『RENT』製作発表レポート PART2

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■新しい『RENT』がやってくる! 第4回■


前回に続き、8月22日に行われた『RENT』製作発表のレポートです。RENT2012_040.JPGまずは製作発表後の囲み取材の模様を。
出席者は賀来賢人さん、中村倫也さん、TAKEさん、ソニンさんの4人です。

公演に向けての準備を訊かれた皆さん。

「とにかく『RENT』の音楽をひたすら聴いています。何がマークっぽくて何が『RENT』っぽいんだろう、というのは常に考えながら生活しています」と話すのは賀来賢人さん。

中村倫也さんは「『RENT』のDVDやブルーレイを見直したり、その時代のアメリカのことをわかる本をよんだり、ギター練習したり...」

「まず体力作りかなと思って。ボクシングに週5で通っています」と話すTAKEさんには、賀来さん&中村さんから「おぉ~」と感嘆の声が。

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この中で唯一の『RENT』出演経験者のソニンさんには先輩としてのアドバイスを求められましたが、
「今回はモーリーンなので"適度に無責任"というのを目標にしていまして。(みんなを引張っていく、というようなことは)ちょっと遠慮しておこうかな、と(笑)。私はモーリーンについては常日頃考えていますが、あえて『RENT』の音楽漬け、というのはしないようにしています。前回のミミからのモーリーンへのチェンジを今楽しんでる段階」とのことでした。


ちなみに賀来さんと中村さんは一緒にオフ・ブロードウェイの『RENT』を観にいったそうです!
中村さんはキャストと飲みに行ったそうですが「そこでアドバイスしたりされたりするとそれに縛られちゃうから。向こうも「頑張ってね」って送り出してくれる感じでした。...ただ向こうのマークの人が「ごはんですよ」の人に似てました(笑)」なんて話も。


またこの会見直前に、ソニンさんのNY留学が報道されていましたが、会見ではその話題にも及びました。
「もともと前回の『RENT』の前からNYに行きたい気持ちはあったんですが、やはりきっかけは前回の『RENT』。NYの地と『RENT』という作品が切り離せず、良いことだけじゃなく色んなを気付いた作品なんです。実は(海外留学制度で)文化庁への応募と『RENT』のオーディションがちょうど一緒のタイミングで、迷っていたんですが、『RENT』を受けて、NYが舞台である『RENT』をやって、すぐそのあとNYに...というのはすごく面白いんじゃないかと思って。それくらい私の中では(『RENT』が)節目節目にある、キーポイントになった作品なんです。NYに飛ぶっていうのを前提でやる『RENT』は自分にとってどういう風に見えるのか、ワクワクしています」
と意気込んでいました。

RENT2012_042.JPG 

なお、会見では3曲、楽曲披露がありました。


最初に披露されたのは『Seasons Of Love』
『RENT』を代表する名曲!!
キャスト全員バージョンです。
個性的かつ美しいコーラスワークを響かせたキャストに、一気に期待度が上昇!
写真からピースフルな雰囲気、伝わりますでしょうか?

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次は『Take Me Or Leave Me』
モーリーンとジョアンヌのカップルの歌です。
この日は...西国原礼子さんのジョアンヌに対して、上木彩矢さん&ソニンさんのWモーリーンが絡む、という、豪華というかちょっと怖い!?
思わず「ごめんなさーい!」と謝ってしまいたくなりそうなほどエキセントリックなWモーリーンですが、西国原さんのジョアンヌも一歩も引かず!
これは面白くなりそうです!!

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最後にマーク&ロジャーの『What You Own』
アメリカンでロックなナンバーです。
賀来マークと中村ロジャー、相性も良さそうでこちらも楽しみ!

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最後に、囲み取材で話していた4名の意気込みを。

賀来
「新演出を観たのですがすごくエネルギッシュな作品になっていたので、元気を与えられる作品を作れたらと思っています。ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです」

中村若い人も、ベテランの人もすごい共感できる作品だと思うので、ちょっと迷ってるという方はぜひ自分の目で確かめにきてもらえると嬉しいです。ぜひ来てください!」

TAKE「映画もいいしTVもいいし、ネットでもいろんな舞台が観れると思うんですが、やっぱり『RENT』は生で感じに来てほしいと思います。これこそがライブだと思うし、生で俺たちのことを感じにきてほしいです。ぜひ遊びにきてください!」

ソニン
「今回の『RENT』は新しい演出ということで、実際NYのオフ・ブロードウェイでは9月に終わってしまうんですが、向こうの熱さと勢いを受け継いで、JAPANカンパニーがこの演出版をお届けできるんじゃないかと思っています。1ヵ月しかないのでみなさんお見逃しなく」

 
公演は10月30日(火)から12月2日(日)に東京・シアタークリエ、12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
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