ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事

■『エリザベート』への道 第3回■

前回に引き続き、ミュージカル『エリザベート』の稽古場レポートをお届けします。
キャストを替えた2バージョンの『最後のダンス』のシーンに続いて披露されたのは、『計画通り』のシーン。場面的には、さかのぼりますね。

自由にのびのびと育っていたシシィ少女は(シシィはエリザベートの愛称です)、母方のいとこである皇帝フランツと、姉・ヘレネのお見合いの付き添いでバート・イシュルに行きます。
そこでフランツに見初められ、皇后への道を歩きはじめます。
その、お見合いのシーンがこの『計画通り』。

......姉の見合い相手に見初められるって、すごいですよね。
しかもこれ、史実です。ドラマチックだなあ。

10071406.JPG

■『エリザベート』への道 第2回■

メインキャストの約半数が新顔となる新生『エリザベート』、開幕まで1ヵ月を切りました!
熱気溢れるその稽古場に13日(火)、伺ってきました。

この日は『最後のダンス』のシーンと、『計画通り』のシーンのお稽古を披露。
多くの役がダブルキャスト、トリプルキャストなので、同じシーンをキャストを替え何度も繰り返します。

まずは作品の中でも屈指の人気ナンバー、『最後のダンス』のシーンです。

0713b00.JPG

●ヒラノの演劇徒然草●

10日の夜に何気なく「smaSTATION!!」を見ていたら、テーマが『大人の女性が選ぶディズニー&ピクサー映画ベスト10』。
そして栄えある第1位は、『美女と野獣』でした。
なんだかとってもタイムリー!
映画も3D版になるそうですし...。
『美女と野獣』ブーム到来か!?

......というわけで、昨日11日(日)、劇団四季『美女と野獣』12年ぶりの東京公演が開幕しました!
ぴあでは、ニュースも配信していますのでぜひそちらもご覧になってください。

071204.jpg

●ヒラノの演劇徒然草●

さて、劇団四季の『美女と野獣』、開幕まであと3日となりました。

0.JPG

昨日UPしました「公開舞台稽古」速報でも書きましたが、この公演は四季劇場[夏]のこけら落とし公演でもあります。
ピカピカの劇場でお芝居を観るのって、独特の楽しみがありますよね。
こけら落としの芝居に出演した俳優さんは寿命が3年延びるとか......。
3年だったかしら、10年だったかしら、と今検索したところ、こけら落としの芝居を観ると寿命が延びる! という記述も!! なんと、観る側も!?

定かではありませんが(ごめんなさい!)ここは勝手に良い方に解釈して、我々観客にもおこぼれがあると思い込みましょう。
それほど"こけら落とし"って珍しいことなんです。

●ヒラノの演劇徒然草●

劇団四季の『美女と野獣』、東京公演開幕は今週末・11日(日)です。
あと4日ですね!
四季劇場[夏]のこけら落とし公演でもあります。

本日・7月7日は公開舞台稽古が行われました。
その模様を速報でお届けします。

1.jpg

「RENT」

| トラックバック(0)

●ヒラノの演劇徒然草●

人気ミュージカルや大ヒットミュージカルというのは数多くありますが、"特別な"ミュージカル、としか呼びようのない作品、というのはあまりありません。

そして間違いなく『RENT』はその数少ない、"特別な"ミュージカルです。

痛みや焦燥感がヒリヒリと伝わってくる内容やシンプルながら奥深いメッセージ性はもちろん、ジョナサン・ラーソンの死を筆頭に作品にまつわる伝説の数々、そういったもの全部をひっくるめて、"特別"な一作。
だからこそ昨年行われた、その"特別"を背負ったオリジナル・キャストを含むブロードウェイ・キャストの来日公演は、もう本当に素晴らしかったし、私は作品の冒頭、マークの第一声「We begin on Christmas Eve...」から泣きました。

ただそれは『RENT』にまつわる外側の物語を知っているからこそであり、前知識なく素直に物語を観たら、さすがに第一声から胸が詰まることはないだろう、とも思いました。もちろん、周辺情報をひっくるめて『RENT』が愛しい作品であることには間違いないのですが。

そして、『RENT』という作品は、作品の力だけで、感動できる作品でもある。

2008年の東宝製作版『RENT』を観て思ったのは、まさにそこでした。
エリカ・シュミットによる演出は、オリジナルの影を追いかけることはやめ、ジョナサン・ラーソンが作った『RENT』という作品自体が持つ力を信じている。
この公演の直前に、12年のロングランを続けたブロードウェイ公演が幕を閉じたこともあいまって、〈ネクスト・ステージに上がった『RENT』〉という印象を強く受けた公演でした。

さて、そんな東宝製作版『RENT』の再演、先日行われた記者会見からのレポートです。

RENT1_SOL.JPG
↑会見の冒頭、キャスト全員で披露した「Seasons of Love」より。

●ヒラノの演劇徒然草●


世間はワールドカップに話題集中ですが。
今週末は、演劇もビッグイベントがありますよ!
演劇界最大のイベント、トニー賞です。

トニー賞はアメリカ、オン・ブロードウェイでその1年に開幕した作品を対象に贈られる賞で、今年は64回目。
ミュージカル部門主演女優賞にキャサリン・ゼタ・ジョーンズ(「リトル・ナイト・ミュージック」、彼女はブロードウェイ初進出です)、演劇部門主演男優賞にジュード・ロウ(「ハムレット」)など、ハリウッドスターのノミネートも注目です。

●ヒラノの演劇徒然草●

先日、「題名のない音楽会」の公開収録に行ってきました。
この日のテーマはブロードウェイ・ミュージカル『ワンダフルタウン』。
10月に日本公演を控えるこの作品の代表曲を、ひと足早く聴かせていただきました。

『ワンダフルタウン』は巨匠レナード・バーンスタインがあの『ウエストサイド物語』」より先に作った1953年初演作なのですが、日本での上演は今回が初。
そして「題名のない音楽会」といえば司会は佐渡裕さん。佐渡さんといえば、"バーンスタインの最後の愛弟子"。
ということでトークも充実、とても楽しい収録でした。
stage1.jpg

■『エリザベート』への道 第1回■


ミュージカル『エリザベート』といえば、ウィーン生まれの大ヒットミュージカル。
日本でも非常に愛されている作品で、この作品をきっかけにミュージカルファンになったという人も多いのではないでしょうか。

「げきぴあ」ではこの大人気ミュージカルの魅力を数回にわたってお伝えしていきます!

第一回は、ニュースではお伝えしきれなかった製作発表会見からのこぼれ話です。

今年10周年を迎える東宝版『エリザベート』、その注目はなんといっても新キャスト。
メインキャストだけでも約半数が新顔です。
宣伝写真も一新されて、チラシやポスターを見ただけで「おっ、新しい!」と思いますよね。

Photo by Leslie Kee.jpg
Photo by Leslie Kee

 

●ヒラノの演劇徒然草●

現在、東京・汐留の電通四季劇場[海]で上演中の
劇団四季ミュージカル「アイーダ」。
この作品の千秋楽が9月5日(日)に決定したことが昨日発表されました。

aida.JPG

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