この度、ぴあ株式会社舞台芸術集団 地下空港による共同公演開催が決定しました!

上演は、2017年3月1日~12日に、すみだパーク内の倉、ギャラリーSASAYA等、複数箇所にて行います。

「SAFARING THE NIGHT/サファリング・ザ・ナイト」は、
W.シェイクスピアの『夏の夜の夢』を下敷きに、猛スピードで発展しつつある人工知能と未来についてを描く、
観客も移動して参加する新しい形での上演となります!

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また、本公演には、最先端のテクノロジーで世界的なコラボレーション(LADY GAGAの第58回グラミー賞
フェイスプロジェクションマッピングパフォーマンス等)を実現している
リーディングカンパニー・WOWの浅井宣通氏の参画も決定しています。


【舞台芸術集団 地下空港とは】
1999年、主宰・演出・脚本の伊藤靖朗が国際基督教大学にて立ち上げ、
2005年より本格的に東京都内で活動を開始し、これまでに約20作品を創作。
近年の活動では、2014年には国内応募70組より選抜されイギリス・ウェールズ国立劇場の招聘により渡英し、
2016年3月に音楽劇『赤い竜と土の旅人』を上演。同公演は CoRich舞台芸術まつり!2016春において、
応募109公演の中から、準グランプリ&制作賞をダブル受賞
その他、座・高円寺提携公演『タガタリススムの、的、な。』 、2016年6月新宿紀伊国屋ホールでの『ポセイドンの牙』などを上演。
また、主宰の伊藤靖朗は攻殻機動隊の最新作VR作品『VIRTUAL REALITY -SIGN』の
スクリプトアドバイザーを務めるなど、幅広く活動している。

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<地下空港主宰 伊藤靖朗>



★現在、本公演の出演者(俳優・パフォーマー)、スタッフを募集中!!

≪オーディション開催内容≫

【募集概要】

俳優、様々なパフォーマー、演奏家など。

出演者(俳優・パフォーマー)のみなさまは、下記の稽古日程・本番日程に参加が可能な方。

 

稽古日程 19日(月)ワークショップ13時~18時

       130日(月)~211日(土) 月、火、木、金、土 13時~21時

       213日(月)~226日(日)

     集中稽古期間11時~21時 19日(日)休 

本番日程 227日(月)小屋入り

       31日(水)~12日(日) 本番

スタッフ:

◎ボランティアスタッフ(受付、誘導など)稽古日程は応相談、本番日程に参加可能な方

◎クリエイティブスタッフ 地下空港作品に創作面で参画したい方

 

【待遇】

◎メインキャスト 実績に応じたギャランティあり、チケットキャッシュバックあり、ノルマなし

◎コロスキャスト チケットキャッシュバックあり、ノルマあり

 

【オーディション日程】

1118日(金)、19(土)どちらか1日 13時~19 


【オーディション場所】

都内某所


【オーディション参加費】

1000円(但し地下空港作品出演者、2016年のMMJ及び伊藤靖朗ワークショップ参加者は免除します。)


【応募方法】

下記の内容をkanseitouga-web.com宛に、

件名:【サファリ出演者オーディション応募】と明記の上、メールにてお送り下さい。

1お名前

2生年月日、出身地、所属など

3連絡先(ご住所、電話番号、メールアドレス)

4学歴・経歴

5特技

6出演歴 or 作品歴(資料など)

7顔写真・全身写真(データ添付)

8今回の志望動機

9なぜ(俳優/パフォーマーなど)をやっているのか

 

【締切】2016116日(日)22時まで

締切後、選考の上、上記のオーディション詳細をメールにてご連絡いたします。

 

*スタッフ希望の方は項目(1、2、3、4、6、8)を上記メールアドレスに【サファリングスタッフ希望】お送りください。

 随時面談いたします。


舞台芸術集団 地下空港 公式HP


チケット情報はこちら


俳優の結城洋平が、「好きなクリエーターたちと舞台がやりたい!」という思いから立ち上げた結城企画。

期待すべき第一弾は、脚本・演出に大歳倫弘を迎え、東京のはずれ、国道沿いにある『ブックセンターきけろ』を舞台に、「本」と「記憶」をテーマにしたコメディを上演する。


ナイロン100℃の眼鏡太郎、ゴジゲンの目次立樹、そして結城洋平といった、男三人芝居の稽古場レポートをお届けします。

『ブックセンターきけろ』ならではの稽古メニューにもご注目ください!


