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CLUB SEVEN 10th stage! 開幕レポート

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.4■

★ 開幕レポート ★


節目にして集大成の『CLUB SEVEN』開幕!
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俳優兼演出家であり、日本を代表するタップダンサーでもある玉野和紀が贈るショー・ステージ『CLUB SEVEN 10th stage!』が4月2日(木)、東京・シアタークリエで開幕する。勢いのある旬の俳優を配し、幅広い層から人気を集めるシリーズだが、今回も東山義久、西村直人、中河内雅貴、相葉裕樹、佐々木喜英、大山真志、白羽ゆり、蒼乃夕妃ら、実力派からイケメン俳優、元宝塚スターまで豪華なメンバーが揃った。4月1日には開幕に先駆けて最終舞台稽古が公開。その模様をレポートする。

舞台はソング&ダンスパート、スケッチと呼ばれる寸劇の数々、ストーリー性のあるミニ・ミュージカルなど、あらゆるエンターテインメントの要素を詰め込み、スピーディに展開。スケッチでナンセンスな笑いに客席を落とし、ドラマチックなダンスシーンでうっとりとさせ、ミニ・ミュージカルではホロリとさせる。舞台の勢いにあわせ観る側の感情もジェットコースターのように大きく起伏する。その臨場感はライブ・エンターテインメントの究極の楽しみだ。

また人気コーナー『五十音順ヒットメドレー』では、100曲近いナンバーを数珠繋ぎで披露。音楽からCM、芸人、キャラクターなど最近のヒットのパロディが次々と登場し、観る側はお気楽に大笑いできる楽しいコーナーだが、女装に扮装、カブリものと怒涛のように衣裳も替え演じていく俳優陣は見るからにハードそう。だがそのハードさが俳優たちのリミッターを外すのだろう、汗とともに俳優たちから溢れんばかりの魅力がほとばしる。今回も玉野、東山、西村らベテラン陣が様々な得意技で自分のフィールドに空気の流れを持っていけば、負けじと中河内、相葉、佐々木、大山ら若手が瞬発力良くハジケていて、素敵な表情を見せていた。アドリブ性も高く、真剣勝負でありながらも俳優たちの素の表情も垣間見れるのも、ファンにとっては嬉しいところ。

2003年から始まり、今回で記念すべき10回目の公演を迎えるが、玉野によると今回は節目であり集大成とのこと。どんなジャンルであれ、ライブ・エンターテインメントが好きな人は観ておくことをおススメする。

公演は4月20日(月)まで同劇場にて。その後4月23日(木)に福岡市民会館 大ホール、4月27日(月)に愛知県芸術劇場 大ホール、4月25日(土)・26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。チケットは発売中。




以下、舞台写真とともにその魅力を少しばかりご紹介。
(掲載は順不同です)
(抜粋のご紹介ではありますが、まっさらな状態で観劇されたい方は、以下ご注意ください)


▼ 玉野和紀さん
日本を代表するタップダンサーでもある玉野さん、やっぱりタップのシーンは圧巻です!
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▼ 東山義久さん
クールガイなイメージの東山さんですが、誰よりも激しくヒドイ(←悪口ではないですあしからず...)扮装を嬉々として着こなしていらっしゃいました(笑)。
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▼ 西村直人さん
皆勤賞の西村さんはおなじみのキャラも多数!
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▼ 中河内雅貴さん
ベテランチームと若手チームの橋渡し的なポジションで、大奮闘の中河内さん。
その芸達者ぶりに唸らされます。
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▼ 相葉裕樹さん
スケッチでもミニミュージカルでもその演技力が爆発。
コメディセンスも抜群です。
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▼ 佐々木喜英さん
時折りみせるはにかんだ笑顔も素敵。
そして臆せず見せる変顔も!
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▼ 大山真志さん
今回初参加にして最年少。
ということで無茶ぶりも多く降りかかる...か!?
五十音順メドレーでは様々なキャラに扮します!
ああ、本当は全部ご紹介したい...。
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▼ 白羽ゆりさん
ダンスに歌にとマルチに活躍。
そしてミニミュージカルでは泣かせます...。
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▼ 蒼乃夕妃さん
名ダンサーでもある蒼乃さん。
東山さんとのペアダンスをみせたこのシーンは、濃厚かつハイレベルで見惚れてしまいました。
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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.3■


稽古場レポートをお届けしている『CLUB SEVEN 10th stage!』ですが、今回は脚本・構成から演出・振付・出演までこなす、玉野和紀さんのインタビューをお届けします。

「今回が集大成」という衝撃的な発言も...!



