去る10月13日、ミュージカル『RENT』の公開稽古が行われました。
当日は2000超の応募の中から難関を潜り抜け当選した、40名のファンの方も稽古場に来場。
大いに盛り上がりました!
Ustream配信もされていましたので、ご覧になった方も多いでしょうか?
先立ってニュースとして配信した記事にもお写真ありますのでチェックしてみてください。
げきぴあでも振り返りレポート、お送りいたします!
まずは、日本版リステージの演出を担当している、アンディ・セニョール・ジュニアさんからご挨拶。
今までブロードウェイやロンドンなど5つの『RENT』カンパニーに関わっているというアンディさん、「みなさんが期待している大好きな『RENT』をここでお見せできれば」とにこやかに話していました。
アンディさん、2009年の来日公演ではポール役として出演していました!
続いて振付補のマーカス・ポール・ジェームズさん。
「自分もアンディと同じように『RENT』に10年以上かかわってきています。そしてこの素晴らしい俳優、スタッフたちと働けることは本当に光栄に思っています」。
さてこの日、披露されたのは5場面です。
まずはタイトルにもなっているナンバー「RENT」!
オープニングシーンで、とても勢いのあるナンバーです。
賀来マークと、ジュリアン・ロジャー。
こちらは恋人・モーリーンに電話中の西国原ジョアンヌ。
TAKEさん扮するコリンズは、強盗に襲われてボロボロです。
マーク&ロジャーの昔の仲間で、今は彼らの住むアパートの管理人であるベニーは、Spiさん。
彼ら登場人物たちの日常のワンシーンがコラージュ的に切り取られて、スピーディに展開していきます。
続けて「Light My Candle」のナンバーです。
中村倫也ロジャーと、石田ニコル・ミミです。
ロジャーの住む部屋に、階下に住むミミが「火を貸して」と訪ねてきます。
ミミはSMダンサー。
ロジャーを誘惑する(かのように見せて、彼女にはある目的があるのですが...)セクシーなミミのダンスに注目!
ちなみに、ちょっと見にくいですが、この日の中村さんのジーパンのポケットには「RENT」の文字が!
その次は「Out Tonight」から「Another Day」、「Will I」のシーンを続けて披露。
ミミが「今夜、外に遊びに行きましょう」と踊りながらロジャーを誘います。
こちらはジェニファー・ミミと、ジュリアン・ロジャー。
ですが、そんなミミをロジャーは、「別の時、別の場所だったら違ったかもしれないけれど、僕の心に火がつくことはもうない」と怒って拒絶します(「Another Day」)。
そしてこちら↓は「Will I」の部分。
このナンバーはライフ・サポート(HIVポジティブの人たちが支えあうグループ)の人々が内心の不安を歌う曲。その言葉に、頑ななロジャーの心も動きます。
お次は「Santa Fe」の場面です。
このシーンの直前にあるちょっとした出来事に、落ち込んでいるマークを、コリンズ&エンジェルが「NYはひどい街だ、サンタフェに行ってレストランを開こう」と元気付けるシーンです。
南国風のサウンドと、コリンズ&エンジェルの優しさにほっこりします。
まさに"落ち込んでます"という風情の賀来マーク。
そしてTAKE・コリンズと、田中ロウマ・エンジェル。
エンジェル、ヒールのある靴が多くて、大変そうです~。
最後は、劇中を代表するナンバー「Seasons of Love」を、出演者全員(Wキャストも両方並ぶ特別バージョンで!)で大合唱!!
現在、缶コーヒーのCMソングとしてガンガンTVからも流れてきていますね。
『RENT』の精神を凝縮したようなナンバーで、イントロがかかった瞬間に、空間が愛で満ちる、大名曲です。
皆さん、素敵な表情をされていました!
賀来マーク。
Wロジャー。
Wミミ。
Wコリンズ。
Wエンジェル。シャツもなんだかお揃い風ですよ。
Wモーリーン。
ソロ・パートは、高城奈月子さんと...
セキグチタケオさんです。
アンディ&マーカスも笑顔でハンドクラップ。
稽古披露のあとは、ミニトークもありました。
そのレポートへ続きます!
公演は10月30日(火)から12月2日(日)に東京・シアタークリエ、12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
チケットは発売中です!