開幕中の『プリシラ』稽古場レポート・その2

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演出・宮本亜門×主演・山崎育三郎で、12月8日(木)から29日(木)まで東京・日生劇場にて上演されるミュージカル『プリシラ』。その稽古場レポート第2弾をお送りします!(あらすじなどは第1弾でチェックしてみてくださいね)

突然ですが、これはなんでしょ!?

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刷毛...ではあるけど、刷毛ではございません! 次の写真はAAAでご覧になってピンとくる方もいらっしゃるはず...!

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そう!衣裳なんです!
『プリシラ』の魅力のひとつである奇抜でカラフルで楽しいデザインの衣裳は、基本的には本国と同じもの。見ているだけでも元気になりそうでしょう?
ちなみに主演の山崎育三郎さんはなんと22回も着替えるそうですよ!そんなにたくさんの衣裳が見られるというだけでも楽しみですよね。

というわけで、今回は衣裳つきの稽古場レポートをお届けします!

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ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」稽古場より 左から生田絵梨花(乃木坂46)、大野拓朗

古川雄大、生田絵梨花(乃木坂46)らが出演するミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の公開稽古が行われ、劇中曲の一部が歌唱披露された。

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をミュージカル化したもの。2001年にフランスで初演し大成功をおさめ、その後、スイス、ベルギー、ロンドン、モスクワ、ウィーンなど世界中で上演され続ける人気作だ。
日本では2010年に宝塚歌劇団が大阪・博多で初演。2011年には小池修一郎の潤色・演出で上演、2013年にも再演を果たした人気作だ。

2013年版でのロミオは城田優、古川雄大、柿澤勇人。ジュリエットはフランク莉奈、清水くるみというキャストだったが、今回はロミオ役は古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役は生田絵梨花(乃木坂46)、木下晴香に。

また、ロミオの親友・ベンヴォーリオ役は馬場徹、矢崎広。マーキューシオ役は平間壮一、小野賢章。敵対するティボルト役には、渡辺大輔、広瀬友祐。死のダンサーには、大貫勇輔、宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)が出演する。

本作の公開稽古が行われ、「いつか」「バルコニー」「世界の王」の3曲が報道陣向けに公開された。

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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12月19日、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の稽古場が報道陣に公開されました。
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『ロミオ&ジュリエット』は2001年にパリで開幕、その後世界各国で上演されて500万人以上を動員している世界的ヒットミュージカル。
日本でも再演を重ねていますが、4年ぶりの上演となる今回は振付・美術・衣裳が一新された"新バージョン"演出で登場します。

この日はキャストによる囲み取材もありましたが、まずは公開稽古の様子を写真でお伝えします!

披露されたのは3つのナンバー。
いずれも、作品を代表するシーンです。

♪「いつか」
まだ出会う前のロミオとジュリエット。
恋に恋している...という感じの、初々しい、それでいて希望に満ちているふたりの表情に注目です。
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ロミオ=古川雄大さん
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ジュリエット=木下晴香さん
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これが初舞台となる木下さん。
透明感があり、それでいて安定感のある歌声、素敵でした。

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岸谷五朗さんの呼びかけで1993年からスタートした、エイズ啓発チャリティイベントAAA(アクト・アゲインスト・エイズ)「ザ・バラエティ」。その24回目となる『Act Against AIDS 2016「THE VARIETY 24」~魂の俳優大熱唱!助けてミュージシャン!~』が、今年も世界エイズデーの12月1日に東京・日本武道館で開催されました!

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毎年、"この日限りのエンターテインメントショー"として、さまざまなキャストが登場するこのイベント。今年は、俳優やミュージシャン23組56人が出演し、全34曲をタイトル通り、"大熱唱"!ジャンルを越えたキャストが登場して、会場を盛り上げます。このイベントの収益金は全額チャリティとなり、国内外の感染者、患者への支援に役立てられるそうです。

そんなAAAで今回レポートするのは...12月8日に開幕した『プリシラ』!



歌舞伎俳優の松本幸四郎、市川染五郎、松本金太郎が都内で会見を開き、それぞれ幸四郎改め二代目松本白鸚染五郎改め十代目松本幸四郎金太郎改め八代目市川染五郎を襲名すると発表しました。

直系の親子三代同時襲名は、1981年10月、11月に歌舞伎座で行われた八代目幸四郎が初代白鸚を、六代目染五郎が九代目幸四郎を、三代目金太郎が七代目染五郎を襲名したのが史上初で、それから37年後に再び高麗屋(屋号)三代襲名が行われる、歌舞伎界でも大変珍しい慶事となります。

