Teamげきぴあのカンゲキ日記の最近のブログ記事

●よこやまのステージ千一夜●


東京では残暑もそろそろ打ち止めといった感で、いよいよ秋の気配。
この秋、個人的に楽しみにしているのがフェスティバル/トーキョーでして、ちょっとご紹介したいと思います。

フェスティバル/トーキョーは今回で4回目となる舞台芸術のフェスティバル
国内外の先鋭的な作品が多数紹介され、新しい演劇表現が沢山見られる場所でもあります。

また、今年は東日本大震災という途方もない悲劇が現実となり、
演劇に限らず、ものを作る人々にとっては、新たに生み出したものが否応なしに震災と関連付けられてしまう難しい年になりました。
新作を書き下ろす際は、
震災に触れないと何故触れなかったのかと観客から言われてしまいそうだし、
触れたら触れたでそんな直接的には触れてほしくないと言われてしまいそうで。

作品作りにおいて、震災とどう向き合うか。

演劇という表現形態だからこそ、とてつもない現実に対して一歩引いた形で表現できないか。

多くの作家さんが作品作りでもがく中、先月のフェスティバル/トーキョー会見
次回作についての思いを淡々と語った遊園地再生事業団宮沢章夫(※)さん。

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ニュースも既に配信しましたが、書ききれなかった多くのコメントをここでご紹介します。

...宮沢章夫さんは、雑誌「ぴあ」最終号にもコメントを寄せていただきましたね

●ヒラノの演劇徒然草●

8月22日、瀬奈じゅん主演のミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』の製作発表が行われました。
ニュースでもお伝えしましたが、そちらに載せ切れなかった話題をお伝えいたします。
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●よこやまのステージ千一夜●


先日、ニュースでも配信しましたが、
現在、池袋・あうするぽっとで上演中の舞台『ピグマリオン』の公開稽古と会見にお邪魔いたしました。
ここでは、ニュースでは書ききれなかったこぼれ話をお伝えします。

ジョージ・バーナード・ショーが描いたこの戯曲は、
ミュージカルや映画でおなじみの『マイ・フェア・レディ』の原作としても有名。
ラストや細かい違いを除けば、大筋は『マイ・フェア・レディ』と同じですが、
2作品の大きな違いは『マイ・フェア~』花売り娘のイライザが主役であるのに対し、
『ピグマリオン』はイライザの訛りを矯正する言語学者ヒギンズが主演を務めます。

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主演のヒギンズ役は、初舞台の市川知宏さん。
「第21回 ジュノンスーパーボーイ」のグランプリ受賞でデビューされ、
最近ではドラマ『美咲ナンバーワン!!』
昨年公開の映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』での活躍で
ご存知の方も多いと思います。


お相手のイライザ役は、高野志穂さん。
NHK連続テレビ小説『さくら』の主演を務めたことでもおなじみですね。


ほかに、ナイロン100℃のみのすけさん、浦嶋りんこさん、
D-BOYSの加治将樹さん、尾藤イサオさん。
舞台畑の手練の役者に囲まれて、初舞台の市川さんは大奮闘していました。

●ヒラノの演劇徒然草●

といってもお子様だけですが...。

劇団四季の人気ミュージカル『美女と野獣』の特別カーテンコールで出演者たちとともに歌い踊る、"リトルプリンセス&プリンス"を現在募集中です。
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●ヒラノの演劇徒然草●

劇団四季ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が8月10日、開幕しました。
ボーイ・ミーツ・ガールなストーリー、珠玉の音楽、タップダンスを中心にしたダンスシーンの数々、アメリカ的センスに溢れた笑い、とミュージカルの良さを詰め込んだ"ザ・ブロードウェイ・ミュージカル!"といった趣の素敵な作品です。

110811CFY01.JPG昨年2~3月に東京で上演された時、私も観に行きましたが、客席の盛り上がりが尋常じゃなかったです! おとなしいと言われる日本の観客とは思えないほどの大盛り上がりで、あんな熱狂的な客席は久しぶりでした。
それくらい楽しくハッピーな作品なんですね。
その後この作品は全国各地で上演され、今回、1年半ぶりに東京に帰ってきました。

