演劇・小劇場の最近のブログ記事

チケット情報はこちら

■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.3■


岡田惠和・脚本、堤幸彦・演出で贈るコメディ『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』
映像界のトップランナーふたりが新作舞台に選んだ題材は、夫婦の物語
連れ立って別荘に休暇に来たふた組の夫婦が、アクシデントによってそれぞれ伴侶でない相手と一夜を過ごすことになり、しかもそれぞれが意気投合しちゃった!?

"似たもの夫婦"の正反対、タイプも嗜好も真逆な夫婦ふた組はどうなってしまうのか...。

本日は、草食系なダンナ(勝村政信)肉食系な妻(真飛聖)ペア、榊家のおふたりのインタビューをお届けします。
SBY_3_00_0399.JPG

勝村さんが過去の面白エピソードを次々と披露したり、ボケてみせたかと思えば、
真飛さんはそのボケに乗っかってみたりツッコんでみたり...と、笑いが絶えず、話は脱線ばかり!?
お互いの印象から、夫婦像の在り方まで及んだ夫婦対談の行方はいかに...。


勝村政信&真飛聖 INTERVIEW


――すでに息ぴったりなのですが...初共演ですよね?

勝村「実は同じサッカー部だったんですよ(真顔)」

真飛「そうなんですよ、ハイ。苦楽を共にした仲でして...」

勝村「毎日こんなノリです」


――(笑)。初共演の印象を伺わせてください。

真飛「初対面と言っても、私はテレビでずっと拝見していたので...。とても素敵な俳優さんだなと思っていて、すごく好きで...」

勝村「よく言っちゃったね、そんな嘘を!!」

真飛「いえいえ。図々しいのですが、一緒にお芝居をしてみたかったです。ですので、今回共演できることが驚き。でもすごく嬉しいんです」

勝村「真飛さんはやっぱり宝塚ご出身じゃないですか。僕とは"基本カテゴリ"が違う方です。僕はミュージカルもやりませんし...。宝塚の方って特殊な世界に生きていらっしゃいます。タテの関係がちゃんとしている。今の時代はどうしても横のつながりを大切にする風潮になっていますが、歴史や先輩後輩、そういうものを大切にしている方々というのは安心できます。哲学がちゃんとある世界ですから。丁寧だし、出来ないことがないじゃないですか」

真飛「えーっ、それはないです...」

勝村「得手不得手はご本人の中ではあるんでしょうけど、歌えて踊れてストレートプレイも出来て、しかも男も女も出来て...って、マイナス要素がない。しかもそこで頂点に立った人ですから、それはもうとんでもないです」
SBY_3_20_0420.JPG

チケット情報はこちら

■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.2■


岡田惠和・脚本×堤幸彦・演出で贈る舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』
稽古場レポート、第2弾です!
SBY_2_00_0064.JPG

★稽古場レポートPart1はコチラ


連れ立って別荘に休暇にやってきた、
ハルカ(ミムラ)&藤沢(戸次重幸)
愛子(真飛聖)&(勝村政信)
...の、2組の夫婦。

なのですが、車で買出しに行ったハルカ&榊がその帰り道を雪で遮断され、途中のホテルに閉じ込められてしまったというトラブルが発生、
ハルカ
愛子藤沢
という、それぞれ伴侶ではない相手と一夜を過ごす羽目になってしまいます。


この日の稽古場は、疑惑の一夜が明け、ふたたび4人が一堂に会したシーンを稽古していました。
SBY_2_01_9929.JPG

チケット情報はこちら

■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.1■


年明け早々、東京・シアタークリエで開幕する『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』
『ちゅらさん』等、数々のヒットドラマを手掛けている脚本家・岡田惠和による初戯曲!
演出は『トリック』『SPEC』シリーズ等の堤幸彦

この人気クリエイターのもとに、舞台初挑戦のミムラをはじめ、勝村政信戸次重幸真飛聖モト冬樹広岡由里子馬場良馬といった個性的な面々が集まりました。


描かれるのは貸し別荘に一緒にやってきた2組の夫婦の喧嘩バトル!?
一体どんな作品になるのでしょうか...。

12月某日、この稽古場を覗いてきました。

SBY_1_01_0010.JPG
シチュエーションは、貸し別荘のリビングとでもいったかんじ?
そして気になる後ろのロープ!
リングです、バトる気満々なセット!!

