ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事

●ヒラノの演劇徒然草●

「げきぴあ」でも倉持裕さんが連載してくださっていますが。
M&Oplays+PPPPプロデュース『窓』の稽古場に、先日、伺ってまいりました。

M&Oplays+PPPPプロデュースって?
という詳しい解説は、ちょちょいと「げきぴあ」をさかのぼると、倉持さんご本人が書いておられます

kuramochi_9115.JPG zenkei_9159.JPG近年では大きく"笑い"の方向へ振れた作品も贈り出しているけれど、倉持作品の真骨頂は、現実世界から数ミリ浮き上がったような、少し不思議で不条理な世界観。
今作は避暑地の別荘、夏、森、女優と取りまき、脚本家志望の青年......等々、一見ロマンチックなアイテムを揃え、どんな世界が生み出されるのでしょうか...?

●ヒラノの演劇徒然草●

ニュースでもお伝えしましたが、先週8月18日、ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表が行われました。
げきぴあでは今回も、ニュースに書ききれなかったこぼれ話をお届けいたします!

今年、M・クンツェ(脚本・作詞)&S・リーヴァイ(音楽)コンビの作品を3作品、7か月にわたって上演する帝国劇場。
4・5月の『レベッカ』、現在公演中の『エリザベート』に続き、この企画の締めを飾るのが『モーツァルト!』です。

日本初演は2002年。
『エリザベート』で一気に日本のミュージカルファンの心を掴んだクンツェ&リーヴァイ、その人気を不動のものとさせたのが、日本上陸第2作目となった本作です。

モーツァルトの生涯を描く内容ですが、斬新なのは、生身の人間"ヴォルフガング"と、才能の化身である"アマデ"を同時に舞台に登場させて、天才音楽家の葛藤や苦悩を2面から紡ぎだす手法。
そして、モーツァルトの楽曲はほとんど使用せず、S・リーヴァイによる多彩かつ美麗な音楽で全編彩られていること。
さらに、穴あきジーンズなど現代的な服と、18世紀ヨーロッパらしいデコラティブな服が共存する衣裳なども印象的です。
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●ヒラノの演劇徒然草●

本日8月23日、劇団四季の稽古場に伺ってきました。
稽古場に着くと、元気いっぱいの「ドレミの歌」が入り口まで響いてきます。
中で行われているのは『サウンド・オブ・ミュージック』トラップ一家の子役オーディション。

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■『エリザベート』への道 第7回■

ミュージカル『エリザベート』、
開幕から12日がたちました。
私ももちろん行きましたよ!
劇場ロビーはこんなかんじ。

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2010年は、クンツェ&リーヴァイ3作品を一挙上演ですので、
『エリザベート』と並んで、『レベッカ』(公演終了)、『モーツァルト!』のポスターも。


■『エリザベート』への道 第6回■

本日8月9日、ついに10年目の東宝版『エリザベート』が開幕します。
昨日8日には、最終舞台稽古の合間に出演者たちが意気込みを話してくれました。
ニュースも配信していますが、「げきぴあ」では今回も、さらに詳しいレポートをお届けです。

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●ヒラノの演劇徒然草●

蜷川幸雄演出、音楽劇『ガラスの仮面 ~二人のヘレン~』の稽古場に行ってきました。

ご存知、美内すずえによる国民的少女漫画が原作。
何をやっても不器用だが、その演劇の才能を往年の大女優・月影千草に見出された天才少女・北島マヤ。
大女優と映画監督のあいだに生まれたサラブレッド、姫川亜弓。
演劇に情熱を傾けるふたりの少女が、幻の名作『紅天女』を演じることを目標に、女優として、人間として成長していく物語。
劇中劇として登場する舞台作品も魅力的、さらに演劇のバックステージものとしても楽しめます。

私も中高生の頃にハマりました。今でも続編が出ると単行本買います。
演劇を愛する人たちのバイブルといっても過言ではないでしょう。

蜷川幸雄演出版は2008年に初登場。今回はその続編で、原作でも人気の高い『二人のヘレン』のエピソードを中心に描かれます。
稽古場に伺ったこの日は2幕、まさに舞台『奇跡の人』をマヤと亜弓がWキャストで演じるくだりをほぼ通しでお稽古。
次の稽古日からは場所を舞台に移すという、まさに稽古佳境のタイミングでした。

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↑稽古場の壁には原作のコピー、本棚には単行本が。
単行本は舞台でも小道具として使われる......のかな?


『エリザベート』検定!

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■『エリザベート』への道 第5回■

東宝の公式HPに、『エリザベート』検定というものが設置されています。

『エリザベート』大プッシュ中のTeamげきぴあ、これは参加せねばなりません!


●ヒラノの演劇徒然草●

来年は帝国劇場開場100周年です。
その記念すべき年の上演作品が一気に発表されました。

まずすでに上演は発表されていた4月~6月の『レ・ミゼラブル』
出演者決定です。

■『エリザベート』への道 第4回■

前回前々回に続いて『エリザベート』の稽古場レポートです。

曲に合わせて全員がせぇの、で揃えるお稽古の合間にも、そこここで様々な稽古が行われています。
今回はそんな、稽古場点景をお届けします。

Wトートは振付けの確認中。
(いまさらですが、トート役は東宝版初演からご出演の山口祐一郎さん含め、トリプルキャストです。この取材時には山口さんは残念ながらご不在でした)

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●ヒラノの演劇徒然草●

本日・7/16(金)に開幕する地球ゴージャスプロデュース公演Vol.11『X day』
この公演の公開舞台稽古が昨日行われました。
その模様を速報でお伝えいたします。

ご存知、岸谷五朗寺脇康文の演劇ユニット、地球ゴージャス。
なんとこれまでの10作品で観客動員数は55万人!

今回は、キャスト6名という少数精鋭で。
公開舞台稽古前に行われたインタビューで、岸谷さんも「前回は(『星の大地に降る涙』2009年)、大人数である種ゴージャスの王道的作品を作った。今回は全く新しいエンターテインメントで、新たな一歩」と語る意欲作です。

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