まずは筋トレ&体幹トレーニング(自主参加制)! 結城と目次さんの二人で黙々と。

本番までに二人だけムキムキになってしまいそうな勢いです。

※大歳さんは冷かしで参加することもあります。決して本気ではやりません。


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続いて、このお話のテーマにもなっている"記憶力"を鍛えるためのトレーニングに入ります。

ジャグリング」です。 ※ここからは眼さんも参加します。

ジャグリングをすれば脳の記憶する部分が鍛えられるらしいのです!


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結城と目次さんはメキメキと上達しています。ジャグリングが苦手な眼さんは...、お手玉でやってます。



宝塚歌劇団星組の東京公演『桜華に舞え-SAMURAI The FINAL-』『ロマンス!!(Romance)』が10月21日、東京宝塚劇場で開幕した。
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本公演は星組トップスター・北翔海莉、トップ娘役・妃海風の退団公演。『桜華に舞え』は、西郷隆盛の右腕と呼ばれ、明治維新の立役者となりながらも、己の"義"を大切にし"避けられぬ宿命"西南戦争へ身を投じていく桐野利秋(中村半次郎)を主人公に、"最後の侍"の生き様を描く作品。北翔にぴったりな優しさ、温かさと頑なさを持つ桐野の姿、そして次期トップスター紅ゆずる扮する衣波隼太郎に次の時代を託す場面なども盛り込まれ、北翔の退団を意識した作品になっている。とはいえ、観終わったあと、悲しい涙よりも明るい笑顔が胸に残るのもまた、北翔に似合う。
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後半のショー『ロマンス!!(Romance)』は演出家・岡田敬二によるロマンチック・レビューシリーズの19作品目。伝統的な宝塚らしさに満ちた、華やかで美しいステージだ。こちらでも、歌もダンスも芝居も何をとっても天下一品、当代きっての芸達者トップスター・北翔の魅力が存分に味わえるとともに、妃海との息の合った歌声やダンス、そして勢いのある星組スターたちの熱いパフォーマンスが息つく暇なく展開され、目が奪われる。
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北翔の19年の宝塚生活のピリオドとなる2作品。舞台上には北翔からの愛が、そして北翔への愛が溢れ、幸せ空間となっていた。


==『桜華に舞え-SAMURAI The FINAL-』==
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==『ロマンス!!(Romance)』==
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初日にさきがけ10月21日には、北翔海莉、妃海風が取材に応じ、現在の心境を語りました。


北翔海莉&妃海風 囲み取材

北翔「星組の北翔海莉でございます。わたくし事ではありますが、今回『桜華に舞え』『ロマンス!!』、卒業公演となりました。宝塚大劇場での公演を無事に終え、残るは東京のみ、ファイナル公演です。待ったなし、ノンストップでまいります。とにかく全員が怪我をせずに揃ってゴールできることを目標に、そして進化し続ける舞台を目指して、頑張りたいと思います」
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妃海「星組の妃海風でございます。私もご一緒に退団させていただくことになりました。大劇場公演もとってもとっても、毎日充実していて楽しかったので、東京公演も、瞬間瞬間を大切に過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
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△ 囲み取材で自分の名前を名乗るトップスターさん&トップ娘役さん、珍しいです...!