襲名披露興行は、2018年1月、2月に東京・歌舞伎座を皮切りに、京都、大阪、名古屋、福岡ほか各地を巡演予定です。

記者会見に出席した3人は、襲名への思いを次のように語りました。

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幸四郎
「初舞台から71年、いろいろな事がございましたが、私は今日の日のために今までのことをやってきたのではないかと思えるくらい幸せでございます。35年前の襲名では、私の父が襲名の翌年に亡くなりましたが、命をかけてやってくれた三代襲名をまたこうして出来ることは奇跡に近いです。
十代目幸四郎を継いでくれる染五郎の昨今の舞台を見てまして、その中に『伊達の十役』がございました。その時演じた「先代萩」の政岡には、我が子ながら舌を巻きました。これを見て思い出したのが、染五郎が14か15歳の頃、叔父の(二代目)松緑が(染五郎の)『鏡獅子』を観てくれまして、見終わった後一言「あぁ、高麗屋にも"弥生"を踊る役者が出たな」という言葉を思い出しました。
私にとりましても、二人にとりましても来年が現名でやる最後の年になります。最後の年に悔いのないように息子に、孫に手渡していきたいと思います」

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染五郎
「正直な今の気持ちは、ただただ興奮をし、感激しております。私はずっと"歌舞伎役者"であり続けたい。そして高麗屋の芸を自分が体現したい。その思いで舞台に立ち続けております。その気持ちは名前が変わっても変わることはありません。
私の尊敬する志村けんさんが、ある記事の中で「死ぬまで"お笑い職人"であり続けたい」とおっしゃっていました。この言葉を借りまして、襲名するにあたり"歌舞伎職人"になりたいという思いを、私が十代目幸四郎になる決意の気持ちとさせていただきます」

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金太郎
「再来年、八代目市川染五郎を襲名させていただきます。よろしくお願いいたします」

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開幕中の『プリシラ』稽古場レポート・その1

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演出・宮本亜門×主演・山崎育三郎で、12月8日(木)から29日(木)まで東京・日生劇場にて上演されるミュージカル『プリシラ』。

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原作は1994 年公開の同名映画。3 人のドラアグクィーンたちのドタバタ珍道中を描いた作品で、少ない予算で製作されたにもかかわらず世界中で大絶賛を浴びました。さらに、その奇抜でオリジナリティ溢れる衣裳はアカデミー賞衣裳デザイン賞も受賞!劇中の音楽とともに一大ブームが巻き起こった作品なのです。

ミュージカル版は、2006 年に映画同様オーストラリアで初演。マドンナやドナ・サマーなど誰もが知るヒット・ソングを散りばめたディスコ・ミュージック、個性的で華やかな衣裳で歌って踊るエンターテイメント満載の舞台で、ロンドン・ウエストエンド、NY・ブロードウェイを含む15か国以上で上演されてきました。今回は、満を持しての日本初上陸! 宮本亜門さん演出のもと、山崎さんはもちろんユナクさん(超新星)と古屋敬多さん(Lead)のWキャストや陣内孝則さんなどバラエティ豊かなキャスト陣で、キラキラ輝くファビュラスな世界を作り上げます。

今回、そんな『プリシラ』の稽古場を3回にわたりリポートします!

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現在、東京・日生劇場にて日本初演が上演中のミュージカル『プリシラ』
3人のドラァグクイーンが、1台のバス「プリシラ号」で旅をするドタバタ珍道中を描いた、派手で華やか、かつハートフルなミュージカルです。
劇中に登場する、往年のヒット・ソングの数々も楽しい一作!

この作品の中で、ドラァグクイーンとして華やかなショーに立ちながらも自分のジェンダーに悩み、妻と別居し息子と対面する勇気がもてない主人公・ティックを演じているのが山崎育三郎さん。

12月12日、その山崎さんと、来年開幕するフランス版でティック(※フランス版ではDick)を演じる"フレンチ・ミュージカル界の貴公子"ローラン・バンさんのアフタートークが開催されました。
その模様をレポートします!

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終演後、すぐに開催されたこの日のトークショー。
観劇されたお客さまがそのまま参加されました。


「今日はスペシャルイベントということで、なんとフランスからお客さまがいらっしゃっています。この『プリシラ』は世界中で上演されていますが、日本では今回が初上演。そしてこの日本の次に上演されるのが、2017年2月、フランス・パリの公演です」という説明のあと、山崎さんが客席にいたローラン・バンさんを呼び入れました。
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山崎さん曰く「フランス・ミュージカル界の貴公子」というローランさん。
映画『オペラ座の怪人』のフランス語吹き替え版でファントムを務めているほか、『ノートルダム・ド・パリ』『ゾロ』『ロックオペラ モーツァルト』など数々の舞台にひっぱりだこ。
アジア圏でもとっても人気の高い俳優さんです。

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シアタークリエ開場10周年を飾るシリーズ1作目として、2017年1月4日(水)に開幕するマイケル・メイヤー演出、柚希礼音主演の『お気に召すまま』。2007 年トニー賞最優秀演出賞を受賞したマイケルさんに何年も前からコンタクトを重ね、やっと実現したという記念すべき日本初演出作品です!

原作はシェイクスピアの傑作喜劇『お気に召すまま』ですが、今作はマイケル・メイヤー版として新たな世界観で描かれます。キービジュアルからもわかる通り、時代設定をマイケルが「アメリカが一番自由で幸せだった時代」という1967 年に置き換え、劇中の"アーデンの森"はサンフランシスコのSummerof Love (10 万人のヒッピーが集まったイベント)に、"宮廷"は当時のワシントンDCに!

