●ヒラノの演劇徒然草●
...というタイトルの記事を1年前も書いたなあ...。
ということで『Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」』に主演する瀬奈じゅんさんが11月29日、東京消防庁丸の内消防署の一日署長に就任。シアタークリエにて「第33回火災予防安全もちつきまつり」が開催されました。
瀬奈さん、2年連続の一日消防署長です。
宝塚時代も経験しているとのことで、自身3度目の消防署長。
制服姿もバッチリ決まっています。
ご本人も「この制服、借り物なのですが(自分のもののように)しっくりくる...」と仰ってました。
まず最初に、丸の内消防署松村署長より一日消防署長の委嘱状を受け取った瀬奈さん。
「今日一日よろしく!」と敬礼。
決まってます。
ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事
東京の電通四季劇場[海]が12月1日、開場10周年を迎えました。
現在はミュージカル『オペラ座の怪人』を上演している同劇場。
記念日となったこの日にはオリンピックと世界選手権で13連覇を達成、さらに国民栄誉賞を受賞した女子レスリングの吉田沙保里選手が来場し、キャストに祝福を贈りました。本編が終わると、この日は特別カーテンコールが。
オーバーチュアが流れる中、まず緞帳に、これまで電通四季劇場[海]で上演してきた歴代の演目のロゴが映し出されます。
電通四季劇場[海]の開場は2002年12月1日。こけら落としは『マンマ・ミーア!』でした。
現在までにのべ8作品が上演されています。
これまでの総公演回数は3270回、観客動員数は約330万人。
その後緞帳があがり、キャスト全員で『マスカレード』。
同時に「電通四季劇場[海] 開場10周年」の大きな看板が降りてきました。
■『美女と野獣』東京公演千秋楽カウントダウン! 第4回■
劇団四季ミュージカル『美女と野獣』、東京公演千秋楽まであと61日です!
...ということで、東京公演は1月27日(日)で千秋楽となることが発表されているのですが、3月からは札幌の地で『美女と野獣』が開幕します!
11月26日、『美女と野獣』札幌公演が発表になり、その会見が行われました。
登壇者は、出演候補者であるビースト役の佐野正幸さん、ベル役の坂本里咲さん、ミセス・ポット役の早水小夜子さん。佐野さんは
「1997年よりビースト役で出演しております。『美女と野獣』は15年演じていても、日々新しい発見のある奥の深い作品です。春の訪れに相応しい、あたたかい感動を持ち帰っていただきたいと思います」
とご挨拶。
また1996年よりベルを演じている坂本さんは
「ベルは聡明な女性ですが、野獣と出会うことでより懐の深い女性になっていきます。その変化を丁寧に演じたいと思います。北海道での『美女と野獣』出演は初めてですので、お客様と出会えることを心より楽しみにしています」
と意気込みを話していました。
北海道公演は、1998年7月から1999年1月にかけて札幌JRシアターで上演されて以来。
夢いっぱいのミュージカルが来春、14年ぶりに北の大地にやってきます!
北海道のファンの皆様、お楽しみに。
札幌公演は北海道四季劇場にて3月3日(日)に開幕、チケットは1月12日(土)一般発売開始予定。
東京公演は四季劇場[夏]にて、1月27日(日)までロングラン公演中。チケットは発売中です。
■『美女と野獣』東京公演千秋楽カウントダウン! 第3回■
劇団四季ミュージカル『美女と野獣』、東京公演千秋楽まであと62日です!
千秋楽に向けてさらに盛り上がる『美女と野獣』ですが、11月24日には、日本公演17周年を迎え、特別カーテンコールが実施されました。
『美女と野獣』はかのディズニーが演劇ビジネスに初進出した記念すべき作品。
日本でもディズニー・ミュージカルの第1弾として、1995年11月24日に東京で開幕、翌月には大阪でも幕を開け、「東京・大阪同時ロングラン」という華々しい初演を飾りました。
その後国内では9都市で上演を重ね、総公演回数は4400回超、累計観客動員数は420万人以上という記録を誇っています。
なおディズニーと劇団四季のタッグはこの『美女と野獣』を皮切りに、その後『ライオンキング』『アイーダ』と続き、また来年には第4弾『リトル・マーメイド』の上演も発表されています。
●ヒラノの演劇徒然草●
11月19日、宝塚歌劇月組『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』の制作発表が行われました。
ひと足先に出したニュース記事はこちら。『ベルサイユのばら』といえば、宝塚を代表する名作中の名作です。
原作は、池田理代子による少女漫画。
宝塚では1974年に初演、その後も上演を繰り返し、現在までの上演回数は1763回、観客動員数は426万人超。
宝塚、イコール『ベルばら』を思い浮かべる方も多いのでは。
2013年、この名作が、7年ぶりに帰ってきます。
今回は、1月から月組による『オスカルとアンドレ編』、そして4月から雪組による『フェルゼン編』を連続上演。
2014年に創立100周年を迎える宝塚、2013年からは「アニバーサリーイヤー」と銘打ち名作、大作を上演していくとのことですが、その第1弾となります。
それぞれに他組のトップスターが特別出演したりと、宝塚あげてのお祭りムードも満載です!