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10月14日、池袋 あうるすぽっとにて、ダンス集団DAZZLEの20周年記念公演『鱗人輪人(リンド・ロンド)』が開幕した。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた独特のダンスにより、壮大なドラマが紡がれる。

 海が枯れ果てた世界で、水を奪い合い殺し合う人々。どうしたら海を取り戻せるのか...。物語は問いかけから始まる。一体何が起こっているのかドキドキしていると、赤いパーカ姿のロンド(金田健宏)が登場。ロンドは砂賊で、屋敷に盗みに入ったところ、鎖につながれていた青い服の男リンド(長谷川達也)を解放する羽目に。ロンドはリンドを殺すが、再び出会い、驚く。リンドは多額の懸賞金をつけられ、追われていた。このあたり、黒電話やトランク、指名手配書、ダンボールの人を使った振りがポップかつハードボイルド的で、心が躍る。
 水が一攫千金を生む世の中、ロンドの父は井戸に固執し、使用人に殺されてしまった。ロンドはその使用人の策略で父殺しの汚名を着せられ、更生施設に入れられてしまう。施設の食事のシーンは、皿とカトラリーを使ったパフォーマンスを俯瞰から撮影して映し出す、鳥かごの中の小鳥はフィンガーダンスさながら手で演じられるなど、随所に工夫が凝らされている。
 一方、リンドはかつて恋した人魚を人間の生贄として失い、自分が千年を生きる人魚になった過去を打ち明ける。この長谷川の舞は人魚にしか見えず、胸に迫るものがある。ロンドはリンドから水脈の在り処を聞いて井戸を掘るが、水は出ない。詐欺で訴えられ、投獄されたロンドが出会ったのは、かつて自分に罪をなすりつけた使用人。彼はリンドを監禁していた屋敷の主だったのだ。ロンドは釈放されるが、デモが起こり、街が燃え広がりパニックに。そこでリンドが歌うと、雨が降り火は収まった。が、人々はリンドの力を知り、苦渋の選択を迫られることに...。
 自然と人間という根源的なテーマを軸に、人の生き様、サスペンスやファンタジーの要素が混在。DAZZLEの得意技である、小道具を使ったダンス、影と映像、彫刻的な群舞など、多彩なアプローチが存分に楽しめる。何より"踊る"というプリミティブな力がセリフ以上に語り、物語を広げ、観る者の想像力を掻き立てる。ロンドとリンドの心の交流、キラキラした水の煌めきと自らが下した決断への思いを抱えて、観客は帰り道につくことだろう。

『鱗人輪人(リンド・ロンド)』10月23日(日)まで、池袋あうるすぽっとにて公演中。

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■2016年版『ミス・サイゴン』 vol.7■


ベトナム戦争を背景に、普遍的でありながらも究極の愛の形と、戦争のむなしさを描き出すミュージカル『ミス・サイゴン』

ベトナム人少女キム、アメリカ兵クリスの悲恋を中心に、何をしても生き延びてやるという貪欲さで混乱する状況下を泳ぎ渡るエンジニアら、さまざまな人々の思いや思惑が交差しくさまを、『レ・ミゼラブル』を作ったアラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・シェーンベルクの美しい音楽が包み込んでいく、大作ミュージカルの金字塔です。

日本では1992年の初演以降幾度となく上演を重ね、2012年には"新演出版"が登場、好評を博しました。
この作品が2016年もまた、新たなキャストを迎えて上演されます。

多くの俳優によって引き継がれていく『ミス・サイゴン』ですが、今年も多くの新キャストを迎えるほか、日本初演からエンジニアを務めてきた市村正親が、今回をもって作品を卒業するのも話題
市村さん、日本での上演回数1368回のうち、809回の舞台に、エンジニアとして立っています!

10月15日にはじまったプレビュー公演を経て、いよいよ10月19日に初日を迎えるこの『ミス・サイゴン』
19日の初日前、市村正親さん、キム役の笹本玲奈さん、クリス役の上野哲也さんによる囲み取材が行われました。
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△ 会見は、劇中『アメリカン・ドリーム』のシーンのセット、自由の女神像&キャデラックの前で行われました。


――まずはひと言どうぞ。

市村「ようやっと初日が来ました。頑張ります」
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笹本「8月のあたまからお稽古していたので、私もようやく舞台に立てたと、楽しみで仕方ないです」
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上野「今回僕は2回目なんですが、演出家(海外から来る演出補)も変わり、自分の中のキャラクターもけっこう変わっているので、前回とは違う緊張感と高揚感があります」
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――市村さん、復活ですね。

