地上350メートルの東京スカイツリー(R)天望デッキで上映される『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』の記者会見が10月4日に行われ、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが登壇しました。
この『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』は、平成中村座とコラボレーションした「SKYTREE ROUND THEATER(R)」の新しいプログラムで、
天望デッキの窓をスクリーンに見立て、歌舞伎の映像を流すもの。
今回は映像用に、獅子物の元祖となった演目「石橋(しゃっきょう)」をアレンジしてロックのビートに乗せて踊るという大胆な振り付けに勘九郎さんが挑戦しています。
元祖ロックの王様チャックベリーの名曲「ジョニー・ビー・グッド」に合わせて、獅子の赤い毛を豪快に振る姿はまさに圧巻!
窓の向こうに見える東京の夜景と、日本の伝統芸能・歌舞伎が眼前に広がる景色は、ここでしか見れない貴重な風景ですね。
約7分のプログラム後半では、平成中村座公演の模様をコラージュした映像も出てきます。
勘九郎さんの父・十八世勘三郎さんと弟の七之助さんが登場する場面もあり、ファンにとっては嬉しい限り。
もちろん、歌舞伎をまったく知らない方が見ても楽しめるよう、工夫を凝らした映像で飽きさせません。
アニメを使った紹介映像では英語を使い、アメリカやドイツ、ルーマニアなど世界各国の観客を魅了してきた平成中村座とのコラボならではの、外国人にもわかりやすく作られていました。