕が待ち遠しくなりました。

物語は、黒人クラブ歌手のデロリスが、ある殺人事件を目撃したことでマフィアに追われ、修道院に逃げ込んだことから起こる大騒動を描いたもの。
修道院が舞台、ということで...会見は都内の教会にて行われました。

ステンドグラスがキレイで、お洒落!
SisterAct140117_01.JPG
「お正月」でジャパニーズな気分も高まる1月。
今月は歌舞伎を上演している劇場も多く、歌舞伎観劇にもぴったりなひと月です。

歌舞伎、観てみたいけど敷居が高くて...。
チケット高そう...
難解なイメージ...
何を言っているかわからないんじゃないかな?
どこを楽しめばいいのかな...
伝統芸能だし、高尚なんじゃないの?

...そんなイメージを抱いている皆さま。
まったくそんなことありません。


でも、「初めて歌舞伎を観にいく」となると、身構えてしまう気持ちも、わかります。

ドレスコードはあるの?
気をつけるべきマナーは?
事前に準備をしておくべきことは?

そんなビギナーの皆さまの心配をちょっと取り払えるよう、

はじめてでも楽しめるエンタメ入門「歌舞伎のすゝめ」を本日、公開いたしました。

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その一歩を踏み出して、日本が誇る伝統芸能・歌舞伎を体験してみませんか?


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