マイケルさんのポップな世界と、"シェイクスピア作品で最も幸福な喜劇"と言われるロマンティックな世界が融合した本作が一体どうなるのか...気になりますよね! そこで、『お気に召すまま』の名台詞「人生は舞台 ひとは皆役者に過ぎぬ」を語る登場人物・ジェイクイーズを演じる橋本さとしさんにお話を聞かせていただきました。

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12月11日(日)に開幕する劇団四季の海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』。初日を目前に控えた8日、公開舞台稽古が開催され、その全貌がひと足早く報道陣に披露された。
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『ノートルダムの鐘』は15世紀末のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む異形の青年カジモド、彼を世話する大聖堂大助祭フロロー、警備隊長フィーバス、その3人が同時に愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に紡がれる物語。2014年にアメリカで開幕したこのミュージカル版は、1996年に公開されたディズニー長編アニメーションに基き、アニメで使用された名曲の数々も多数登場する。アニメ版でも印象的だったナンバー『ノートルダムの鐘』から始まり、哀愁溢れるメロディがグッと物語の中へ観客の心を誘うオープニング。だがアニメでは描かれなかったフロローの暗い過去やカジモドとの関係性、フィーバスの心の傷なども描かれ、よりディープな"大人のための演劇作品"となっている。
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レストランを訪れた客たちの人間模様を、ユーモアとペーソス溢れるオムニバス形式の芝居と音楽で見せる舞台『ア・ラ・カルト』。89年の初演以来、毎年12月に青山円形劇場で上演されていたものの、14年、劇場閉館と共に一区切りを迎えた本作が、昨年の『ア・ラ・カルト Live Show』を経て、今回「移動レストラン」として帰ってくる。

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「シアターイーストの空間でどんなものを作れるのか、まだ想像がつかないです。ただ、劇場然としたプロセニアムの舞台にはしたくないので、突然そこにレストランが現れた、という感じにしたいなと思ってます。移動遊園地のように、ある日できたと思ったら、翌朝には消えていて、次はどこに現れるのかなあ?というような雰囲気でできたらいいですね」と、これまで毎回、同作の台本を手がけ、主演もこなしてきた劇作家で俳優の高泉淳子は語る。

「レストランにやって来る人がどういう人達で、そこに来るまでにどんなことがあったのかを、食事の場面だけで描き出すのは、書き手としての腕の見せどころ。ア・ラ・カルトは1つの話を15~20分で表現しなくてはならない。大変です。今回は、こちらのテーブルでは食べ続けていて、あちらのテーブルでは何やら話し込んでいる......というふうに映画的に作ってみようかなと考えています」

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『ア・ラ・カルト』と言えば、豪華ゲストも楽しみの一つだ。今回は、池田鉄洋、近藤良平、春風亭昇太、三谷幸喜、山田晃士、ROLLYが日替わりで登場。

「三谷さんとはお互い劇団の頃からのお付き合いですが、『ア・ラ・カルト』今回初登場。昨年、リーディング公演で出演して頂いたところ、台詞も歌も素晴らしくて。この作品に出演してもらうことが夢でした。嬉しいです! ROLLYはもうレギュラーメンバー。『ア・ラ・カルト』を毎年盛り上げてくれているお方です。クリスマス時期に会わないと落ち着かないですね。音楽も人柄も素敵な人で、会う毎にお芝居も上手くなっていて。昇太さんは今年、笑点の司会はするは、来年大河に出演するはで、今、絶好調。歌います、トロンボーンも吹きます、小咄も披露してくれます。ありがとう、昇太さん! 近藤さんは自由人。以前出演してくれた時、台本読んできてなくて(笑)。でも役者とは違った味があって良いんだなあ。そして近藤さんの踊り、必見です! 池鉄さんは昔、深夜のドラマで見てファンになり、何度も出てもらっています。いつも掛け合いが楽しみ。山田晃士さんは、私が彼の音楽ユニット『ガレージシャンソンショー』の大ファンで。去年、『ライブハウスだから大丈夫』とだまして(笑)芝居もやってもらいました」

舞台では、俳優達が実際に食事を食べ、ワインを飲みながら演じる。

「これまで、芝居作りのために色々な料理人の方々にお会いしてきましたが、料理を創り出す人は劇作家でもあり役者でもあり演出家でもあるんですね。学ぶことが多いです。創った芝居が終わると消えてしまうことを寂しく思った時期もあったけれど、お料理こそ、ずっと仕込んできたものが、口の中に入ったら、芝居よりも短く、あっという間に消えてしまう。それでも見えないところにも思いを込めて作って、語らず、強制せず、また来たいと思わせる。私の芝居もそうでありたいと願っています」

取材・文:高橋彩子

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公演情報
2016/12/16(金)~12/26(月) 東京芸術劇場 シアターイースト
2016/12/28(水)~12/29(木) 近鉄アート館

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