■ミュージカル『王家の紋章』#15■
連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』。
その、世界初のミュージカル化の舞台の開幕が、いよいよ近づいてきています。
キャストインタビューから会見レポートと、半年以上前からこの作品を追っているげきぴあですが、貴重な稽古場レポートの第3弾をお届けします。
Part1はコチラ→★
Part2はコチラ→★
今回のレポートは、舞台となる古代エジプトと敵対する古代ヒッタイト(トルコ)の人々が登場しますよ!
ヒッタイトといえば...主人公メンフィスと人気を二分するイケメンキャラがいますね...☆
その前に、メインであるエジプト側の某シーン。
いい雰囲気になったと思ったメンフィスとキャロルですが、あることをきっかけにメンフィス、激高します。
メンフィス王=浦井健治さん。
原作でもとてもインパクトのあるシーンですが、
ここでは解説はナシにしましょう。
キャロル=宮澤佐江さん
キャロル=新妻聖子さん
本番舞台をお楽しみに!
ちょっとインターミッション。
休憩中のリード兄妹。
仲が良さそうで、いい雰囲気です!
さて。おまたせしました!
原作漫画屈指の人気キャラ、ヒッタイトのイズミル王子のシーンをご紹介。
イズミルは、布商人イミルと名を偽り、エジプト王国の城下、テーベ市内に潜入しています。
イズミル王子もWキャストです。
宮野真守さん
平方元基さん
宮野イズミルは、とにかく熱量がすごい!
稽古場からもビシビシ伝わる気迫!
そんな宮野さんも、帝劇初出演。
まっすぐに思いを迸らせるイズミル王子になりそうです。
対して、平方イズミルは緩急が巧みな印象です。
ただこちらも、理性の中に熱いパッションがチラチラと見え隠れ...このWキャスト、お互い刺激しあって良い相乗効果が生まれているようで...両方気になりますよー!
イズミル王子が危険を冒してエジプト領地内にやってきたのは、妹・ミタムン王女が、父王の名代としてエジプトに来たあと、消息を絶ったから。
エジプト王家がミタムン王女失踪に関わっていると踏んで探りにきたのです。
そのミタムン王女は、愛加あゆさん。
稽古場で拝見できたのは、おそらく回想シーンですが、愛加さんの美しいダンスも見られそうな。
イズミルは、メンフィス王が気に入っていると噂されている娘・キャロルに近づくのですが...。
このシーン、"布"をキーポイントに、非常に幻想的なシーンになりそうです。
原作にあったあのシーンが、こうなるのかー!...と、ワクワクしながら拝見しました。
これぞ荻田マジック、そしてミュージカルの醍醐味ですね。
こちらはエジプトで、キャロルのそばに仕えている武官、ルカ=矢田悠祐さん。
実はイズミル王子の部下(間者)です。
そんなわけで、キャロルはイズミル王子に連れ去られてしまいました...。
キャロルを取り戻すためなら戦も辞さない、と怒り心頭のメンフィス王=浦井健治さん。
キャロルをめぐり、大国間の戦争が起きてしまうのか!? 物語は緊迫感を増していきます。
そしてこんなたくさん怒ってる浦井さん(いや、メンフィスですが)、珍しいですよ...。
と、このシーンの稽古前の休憩時間、麗しきイズミル王子ふたりが何やら自主練中。
...何をやっているかと思えば、このシーンをイズミル=宮野さん、キャロル=平方さんでやってますね!?
(上のお写真と見比べてみてください)
本気でお稽古やってるのでしょうが...可愛い...可笑しい...。
お茶目なWイズミルでした。
さて、今回のおまけショット、まずはこちら。
ヒッタイトのおふたりです。
矢田さんと愛加さん。
ミタムン王女、笑顔のシーンがなかったので、愛加さんの可愛い笑顔に癒されます。
そばにいたこちらのおふたりも加わってくれました!
おふたりとも台本読んでいらしたんですが...。ありがとうございます!
改めまして、左から千田真司さん、木暮真一郎さん、矢田悠祐さん、愛加あゆさん。
談笑中の山口祐一郎さんと、イケメンたち。
...の後で、目線もくれた優しいイケメンたち。
宮野真守さん、平方元基さん、矢田悠祐さん。
稽古場レポート、もう少し続きます!
取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)
【公演情報】
・8月5日(金)~27日(土) 帝国劇場(東京)
※8/3(水)・4(木)プレビュー公演あり
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