昨年9月に上演され、元AKB48・川栄李奈が"女優"としての本格的スタートを見事に飾った舞台としても話題となった「AZUMI~幕末編」。
そして早くも上演される"川栄あずみ"の第2弾、
「AZUMI~戦国編」では、
あずみの相手役、忍びのうきは役を鈴木拡樹が演じることが発表され、大きな話題を集めている。
舞台を中心に活躍する若手男優の中で、いま絶大な人気を誇る彼を直撃!
――本作を演出する岡村俊一さんの作品には、これまでも若手の男優たちがたくさん起用されてきましたが、鈴木さんは岡村さんの演出作には初登場ですね。
「周りには岡村さんと一緒に作品を作っている役者もいて、少し話を聞いたりもしていたので、刺激的な現場なんだろうなあと、決まってからずっと楽しみにしていました。
例えば、宮崎秋人くん(Dステ『夕陽伝』出演)とか、前作(『AZUM~幕末編』)に出演していた細貝圭くんから、『すごいよ』っていうような話は聞いていましたね」
――その「すごい」というのはエネルギーであるとか?
――女刺客であるヒロイン・あずみ役の川栄さんにはつい先ほど初めてお会いになったそうですが(取材時)、印象は?
「人見知りらしいんですけど全くしゃべってくれないってことはなく(笑)、初対面で多少は砕けられたのでうれしかったんですけど。
グループの中でチーム力を培いつつ、自分がどう輝くかということも考えてきただろうから、きっと賢い方なんだろうなって感じたし、そういう魅力は舞台で相当光るだろうなと思いました」
―― 一見、儚げな少女のようなんですが、舞台上では非常に化ける方で。
「豹変すると! 面白そうですね」
――そういう意味では鈴木さんも、今お話している姿と舞台上ではガラッと変わる"豹変"タイプですよね?
「うーん......自己評価するのは、なんか恥ずかしいです(笑)」
――原作の漫画にはもう触れていますか?
――"2.5次元舞台に数多く出演されている鈴木さんですが、漫画の読み方に何か特徴はありますか?
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【公演情報】
「あずみ~戦国編」
公演日程:2016年11月11日 (金) ~2016年11月27日 (日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
原作:小山ゆう(「あずみ」小学館刊)
構成・演出:岡村俊一
出演:川栄李奈 鈴木拡樹/
早乙女友貴 小園凌央 斉藤秀翼 三村和敬/
山本 亨/
吉田智則 久保田創/
有森也実
星田英利 他
初めまして、中村鶴松と申します! これから5回に渡って、11月に全国14ヵ所で上演される『錦秋特別公演2016』の見どころをたっぷりとお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
2016年4月にKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任した俳優で演出家の白井晃が、
長年、上演を切望していたブレヒト劇「マハゴニー市の興亡」が9月同劇場で、ついにその全貌を現す。
初日を目前に控えた稽古場では、もとはオペラだった本作を、ジャズピアニストのスガダイローを音楽監督に迎えジャズテイストの音楽劇に再構築する、という白井の革新的な挑戦に、みなが煽られるように熱気にあふれた稽古が続いている。
「三文オペラ」などでブレヒトとの名コンビとして知られる作曲家クルト・ヴァイルのひねりのきいた音楽を、
主演の山本耕史が力強く歌い上げれば、ヒロインのマルシアがまるで語りかけるような説得力で歌声を響かせる。
中尾ミエ、上條恒彦、古谷一行という選りすぐりのベテラン俳優陣の芝居は作品に重みを加え、若き男性アンサンブルや女性ダンサーたちの動きも日に日にシャープさを増していた。
スガダイローが率いるバンドの奏でる音楽は、聴く者に挑みかかるような鋭利な感触を与えるのに、
一方で、妙に心の奥底が駆り立てられ、浮き立つような気分にさせることも。
それが、人間社会の愚かさや滑稽さを、情緒的な感情に引きずられずに描いていく叙事詩的なブレヒトの世界観に見事にフィットし、不思議な高揚感につながっていく。
■写真提供=KAAT神奈川芸術劇場
■撮影=伊藤大介(SIGNO)
俳優の身体が雄弁に存在する舞台、との定評がある白井がこだわるのは、俳優たちの動きと動きが互いに呼応して連動していくこと。
せりふの響き方一つにも細心の注意を払いながら、完成度を高めていくその様子は、実にアグレッシブで、情熱にあふれている。
KAAT神奈川芸術劇場に、いったいどんな「欲望の街」が出現するのか。
そして舞台上にもある客席「マハゴニー市民席」に座る観客らがどのように「参加」していくのかについても期待が高まる。
(文・阪清和)
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【公演情報】
「マハゴニー市の興亡」
2016年9月6日(火)~9月11日(日)まで、赤坂RED/THEATERにて上演される、
舞台(ステージ)「不機嫌なモノノケ庵」。
原作は、スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて、連載中。
2016年7月3日(日)からはTVアニメがスタート。
ある日突然、妖怪を見る能力に目覚めた高校生・芦屋花繪(あしやはなえ)は、モジャモジャした妖怪に取り憑かれたことがきっかけで、妖怪祓いを営む「物怪庵(もののけあん)」の奉公人になることに...。
芦屋を雇ったのは、どこか不機嫌そうな物怪庵主・安倍晴齋(あべのはるいつき)。
しかし、クールで冷静な安倍と、想定外の行動を取りがちな芦屋は、水と油のような存在。
妖怪たちとの出会いを通しながら変わっていく二人の関係を、それぞれの視点で物語る。
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現在大活躍中の若手俳優、
陳内将・入江甚儀・元木聖也・原嶋元久を迎え、
4人全員が芦屋 花繪・安倍 晴齋の二役を演じ、全12公演が全て異なる組み合わせとなる、今までになかった舞台(ステージ)となります!
Ⓒワザワキリ/スクウェアエニックス・「不機嫌なモノノケ庵」製作委員会
また、毎公演キャストと交流のある若手人気俳優をゲストに迎えたアフタートーク、<御喋りノ怪> を開催!
ゲストの第1弾として、
岸本卓也、木ノ本嶺浩、寺山武志、久保田秀敏、平田雄也、安川純平、杉江大志の出演が発表されました。
そのほか、来場者限定の非売品特典 の詳細も発表されています!
ゲストの組み合わせや、非売品特典の詳細については公式ホームページにて。
順次最新情報を更新中!
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【公演情報】
舞台(ステージ)「不機嫌なモノノケ庵」
■公演期間:2016年9月6日(火)~11日(日)
■劇場:赤坂RED/THEATER 東京都港区赤坂3-10-9 赤坂グランベルホテルB2F
■チケット:前売り:6,500円/当日券:7,000円(全て税込)全席指定・非売品特典付き
脚本:錦織 伊代(アイデアフラッド)
演出:矢島 弘一(東京マハロ)