◆上口耕平×駒木根隆介×廣瀬智紀 インタビュー◆
地上350メートルの東京スカイツリー(R)天望デッキで上映される『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』の記者会見が10月4日に行われ、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが登壇しました。


この『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』は、平成中村座とコラボレーションした「SKYTREE ROUND THEATER(R)」の新しいプログラムで、
天望デッキの窓をスクリーンに見立て、歌舞伎の映像を流すもの。
今回は映像用に、獅子物の元祖となった演目「石橋(しゃっきょう)」をアレンジしてロックのビートに乗せて踊るという大胆な振り付けに勘九郎さんが挑戦しています。
元祖ロックの王様チャックベリーの名曲「ジョニー・ビー・グッド」に合わせて、獅子の赤い毛を豪快に振る姿はまさに圧巻!



窓の向こうに見える東京の夜景と、日本の伝統芸能・歌舞伎が眼前に広がる景色は、ここでしか見れない貴重な風景ですね。
約7分のプログラム後半では、平成中村座公演の模様をコラージュした映像も出てきます。
勘九郎さんの父・十八世勘三郎さんと弟の七之助さんが登場する場面もあり、ファンにとっては嬉しい限り。
もちろん、歌舞伎をまったく知らない方が見ても楽しめるよう、工夫を凝らした映像で飽きさせません。
アニメを使った紹介映像では英語を使い、アメリカやドイツ、ルーマニアなど世界各国の観客を魅了してきた平成中村座とのコラボならではの、外国人にもわかりやすく作られていました。

ミュージカルナンバーを堪能できるスペシャルコンサート「I Love Musical」の製作発表が行われ、登壇した8人のミュージカル俳優たちが1曲ずつ歌唱披露した。
「I Love Musical」は珠玉のミュージカルナンバーを堪能できるスペシャルコンサート。第三弾となる今回は、相葉裕樹、泉見洋平、岡田浩暉、坂元健児、新納慎也、大塚千弘、久野綾希子、貴城けい、玉置成実が出演。
公式サイトによると、今回歌われる作品は「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「エリザベート」「エビータ」「コーラスライン」「シカゴ」・・・と、ミュージカルファン垂涎の作品がずらりと並んでいる。
あなたのお気に入りの楽曲は歌われそうだろうか?
本作の製作発表が行われ、8人の登壇者が1曲ずつ歌唱を披露してくれた。動画はこれを抜粋したもの。
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!
さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、
フレデリック公爵役と前公爵役を演じる松尾貴史さんと、、、
アミアンズ役とハイメン役を演じる鈴木壮麻さんのおふたり! まずは松尾貴史さんから。
Q1 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
松尾「可塑性の高いぐにゃぐにゃの状態から試行錯誤を繰り返しつつ、少しずつ固めていくプロセスは上質のフォンドボーを煮込んでいくようで、名作に命を吹き込む実感が募ります」
Q2 稽古はいかがですか?
松尾「過去二人芝居をいくつか演じた以外は男性のみの出演という舞台は初めてなので、部活の様な独特のムードがあります。別に下ネタが飛び交うという意味ではありません。たぶん」
Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
松尾「石田(圭祐)さん、鈴木(壮麻)さんは大ベテランの風格があり、立っているだけで重層感があり、羨望です。そして若手の皆さんのエネルギーには圧倒されます。私は省エネ型なので、見倣って放出していきたいです」
Q1 Dステ19th「お気に召すまま」のここが面白い!というポイントは?
鈴木「この作品は台本上では五幕に分かれています。どの幕ももちろん味わい深いのですが、起承転結でいえば、たぶん転にあたる第三幕が面白いなあと感じています。僕はそこには出ていませんが、『ヘイホ―song』直後のこの場面を稽古場で見ていられることをとても幸せに思います」
Q2 稽古はいかがですか?
鈴木「"恋とは溜息と涙で出来てるもんだ、今のおいらがそうだ~"に端を発し、その後に続く演者たちの吐露がとても活き活きとしていて、何やら胸がキュンとしてきます」
Q3 共演者のここがおすすめというところがあれば教えてください。
鈴木「謙虚でさわやかで情熱的なオーランドー(柳下大)、思慮深くて大胆なロザリンド(前山剛久)、鬱ぎ屋といいながらも、とても豪快で、でも繊細なジェイクイズ(加治将樹)をはじめ、どの登場人物も自由闊達に人物造形がなされていて、僕は常にたくさんの刺激を受けています。みんな、ありがとう!」
最後におふたりからメッセージを!
松尾「若い方が多いと思われますが、シェイクスピア劇の古めかしい言い回しを新鮮な感覚で楽しめるような精緻な工夫が施されています。その一筋のラインにまとわりつく笑いをどうぞ堪能なさいませ」
鈴木「"言葉"。言葉一つ一つが持つ彩り、言葉の連続性によって生み出されるグル―ヴ感、そして何より、シェイクスピアならではの客席と舞台との一体感をぜひとも一緒に楽しみましょう!」
【公演情報】
Dステ19th「お気に召すまま」2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール


小野寺修二が演出を務める舞台「あの大鴉、さえも」が東京芸術劇場シアターイーストで上演中。出演は小林聡美、片桐はいり、藤田桃子。
現代演劇のルーツといえるアングラ世代の戯曲を 若手・気鋭の演出家が大胆に現代の視点で読み直す、東京芸術劇場人気企画「RooTS」。
シリーズ第四弾にあたる舞台「あの大鴉(おおがらす)、さえも」が9月30日から東京芸術劇場シアターイーストで上演が始まった。
男が三人ガラスを運んでいるのだが、どこに運ぶのか定かでない、そして届け先には入り口が見当たらない・・・。
とても不条理でシュールな内容が好評を博し、岸田戯曲賞を受賞した竹内銃一郎の代表作だ。
今回は本作の上演台本をノゾエ征爾、演出を小野寺修二が手掛ける。出演は小林聡美、片桐はいり、藤田桃子という個性派女優3人だ。
初日前日の9月29日に本作の公開舞台稽古が行われた。動画はこちらをダイジェストにしたもの。【動画1分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)

ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 の初日に合わせて、レッドカーペットイベントが行われ、日本版「キンキーブーツ」で主演を務めた小池徹平、三浦春馬が登壇した。
ミュージカル「キンキーブーツ」は2013年のトニー賞 6部門に輝いた傑作ミュージカル。日本では小池徹平、三浦春馬の主演で2016年7月~9月に上演され、大好評を博した作品だ。
本場のアーティストたちによる<来日版>が10月5日から開幕するのに合わせて、日本版のキャストやスタッフがレッドカーペットイベントに登壇した。
動画はこちらを抜粋したもの。【動画1分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
10月5日に開幕した音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』。
留学先のドイツで結核にかかり、23歳で亡くなってしまった音楽家・瀧廉太郎を巡る事実も交えた"IF-イフ-"のお話。『故郷』『朧月夜』『荒城の月』など馴染み深い唱歌の中には、作者不詳の歌も多くあります。この作品は、その作者不詳曲の作曲に関わったとされる岡野貞一と、天才とうたわれ短命に散った瀧廉太郎の物語。2014 年、2015 年と上演されている人気作です。
今回、初演から岡野貞一を演じる原田優一さん、今作で瀧廉太郎を演じる和田琢磨さんと、実際に瀧がドイツで交流を持ったとされるヴァイオリニスト・幸田幸さんの世話人フクを演じる星野真里さんにお話をうかがいました。


















































