舞台のウラ話の最近のブログ記事

チケット情報はこちら

初めまして。渡辺流演劇塾4期生の石井幸と申します。
渡辺えり新作『鯨よ!私の手に乗れ』の稽古場風景をお伝えします

本日は、えりさんがスタッフ、役者全ての関係者の方々の為に、芋煮を作って持ってきて下さりました。

S__48758788.jpg
えりさんの芋煮は、美味しいと評判らしく、芋煮が登場すると、稽古場内が、おお!っと活気付き、えりさんの芋煮美味しいんだよね〜、と、言ったその人が既に芋煮を取り囲みに走り出しているほど、大変な盛況でした。
残念ながら、僕が小道具を弄っている間に芋煮は終わってしまい、食べる事が出来ませんでした。
芋煮を食べようと鍋を見た時には、既に汁しか残っていませんでした。
出演者の方々や、関係者の皆さんで芋煮を食べている間は、緊迫した雰囲気が和らぎ、皆さん笑顔で談笑したり、各々伸び伸びと過ごされていました。
しかし稽古が始まると、また直ぐに緊迫した様相を見せ、本番に向けて、エンジンが全開になって来ている、そんな雰囲気でした。
鯨よ!私の手に乗れ。は、2017.1/18より公演します。
これからどんどん出演者やスタッフさんの様子等レポートして行きます!
是非、劇場にお越しくださいませ!劇場で、お待ちしております。

えりさんの芋煮を食べる、出演者の土屋良太さん。土屋さんにとっては、ご家庭の味?

S__48758787.jpg

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

新年あけましておめでとうございます!

初めまして!渡辺えり主宰の渡辺流演劇塾所属、町田達彦がお伝えします!渡辺えりによる作・演出・振付で、オフィス3◯◯公演「鯨よ!私の手に乗れ」がいよいよ今月18日より上演致します!

出演者も豪華俳優陣!木野花、久野綾希子、桑原裕子、広岡由里子、鷲尾真知子を客演に迎え、渡辺えり作品の独特な世界観を彩ります。

今作はとある介護施設を舞台に、かつての劇団仲間が集まり昔上演するはずだった舞台の稽古を始めることから物語がスタートします。家族や施設で働く介護士達も巻き込み、彼女らのお芝居は一体どこへ向かうのか?!

年をまたいで、稽古開始から半月が過ぎました。渡辺えりも演出に出演に大活躍しております。今後、こちらで出演者の稽古場の様子を随時レポートしていく予定です。乞うご期待!

最後に、製作途中の小道具を紹介したいと思います。一体これは何なのでしょうか?答え合わせはまたの機会に...。


70966.jpg

オフィス3○○「鯨よ!私の手に乗れ」
公演期間:2017/1/18(水) ~ 2017/2/5(日)
会場名:シアタートラム (東京都)
全席指定 6,800円
[作・演出・振付]渡辺えり 
[出演]木野花 / 久野綾希子 / 桑原裕子 / 土屋良太 / 広岡由里子 / 鷲尾真知子 / 渡辺えり / 銀粉蝶 / 小出奈央 / 川口龍 / 佐藤友紀 / 町田達彦 / 他
 ※未就学児童は入場不可。

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


105日に開幕した音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』

留学先のドイツで結核にかかり、23歳で亡くなってしまった音楽家・瀧廉太郎を巡る事実も交えた"IF-イフ-"のお話。『故郷』『朧月夜』『荒城の月』など馴染み深い唱歌の中には、作者不詳の歌も多くあります。この作品は、その作者不詳曲の作曲に関わったとされる岡野貞一と、天才とうたわれ短命に散った瀧廉太郎の物語。2014 年、2015 年と上演されている人気作です。

 

今回、初演から岡野貞一を演じる原田優一さん、今作で瀧廉太郎を演じる和田琢磨さんと、実際に瀧がドイツで交流を持ったとされるヴァイオリニスト・幸田幸さんの世話人フクを演じる星野真里さんにお話をうかがいました。


瀧廉太郎3ショット.png

チケット情報はこちら

■2016年版『ミス・サイゴン』 vol.5■


8月20日に開催された「2016 神宮外苑花火大会」に、ミュージカル『ミス・サイゴン』カンパニーが出演!