市村「こないだ(2014年の前回公演)は胃がんで降板しましたからね。復活と同時にファイナルです。でも次の再演の時、元気だったらやっちゃうかもしれないけど(笑)! 一応ファイナルということで、頑張ろうと思ってます。体調は非常にいいんですよ。万全です! でも人間明日のことはわからない。僕、3年先までスケジュールは決まってるけど、4年後は決まってないんです。体調次第ですね、明日のことはわからないから。次はもし元気だったらリターンするからね!「本当の復活!」とか(笑)」
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舞台「夜が私を待っている」 左から入江甚儀、秋元才加


舞台「夜が私を待っている」が東京・紀伊國屋サザンシアターで開幕した。

本作は英国人作家エムリン・ウィリアムズにより1935年に書かれた心理サスペンス劇。

演出を手掛けるのは河原雅彦。出演は入江甚儀、秋元才加、前田美波里のほか、明星真由美、久ヶ沢徹、岡部たかし、弘中麻紀、白勢未生が出演する。

本作の公開舞台稽古と、囲み取材が行われ、意気込みを語った。【動画1分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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いよいよ今週10月19日(水)より全労済ホール/スペース・ゼロにて幕を開ける舞台『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』2016。先日、本番を目前に通し稽古が行われました。実際の法廷さながらの緊迫した空気が立ち込める稽古場より、写真をお届けします!!

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主人公・北尾友弘役(中村優一)
傍聴の「覗き見」の魅力にハマった駆け出しのノンフィクションライター。

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勝村日向役(石田晴香)
検事を志し、大学の法学部に通いながら裁判の傍聴に足を運ぶ女子大生。真実に立ち向かう日向役を新鮮にかつ丁寧に演じていました!


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段田誠役(宮原将護)
ベテランの傍聴マニア。飄々と主人公・北尾に法廷の様子を説明する姿が印象的。段田の説明により、観る側もスムーズに法廷の世界へ入り込めます。

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木暮透役(宮下雄也)
コワモテの傍聴マニア。コワモテのはずなのに涙...法廷で一体何が起きたのでしょうか?!

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橘春子役(佐藤すみれ)/橘秋介役(藤田玲)
秋介の妹/北尾の中学校時代の友人
ある事件の法廷シーン、一瞬にして空気を変えるふたりの演技には鬼気迫るものがあります。

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段田誠役(宮原将護)/北尾友弘役(中村優一)

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市原沙織役(水木ゆうな)
切れ味鋭い舌鋒で被告に斬り込むドSの女判事。気持ちが良いほどに犯人を追い詰める姿にグイグイと引き込まれます!

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荻野啓介役(上田堪大)
殺人事件の被告人。
事件当日何があったのか...被告人の供述シーンは主人公・北尾たち傍聴席にいる感覚で観てしまいます。

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榊匡記役(林田航平)/小田島公基役(嶋村太一)/安田憲一役(髙﨑俊吾)
物流倉庫放火事件の担当主任警察官/裁判長/物流倉庫放火事件裁判の被告人
こちらは法廷シーン。事件の様子が解き明かされていく様子に終始ドキドキしてしまいます。

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北尾友弘役(中村優一)
もちろん緊迫したシーンだけでなく、笑顔のこぼれるシーンもあります!

<Story>
作家志望の青年北尾は、今日も朝早くから霞ヶ関裁判所へとやって来た。
「ご起立ください」の声、手錠の音と共に裁判官、被告、警察官が登場すると、北尾の胸は期待に高鳴る。
今日はどんなグッとくる裁判に出会えるのだろう? 
最初はモノ書きのネタを探しに来た北尾だが、苦しい言い逃れをする被告や、巧妙に弁護する弁護人、Sに攻める検察官、法廷に登場する人物が見せる、どうしようもない人間臭さに惹かれて、すっかり傍聴にハマってしまったのだ。
だがそんな北尾に、いつも傍聴席で見かけるツンとした女子大生日向は 「覗き見気分で傍聴に来ないでください」と冷たく言い放つ。
覗き見気分で何が悪い?
傍聴の楽しさとは他人の人生の覗き見だ!思わずそう 反論してしまった北尾は、しかしある公判を境に、裁判への考えがガラッと変わり...。
興味本位で始まった裁判傍聴の先に見えてきたものとは? 
この作品は舞台上と客席の傍聴人全員が共有する疑似裁判体験である!

