■ミュージカル『王家の紋章』#8■
連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!
脚本・演出=荻田浩一、音楽=『エリザベート』『モーツァルト!』のシルヴェスター・リーヴァイという豪華クリエイター陣が、古代エジプトを舞台にした壮大なロマンを、この夏、舞台上に描き出します。
ビジュアル撮影レポート第8弾は、宰相・イムホテップを演じる山口祐一郎さん。
山口さん、日本で上演されているシルヴェスター・リーヴァイ作品、皆勤賞です!
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
演じるイムホテップは、浦井健治さん演じる若き王・メンフィスを支える、エジプトの頭脳というべき立場の人。
やっぱりこの大作において、そういう役どころは、山口さんに演じて頂きたいですよね~!
撮影現場でも、山口さんの存在感は、スゴイ!
そして、これまでのビジュアル撮影レポートでもお伝えしていますように、この『王家の紋章』のビジュアル撮影、左向き/右向き/ヒキ/寄り...と、様々なパターンの掛け合わせを細かく撮影していくのですが、山口さんはさらに、杖アリ/杖ナシのバージョンが加わり、ほかの方より撮影パターンが多いんです。
ただ、山口さんの集中力で、撮影は非常にテンポよく進んでいきました。
現場はこんな雰囲気。
カメラマンさんは、非常にオープンマインドで、俳優さんたちを「ノセる」言葉をたくさんかけて気分をアゲていく方だったのですが、山口さんの撮影の時だけは、「...すごい集中力」「すごい威厳...」と独り言のように呟いて、静かな撮影だったのが印象的でした。
山口さん演じるイムホテップが、舞台上でどう物語に関わっていくのか。
そしてどんなナンバーがあるのか。
楽しみですね!
山口さんからのコメントはこちら。
「この『王家の紋章』は40年もの長きにわたり、皆さま方に愛されている名作です。この作品を愛してくださっているファンの方が、また新しく楽しんでいただけて、3千年前のエジプトの空気が感じられる舞台になればと思っています。ぜひ劇場へ足をお運びください」
威厳溢れるイムホテップさんですが、最後にこんなお茶目な笑顔も頂きました♪
あんなに厳しい表情をされていたのに、そんなフレンドリーに大丈夫ですか(嬉しいけど!)...と訊いたところ、朗らかに「大丈夫、大丈夫~」と気さくな山口さんでした。
取材・文・撮影:平野祥恵
【公演情報】
・8月5日(金)~27日(土) 帝国劇場(東京)
※8/3(水)・4(木)プレビュー公演あり
一般発売:5/28(土)
【『王家の紋章』バックナンバー】