■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.1■
玉野和紀が贈る怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント『CLUB SEVEN』。
カッコよく、スタイリッシュに、時にコミカルに。
芝居にタップ、ミュージカル、スケッチ、もちろんソング&ダンス、エンターテインメントの様々な要素が盛り込まれたショー・ステージです。
2003年から始まったこのショーも今回で記念すべき10回目を迎えます。
スケッチ(コント)では名物キャラが数々生まれ、
「五十音順ヒットメドレー」など、ココでしか観られない名物コーナーも愛されているこのショー。
今回は東山義久、西村直人、中河内雅貴、相葉裕樹、佐々木喜英、大山真志、白羽ゆり、蒼乃夕妃という華やかなメンバーが集まりました!
8th、9thとメンズverで男性のみのキャストでしたが、今回は原点に戻り女性ふたりが加わる体制です。
その意図などは玉野さんにお話をお伺いしてきましたので後日ゆっくりとお伝えいたしますが、まずは稽古場の様子をレポートです!
『CLUB SEVEN』、構成としては、ソング&ダンスを魅せるナンバーに、スケッチなどが数シーンあり、さらに2幕冒頭はちょっと切ないミニミュージカル(ここから生まれたエピソードが後に1本モノのミュージカル作品になったりも...)、そして名物「五十音順ヒットメドレー」が定番。
この日稽古場に伺うと、ミニミュージカルのコーナーを稽古中でした。
メインで動いていたのは東山義久さんと中河内雅貴さん。
詳しくは書きませんが...
舞台は未来のようです。
同じ立場でありながら戦っている、という感じ。
東山さんも中河内さんも身体能力が高いので、ものすごいキレです!
厳しい表情で見つめる玉野さん。
といっても、この時は内容云々ではなく、ふたりのやりとり(アクション)と音楽がピッタリ同時に終わるようにという調整をしていました。
拍をとりつつ、最初に動き出すタイミングをずらしたり、アクションのあいだにひと呼吸置いたり。
東山さんはダンスリーダーという感じでどんどん意見を口にするし、8th、9thと連続出演、ほかにも玉野作品に良く出ている中河内さんも次々とアイディアを出していきます。
数回の調整を繰り返し、ピッタリ終わったときには皆さんバンザイでした!
続いてスケッチのひとつのシーンへ突入!
シリアスからコメディへ、ガラリとやることも変わります。
この稽古、柔軟性が問われそう...。
まずは若手イケメン4人衆が登場。
中河内雅貴さん、
相葉裕樹さん、
佐々木喜英さん、
大山真志さん。
PC画面で、「どの扉から出て...」というようなことを確認中です。
皆さん踊ってます!
カッコイイです!!
そこに真打ち登場とばかりに現れる、東山義久さん!
なんか高笑いが聞こえてきそう(笑)。
何のポーズだ!
ああ、カッコイイ人たちが壊れていきます...(笑)。
東山さんの言葉&動きをほかの4人が繰り返す、というシーンがあるのですが、
「2回目(の動き)は毎回何するかわからないからね!」と言う東山さんに(そして微妙に複雑な動きをする...)、中河内さんが「みんな、あなたの身体能力と同じじゃないんだからね!」と悲鳴をあげる一幕も...。
白羽ゆりさんも登場。
何のジェスチャーでしょう?
だんだん小者臭がしてきた3人...さっきまでカッコよかったのに...。
スクラムを組んで...
こうなります!
...全然わからないですね(笑)。
本番のステージでぜひ爆笑してください!
さて、『CLUB SEVEN』初参加の大山真志さんにお話を伺ってきました!
★ 大山真志 INTERVIEW ★
――大山さんは『CLUB SEVEN』初参加ですね。このシリーズにどんな印象を抱いていましたか?
「"玉野さんワールド"で、玉野さんの頭の中のおもちゃ箱をひっくり返したみたいな印象です。エンターテインメントを全部詰め込んだ作品なんだなというのは、一番強く感じました」
――実際お稽古に入ってみて、いかがですか? 歌にダンスに芝居に、やる事がたくさんある舞台ですが...。
「玉野さん演出の舞台に出演するのは(『ALTAR BOYZ』に続き)2回目なのですが、いつもどおりにストイックにやる舞台だなと思っています。馬鹿なこともやって、カッコイイところもみせて、ホロリと泣けるような部分もあって...というように、喜怒哀楽すべてがあります。やっている自分たちもその感情を揺さぶられているなと感じながら、毎日の稽古に励んでいます」
――この作品のようなショー形式のステージというのは、いかがでしょうか。
「僕は好きですね! もともと僕はマイケル・ジャクソンが好きでこの世界に入ってきたので、エンターテイナーとして舞台に立てる......芝居やミュージカルのように役名としてではなく、"大山真志"として舞台上に立てるというのはすごく嬉しいです」
――ご自身でこのシーンが楽しみというおススメがあれば教えてください。
「『五十音メドレー』はやっていてウキウキしますね! それこそ七変化といった感じで、出てくるたびに違う衣裳を着て、違う自分になって出て来れるので、皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」
――様々なキャラクターが登場しますが、大山さんがツボなキャラクターは?
「基本的に僕は東山(義久)さんのキャラクターがすべてツボなんです(笑)。稽古でも毎日笑わせていただいているので、おススメです。最高に面白いですよ!」
取材・文・撮影:平野祥恵
【公演情報】
4月2日(木)~20日(月) シアタークリエ(東京)
4月23日(木) 福岡市民会館 大ホール
4月27日(月) 愛知県芸術劇場 大ホール
4月25日(土)・26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)
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・販売期間...4/13(月)23:59まで
・ペア券は2枚単位での販売。インターネット、店頭にて販売。電話での受付はなし。