<公演情報>
2016年10月19日(水)〜23日(日) 全労済ホール/スペース・ゼロ
傍聴席S:¥6,800/傍聴席A:¥5,800

[原案・原作]
北尾トロ 
[劇作・脚本][演出]
塩田泰造 
[出演]
中村優一/石田晴香
宮原将護/宮下雄也/仁藤萌乃・佐藤すみれ(Wキャスト)/水木ゆうな
髙﨑俊吾/上田堪大/浅倉一男/林田航平
田村和也/帆世雄一/渡辺瞳/柚木美咲/並木秀介/高田舟/細谷レナ/浦坂佳右/大野愛/浜辺マル子
嶋村太一/藤田玲

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11月より『錦秋特別公演2016』が全国で開催。それに先駆け公演の見どころを、僕、中村鶴松がご案内する短期連載の4回目です。今回は主演のおひとりである中村七之助さんのご紹介をします!

kinshu04_01中村いてう.jpg『歌舞伎塾』で一緒にお化粧などをお見せする中村いてうさんと。

その前にまず勘九郎さんと七之助さんの話をしますと、僕にとっておふたりは、まさしく兄貴のような存在です。芸にはすごく厳しいのですが、普段はとっても優しいお兄さんたちで。思い起こせば、お父さん(勘三郎さん)も同じように接してくださったので、まるで家族のように思っています。おふたりには、今も時間が合えば食事に連れていってもらっていますし、プライベートのこともよく相談にのってもらっていますね。......とは言っても、本気すぎる悩みはあえて話さないようにしているんですけど(笑)。でも、それぐらい気の置けないところもあり、頼れるお兄さんたちだということです(笑)。

kinshu04_00.jpg勘三郎さん、勘九郎さん、七之助さんと。

僕が感じる七之助さんの一番の魅力は、なんといっても女形としての美しさです。僕も最近は女形を演じさせていただく機会が多いので、体の動きや衣装の着こなし方、それにお化粧の仕方をいつも勉強させてもらっています。七之助さんからはいつまで経っても、「ブス、ブス」って言われてますけどね(苦笑)。また、七之助さんのすごさは、演目ごとに違った美しさを表現できるところにもあります。綺麗さや妖艶さはもちろん、昨年、歌舞伎NEXTの『阿弖流為』で演じたようなカッコいい強さを持った女性も本当に美しく表現される。それに、たとえ派手ではない演目であっても、観る人を惹きつけて放さないオーラがあるんですよね。よく、"歌舞伎の見得には存在感を大きく見せるような力がある"と言われますが、七之助さんの見得にはまさしく迫ってくるような迫力がある。僕も同じ舞台で共演していると、その圧倒的なパワーをいつも感じます。特に今回の公演で七之助さんが演じられる『汐汲』は、切なさや哀愁などさまざまな表現が詰め込まれた演目ですからね。僕が感じている七之助さんのすごさを、皆さんもきっと体験していただけると思いますよ。


【公演情報】
11月7日(月) オリンパスホール八王子
11月8日(火) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
11月9日(水) アクトシティ浜松 大ホール
11月10日(木) 文京シビックホール 大ホール
11月12日(土) レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール
11月13日(日) NHK大阪ホール
11月14日(月) ロームシアター京都 メインホール
11月16日(水) まつもと市民芸術館 主ホール
11月17日(木) 金沢歌劇座
11月19日(土) 秋田県民会館
11月20日(日) 盛岡市民文化ホール 大ホール
11月21日(月) 東京エレクトロンホール宮城
11月23日(祝・水) 松山市民会館 大ホール
11月25日(金) 福岡サンパレス