2組の夫婦は、かつて同じマンションに住んでいて、家族ぐるみの付き合いだった...ようです。
それで、連れ立って貸し別荘に休暇に来た、のですが。

チケット情報はこちら

はじめまして! モダンスイマーズ新劇団員の生越千晴(おごしちはる)です。 
今回ブログでモダンズイマーズのみなさん、客演のみなさんをわたし目線で紹介させていただくことになりました! 
わたし目線だなんてとてもおこがましく、緊張しますが一生懸命書きますのでどうぞみなさんあたたかい目で見守ってやってくださいっ
 記念すべき第一回目のご紹介は・・・ モダンスイマーズの津村知与支さんです!

  モダンスイマーズ.JPG (津村さん大きなブリを目の前に、この表情・・・食ってやるぜぇ?的な??) 
なぜ津村さんからかというと、書きやすそうな気がして・・・(笑) 
わるい意味じゃなくて!わるい意味じゃなく!! とても親しみやすいのです! 
まず、第一印象は、高笑い。です。(笑) 稽古後の呑みなどでの、高笑い。 
はじめて聞いたときはびっくりしました! でもその場をすごく盛り上げてくれるんです。 
少し離れた席で話の内容が分からなくても津村さんの高笑いをみると、なんか勝手に少し笑けます。(笑)
 でもお芝居の話になると熱いです。 そんな津村さん、すてきです。 
新劇団員のわたしともケラケラ笑ってくれる、そんなあたたかい方なのです!
 こんな感じでみなさんを紹介できたらいいなと思います!
 第一回目、読んでいただきありがとうございました(^_^) 

 生越千晴

----------------------------
モダンスイマーズ
悲しみよ、消えないでくれ

公演期間 2015/1/23(金) ~ 2015/2/1(日)
会場 東京芸術劇場 シアターイースト (東京都) 
[作・演出]蓬莱竜太
[出演]古山憲太郎 / 津村知与支 / 小椋毅 / 西條義将 / 生越千晴 
[ゲスト]今藤洋子 / 伊東沙保 / でんでん
注意事項 未就学児童は入場不可。
----------------------------

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.7■


いよいよ明日開幕する『ロンドン版 ショーシャンクの空に』
本日12月10日、最終舞台稽古中のキャストが報道陣の前で意気込みを語りました。
その会見の模様をレポートします。
shawshank7_01.JPG

アンディ・デュフレーン役、佐々木蔵之介さん。
「20年近く無実の罪で収容されているのですが、"ナントカ"する囚人です。...結末は(映画などで)知ってらっしゃる方も多いと思うんですが(笑)」と演じる役どころをボカしつつご紹介。

shawshank7_02.JPG

レッド役、國村隼さん
「レッドは囚人の中では古参の方で、調達屋をやっています。本当はルール違反なんですが、日常品から何から、囚人たちが欲しがるものを外から調達して、それで囚人の仲間の中でポジションを得て、生き延びていくキャラクターです。その彼がアンディと出会うことで変わっていきます」と説明しました。
shawshank7_03.JPG

チケット情報はこちら

■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.5■


『ロンドン版 ショーシャンクの空に』稽古場レポートの続きです!
★稽古場レポートPart1はこちら

shawshank4_00c_8020.JPG
稽古場全景はこんな感じです。
冒頭に近いひとコマ。
shawshank4_0z_7798.JPG
俳優さんたちがドラム缶やバケツを叩いて鳴らす音は、雨音のようでもあり、彼らが抱える鬱屈した気持ちが破裂しかかっているようでもあり。
確かに映画版は名画中の名画ですが、こういう表現方法は演劇ならではの面白さであり、映画とはまた違う『ショーシャンクの空に』なのです。

基本、刑務所内のシチュエーションですが、ダイナミックに様々な顔を見せていきそうです。
場面が変わるとずいぶんイメージが変わりました。
shawshank4_02z_8134.JPG

