またまたミュージカル『RENT』稽古場に取材に行ってまいりました。
この日は「Finale」のシーンのお稽古中。
シーン名=フィナーレ、ということで...物語はクライマックスなのでネタバレに注意しつつ、レポートいたします! ...が、RENT未見でカンの良い方は、舞台観たあとにこのページに遊びに来てくださいね。
■新しい『RENT』がやってくる! 第16回■
10月13日に行われたミュージカル『RENT』の公開稽古、後半です!
ミニトークは、事前にお客さまから募った質問に答える形で進行していきました。
全員への質問は、「『RENT』で一番好きなナンバーは?」
ミスター・ジェファーソン等を演じるセキグチタケオさんは
「僕は、『One Song Glory』」。
The Manを演じる伊藤友樹さんは
「僕は『Will I?』です」。
アレクシー・ダーリンほかを演じる千葉直生さんは、力強く
「『RENT』!!、が好きです!」
(ここで何故か悔しがる上木さん...)
ゴードン等を演じる海宝直人さんは『I Should Tell You』が一番好きだそうです。
■新しい『RENT』がやってくる! 第12回■
ミュージカル『RENT』稽古場レポート、第2弾です!
今度は「Happy New Year」のシーンをお稽古している現場に潜入してきました。
2幕の冒頭ですね。
時は新年、住んでいたロフトを封鎖されてしまったマークやロジャーですが(家賃"RENT"を払っていないですからね...)、横暴反対!とばかりに、そこに侵入しようとする、というシーンです。
冒頭、と言っても、その前、2幕の一番最初にはあの名シーンがあります。
「Seasons of Love」!!
この視線、この立ち方だけでも「Seasons of Love」だ~!
とテンションがあがる人は、立派なRENTヘッズです(笑)「Seasons of Love」の最後のフレーズから、「Happy New Year」への流れをやっていたので、「Seasons of Love」を全員で一列で並んでやってはいなかったのですが、音楽がかかると、待機しているメンバーも一斉に♪Love~♪と歌いだして、ぶわっと稽古場中にピースフルな空気が広がります。
...鳥肌がたちます。ここでは、どのタイミングで「Seasons of Love」の位置から次のシーンの立ち位置に移っていくか、なども細かく演出が入っていました。
「ロジャーは、マークが後ろを通ってからね」etc、etc...。
■新しい『RENT』がやってくる! 第10回■
みなさんはじめまして、エンジェル役を演じます、ヨウスケ・クロフォードです!
僕からはエンジェルと同じくRENTのセクシー担当のミミ役の石田ニコルちゃんをご紹介!
■新しい『RENT』がやってくる! 第8回■
↑ と連載タイトルを冠して、その魅力を追っているげきぴあですが、
本日からキャストによるリレーブログが始まります!
テーマは、他己紹介。
RENTキャストが、ほかのメンバーを次々紹介していきますよ!
再演を重ねている『RENT』ですが、今回はがらっとメンバーも変わりましたので、こんな人たちがやっているんだ!新しいキャストはこんな感じの人なんだ!とお楽しみいただければ幸いです。
もちろん、全員ご登場予定です。
お楽しみに~。
公演は10月30日(火)から12月2日(日)に東京・シアタークリエ、12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
チケットは発売中です!
■新しい『RENT』がやってくる! 第7回■
ミュージカル『RENT』、開幕まで1ヵ月を切りました!
本日はお得なチケット販売のお知らせです。
前回掲載しました稽古場レポートで「La Vie Boheme」のシーンをご紹介しましたが、
このシーンの舞台となっているのがライフ・カフェ。
ライフ・カフェはNYに実際にあるレストランで、作者のジョナサン・ラーソンや俳優たちもよく通った場所だったとか。
そんなこともあり、世界中の『RENT』ファンの聖地ともなっています。
残念ながら、モデルとなったイーストビレッジ店は今年、閉店となってしまったようですが...。
具体的なメニューも「La Vie Boheme」ナンバーの中で歌詞として登場しますが(この時代のNYはジャパニーズフードがブームだったのかしら?と思う内容ですよね)、今回、そのメニューを再現したお得な食事付チケットの販売が決定しました!
●ヒラノの演劇徒然草●
ロックンロールの歴史に残る"奇跡の一夜"を描いたミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』が現在、東急シアターオーブにて上演中だ。
これはジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、そしてエルヴィス・プレスリーという4人のロック・スターが、1956年12月4日、彼らの原点であるテネシー州メンフィスのサン・レコード社のスタジオに偶然集結、奇跡のように行われた一夜限りのセッションを元にした物語。
このセッションは実際にあった史実で、その音源は現在もCDなどで聴くことができる。
もちろんプレスリーファンをはじめ、50年代・60年代のロックファンが見たら感涙ものだろう。『ブルー・スエード・シューズ』『ザッツ・オール・ライト』など、彼らの名曲22曲がずらり。プレスリー役のエディー・クレンデニングはもう、色気ムンムンでたたずんでいるだけで「プレスリー!」だし、ジョニー・キャッシュ役のデレク・キーリングの低音ヴォイスには痺れが走る。
そして歌唱力は言わずもがな、なんといっても彼らの演奏力! この作品、キャストが歌だけでなく生演奏をしているのだ。"ミュージカル"という枠の中でキャストが演奏するレベルをはるかに超えたその演奏力の高さに驚かされる。中でも、この作品のジェリー・リー・ルイス役でトニー賞の助演男優賞を受賞したリーヴァイ・クライスの火を噴くようなピアノ・プレイは、それだけでひとつのパフォーマンスになるレベルだ。この"ライブ"を味わうだけでも、劇場に行く価値アリ。
ちなみにエディー・クレンデニングとリーヴァイ・クライスは、ブロードウェイのオリジナルキャストで、デレク・キーリングとカール・パーキンス役のリー・フェリスはアメリカ・ツアーキャスト。ブロードウェイ・ミュージカルの来日公演は数多あるが、本場のキャストがそのまま来日することは数少ない。そのことからも今回の来日公演のレベルの高さがわかるだろう。