●よこやまのステージ千一夜●
岡崎藝術座の神里雄大さん、神村恵カンパニーの神村恵さん、
C/Ompanyの平原慎太郎さんと、楽しいブログが続いている
フェスティバル/トーキョー10 が、10月30日(土)より開幕します。
ニュースでも本日配信いたしましたが、
3回目となる今回は、全部で26演目、208の上演が予定されています。
『巨大なるブッツバッハ村 ――ある永続のコロニー』 (c)Dorothea Wimmer
ポストドラマ演劇として、物語に頼らず芝居を立ち上げる作品が、
今回海外から3作、日本からは2作上演されます。
スイス人演出家クリストフ・マルターラーさん演出による
『巨大なるブッツバッハ村―ある永続のコロニー』。
アルゼンチン出身でスペイン人のロドリゴ・ガルシアさんが構成・演出する
2008年作品の『ヴァーサス』。(日本初演)
フランスの若手演出家ジゼル・ヴィエンヌさんによる
『こうしておまえは消え去る』。(今年アヴィニョン演劇祭で世界初演、これが日本初演)
地点の三浦基さんは新作『――ところでアルトーさん、』を、
五反田団の前田司郎さんは新作『迷子になるわ』を上演します。
ダンス部門では、昨年秋のフェスティバルに続いて参加する
黒田育世さんに注目です。
稽古場写真がニュースに掲載されていますので、こちらもお楽しみに。衝動的なダンスで知られる黒田さんの稽古場、意外にも穏やか...!ですよね。
黒田さんの新作『あかりのともるかがみのくず』は"お母さん"がテーマ。
切っても切れない母との関係を、
どう身体表現で立ち上らせるのか。
劇場で、ぜひ確かめてみてください。
フェスティバル/トーキョー10は、10月30日(土)から11月28日(日)まで、
東京芸術劇場やにしすがも創造舎など計5会場で開催。
チケットはいずれの演目も発売中です。