■劇団四季創立60周年 特別連載 第1回■
様々なスポットが美しいイルミネーションに彩られる季節ですね。
丸の内では11月15日から12月25日までの期間、「Marunouchi Bright Christmas 2012 劇団四季60周年展」と題し、創立60周年を迎える劇団四季とコラボ。
期間中、丸ビル、新丸ビル、TOKIA、丸の内オアゾ、丸の内ブリックスクエアの5会場で様々な展示やイベントが開催されます。
初日の11月15日には、丸ビルにて『オペラ座の怪人』のキャストによる「点灯式」が行われました。
まず、『オペラ座の怪人』支配人コンビが登場です。
ムッシュー・フィルマン役の青木朗さん、ムッシュー・アンドレ役の増田守人さんがMCの人とともにトーク。会場となったエリアは吹き抜けになっていたのですが、上の方の階まで、人・人・人!
おふたりも上を見上げて「聞こえますかー!」7月14日に60周年を迎える劇団四季。
トークでは創立当初はジロドゥ、アヌイといったフランスの劇作家の作品を上演していたこと、その後『キャッツ』やこの『オペラ座の怪人』などを上演していく過程で、専用劇場を持つようになり...といった劇団四季の歴史なども語られました。
また『オペラ座の怪人』の魅力は
「すべてが見どころなんですが、『オペラ座の怪人は凄いらしい』というキャッチがありますが、「凄いらしい」じゃなくて、「凄い」んです。音楽も超一流、ストーリーも凄いですし、舞台のセット、衣裳、どこをとっても凄い。僕の一番好きなミュージカルなんです」と増田さん。
青木さんからは「『ジーザス・クライスト・スーパースター』も『キャッツ』も『オペラ座の怪人』もアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品。創立20年から30年くらいの頃から『ジーザス・クライスト・スーパースター』を上演し続けて、その流れで『キャッツ』も『オペラ座の怪人』も演じることができている。まさに四季はアンドリュー・ロイド=ウェバーに育てていただいた劇団」というような話もありました。
そんなトークの後、いよいよ点灯式。
フィルマンさんの「それでは、スペシャルイベントです。スタート!」の掛け声とともに『Overture』が流れ、キャストが登場!そして...2Fエスカレーターから、ファントム登場です。支配人sからスイッチを渡されたファントム...。
ちょっと、マジメな表情とやっていることのギャップが(笑)
なにはともあれ、ファントムの手によって、ツリーに灯りが点りました!
場内からも大きな拍手。
クリスティーヌとラウルによる『オール・アイ・アスク・オブ・ユー』。
続けてファントムによる『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』。
灯りの美しいツリーの前での『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』もまた格別です。
最後にキャスト全員で『マスカレード』!
クリスマスイルミネーションと『オペラ座の怪人』、なかなか合うものですね~!
華やかなイベントでした。
「Marunouchi Bright Christmas 2012 劇団四季60周年展」は
11月15日から12月25日までの期間、11時~20時の時間で見ることができます。
場所は丸ビル、新丸ビル、TOKIA、丸の内オアゾ、丸の内ブリックスクエアの5会場。
丸ビル会場では『オペラ座の怪人』、
新丸ビル会場では『ライオンキング』、
丸の内オアゾでは数々の作品を紹介する特別展示、
TOKIA会場では『キャッツ』、
ブリックスクエア会場では『美女と野獣』、
の展示がそれぞれ楽しめます。
点灯式が行われた丸ビル会場にはこんな展示が。
トーク中、増田さんから「シャンデリアは初演の時のものです」という話も出ていました。
実際に舞台上で使われていたものを間近で見れます。ファン必見!
『オペラ座の怪人』は現在、電通四季劇場 [海]にてロングラン上演中。
チケットは来年3月31日(日)公演分まで発売中です。