9月某日、『RENT』の稽古場に伺ってきました。
この時点の稽古場は、廃校になった元小学校の体育館。
舞台セットのテーブルも、学校の机を使っていたりして、なんだかちょっと可愛らしいです。
そして組まれたセットがかなりの迫力で演出スペースに迫ってきていて、広い体育館が狭く感じました。
伺った時は、「La Vie Boheme」のシーンの振付をしていました。
ここは1幕ラストで、モーリーンのパフォーマンスのあと、仲間たちがライフ・カフェになだれ込んで大騒ぎをする、という場面。
マークやロジャーたちボヘミアンが、体制側にいってしまったかつての仲間、ベニーに対して「僕たちはあなたたちが嫌いなコレを愛する、これをしたい、それが僕たちなんだ!ボヘミアン万歳!」というような主張をしていく...といった内容です。
韻を踏んだ歌詞や、刺激的な内容、そしてボヘミアンたちの楽しそうなパフォーマンスが印象的な場面ですね。
振付をキャスト陣に教えていくのは、NYから来ているマーカス・ポール・ジェームズさん。
大勢のキャスト、ひとりひとりの振りを全部、しかもニコニコ笑顔で!
次から次へと丁寧につけていっていました。
↑まさに今、振りを覚えてます!というカット。
こうやるんだよ、とマーカスさん。
で、こう ↓ なります。
モーリーン役の上木彩矢さんと、
コリンズ役のTAKEさん。
TAKEさん、すっとぼけた感じで、上木さんが笑っちゃってます。
こちら ↓ は、
モーリーン:ソニンさん、コリンズ:加藤潤一さんの組み合わせ。
ヒロイン・ミミは、今回初参加の石田ニコルさんと...
3回目のミミ役になる、Jenniferさん。
同じ場面です。
ミミは、「SM~」という歌詞のところで、女王様!な振付がされていました。
レクチャー中の石田さん。
Jenniferさんはノリノリでばっちり決めて、そのド迫力に大笑いなWミミ。
もちろん同じ役同士、教えあったりもしています。
Wミミの間にいるのは小林由佳さん。
こちらはジョアンヌ役の西国原礼子さん。
製作発表でもとっても明るかった西国原さん、この日も元気で、取材陣に真っ先に「こんにちは!」と声をかけてくれました。
ジョアンヌとモーリーンはカップルですね。
で、「Sisters?」の場面。
マーク役、賀来賢人さん!
笑顔!
ロジャー役の中村倫也さん。
製作発表で「可愛い笑顔をしたい」と言っていた中村さん、
可愛い笑顔ですよ!
(なおこの日はもうひとりのロジャー、Julianさんはご欠席でした)
奥から、賀来さん、中村さん、TAKEさん、セキグチタケオさん。
この場面の振付はみなさん「変なおじさん!変なおじさんだ!」と笑いころげていました。
...たぶん、マーカスさんには伝わっていないと思います(笑)
本番でこの振り、チェックしてみてくださいね~。
エンジェル役はヨウスケ・クロフォードさんと...
おなじみ、田中 ロウマさん。
私が拝見している間は、主にヨウスケさんのエンジェルがメインで稽古をつけていましたが、初参加のヨウスケさん、ちょっとした身体のしなり具合とか、いいかんじです!
セクシーポーズな4人組。
左から千葉直生さん、ヨウスケさん、小林さん、石田さん。
...女性のみなさんスミマセン。ヨウスケさん、一番セクシー。
コリンズ役のTAKEさん。
「マリファナも...」の振り付け中。
セクシュアルな振りに大笑いのTAKEさん。TAKEさん、よく笑います。
おしりの主は...中村さんです。
こちらが体制側(?)ベニーとその連れ、ミスター・グレイ。
Spiさんと、伊藤友樹さんです。
ふたりはボヘミアンたちとは違うテーブルに座っているのですが、ボヘミアンの振付中心だったので...別テーブルで演技をしているのか、くつろいでいるのか(笑)。
このあとSpiさんは「ウェイター!ウェイター!ウェイター!」というセリフがあるのですが、そこを「海宝!海宝!海宝!」と言い換えては伊藤さんとふたりで爆笑していました。
...ということからわかるかと思いますが、ウェイター役は海宝直人さん。
真剣ながらも和気藹々とした稽古場の雰囲気、伝わりましたか?
Wモーリーン。
台本にメモをとる上木さん。
製作発表ではV系な攻撃的なメイクだった上木さんですが、振り付け中、ガバっと足を上げる...というポーズをマーカスさんに急にとられて、「きゃあー!」と悲鳴をあげる乙女な顔、私は目撃してしまいました!
こちらは賀来さんと石田さん。
公演は10月30日(火)から12月2日(日)に東京・シアタークリエ、12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
チケットは発売中です!