9月5日、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の製作発表会見が行われました。
2001年にパリで開幕、その後世界各国で上演されて500万人以上を動員している世界的ヒットミュージカルで、日本でも再演を重ねていますが、今回は振付・美術・衣裳が一新された"新バージョン"演出で登場するのが話題。
キャストもほぼ一新のフレッシュさです!
会見の模様はコチラに先に出しています→★チケットぴあニュース
げきぴあではまず、会見で披露されたミニライブの模様をご紹介!
なおこの日の扮装は、演出の小池修一郎さん曰く「本番用の衣裳ではありませんが、私服でもありません。この日の会見のための衣裳」とのことです。貴重!
♪『世界の王』
劇中を代表する人気ナンバー!
本国フランスでは長らくシングルチャートの上位にランクインしていた大ヒット曲です。
ロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオを中心としたモンタギュー家の若者たちが、この世は俺たちのものだとばかりに軽快にパワフルに歌います。
ロミオ役:古川雄大
ロミオ役:大野拓朗
先日、古川さんの歌稽古は拝見したのですが(こちらで、ちょろっとレポートしてます→★)大野ロミオはこのライブがお初だった担当。大野さん、しっかりとロミオの高いパートも骨太に歌いこなしてます。これは期待大!
ベンヴォーリオ役:馬場徹
ベンヴォーリオ役:矢崎広
ベンヴォーリオは仲間たちの中では少しお兄さん的ポジションで、冷静さもある役柄。
そして、ひとり残されてしまう切ない役でもあります。
演技巧者である馬場さん&矢崎さんのベンヴォーリオ、楽しみ!
マーキューシオ役:平間壮一
平間さんはアクロバットでも魅せます!
マーキューシオ役:小野賢章
小野さん、なんと演出の小池修一郎さんとは15年来のお付き合いとのこと...!
2001年の『エリザベート』少年ルドルフ役です。
♪『本当の俺じゃない』
"危険な男"であるティボルトが、しかし本当の自分はこういう人間じゃなかった、大人たちの憎しみが自分を歪めたんだと心のうちの悲しみを歌うビッグナンバー。
ティボルト役:渡辺大輔(手前)
ティボルト役:広瀬友祐(手前)
ジュリエットのいとこにして、ロミオと敵対する存在であるティボルト。
小池さんからは後ほど「それなりの"いやらしさ"が出ていて、良かった」とお褒めの言葉が。
♪『バルコニー』
作中ではロミオとジュリエットのデュエットですが、この日はジュリエットのパートのみ。
生田さんも木下さんもきれいな声で、高音まで危なげなく出しています、すばらしい。
ジュリエット役:生田絵梨花
ジュリエット役:木下晴香
♪『僕は怖い』
『世界の王』で、この世に怖いものなどないと歌っていた若者たちですが、しかしロミオは何かを予感しています。その恐れもまた、若者特有のものかもしれません。
忍び寄る死の影への恐怖を歌う、ロミオのソロナンバーを、ふたりのロミオがドラマティックに歌い上げました。
このシーン、"死のダンサー"のダンスも楽しみですね。
♪『エメ』
こちらも劇中を代表するナンバー。
ロミオとジュリエットの結婚式で歌われる楽曲です。
ロミオもジュリエットも、フレッシュ感満載です。
そして新生ロミジュリメンバーのパフォーマンスに、本番の舞台が楽しみになりました!
取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)
【公演情報】
・2017年1月15日(日)~2月14日(火) 赤坂ACTシアター(東京)
チケット発売中
・2017年2月22日(水)~3月5日(日) 梅田芸術劇場 メインホール(大阪)
一般発売:10/15(土)