瀬奈じゅんさんが一日消防署長に！

そして共演者の柳家花緑さんとともに、AEDを使った応急救護訓練にチャレンジです。
AEDを使うのは花緑さん。瀬奈さんは花緑さんに指示を出す係です。

「大澄賢也さんの意識を確認！」
「心臓マッサージ！」

と指示だしする瀬奈さん。

...この人形、いつの間にか大澄賢也さんになっています。
（大澄さんも、『Chanson de 越路吹雪｢ラストダンス｣』に出演します）

AED、蓋を開けると、自動音声が何をすればいいのかを言ってくれます。基本、その指示に従えばOK。
花緑さん、四苦八苦＆てんやわんやしながらも無事訓練終了。
大澄さんの命も救われたようです。

良かったね、と大澄さん(?)をバンザイさせる花緑さん...お茶目。

お次のトークショーに移る間のセッティングの時間、積極的なトークで間を繋ぐ瀬奈さん＆花緑さん。
「初めてやりました。でも実際、倒れている人をみたらちょっと慌てるよね。AEDを持ってきてこれ(救護活動)をやるのは結構勇気がいりますよ」と花緑さん。
「でもちゃんと声でアナウンスしてくれるのはわかりやすいですよね」と瀬奈さん。

そしてトークショーでは、丸の内消防署の予防課長さんから、昨年の震災を受けて帰宅困難者が多く出たことの改善策として、東京都では＜全ての事業所に3日分の食料と飲料水を備蓄する＞という条例が新たに設定された(来年4月1日から施行)ことなどが話されました。
余談ですが、まさにこの日、帰社したら弊社にも大量の水と保存食が運び込まれていました。もしや、コレ？

また瀬奈さんは自身が阪神淡路大震災を経験したことから、「必ず枕元に懐中電灯を置いて、水も用意しています。阪神淡路大震災の時はまったくごはんが食べれず大変な思いをしたので、食べるものも。今は電気を使わず水を入れるだけでできるご飯などもありますので」、
また花緑さんも「3.11以降、防災コーナーでヘルメットとか簡易トイレとか緊急時のためのグッズをいくつか買いました」と、それぞれ普段から防災に心がけていることなどを話していました。

最後に「地域の安全が＜長もち＞するように」と餅つきを。

たすきをかける花緑さんに「そういう姿を見ると、落語家さんだったんだなあと思います」と瀬奈さん。
花緑さん、苦笑しながら「そうなんですよ。稽古場で変なこと言ってるおじさんではないんです(笑)」。
さらに一緒に杵を持ち「初めての共同作業！」と瀬奈さん、大喜び。
おふたりとも、こんな笑顔です。

と、盛り上がりつつも、最後には、瀬奈一日署長が「今日みなさまと一緒に学んだこと、これは実践する機会がないことが一番なのですが、もし何かがあったときには先ほど私たちが大澄さんの命を守ったように、皆様も愛する人の命を守れるように、今日学んだことを忘れずに、また少しでも多くの方に広めていただきたいなと思います。私自身も学んだことを忘れずにいたいと思います」ときっちり締めてくれました。

またマスコットのキュータ君人形をもらった花緑さん。
「すっごく嬉しい！これ売ってないですよね。非売品ですよね！」と喜ぶも、東京消防庁の売店に売っていると言われ「ものすごくレアなのかと思った...」と残念そう。
気を取り直し「3.11以降、防災を考えるというのは日本には必要なこと。備えておくことは僕はとても大事だと思ってます。それが＜心配＞になってしまうとどうかなと思いますが、明るく朗らかに生きて、でもいざというときに今日のことを思い出していただければ。私もAEDを初めて使いましたが、触ってみると、次以降やるときの勇気になります。皆さんは今日は触っていませんが、目の前で初めて見た方もいると思う。いざというときはああいうものを使って助け合って生きていけたら」と話していました。

なお、消防署の方から『Chanson de 越路吹雪｢ラストダンス｣』の見どころを訊かれたおふたり。

瀬奈さんは「もちろん越路吹雪さんの話なので、越路さんの楽曲もみどころですが、私と斉藤由貴さん以外の方はひとり何役もこなします。その七変化も見どころ。あと花緑さんが着る派手なコート(笑)。それから花緑さんの歌う「ろくでなし」、最高です！」

花緑さんは「私は瀬奈さんの歌う越路吹雪さんの歌が一番のみどころですね。20曲近く歌っていますので、ここが見どころ聴きどころ」

とのことでした！

『Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」』は全国巡演を経て、本日・12月4日(火)に東京凱旋公演がシアタークリエにて開幕です！
こちらは12月19日(水)まで。
その後12月22日(土)に愛知・中日劇場、12月29日(土)・30日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演されます。
チケットはいずれも発売中です。