ライブ中、ライブ前とレポートを続けてきましたこの花火大会密着取材記事。
最後はライブ終了後、晴れやかな笑顔のカンパニーの様子をお届けします!


エンジニア役:ダイアモンド☆ユカイさん
misssaigon2016_05_99_5909.JPG
その1・ライブレポート→
その2・ライブ前レポート→

ライブ終了! で、舞台から降りてくるキャストの皆さん。
ライブ、盛り上がりました!
misssaigon2016_05_03_5847.JPG
misssaigon2016_05_04_5850.JPG
■ミュージカル『王家の紋章』#19■


帝国劇場にて現在絶賛上演中のミュージカル『王家の紋章』

開幕前からインタビュー、稽古場取材等々、さまざまな形でこの公演を追っている当連載、最後の更新はメンフィス役・浦井健治さんと、ライアン役・伊礼彼方さんの対談をお届けします。
oumon2016_19_71_0604.JPGoumon2016_19_72_0380.JPG
『エリザベート』ルドルフ役を同じ時期に努めていたおふたりが、6年ぶりにこの帝国劇場の地で顔を揃えています。

爆笑の中にも、ふたりの同志としての絆や友情が垣間見える対談となりました。


◆ 浦井健治 & 伊礼彼方 ロングインタビュー ◆

oumon2016_19_01_7A9456.JPG
●帝劇にいたのは、魔物ではなく天使でした


――おふたり、待望の帝国劇場での初共演ですよね。『エリザベート』ルドルフ役を同じ時期に演じていらして、でもその時は同じ役だから共演はされていませんから。

伊礼「完全に俺、健ちゃんの主演だから、出演オファーを受けたからね!」

浦井「かなり...ありがたいです」

伊礼「本当にもう、その一心だよ」
oumon2016_19_04_9507.JPG

――伊礼さん、ビジュアル撮影時の取材でも「楽しみは健ちゃん」って仰ってました。なぜそんなに「健ちゃんだから」って?

伊礼「やっぱりそれは...約束したから。ルドルフの頃「いつか一緒にやりたいね」って言っていたんです。しかも主演はもう何度もやっているけど、帝国劇場のセンターに立つ、というのは、ひとつの...」

浦井「そうですね、ひとつの大きな、特別な何かがありますよね。帝国劇場はやっぱり"聖地"ですから」

伊礼「うん。だから、僕もそこには絶対に入りたいなって」


――実際、帝国劇場のセンターに立っていかがでしたか? 初日、終幕したときのお気持ちは。

浦井「見ている景色が、明らかに自分の中で違っていました。ああ、これが帝国劇場なんだなぁと。しかも、(『エリザベート』の)ルドルフの時とも、『ダンス オブ ヴァンパイア』のアルフレートの時とも違うな、とすごく感じました。でも同時に真ん中って、ひとりじゃなく、みんなと一緒にやってるんだ...って。"支えられている感"、それに気付けたことが、嬉しかった」

伊礼「主演の言葉だねー!」

浦井「あと、「帝劇には魔物がいる」ってよく言われているらしいんですが、僕にとってそこにいたのは、天使だった。魔物じゃなくて、すごく見守ってくれていました。帝劇の空間も...それが神様なのかもしれないけど...、お客さまも、スタッフさんも、オーケストラも。みんなが本当に舞台を愛していて、このすべてが合わさって、一回一回を大切にライブとして楽しんでいた。帝国劇場にいらっしゃる約2千人のお客さま、すべてからそれを感じたので嬉しかったですね」
oumon2016_19_75_0815.jpg

――初日、客席で観ていたのですが、すごくピースフルな空間でした。

浦井「すごかったですね! お客さまからの熱い拍手とスタンディングオベーション。胸の中に熱いものがじわーっとしみわたりました。初日に感じたそれが、今も続いています。やっぱり皆さんに支えられ、見守られているんだなって感じます」


――あと、2幕でメンフィスとライアンとイズミルとで、3人で歌うところ。あそこを平方元基さんイズミル回で観た時に、「元ルドルフ3人が帝劇の空間を埋めている!」と、勝手に感慨深くなりました。