月組公演では、メインキャラクターのオスカルとアンドレは、龍真咲と明日海りおが役替わりで務めるのも話題。
そして、花組トップスター蘭寿とむと、次期雪組トップスター壮一帆(12/25に就任)が、アンドレとして一部日程に出演します。
制作発表冒頭には月組トップスター龍真咲、準トップ明日海りお、娘役トップスター愛希れいかによるパフォーマンスも披露されました。
■『美女と野獣』東京公演千秋楽カウントダウン! 第2回■
劇団四季ミュージカル『美女と野獣』、東京公演千秋楽まであと66日です!
ディズニーアニメでもおなじみの名曲に、魅力的なキャラクター、華やかなダンス、そして豪華な舞台セット。
そんな世界を東京で味わえるのもあとわずか。
首都圏の皆さま、今のうちですよー!
本日はその『美女と野獣』の舞台の裏側を探る「バックステージツアー」のレポートをお届けします。
舞台にあがると、可愛らしいベルのおうちが...。
いかにもアニメの世界からそのまま飛び出てきたような可愛らしさ。
■新しい『RENT』がやってくる! 第38回■
前回の記事でも書きましたが、ミュージカル『RENT』にはセクシャルマイノリティと呼ばれるキャラクターたちが、作品中で自然に存在しています。
さまざまな個性を、ありのままに受け入れる。
それが『RENT』の精神。
そんな精神に基づき、11月20日から25日までの6日間は、「LGBT Pride Week」と銘打ち、『RENT』公演後にさまざまな企画が行われています。
初日の11月20日マチネ公演後には、『RENT』の作者ジョナサン・ラーソンがHIVサポート団体へのチャリティソングとして作った曲「Love Heals」をキャストが披露しました。
まず、賀来賢人さんが「今週はLGBT Pride Weekとして、『RENT』のメッセージ性を皆さんとシェアできたらと思い、今日はジョナサン・ラーソンがHIVサポート団体のために作った「Love Heals」を歌いたいと思います」とご挨拶。
■劇団四季創立60周年 特別連載 第1回■
様々なスポットが美しいイルミネーションに彩られる季節ですね。
丸の内では11月15日から12月25日までの期間、「Marunouchi Bright Christmas 2012 劇団四季60周年展」と題し、創立60周年を迎える劇団四季とコラボ。
期間中、丸ビル、新丸ビル、TOKIA、丸の内オアゾ、丸の内ブリックスクエアの5会場で様々な展示やイベントが開催されます。
初日の11月15日には、丸ビルにて『オペラ座の怪人』のキャストによる「点灯式」が行われました。
現在、東京・大井町の四季劇場[夏]で上演中のミュージカル『美女と野獣』。
2010年7月に開幕した今回の東京公演は、東京では12年ぶりの上演だったことに加え、新劇場のこけら落とし公演でもあり、大きな話題となりました。
約2年半、この劇場で上演を続けていますが、残念ながら2013年1月27日(日)をもって千秋楽となることが決定しています。
この夢いっぱいのミュージカルが東京で観ることができるのは、あと2ヵ月ちょっと!
ということで、げきぴあでは改めて、この作品の魅力を様々な角度から追っていこうと思います。
■新しい『RENT』がやってくる! 第37回■
現在上演中のミュージカル『RENT』。
現代的な社会問題を盛り込んでいることでも知られるミュージカルですが、その登場人物も個性豊か。
特にセクシャルマイノリティと呼ばれるキャラクターたちが、作品中で自然に存在しています。
11/6に行われた、演出のアンディ&オフブロードウェイのロジャー役・マットのトークショーでも語られていましたが、セクシャルマイノリティの人々が、それを声高に主張するでもなく、問題を提起するでもなく、自然にそこに「居る」のが、『RENT』。
そんなことからも、『RENT』はLGBTの人たちにとっても特別な作品になっています。
(LGBT=Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)
そして11月20日から25日までの6日間は、「LGBT Pride Week」と銘打ち、『RENT』公演後にさまざまな企画が行われます。
残念ながらまだまだ日本ではLGBTに対する認知・理解は高いとはいえません。
「LGBT Pride Week」と言ってもなんだかよくわかんないや、という人もいるかも。
が、公演後にイベントを観れてお得!素のキャストの顔が見れるかも!
...という気分でも大丈夫、まずはイベントに参加してみてはいかがでしょう?

【イベント内容】
11月20日(火)14:00の回 キャストによる「Love Heals」披露
11月20日(火)19:00の回 LGBT Pride Weekトークショー
11月21日(水)19:00の回 Photo on Stage 企画
11月22日(木)14:00の回 キャストによる「Love Heals」披露
11月22日(木)19:00の回 600人の「Seasons of Love」
11月23日(金・祝)13:00の回 Living Together × RENT
11月24日(土)13:00の回 LGBT成人式によるファッション・ショ-&トーク!
11月24日(土)18:00の回 "Campy!" による恋愛相談塾
11月25日(日)13:00の回 ライブ・パフォーマンス決勝"Inspired by RENT"
※各回、終演後に行います。該当回のチケットをお持ちのお客様は皆様ご参加いただけます。
詳細は公式HPにて。
公演は12月2日(日)まで東京・シアタークリエにて上演中。
12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
チケットは発売中です!