ショーシャンク刑務所に連れてこられた、佐々木蔵之介さん演じるアンディ。
そしてアンディに何かと絡むレッド、國村隼さん
まだ最初の方のアンディは、無口で静かな存在です。
アンディが口を開いたところで「しゃべったぞ、こいつ!!」というような反応も。
shawshank4_05c_7917.JPG

チケット情報はこちら

30-DELUX(サーティーデラックス)と劇団朱雀
同じ演劇というジャンルでも、なかなか交流のなさそうな小劇場界と大衆演劇が融合し、この冬、合同公演を開催します。
作品は『オレノカタワレ~早天の章~』

大衆演劇の一座「劇団時座」を舞台に、座長の息子として将来を期待された青年・時枝三四郎と、時座に入り役者としての才能を開花させた青年・風祭ジョー、ふたりの才能ある若者の運命の邂逅を描いた物語です。

この作品で、三四郎とジョーの2役をWキャストで演じる天野博一早乙女友貴
さらに"両座長"30-DELUX主宰・清水順二、劇団朱雀の座長・葵陽之介
また劇団朱雀の看板俳優であり、本作にはトリッキーな役回りで出演する早乙女太一
5名のインタビューを敢行してきました!
kataware300_3027.JPG


● INTERVIEW ●


――まず今回の作品ですが、30-DELUXさんからのラブコールだったんでしょうか?

清水「そうですね、ラブコール的なものは贈りました。もともと知り合いではあったのですが、僕が何か一緒にやりたいですねと持ちかけました。その中で、実はその昔に僕は劇団朱雀さんを観たことがあります、すごく参考にさせていただいて作った『オレノカタワレ』という作品があって...というお話をして、と、そんなところから始まっています」

陽之助「それに清水さんのおっしゃることが私の思いと一緒だったので、ぜひともやらせていただきたいと言いました。というのは、何よりも次の世代の子を育てていかなければならないというのは、すごく私も感じていたんですよ。清水さんもそういう考えを持たれていて、ならばふたつの力を併せて作品を作りませんか、と。『オレノカタワレ』という作品については、内容を訊いて、それは面白そうですね、ということで「やりましょう!」とスタートしました」

チケット情報はこちら

■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.4■


映画でも有名な感動作を舞台化した、『ロンドン版 ショーシャンクの空に』
顔寄せの模様三浦涼介さんインタビュー白井晃さんインタビューに続き、本日は稽古場の様子をレポートします。
shawshank3_z_8012.JPG
出演は男優ばかり、18名。
W主演の佐々木蔵之介さん、國村隼さんのほかにも、個性の強い骨太な俳優が集結しました。

まずは、そんなキャストをご紹介。

アンディ・デュフレーンは、佐々木蔵之介さん。
妻とその愛人を殺害した罪で収監されたアンディ。
絶望しかないと思われたショーシャンク刑務所の中で、彼はさまざまな闘いを不屈の精神で続けていきます。
まずは刑務所内に図書館を作ることからはじまった彼の行動は、刑務所内を少しずつ変えていき、他の囚人たちの心にも変化をもたらしていきます。
そして、最後に彼が起こした行動は...。

最後に"希望"を感じさせる彼の存在ですが、まだ前半はおとなしい、ひとりの囚人。
"絶望"を漂わせる佐々木さんの表情が、物語後半にはどう変化していくのでしょうか...。
あと佐々木さん、アンディの「元・銀行家」という肩書きがぴったりな気がします!
shawshank3_a_8146.JPG

映画ではモーガン・フリーマンが演じたレッド役は、國村隼さんが扮します。
刑務所内で、調達屋として暗躍しているレッドは、他の囚人とは少し違うアンディに興味を抱きます。
國村さんはよく響く大らかな声。
長らく服役している重鎮感、さらにそこを居所として落ち着いてしまった人の妥協と諦めが伝わってきます。
shawshank3_b_7814.JPG

アンディとレッド、静かな友情も見どころ!
shawshank3_c_7992.JPG

チケット情報はこちら

■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.3■


『ロンドン版 ショーシャンクの空に』の開幕も近づいてきました!
本日は演出を担当する白井晃さんのインタビューをお届けします。

IMG_7069OK.JPG

●演出家・白井晃 INTERVIEW●



――最初に、この作品について。『ショーシャンクの空に』というのは映画が非常に有名ですが、この舞台は映画の舞台化ではなく、原作『刑務所のリタ・ヘイワース』の舞台化なのですね?

