ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事

●ヒラノの演劇徒然草●

 

先日、「化粧 二幕」を拝見してきました。
渡辺美佐子さんが1982年から28年もの長きにわたり演じ続けている、ひとり芝居です。
渡辺美佐子といえば「化粧」、と連想ゲームのように出てくる彼女の代表作ですが、彼女がこれを演じるのは今回が最後。演じ納め、ということで注目が集まっている中、さらに公演直前に飛び込んできた作者・井上ひさしさんの訃報。
ロビーには、井上さんのお写真や、井上さんから渡辺美佐子さんに贈られた色紙も飾られていて......。
劇場はなんとも形容しがたい、非常に濃密な熱気に溢れていました。

●ヒラノの演劇徒然草 ~イチオシ!編~●

寒かったり暖かかったり暑かったり、なかなか気温が定まらず、着るものも悩んでしまう日々が続きますね。
そんな時には劇場へ行きましょう!
劇場は、ほぼ、温度一定です!
(ちょっと強引でしょうか・笑)

さて、今週の「イチオシ!」では、まだ間に合う、ゴールデンウィークのオススメ舞台をご紹介します。

ふたつのハムレット

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●ヒラノの演劇徒然草●

劇団四季の話題が続きます。
本日4月26日、劇団四季・北京人民藝術劇院「ハムレット」連続上演の記者会見が行われました。

 

shikihamlet.JPG

劇団四季の「ハムレット」と、
中国の劇団、北京人民藝術劇院の「ハムレット」。

これ、両方とも、演出は劇団四季代表の浅利慶太氏です。
つまり、物語も、演出も、舞台美術も、照明もまったく一緒。
違うのは、俳優と、言語だけ。

演じる俳優と言葉が異なることで浮かび上がる、
物語の、演劇の違いは何か。
それでもかわらぬ共通性は何か。
それが愉しめるはずです。

 

7486!

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●ヒラノの演劇徒然草●

昨日、日本演劇史上において特筆すべき記録が生まれました。
それがこの数字。
7486回。

劇団四季のミュージカル「キャッツ」の日本公演回数が4月25日、通算7486回に到達し、ブロードウェイのロングラン記録(7485回)を超えたのです!

cats0425.JPG

残りヒトケタです

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●ヒラノの演劇徒然草●

現在絶賛公演中の
「歌舞伎座御名残四月大歌舞伎 〈歌舞伎座さよなら公演〉」。
私はなんとか、第一部と第三部を観ることができました。

こちらは昨日のカウントダウン・ボード。
ということで、今日・4月22日時点では、現歌舞伎座は残り9日、です。
『助六』通人に扮した勘三郎さんも「それにしてもさよなら公演長かったねえ」みたいな発言で客席を沸かせていらっしゃいましたが、長い!と思った"さよなら公演"(16か月!)も、あと、ほんのわずかなんですね。
kabukiza2.jpg

井上ひさしさん

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●ヒラノの演劇徒然草●

井上ひさしさんの訃報が昨日報道されました。
鋭い社会風刺をしのばせながらも、笑いを忘れず、温かい視線で描かれる物語の数々。

チケットぴあで検索すると、これだけHITします。
→「井上ひさし」の検索結果

現在、公演中&公演を控えているのが7作品。
もちろん再演モノですが、それだけ人気があり、また日本演劇界にとって現在進行形で活躍されている重要な劇作家であったのです。

昨年、蜷川幸雄とタッグを組み、話題をさらったのも記憶に新しい『ムサシ』。

「戦争」と「東京裁判」を庶民の視線から描き出した、井上戯曲の集大成ともいえる、新国立劇場の東京裁判三部作、『夢の裂け目』『夢の泪』『夢の痂』。

他も、素晴らしい作品ばかりです。
井上ひさしさんが生み出した作品は、これからもずっと上演されていくことでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。

yume.JPG
『夢の裂け目』2001年5月初演舞台より

 

●ヒラノの演劇徒然草 ~イチオシ!編~●


東京では桜も満開です。春ですね~。
さて、そんな4月初旬、私が注目しているのは大型ミュージカル2本の開幕です!

●ヒラノの演劇徒然草●

公演も終盤戦ですが、キャラメルボックス、ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー「クロノス・ジョウンターの伝説」に行ってきました。

梶尾真治による小説『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズを原作とする人気シリーズです。ダブルフィーチャーとあるように、「ミス・ダンデライオン」「南十字星(サザンクロス)駅で」の2本立て。
劇団独自の上演形態、約60分の上演時間で行う"ハーフタイムシアター"。もちろん気軽に1本だけ観ても十分楽しめますが、今回は2作品の間の時間も短いので、まとめて見ても、あっという間です。

●ヒラノの演劇徒然草●

 

本日、劇団四季「サウンド・オブ・ミュージック」の稽古場取材会が行われました。

ジュリー・アンドリュース主演映画でも知られる名作ですが、改めて、その楽曲の力強さに脱帽です。
だって、「サウンド・オブ・ミュージック」でしょ、「私のお気に入り」でしょ、「ドレミの歌」でしょ......。もう、1幕しょっぱなかから名曲のオンパレード!!
一気に、作品世界に入り込んでしまいました。

そして、トラップ一家の子どもたち! 可愛いすぎです。

SoM1.jpg

●ヒラノの演劇徒然草●

先日、ニュース配信もいたしました「宝塚歌劇月組『THE SCARLET PIMPERNEL』」記者会見。
そこでは(文字数の関係もあって)書ききれませんでしたが、まだまだ面白いコメントが飛び出していましたので、ご紹介したいと思います。

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