伊礼「あっ、ホントだ」

浦井「そうだった!みんなルドルフやってるね」

伊礼「やっぱこの仕事、受けてよかったわ~」

浦井「今!?」

チケット情報はこちら

防空壕の中チームの四人(青柳文子、大窪人衛、目次立樹、川村紗也)が語る、それぞれの役との向かいあい方と演技論。四人四色の役作りから、防空壕の子供たちが生まれるまでの過程を、役者の視点から語りあう。

_MG_1103.jpg

チケット情報はこちら

『イヌの日』で、防空壕の外の世界にいる人々を演じる五人(村上航、玉置玲央、本折最強さとし、尾上寛之、菊池明明)の俳優たち。彼が見た演出家・松居大悟とは? それぞれの関わりから感じてきた印象を話してもらった。

【連載企画①】「イヌの日」

| トラックバック(0)

チケット情報はこちら

こんにちは、ゴジゲンの松居です。

こちらに書くの遅れてしまいましたが(すみません!)、現在稽古の真っ只中でして、来週から演出する舞台の幕が開けます。
阿佐ヶ谷スパイダース、長塚圭史さんの名作
「イヌの日」!!!
を同世代のメンバーで作っております。
小学5年生の時の初恋の女の子や近くにいた3人を、防空壕に15年間監禁する話。
夏のうだるような暑さ。草いきれの匂い。太陽の眩しさ。生命力溢れた面白い小劇場!の感覚を目指してます。
何それ何それめっちゃ面白そう!うひょー!!!
うおーーーー!!!
こんなん落ち着いてられるかよ!!!
息を吸うのでやっとだよ!!!
いい劇見ないで何を見るんだよー!!!!

先月から始まりました稽古はとにかく熱を帯びてまして、、

鍋を作ったり

image2.JPG
並んで眠ったり

image4.JPG
しております。
おっと誤解しないでくれ
稽古中は写真撮ってないので、食ったり眠ったりの人間の欲求をむさぼるような写真しかなかったんだ
でもきっと劇そのものも、物語以上に、生きてるってことを感じられるものになるはずです
だからこの写真はあながち間違ってないですね(言い訳)
昨日は衣裳合わせだったのですが、舞台美術や衣裳も攻めまくっていて。
生きてるうちに
目撃したほうがいい!!!
すうはあ!すうはあ!(呼吸音)

8月10日~21日まで、下北沢スズナリ。
劇場でお待ちしております。

松居


「イヌの日」
公演期間:2016/8/10(水)~21(日)
会場:ザ・スズナリ
席種:前方ベンチシート自由席 4,500円 、指定席 4,500円 
[作]長塚圭史 
[演出]松居大悟 
[出演]尾上寛之 / 玉置玲央 / 青柳文子 / 大窪人衛 / 目次立樹 / 川村紗也 / 菊池明明 / 松居大悟 / 本折最強さとし / 村上航 / 加藤葵 / 一色絢巳 

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

■『マイ・フェア・レディ』2016 #9■



霧矢大夢真飛聖を新ヒロインに据え、2013年に日本語訳・演出等が一新されフレッシュに生まれ変わった名作が、ヒギンズ教授の寺脇康文、ピッカリング大佐の田山涼成らおなじみメンバー、そしてヒギンズ教授の母親役に高橋惠子、イライザに恋をするフレディに水田航生が新たに加わり、待望の再登場。

その"リボーン版"『マイ・フェア・レディ』3年ぶりの再演がついに7月10日に開幕しました!

そんなマイフェアカンパニーの素の表情をフレディ役の水田航生さんが取材する〈水田航生トライアル!〉
最後は、超強力クリエイターのこのおふたり。演出のG2さんと、振付の前田清実さんに突撃です!
myfairlady16_08_03_0171.JPG

おひとり目はこちら、振付の前田清実さん
この日は初の通し稽古の日...だったのですが、さっそく通し稽古の感想を聞く、水田さん。
「昨日の固めがたいへん功を成し、ダンスナンバーはすべてよくなっていました。"鬼の前田"が言うので真実です」と、前田さんからはお褒めの言葉が。
myfairlady16_07_04_0178.JPG

重ねて「せっかくなので僕に対して、何か...」と聞く水田さん、なかなかのチャレンジャーです。
育ちの良い感じがよくでています。役にはぴったりだと思います」との評価!