●ヒラノの演劇徒然草●

キャラメルボックス・アナザーフェイス『ナツヤスミ語辞典』
の稽古場に伺ってきました。

稽古場、とにかく陽気!
むしろ、うるさい!
廊下まで笑い声が聴こえてきます。
これはまさに、夏休みの中学生のノリ。

そんな『ナツヤスミ語辞典』は、3人の女子中学生、カブト・ヤンマ・アゲハが夏休みに体験した不思議な出来事を描いたものです。

プールに入りたくなくて水を抜いてしまったことがバレて、プール掃除を命じられたヤンマたち。そこへ白い服を着た男・ウラシマが来て、カブトが母から借りたカメラで写真を撮る。それを翌日現像してみると、そこに写っていたのは15年前の風景で...。

1989年の初演含め、過去3回上演されている人気作です。

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『三銃士』開幕直前! 囲み取材

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■日本初演!『三銃士』の世界(17)■

いよいよ本日、7月17日(日)に開幕になるミュージカル『三銃士』
15日には、初日を控え舞台稽古中のキャストによる囲み取材が行われました。

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●ヒラノの演劇徒然草●

日本でも『エリザベート』『モーツァルト!』などの作曲家としておなじみ、シルヴェスター・リーヴァイ氏。
彼の名前を冠した国際歌唱コンクール「第1回 シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール」が6月29日~7月1日、リーヴァイの生まれ故郷であるセルビアのスボチカ市にて開催されました。

さまざまな国の若い俳優たちに、リーヴァイの曲を歌うことによって彼らの技術を試す機会を与えることを目的としたこのコンクール、参加条件は女性は18歳から26歳、男性は18歳から30歳と、まさに"若き才能"のために開かれた門。
計10ヵ国から300人以上が予選に参加、スボチカで行われた準決勝には8ヵ国44人、そしてそのうち16人が決勝に進みました。
日本では予備審査を経て、今年1月10日に12人が予選に挑み、リーヴァイ本人による審査で平田愛咲、小野田龍之介が日本代表に。

そして、見事、平田愛咲さんがグランプリを、小野田龍之介さんがリーヴァイ特別賞を受賞!

7月13日、ふたりによる記者会見が都内にて行われました。
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●ヒラノの演劇徒然草●

7月15日(金)に開幕する『ニッポン無責任新世代』、これは植木等主演、昭和の日本人の心を大きく掴んだ映画『無責任シリーズ』にオマージュを捧げる舞台なのですが、こちらに出演する俳優さんたちからの動画メッセージが続々到着しております。
※製作発表ニュースはコチラ

まずは主演の百均(くだら・ひとし)役、原田泰造さん。
植木等さんが演じたのが"平均(たいら・ひとし)"・"源均(みなもと・ひとし)"。
ヘイキン、ゲンキン、ときて、今回はヒャッキン、ですね。
この作品は「相当面白いことになっている」と原田さん。
「無責任ということがいかにカッコイイのか、を感じ取ってほしい」と熱く語っていらっしゃいます。

●ヒラノの演劇徒然草●

7月7日にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の制作発表が行われました。
ひと足先にニュースでもその模様はお伝えしましたが、そちらに載せ切れなかった話題を今回もげきぴあでお伝えいたします。

『ロミオ&ジュリエット』はフランス生まれのミュージカル。
日本では昨年、宝塚歌劇団で初演されました(この時のタイトルは『ロミオとジュリエット』。)
演出の小池修一郎さん曰く「去年、宝塚で上演したときが26ヵ国目」だったそうで、全世界で500万人以上を動員している、世界的ヒット作です。

小池演出で、宝塚で日本初演、その後(男優を含めた一般的な)ミュージカルバージョンとして上演、というと、かの大ヒット作『エリザベート』を想起させますが、この『ロミオ&ジュリエット』も早くも大ヒットの予感。会見場の記者の数もかなりのものでした。
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