★ 玉野和紀 INTERVIEW ★

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――『CLUB SEVEN』も10回目になりましたね。もう玉野さんのライフワークと言ってよいものになっているのではないでしょうか。

「そうですね、ライフワークになりました。もう、はじめてから12年です」


――ご自身で作品を作ったり、海外ミュージカルの演出等々もやられていますが、なぜこのショーを創ることにこだわってやっていらっしゃるのでしょう。

「やっぱり、最近の日本のエンタメシーンからショーがなくなってきはじめましたから、それを伝えたいというのがまずあります。僕たちが若い頃は色々なショーがありました。先入観なしにとにかく楽しく観られるものをなくしちゃいけないという気持ちが大きいです。1本のミュージカルで、ちゃんとストーリーがあって感動できるものと、ショーのように娯楽としてのエンターテインメントの舞台、両方やっていきたいなと思っているんです」
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日本でも絶大な人気を誇る作曲家、フランク・ワイルドホーン
ブロードウェイの第一線で活躍する音楽家で、彼が手掛けた作品はジキル&ハイドをはじめ、スカーレット ピンパーネル』『ドラキュラ』『MITSUKO』『ルドルフ ザ・ラスト・キス』『ボニー&クライド』『アリス・イン・ワンダーランド』『GOLD~カミーユとロダン~etc...とヒット作揃いであり、この日本でも数多く上演されています。
まもなくワールドプレミアが開幕するデスノート THE MUSICALもワイルドホーン作品。
ミュージカルに詳しくない方でも、『ジキル&ハイド』の劇中歌「時が来た」は1992年アルベールビル冬季オリンピックの公式テーマ曲にもなっている、といえばその凄さが伝わるのではないでしょうか。

そんな偉大なる作曲家フランク・ワイルドホーンのコンサートが初来日決定!

フランクの楽曲を日本のミュージカルスターが歌うコンサート『フランク&フレンズ』というのは過去にも上演されていますが、今回は彼自身がプロデュースし、彼のバンドが演奏する形態で、海外でも上演されているバージョンの来日公演です。

3月25日、この来日記者会見が行われました。
登壇者はフランク・ワイルドホーン、和央ようか、トーマス・ボルヒャートの3名。
ということでまずはこのコンサートの出演者をご紹介。


●トーマス・ボルヒャート
ドイツ語圏ミュージカルで数々の主役・タイトルロールを務めているスター。
ワイルドホーン作品では『ジキル&ハイド』ジキルとハイド、『ドラキュラ』ドラキュラ伯爵、『モンテ・クリスト伯』エドモンなど。
ほかに印象的な役としては『ダンス オブ ヴァンパイア』のクロロック伯爵や、『モーツァルト!』初演のレオポルトなどがあります。
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●和央ようか
元宝塚宙組トップスター。退団公演『NEVER SAY GOODBYE』はワイルドホーンが音楽を書き下ろしました。ブロードウェイの作曲家が宝塚に楽曲提供するのはこれが初めてのことでした。
その後『ドラキュラ』のドラキュラ伯爵役を演じ、これは世界で初めて女性が伯爵役を演じたことでも話題に。
そして、ワイルドホーン氏の婚約者でもあります!
会見の後半はほぼおふたりのラブラブな話題に質問が集中しました。
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●サブリナ・ヴェッカリン
来日経験もあるので日本のミュージカルファンにもおなじみかもしれません。ヨーロッパで活躍する若手スターです。
『三銃士』のコンスタンス、ドイツ版『ウィキッド』初演のエルファバなど錚々たる役どころを演じていますが、日本と関係あるところでは、東宝制作のミュージカル『マリー・アントワネット』が初の海外進出したブレーメン公演で、主人公のひとりマルグリット・アルノーをオリジナルキャストとして演じています。

●ダグラス・シルズ
ブロードウェイからはトニー賞主演男優賞ノミネートの実力派が来日。
ダグラスは『スカーレット ピンパーネル』の主人公パーシーのオリジナルキャストです!

●ジャッキー・バーンズ
2009年、トニー賞で最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞獲得を受賞した『ヘアー』のオリジナルキャスト。
『ウィキッド』のエルファバも長らく演じていました。
『If/Then』ではヒロイン・エリザベスも演じています(この役、ファーストキャストはあの『アナ雪』の、そして『RENT』モーリーンのイディナ・メンゼル!)


ヨーロッパ勢2人、ブロードウェイ勢2人、プラス日本代表1名、の豪華布陣です!

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.2■


玉野和紀
が贈る怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント『CLUB SEVEN』
前回に続き、稽古場の様子をお届けします。
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『CLUB SEVEN』にはカッコいいダンスナンバーやミニミュージカルとともに、スケッチと呼ばれる寸劇がいくつも盛り込まれています。
今まで9回の公演を重ねる中で、スケッチのシーンにも人気キャラクターが数多く誕生しました。
玉野さんが扮する何を言ってるかわからない【監督シリーズ】や、今回ご紹介するこのシーンのキャラクターなどが筆頭格!