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役者としてのみならず、クリエイターとしても注目を集めている池田純矢さんが作・演出を手がける「エン*ゲキ」シリーズ。その待望の第2弾☆ピープルズ!!』が2017年1月に幕を開けることになりました。今作も舞台は宇宙。描かれるのは、ある重大な危機に直面する惑星から、その危機を乗り切るために地球へと出発した7人と、地球の科学者の物語です。役に立ちそうにない"特殊能力"を備える7人が、地球人と出会うことで何かが起きる!? という笑いと奇跡が詰まったエンターテインメントに、強力なキャストも揃いました。そのなかから、惑星人のスター役を演じる鈴木勝吾さん、ライト役の赤澤燈さん、ビーム役の井澤勇貴さんが揃い、シャイン役で出演もする池田さんとともに、作品について語ってくれました。

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(前列:池田純矢、鈴木勝吾 後列:赤澤燈、井澤勇貴)

──キャスティングも池田さんが担われていますが、この顔ぶれはどう決まったんですか。
池田「自分で演劇作品を作るうえでは、やっぱり自分のやりたい人としかやりたくないという思いがあって。本はキャスティングを考えずにただただ書きたいこと、作りたい役を作ったんですけど、そこにハマる人たちで、自分の大好きな人たちを呼んだら、結果、こうなりました(笑)」

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池田純矢

──池田さんから声がかかって3人はいかがでしたか。
鈴木「単純にうれしかったです。池田純矢が自分のやりたいことを押し通してる姿っていうのはすごくまぶしく思ってましたし、それを実現するためのひとりに選んでくれたのはすごく光栄だなと」

赤澤「純矢くんとは面識はあったんですけど、共演経験はなかったので、まずびっくりしました。でも、自分で作、演出するっていうことは、いろんなことを賭けてるだろうし、簡単にできることではないと思うから。これはやらなきゃなって思いましたね」

井澤「僕のなかで池田純矢っていうのは、簡単な言葉で言うと、すげーヤツなんですけど」

池田「本当に簡単だな(笑)」

井澤「いや、でも、そう言うしかないぐらいカッコいいんですよ。役者としても、自分にも周りにも厳しく、妥協をせず、ストイックに突き詰めていく。その人が声をかけてくれたっていうのは、本当にうれしいですよね」

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鈴木勝吾

──3人に池田さんが求めるものは?
池田「しょうちゃん(鈴木)には主人公のスター役をお願いしてるんですけど、今まで評価されてきた部分や、僕がステキだなと思う部分を全面的に出す役ではないところが、すごく挑戦的だと思ってるんです。鈴木勝吾をそんなふうに使う演出家がいないんだったら、親友でありライバルである近しい僕がやってやろうと思って(笑)」

鈴木「確かに、僕自身、トリッキーな役とか飛んでる役のほうが楽しいから好きで、こんな普通の役はほとんどやってないんですよね。でも、どんな役でも僕は物語の世界を生きることが楽しいので、純矢の言うことを聞いて、物語を楽しみたいです。演出されたら腹立つのかもしれないけど(笑)、普通な分、色をなくして、スタンスを広く取っていきたいかな」

池田「赤澤くんはスターの親友のライト役をやってもらうんですけど、何を考えているのかわからないミステリアスな役で、そこが赤澤くんのキャラクターに重なるなと思ったんです。対面したときにあまり内面を感じさせない。彼の舞台を観たり、食事をしたりしたときに、そこが好きだなと思って」

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赤澤燈

赤澤「キャラクターとしてはけっこう難しいなと思うんですけど、物語の道筋を指し示していく役でもあるとも思うので、主人公のスターを輝かせる"ライト"でありたいなと思います」

池田「上手いこと言った(笑)。あと、井澤は、器用で何でもこなせるからこそ、器用さだけでは通用しないビーム役をやってもらって、壁を与えたいなと思ってます」

井澤「まさしくやったことないからね。こういう強いというか、発散するような役は。じゃあ、試練を与えてくれるんだったら、その恩返しに、壁を乗り越えて、『見たか』って、言ってやりたいと思います(笑)」

