Teamげきぴあのカンゲキ日記の最近のブログ記事


●よこやまのステージ千一夜●

約2ヵ月ぶりの更新という事実にビックリしている、よこやまです。
暑いですね、9月になっても。

さて、昨日9月5日よりシアターコクーンで開幕した
岩松了さん作・演出「シダの群れ」ですが、
このゲネプロに土曜日(9月4日)行って参りました。

岩松さんが描く"ヤクザもの"とは、果たしてどんな手触りなのか、
興味津々です。

 

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岩松さん自身「今回のキャスティングには大満足しています」とコメントするように、
出演者も充実の顔ぶれ。


阿部サダヲさん
江口さん扮するタカヒロを慕う舎弟の森本。

江口洋介さん
組長の愛人・真知の息子で人格者のタカヒロ。

小出恵介さん
組長と本妻との息子で、下っ端には高圧的な態度に出るツヨシ。

伊藤蘭さん
息子のタカヒロを何とか次の組長にしたいと願う、現組長の愛人・真知。

風間杜夫さん
病に臥している組長に代わり、組をまとめている片腕の水野。

ほか、ツヨシの子を宿す愛人役の黒川芽以さんなど、魅力的なキャストが勢ぞろいです。

●ヒラノの演劇徒然草●

ニュースでもお伝えしましたが、先週8月18日、ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表が行われました。
げきぴあでは今回も、ニュースに書ききれなかったこぼれ話をお届けいたします!

今年、M・クンツェ(脚本・作詞)&S・リーヴァイ(音楽)コンビの作品を3作品、7か月にわたって上演する帝国劇場。
4・5月の『レベッカ』、現在公演中の『エリザベート』に続き、この企画の締めを飾るのが『モーツァルト!』です。

日本初演は2002年。
『エリザベート』で一気に日本のミュージカルファンの心を掴んだクンツェ&リーヴァイ、その人気を不動のものとさせたのが、日本上陸第2作目となった本作です。

モーツァルトの生涯を描く内容ですが、斬新なのは、生身の人間"ヴォルフガング"と、才能の化身である"アマデ"を同時に舞台に登場させて、天才音楽家の葛藤や苦悩を2面から紡ぎだす手法。
そして、モーツァルトの楽曲はほとんど使用せず、S・リーヴァイによる多彩かつ美麗な音楽で全編彩られていること。
さらに、穴あきジーンズなど現代的な服と、18世紀ヨーロッパらしいデコラティブな服が共存する衣裳なども印象的です。
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●ヒラノの演劇徒然草●

本日8月23日、劇団四季の稽古場に伺ってきました。
稽古場に着くと、元気いっぱいの「ドレミの歌」が入り口まで響いてきます。
中で行われているのは『サウンド・オブ・ミュージック』トラップ一家の子役オーディション。

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●ヒラノの演劇徒然草●

蜷川幸雄演出、音楽劇『ガラスの仮面 ~二人のヘレン~』の稽古場に行ってきました。

ご存知、美内すずえによる国民的少女漫画が原作。
何をやっても不器用だが、その演劇の才能を往年の大女優・月影千草に見出された天才少女・北島マヤ。
大女優と映画監督のあいだに生まれたサラブレッド、姫川亜弓。
演劇に情熱を傾けるふたりの少女が、幻の名作『紅天女』を演じることを目標に、女優として、人間として成長していく物語。
劇中劇として登場する舞台作品も魅力的、さらに演劇のバックステージものとしても楽しめます。

私も中高生の頃にハマりました。今でも続編が出ると単行本買います。
演劇を愛する人たちのバイブルといっても過言ではないでしょう。

蜷川幸雄演出版は2008年に初登場。今回はその続編で、原作でも人気の高い『二人のヘレン』のエピソードを中心に描かれます。
稽古場に伺ったこの日は2幕、まさに舞台『奇跡の人』をマヤと亜弓がWキャストで演じるくだりをほぼ通しでお稽古。
次の稽古日からは場所を舞台に移すという、まさに稽古佳境のタイミングでした。

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↑稽古場の壁には原作のコピー、本棚には単行本が。
単行本は舞台でも小道具として使われる......のかな?