【玉子・ニャンコシリーズ】、今回も登場です!

玉野さんが扮する"玉子"と、西村直人さん演じる"ニャンコ"のコンビが大活躍。
ふたりとも、意外とカワイイ!? のです。

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.1■


玉野和紀
が贈る怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント『CLUB SEVEN』
カッコよく、スタイリッシュに、時にコミカルに。
芝居にタップ、ミュージカル、スケッチ、もちろんソング&ダンス、エンターテインメントの様々な要素が盛り込まれたショー・ステージです。

2003年から始まったこのショーも今回で記念すべき10回目を迎えます。
スケッチ(コント)では名物キャラが数々生まれ、
「五十音順ヒットメドレー」など、ココでしか観られない名物コーナーも愛されているこのショー。
今回は東山義久西村直人中河内雅貴相葉裕樹佐々木喜英大山真志白羽ゆり蒼乃夕妃という華やかなメンバーが集まりました!

8th、9thとメンズverで男性のみのキャストでしたが、今回は原点に戻り女性ふたりが加わる体制です。
その意図などは玉野さんにお話をお伺いしてきましたので後日ゆっくりとお伝えいたしますが、まずは稽古場の様子をレポートです!
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『CLUB SEVEN』、構成としては、ソング&ダンスを魅せるナンバーに、スケッチなどが数シーンあり、さらに2幕冒頭はちょっと切ないミニミュージカル(ここから生まれたエピソードが後に1本モノのミュージカル作品になったりも...)、そして名物「五十音順ヒットメドレー」が定番。

この日稽古場に伺うと、ミニミュージカルのコーナーを稽古中でした。
メインで動いていたのは東山義久さんと中河内雅貴さん。
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井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。
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井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく...。

会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ...」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて...。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。

とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。一筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。

六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
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げきぴあでは、初日前日に行われた囲み取材の様子も詳しくお伝えいたします。

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大ヒットミュージカル『エリザベート』が、2015年、装いも新たに登場します。
キャストもガラリと変わり、
さらに舞台美術、衣裳も一新されるとのこと。
どんな『エリザベート』になるのか、楽しみにしているファンも多くいらっしゃると思います。

そんな中、ヒロイン・エリザベートを演じるのは花總まりと蘭乃はな。
ともに宝塚娘役トップとして、現役時代にエリザベート役を演じた経験アリ!
中でも花總さんは、日本初演となった1996年の雪組公演でヒロインを演じた、まさに日本のオリジナルキャスト。その美しさと圧倒的な華、気品で、今も語り継がれている伝説のエリザベートです。
その後1998年宙組公演、また宝塚退団後にはガラ・コンサートでこの役を演じていますが、東宝版『エリザベート』には初出演。

花總さんがどんな思いでこの役にふたたび向き合うのか。
お話を伺ってきました。

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――いよいよ『エリザベート』ですね。作品のファンの方ならみんなが知っていることかと思いますが、花總さんは日本初演だった宝塚雪組公演(1996年)にエリザベート役で出演しています。日本のオリジナルキャストで、ご出演を心待ちにしていたファンも多いかと思いますが、今回ふたたび挑戦してみようと思われたのはなぜですか?

「このお話をいただいた時に、やはりエリザベートという役は自分の中でも特別な役でしたし、もう一度この時期にチャレンジできるということは、自分にとってすごく良い機会になると思いました。もちろんあの帝国劇場で、東宝ミュージカル版の『エリザベート』でエリザベート役...というのはものすごく責任が大きいことではあるのですが。私にとってもとても勉強になることがいっぱいあると思います。"もう一度"という部分と、"また新たにエリザベートという作品に取り組む"という、ふたつの自分の中の期待感が大きかったです」


――その決断はすんなりと出てきましたか?

「悩むことはなかったです。チャレンジしてみよう、と」


――「自分の中でも特別な役」と仰いましたが、どのあたりが特別なのでしょう。

「歌で気持ちを伝える、歌でお芝居をしていく、という経験が私にとっては『エリザベート』が初めてだったんですね。それまでもショーで1曲歌うとか、男役さんとデュエットをするということはありましたが、自分のお芝居として歌で気持ちを伝えるのは初めてで、それがこんなにも楽しく面白いことだと感じた初めての経験だったんです。そこから歌がすごく好きになった、というきっかけにもなりました。それに、ありがたいことにお客さまが私の演じるエリザベートをもう一度観たいと仰ってくださる、そんな役をやれたということは、私の財産のひとつになっていますので、やはりちょっと、ほかの役とは違うんです」
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世界が注目する人気漫画『デスノート』をミュージカル化する『デスノート THE MUSICAL』、開幕も3週間後に近づいて来ました!
どんな作品になるのかと開幕を楽しみにしている方も多いと思いますが...
去る3月16日、都内にてその作品世界の一端を垣間見る<楽曲披露イベント>が開催されました。
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★ひと足先に配信したニュース記事はコチラ

