■『エリザベート』への道 第6回■
本日8月9日、ついに10年目の東宝版『エリザベート』が開幕します。
昨日8日には、最終舞台稽古の合間に出演者たちが意気込みを話してくれました。
ニュースも配信していますが、「げきぴあ」では今回も、さらに詳しいレポートをお届けです。
主人公・エリザベートに挑むのは、朝海ひかると瀬奈じゅん。
お互いに意識することは? という質問では、
「自分の課題があまりに多いので......」という朝海さん。

今回東宝版初出演の瀬奈さんは「とにかく全部、朝海さんがされるのを観て覚えたりしていましたので、すごくお手本にさせていただきまた。私にないとてもキュートな部分も羨ましく思います」。
これに対して朝海さんは「恐れ多いです...」とにっこり。
いやー、それにしてもおふたりとも、美しい。
エリザベートを死へと誘うトート役に今回初めて挑むのは、石丸幹二と城田優。
おふたりからは、トリプルキャストのもうひとり・山口祐一郎さんへのコメントも。
「山口さんがいわゆる身のこなしから、楽屋でのいかたまで(笑)、すごく丁寧に教えてくださって。そういうものに守られてここまできました。本当に山口さんのおかげ」と話すのは石丸さん。
城田さんも「山口さんがことあるたびに呼んでくださって、アドバイスをくれる。石丸さんには、ふたりで(今回から)新しく入っていつも一緒で、石丸さん石丸さんって頼っています。おにいちゃん的存在。本番がはじまると会えなくなるのが寂しくて、心細いくらい」。
カンパニーの仲のよさが伝わります。
そして、初演からシングルキャストでルキーニを演じている、つまり今までのすべてのステージに出ている高嶋政宏さんは「新しく入ったキャストの方たちからものすごく刺激を受ける。(新しい人は)イチからやる、そうすると僕らが忘れていたことにもまた気付く。そして改めて、本当にこの作品は楽しいなあって実感しています」とのこと。
さすが東宝版『エリザベート』のの生き字引き、ビシっと締めてくれるなあ、と思ったら、「瀬奈さんは実はルキーニも(宝塚時代に)やっているんですよ。だからもし僕が何かあったら瀬奈さんがかわりにやってくれると思います(笑)」という軽口も。
美しいドレス姿の瀬奈さん、「こういう格好している時に言わないでくださいよ!」と返すも、今度は石丸さんに「トートもできるし、何かあったら!」。
さらに「朝海さんはルドルフ(エリザベートの息子)もやってますし」という高嶋さんに、「(ふたりで)全部できますね~」と石丸さん。
......楽しそうです。
和気藹々としたカンパニーの雰囲気に、さらに一層舞台が楽しみになってきました!
『エリザベート』、チケットは現在好評発売中です。
あと1時間ちょっとで開幕!













