●竜太郎の演劇かわらばん●

 キャラメルボックスの『また逢おうと竜馬は言った』を観ながら考えたこと。それは、この作品を書籍にしたら、一体どこの売り場に並ぶんだろうかということ。時代小説コーナー? 答えはNO。そう早合点した人は、タイトルだけで判断した証拠。SF? いやいや、写真のイメージから時空を超えて現代と過去を描く物語かと思いきや、ばっちり現代劇だし。むしろ、青春ストーリーや恋愛小説に入れたほうが、しっくりとくる。というより、クライム・サスペンスやビジネス書の棚に入っていても、僕は驚かない。

                           撮影:伊東和則
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●ヒラノの演劇徒然草●

来年は帝国劇場開場100周年です。
その記念すべき年の上演作品が一気に発表されました。

まずすでに上演は発表されていた4月~6月の『レ・ミゼラブル』
出演者決定です。

●ヒラノの演劇徒然草●

本日・7/16(金)に開幕する地球ゴージャスプロデュース公演Vol.11『X day』
この公演の公開舞台稽古が昨日行われました。
その模様を速報でお伝えいたします。

ご存知、岸谷五朗寺脇康文の演劇ユニット、地球ゴージャス。
なんとこれまでの10作品で観客動員数は55万人!

今回は、キャスト6名という少数精鋭で。
公開舞台稽古前に行われたインタビューで、岸谷さんも「前回は(『星の大地に降る涙』2009年)、大人数である種ゴージャスの王道的作品を作った。今回は全く新しいエンターテインメントで、新たな一歩」と語る意欲作です。

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●よこやまのステージ千一夜●


9月から始まる新国立劇場の2010/2011シーズンは、
演出家の宮田慶子さんが新芸術監督に就任します。

そのシーズン開幕作品として宮田さんが選んだのは、
"近代劇の父"と評されるヘンリック・イプセン「ヘッダ・ガーブレル」

新シリーズ〈JAPAN MEETS... -現代劇の系譜をひもとく-〉の第1弾でもある
本作は、ノルウェー語の原作から新たに翻訳して上演する意欲作です。

 


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この日(7月13日)は、出演者の
大地真央さん、益岡徹さん、七瀬なつみさん、田島令子さん、山口馬木也さん、青山眉子さんに
演出を手がける宮田慶子さん、アンネ・ランデ・ペータスさんと翻訳をともに手がける長島確さんの8人が登壇しました。

●ヒラノの演劇徒然草●

10日の夜に何気なく「smaSTATION!!」を見ていたら、テーマが『大人の女性が選ぶディズニー&ピクサー映画ベスト10』。
そして栄えある第1位は、『美女と野獣』でした。
なんだかとってもタイムリー!
映画も3D版になるそうですし...。
『美女と野獣』ブーム到来か!?

......というわけで、昨日11日(日)、劇団四季『美女と野獣』12年ぶりの東京公演が開幕しました!
ぴあでは、ニュースも配信していますのでぜひそちらもご覧になってください。

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追悼・つかこうへいさん

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●よこやまのステージ千一夜●

 

昨日、劇作家で演出家のつかこうへいさんが、
肺がんのため62歳の若さで亡くなられました。


圧倒的な熱量をもつセリフ
(この表現が的確かどうかちょっとアレですが)
喋っただけで男優、女優が濡れてしまうような一生に一度は言ってみたくなるセリフ
書かれる方はもう現れない...でしょう。


井上ひさしさんの次はつかさん。

日本が誇る才能が次々と失われていきます。


そんなつかこうへいさんの舞台が、
今年、8月に行われます。


「広島に原爆を落とす日」

「飛龍伝」で当たり役をとった筧利夫さんが、
はるか昔に劇場デビューを飾った「広島に原爆を落とす日」に再び挑みます。

8月6日(金) ~22日(日)は、渋谷・シアターコクーンで。
8月27日(金)~29日(日)は、大阪・ 森ノ宮ピロティホール で上演されます。

演出は岡村俊一さんです。


チケットは現在発売中です。

ニュースはこちらから。

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