このミュージカル、音楽を担当するのはブロードウェイの第一線で活躍する作曲家、フランク・ワイルドホーン
ワイルドホーン作品は日本でも人気が高く、『ジキル&ハイド』をはじめ『ルドルフ ザ・ラスト・キス』『スカーレット ピンパーネル』『シラノ』『MITSUKO』『ボニー&クライド』等々、数多くの作品が上演されています。
『デスノート THE MUSICAL』もまた、ワイルドホーンらしい、キャッチーな音楽になっていそうです。
その楽曲を歌うキャストも、主人公の夜神月に浦井健治柿澤勇人(Wキャスト)、L役に小池徹平死神リューク役に吉田鋼太郎死神レムに濱田めぐみ...と、最強の布陣が結集!

さて、この日は劇中ナンバー5曲が披露されました。


♪『できるものなら』~『デスノート』
作品冒頭で、高校生の夜神月がデスノートを拾います。
名前を書くとその人物が死ぬと記されたノートに、半信半疑で犯罪者の名前を書き込むライトですが、実際にその力を目の当たりにし、このノートで悪を裁こうと決意していきます。

浦井ライト、ノートを拾いました。
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ノートの力に慄きながらも、このノートで正しい世界が作れる、それは自分にしかできないと決意を固めていくさまを、繊細かつ力強く歌い上げます。
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同じく『デスノート』を、今度は柿澤ライトで。
柿澤さん扮するライトは、まだこのシーンでは怖れが強く出ているようで、そんな違いにもWキャストの楽しみが感じ取れます。
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ついに開幕した『十二夜』
とってもロマンチックで楽しくて、素敵な舞台になっていますよ~!

この公演を追っているげきぴあは、開幕早々の3月9日に行われたアフタートークショーの取材をしてきました。

この回の出席者は演出家ジョン・ケアードさん、音月桂さん、橋本さとしさん、の予定でしたが
公式HPには「※飛び入りでその他の出演者も参加するかも!?」との記載があり...。

実際は、ジョンさんの呼び込みで...
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こんな大勢がアフタートーク参戦です!
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そしてジョンさんの「どなたかこの中に質問がある方、いらっしゃいますか?」という問いかけで、お客さまからの質疑応答大会に!
観劇し終えたばかりのお客さまからも積極的に手が上がっていきます。


まずは、本作で双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラのふた役を演じている音月さんに「役作りで大変だったことは?」という質問から。

音月さん、「今回は言葉を大切に、とにかくシェイクスピアの流れる詞のような、歌のような言葉をちゃんとお届けしようと最初に言ってもらっていました。私はこれまで役を創る上で感情を先にする演技法をやっていたので、今回は言葉を大切に、丁寧にする。今までとは逆の方法で役作りをするという初めての挑戦だったので、そこは壁にぶつかりましたし、自分の中での葛藤がありました」と苦労した点を語ります。
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3月11日、宝塚月組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表が都内にて行われました。
2012年にフランスで初演、大好評となった作品の日本初演に、月組が挑みます。
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『ロミオとジュリエット』の大ヒットから、<フランス産ミュージカル>の上演の機会が日本でも増え、宝塚でも『太陽王 ~ル・ロワ・ソレイユ~』、宝塚以外でも『ロックオペラ モーツァルト』、また『ノートルダム・ド・パリ』の来日公演等、次々と上演されています。

『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、『ロックオペラ モーツァルト』『太陽王』を生み出したDove AttiaさんとAlbert Cohenさんによる作品。
作品に作曲家クレジットがないのは、5・6人でチームを組んで、みんなで曲を作っているから(打ち込み系の作曲をする彼らは、1曲の中でもどんどんみんなで案を出し合って作っていく形態をとっているそうです/会見内、小池先生のコメントより)。

物語はフランス革命を舞台に、革命に翻弄される人間の生き様を描くもの。
宝塚でフランス革命といえば...かの『ベルサイユのばら』がありますが、同時代を舞台にした作品に挑む理由や意気込みも、会見ではたっぷりと語られました。

そんな、今アツい<フレンチ・ミュージカル>の新作を、日本で数々のヒットを飛ばしているミュージカル界の鬼才・小池修一郎が脚色・演出します。
新・人気レパートリー誕生になるか、大きな期待がかかります!

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