そんな前田さんインタビュー中、後ろではキャストの皆さんがワイワイ何かをやっています。
これ撮影用のサービスショットではないんです。素で仲良さそうな『マイ・フェア・レディ』カンパニー!
myfairlady16_07_05_0183.JPG

"作った絵"じゃない証拠に...
こちらのお方も、「取材中だった!」「しっ」といった表情。
myfairlady16_07_62_0193.JPG

そんなこんなの後、
セットの陰に隠れていた(?)G2さんのところへ。
myfairlady16_08_05_0241.JPG
こちらでももちろん、まず水田さんが訊いたのは「通し稽古を終えた感想」

「"スタート地点"ですね。通し稽古は、演出の立場にとっては楽しいものです。ずっとパーツでやっていたものが最初に繋がるのは、楽しい。たまにガッカリするときもありますが(笑)、今日はガッカリしませんでした。特に君がよく頑張ってた」G2さん
myfairlady16_08_07_0246.JPG

「いまちょっと...めっちゃ嬉しいです」と照れる水田さんです。
myfairlady16_08_10_0244.JPG

チケット情報はこちら

■ミュージカル『王家の紋章』#12■


連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!

浦井健治を主演に、脚本・演出=荻田浩一、音楽=『エリザベート』『モーツァルト!』のシルヴェスター・リーヴァイという豪華クリエイター陣が、古代エジプトを舞台にした壮大なロマンを、この夏、舞台上に描き出します。

...お久しぶりです。
キャストの皆さんのインタビューや製作発表レポートなどをお届けしていました当げきぴあ。
まだこの連載、終わっていませんよ!!

本日は『王家の紋章』の音楽を担当するシルヴェスター・リーヴァイさんが、取材会で語った作品の魅力や、音楽制作のポイントなどをお伝えいたします。
oumon2016-12_01_9599.JPG



言わずと知れた、『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『レディ・ベス』等々、ウィーン発の人気作品の産みの親であるリーヴァイさん。
日本でもおなじみですが、日本の文化遺産である漫画原作の今回の『王家の紋章』、どのような思いで創作に向かっているのか、とても和やかに、そしてフランクに語ってくださいました。


◆ シルヴェスター・リーヴァイ氏 インタビュー ◆


――『王家の紋章』が世界で初めてミュージカル化されます。その作曲をを引き受けた決め手は?

「10年以上前から、ファンタジー作品を手掛けてみたいと思っていました。そうしましたら、ちょうど私の70歳の誕生日に、日本の東宝さんからこの作品のオファーを頂いたんですよ。私にとって『王家の紋章』という作品は、非常に琴線に触れるものです。原作の細川両先生は、人間のあらゆる側面......愛や苦難、戦わなければならない緊張関係、誰かを呪ったり憎んだり......ということをすべて、漫画の中に描き出している。そういう作品に音楽をつけることは、大変幸せです」


――日本ではここ最近、漫画を原作にしたミュージカルがムーブメントになっていますが、そのことはご存知でしたか?

「正直申し上げて、知りませんでした。でも、日本に来るようになってから20年くらいたっていますが、ずっと漫画というものには興味を持っていました。ランチにラーメン屋に入った時、大人のひとたちがそこで漫画を読んで現実から逃れている姿を見たことがあります。思うに人間というのは、完全に大人にならず、少し子どもの部分を残し続ける、そのことによって希望を持ち続けられるんじゃないかと思っています。私自身は日本語が読めませんので、日本の漫画を開いてもわかるのは絵だけで普段から読んではいませんが、日本のアニメは長年ファンです。アニメと漫画がどの程度繋がっているのかはわかりませんが、アニメを見る限り、人生のリアリティを映し出していると思います。また今回は『王家の紋章』の最初の4巻分の吹き出しをすべて英訳してもらったので、作品のハートの部分を理解できました」
oumon2016-12_01_9622.JPG

――実際読んでみて、『王家の紋章』のどこに魅力を感じましたか?

「登場人物ひとりひとりにカリスマがあり、純然たる"悪だけの人"がいない。それはアイシスでさえもです。彼女は非常に危険な人物で、自分の力を多くの場合ネガティブに使いますが、完全に悪い人ではない。主人公のメンフィスと戦うイズミルも、復讐ということからエジプトと戦争を始めますが、敵対するからといって悪ではない。そこが魅力的であり、この作品が何十年にもわたり人気を博す理由だと思います」

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