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井澤勇貴

──この作品で目指すところは?
池田「それは第1弾のときと変わらないんですけど、貴重な時間とお金を割いて観に来てくださる方に『あー面白かったね』って帰ってもらえるエンタメを提供すること。誰が観ても面白くて、笑ってちょっとホロリとなって、というものを作っていこうと思ってます」

鈴木「脚本を読んでるだけで面白いし、笑いもちゃんと計算されて書かれてるから、信じて乗っかれるし。お客さんで観たい(笑)」

井澤「それ、すごくわかる。でもとにかく、この作品にとっていいスパイスになれたらなと思います」

赤澤「純矢くんの世界がちゃんと描けるように、ホント、一生懸命やるしかないですね」

(取材・文:大内弓子)

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赤澤燈、鈴木勝吾、池田純矢、井澤勇貴

エン*ゲキ#02『スター☆ピープルズ!!』
2017年1月5日(木)~1月11日(水)
東京・新宿東口・紀伊國屋ホールにて。

作・演出 池田純矢
出演 鈴木勝吾 透水さらさ 赤澤燈 井澤勇貴 吉田仁美 オラキオ 池田純矢 酒井敏也


★10月16日(日) 23:59まで最速先行(インターネット抽選プレリザーブ)受付中★


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11月に日本初演を迎える『ミュージカル★マーダー・バラッド』の製作発表会見が10月10日、都内ライブハウスにて行われました。
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2012年、NYマンハッタンのシアタークラブで上演され大ヒット。
翌年には早くもオフブロードウェイに進出した「90分ノンストップ」「全編歌の"ソングスルー"」「4人ミュージカル」が、日本初上陸します。

全編歌...とのことで、もちろん歌唱力が重要になってきますが、挑むは日本ミュージカル界が誇るこちらの皆さん。
中川晃教平野綾橋本さとし濱田めぐみ
これは期待大ですね!!

物語も、愛憎と裏切り、そして殺人事件...と、ミステリアスでセクシーで、とっても気になるんです。

ひと足先に出した「チケットぴあニュース」はコチラ→

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●STORY●(公式サイトより)

ナレーター(濱田めぐみ)が歌う。「聖人と罪人の歌が聞こえる。美しい炎は引力がある、でも触ってはいけない」。
 
ニューヨークに住むサラ(平野綾)とトム(中川晃教)は、出会い燃え上がるような恋をする。サラは歌手を、トムは俳優を夢見ていた。だが、あまりに熱い恋は時がたてば冷めるもの。トムとサラは別れてしまう。トムを失ったサラはダウンタウンのバーで酒におぼれる日々。そんなある日、酒に酔いふらつきながら帰える途中、詩の博士号を持つマイケル(橋本さとし)と出会う。マイケルは傷つきボロボロになっていたサラを抱きしめ、二人は恋に落ち、結婚する。
 
アッパーサイドに家を買い、家庭を築き、娘のフランキーが産まれる。だが、サラはいつしか、毎日同じことの繰り返しの日々にうんざりとしていた。育児と家事に疲れたサラは、かつて燃え上がる恋をしたトムを懐かしく思い出し、トムがダウンタウンに新しくオープンしたクラブ<キングス・クラブ>を訪ねてしまう。サラと別れたことを悔やんでいたトムは、再会したサラを手放したくはなかった。結局二人は越えてはならない一線を越えてしまう。だが時間がたつにつれ、後悔の気持ちばかりが大きくなるサラ。一方のトムは嫉妬の気持ちばかりが強くなっていく。やがて、マイケルも二人の関係に気がつく。 
 
トム、マイケル、サラ・・・・ついにキングス・クラブに3人が揃う。
 
ナレーターが歌う。「クラブ、ダイヤ、スペード、ハート 勝負の決め手は自らの選択と、運命!」。
そして、キングス・クラブで未解決殺人事件が起きた。殺したのは誰か?


会見は、ミニライブから始まりました。
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「自由に生きる男」トム役:中川晃教
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