Teamげきぴあのカンゲキ日記の最近のブログ記事

●ヒラノの演劇徒然草●

昨年11月11日に始まった、劇団四季『キャッツ』横浜公演。
地元・横浜を意識した演出や、ご当地ならではの"ゴミ"のオブジェも話題です。
(『キャッツ』は都会のゴミ捨て場を舞台に繰り広げられる物語です)

来月には1周年を迎えることになるこの横浜公演。
それを記念して、なんと横浜といえば! の、崎陽軒とのコラボレーションが登場するそうです!
シウマイに入っているしょう油入れ"ひょうちゃん"に『キャッツ』の猫をデザインするものが出るそう。

☆☆☆かねこのぶろぐ☆☆☆


10月の"歌舞伎に行こう"企画は、夜の部です。
今月はさいたまネクスト・シアターのみなさまから観劇レポートをいただきました!

早速観劇レポートをご紹介...の前に、簡単に演目のご紹介です。

「盛綱陣屋」
大坂冬の陣を題材にしたこの作品は、敵味方に別れてしまった兄妹の悲劇を描いています。中でも、仁左衛門さん演じる盛綱の首実検の場面は思わずうなってしまうほどの名演技です。

「どんつく」
七、八、九世三津五郎の追善狂言です。
華やかな役者陣が常磐津に乗せて楽しく踊る舞踊劇です。

「酒屋」
上方狂言のこの作品は、夫が他の女と心中事件を起こした妻側のお話。
この妻、お園役を福助さんが演じます。


夜の部は演目のバランスもいいし、若者が観ても面白いんじゃないかな、と思いつつ、さて、さいたまネクスト・シアターの皆さんはどんな感想だったのでしょう。

☆☆☆かねこのぶろぐ☆☆☆


十月は七世、八世、九世の坂東三津五郎さんの追善狂言もあり、三津五郎さんと巳之助さん親子が大活躍です。

たまたまぴあチャンネルの動画用撮影の際お二人にお会いしたので、何だか親近感を持って観に行きました。

さて、昼の部最初の演目は真山青果作の「頼朝の死」。

史実は諸説あるようですが、一般的な頼朝の死因は"落馬"と言われています。

青果は死因の説の中からとある「もしも...」を題材に物語を作ったようですね。

頼朝の名誉を守ろうとする者、死因に関係してしまった不運と罪悪感に悩む者、立場の違いはあれど、取り巻く人々の苦悩が巧みな台詞で描かれていていました。

歴史の真実とは何か?思いを馳せながら見ると、また違った面白さが感じられそう。梅玉さんの頼家役がハマっていました。


昼ごはんの後は「連獅子」。

実は見る前からかなり気になっていた演目です。


●よこやまのステージ千一夜●

岡崎藝術座神里雄大さん神村恵カンパニー神村恵さん
C/Ompany平原慎太郎さんと、楽しいブログが続いている
フェスティバル/トーキョー10 が、10月30日(土)より開幕します。

ニュースでも本日配信いたしましたが、
3回目となる今回は、全部で26演目208の上演が予定されています。


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『巨大なるブッツバッハ村 ――ある永続のコロニー』 (c)Dorothea Wimmer

●ヒラノの演劇徒然草●

歌舞伎の舞台公演をスクリーンで楽しめる「シネマ歌舞伎」。
明日・16日(土)からは『大江戸りびんぐでっど』が公開になります。

すでに15作品が登場している「シネマ歌舞伎」。
16作目である今回は、今までの中で一番ファンキーだと断言します!
なにせ、あの宮藤官九郎が手がけた新作歌舞伎です(2009年12月歌舞伎座公演)。
ゾンビが踊ります!
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●ヒラノの演劇徒然草●

11月6日(土)から帝国劇場にて上演されるミュージカル『モーツァルト!』の開幕直前イベントが昨日・10月13日に行われました。

ウィーン・ミュージカルの代名詞ともいえる、ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ コンビによる傑作ミュージカル。今年の帝劇ではクンツェ&リーヴァイ3作品をすべて上演、『レベッカ』『エリザベート』に続く本作は、この企画の締めとなります。
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●よこやまのステージ千一夜●


2009年5月にオープンした座・高円寺のオープニング作品として上演された
流山児★事務所ブロードウェイ・ミュージカル
「ユーリンタウン -URINETOWN The Musical-」

 

小劇場ミュージカルとして、1ヵ月超のロングラン公演を行い、
その年の第44回紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞した
この作品が、2年ぶりに同劇場に帰ってきます。


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'09年公演『ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-』より

 


今回、主演のロックストック別所哲也が登場。
東宝ミュージカルでも常連の彼が、小劇場にどんな風を巻き起こしてくれるのか、
興味津々です。


そして、このボビー役(前回は遠山悠介さんでした)および、
アンサンブル(美男美女警官&ホームレス)のキャストを公開募集します。


●よこやまのステージ千一夜●


昨日、埼玉で雨にたたられ、やや風邪気味のよこやまです。
いやあ、豪雨と同じくらい、昨日開幕した
さいたまゴールドシアター「聖地」(作・松井周さん、演出・蜷川幸雄さん)
すごかったです。

どうすごいかは、ブログでまた書かせていただきますが......。


映画ネタです。映画ネタ。


映画ファンも楽しめる演劇ネタをふたつほどご紹介します。

今月の歌舞伎「秀山祭」

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☆かねこのぶろぐ☆


今月から新しい企画を勝手に考えました。
題して"歌舞伎を見に行こう"。
全く何の捻りもないまんまです。

さて今月は"秀山祭"。
初代中村吉右衛門の生誕百二十年を記念して、その俳名である「秀山」を冠して平成18年に始まった興行です。
その昼の部を見てきました。

今月一緒に見て下さったのは某テレビ局で映画関係のお仕事をしているYさん。
映画はもちろん、スポーツから音楽、はては小劇場も見るなかなかのエンタメ通です。
早速Yさんはイヤホンガイドを借り、筋書きを購入されてました。
準備万端ですね。
ちなみにイヤホンガイドでは、上演前から解説が聞ける(はずな)ので、事前チェックもおススメです。

●ヒラノの演劇徒然草●

「げきぴあ」でも倉持裕さんが連載してくださっていますが。
M&Oplays+PPPPプロデュース『窓』の稽古場に、先日、伺ってまいりました。

M&Oplays+PPPPプロデュースって?
という詳しい解説は、ちょちょいと「げきぴあ」をさかのぼると、倉持さんご本人が書いておられます

kuramochi_9115.JPG zenkei_9159.JPG近年では大きく"笑い"の方向へ振れた作品も贈り出しているけれど、倉持作品の真骨頂は、現実世界から数ミリ浮き上がったような、少し不思議で不条理な世界観。
今作は避暑地の別荘、夏、森、女優と取りまき、脚本家志望の青年......等々、一見ロマンチックなアイテムを揃え、どんな世界が生み出されるのでしょうか...?

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