「私のニュアンスだと、タイトルが『ショーシャンクの空に』となっているように、映画から触発された部分もすごく大きいと思います。スティーヴン・キングの原作をもとに映画『ショーシャンクの空に』が作られて、その映画からインスパイアされた部分も大きいのではないかなと、そんな感じがしています」


――なるほど、ではまず映画についてお伺いします。ファンも多くいる映画です。白井さんご自身はこの作品について何か思い出はありますか?

「歴代の映画の人気投票でもたびたび上位に入る作品ですよね。ものすごく率直に言っちゃうと...「え、そこまで!?」と思ったりはするんですが(笑)。ただ、僕も20代か、30代の前半の頃に観たんですが、確かに印象には残っている映画でした。モーガン・フリーマンとティム・ロビンスという役者さんが非常に魅力的だったなと。それからあの映画音楽を作曲しているトーマス・ニューマンはとても好きな作曲家だったので、そういったイメージも残っていました」


――ストーリーの表面を単純化すると刑務所からの脱出なのですが、いわゆるスリリングな脱出劇、というわけではない物語です。

「そうですね、例えば『パピヨン』のような、脱出することが爽快さに繋がる作品とはまた違って、刑務所内に押し込められた、非常に不条理な状況下での人間を描いている映画です」



演劇・舞台系動画のニュースサイト・エントレが開催している第3回クォータースターコンテスト(以下QSC)の授賞式が11月8日に行われ、各賞が発表されました。

QSCとはWEB上に投稿された15分・ノーカットの演劇動画を競う大会です。

3回目となる今年の応募数は84作品ありました。
審査方法は、事務局が選んだ10作品程度のノミネート作品を審査員の方々に観ていただき、その中からよいと思った作品について1位~3位の順位をつけてもらいます。
それぞれ1位→3点、2位→2点、3位→1点とし、最も獲得点数の高かった作品をグランプリとします。

今年の審査員はこちらの4名です。

鴻上尚史さん(作家・演出家)
坂口真人さん(演劇ぶっく編集長)
鈴木裕美さん(演出家)
行定 勲さん(映画監督)

※50音順

今回も日本全国からユニークな作品やアイディア満載の作品、高いクオリティの作品など、様々な"演劇動画"が集まりました。

そして、栄えある第3回QSCのグランプリは、、、


週刊パラドックスの『会話劇2014』に決定しました!




本作は、LINEの会話(画面)だけを見せる手法で、俳優は"指"以外登場しないという異色作です。
"果たしてこれを演劇と呼んでいいのだろうか?"という葛藤は審査員の方々や事務局スタッフにもありました。
が、それでもこの作品が評価されたということに意味があるように思います。
審査員の選評を簡単に抜粋すると、

「今回すべての応募作品の中で一番インパクトがあった。ひとつの表現のパターンを作った革命的な作品」(鴻上さん)

「これをアリにしていいのか?戯曲の面白さのみになってしまうが15分間退屈しないで見られた。非常に面白い試み」(鈴木さん)

「映像作品として単純に面白かった。緊張感があったし画期的。映画祭で出しても評価されるかもしれないと思った」(行定さん)

とそれぞれコメントされていました。

詳しくは公式サイトの【結果発表】をご覧ください。


さて、グランプリを受賞した週刊パラドックス『会話劇2014』ですが、今回<げきぴあ賞>もダブル受賞しています。
事務局側と事前の情報交換は一切していませんでしたが、偶然にも同じ作品となりました。
げきぴあの選評も【結果発表】ページに掲載しています。


そこで、げきぴあ賞を受賞された作・演出の中村允俊さんと明美(指)役の小川千尋さんにお話を伺いました。

gekipia_qsc2014_01.jpg


作・演出中村允俊さん
明美役:小川千尋さん
インタビュー

 

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