2013年、小竹向原にて産声をあげた「姐さん女房の裏切り」。
息の長い活動そして作品をと、土田英生さんと始めた演劇製作事業は2014年に入って五大都市ツアーに進むことができました。
ひとえに土田さん、MONOさんのお力のたまものと、ありがたい気持ちでいっぱいなのです。
で、まずは夏の名残の風が吹く金沢での公演。
緑の芝生が広がる美しい広場を前にした、レンガ作りの建物。
小川のせせらぎもあり、まああ美しい。
市民のための芸術村。
金沢って美しい。
夜は、お酒。おいしい魚。昭和っぽい繁華街がありますよ〜の声に、みんなでスナックに。
二人芝居なので、土田さんと少人数精鋭スタッフのみなさんと夜をすごして、金沢のみなさんのサポートもあって、無事に楽しく金沢閉幕となったのでした。
演劇・小劇場の最近のブログ記事
9月22日は初めての通し稽古が行われました。
ちりばめられたパズルのピースを森山さん、太田さん、吹越さんと個性もバックグラウンドも、そしてそれぞれの魅力も異なる三人が確実に、1つずつ枠にはめ込んでいくと思いきや!?
身体による表現、心を揺さぶる力強いセリフと、まるで観る人を映画のワンシーンに引き込むように、映像・照明・音響の効果がふんだんに織り交ぜられています。
カナダはケベックで起きた、ある事件をきっかけに繋がっていく三人。
一言では説明がしきれないので単語を羅列します。どの様な作品になるのか想像してみてください。
「女優、同性愛者、犯罪学者、ベルリンの壁、ケベック・シティの城壁、隠された暴力、立ち塞がる書棚、過去と地下鉄、現実は骨、テーブル、椅子、鏡、セックス、ドラッグ、モントリオール!映画のように嘘は美しいか」
およそ90分の上演時間があっと言う間に過ぎてしまう、一時も目を離すことが出来ない、
程よい緊張感を持ちながらも楽しく観られる、ポップでスタイリッシュでアートな要素がバランスよく調合された作品です。
上演中はコマーシャルも休憩も有りませんので、お手洗いを済ませてから席にお座りください(笑)
稽古はパリ公演に向けて、いよいよ終盤に差し掛かろうとしております!
(写真は「演出家」として吹越さんの表情を垣間見ることが出来る一枚です)
次回のレポートはパリ直前を予定!
それでは皆様、アビアントー
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■「ポリグラフ―嘘発見器―」
構想・脚本:マリー・ブラッサール/ロベール・ルパージュ
翻訳:松岡和子 演出:吹越満
出演:森山開次、太田緑ロランス、吹越満
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東京芸術劇場 シアターイーストにて
10月19日(日)~ 11月2日(日)まで
稽古場レポート
レバノン生まれ、内戦を経験しフランスに亡命を果たし、その後カナダに移住した劇作家ワジディ・ムワワドによる『炎 アンサンディ』。その経歴ならではの視点で、苛烈な人生を送ったひとりの女性と、その宿命を負った子どもたちの衝撃の物語を切り取ったこの戯曲は、『灼熱の魂』の邦題で映画化もされ、2011年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートもされた。その作品がこのたび麻実れい主演で上演される。ずしりとした手応えの物語に相応しく、実力派が揃うその稽古場を訪れた。


キャラメルボックス2014クリスマスツアー『ブリザード・ミュージック』(東京・神戸公演)とキャラメルボックスアラカルト『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』(東京公演)のプレイガイド最速先行が決定しました!!
さらに今回は前から10列目以内センターブロックの良席保証付き★ぴあ特別席★もご用意しました。
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『ブリザード・ミュージック』
『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』
『ブリザード・ミュージック』の初演は23年前の1991年。
以後、二回の再演を経て、今回13年ぶりに上演されます。
宮沢賢治の未発表童話「ペンネンノルデの伝記」をめぐって、90歳の老人と家族たち、そして俳優らが繰り広げる愛と笑いと感動のクリスマス・ストーリー。
主人公の老人"清吉じいさん"役は、初演から演じ続けてきた西川浩幸さんが扮します。
それ以外のキャストはすべて一新!
2014年版の『ブリザード・ミュージック』に乞うご期待!!
撮影:平田光二
そしてもう1本の作品は、外部の作家の方に新作の脚本を書き下ろしていただくキャラメルボックス・アラカルトという新シリーズの第1弾『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』。
今回脚本を執筆されるのは、空想組曲の主宰者・ほさかようさんです。
宮沢賢治の未発表童話、「ペンネンノルデの伝記」を題材に、久松信美さんをゲストに迎えて上演します!
日本人女性キャストで結成された「GIRLS DANCER」が
異国の「BOYS DANCER」とコラボレーションする企画「DANCE LEGEND」の第二弾。
今回は元タカラジェンヌの湖月わたるさん、水夏希さん、彩吹真央さんに加え、
原田薫さん、碓井菜央さんといったトップダンサーが出演されます。
また、構成・演出・振付は
ブロードウェイミュージカルの振り付けなどでも高名な
グスタヴォ・ザジャック氏が担当されるということで、
話題になっている作品でもあります。
こちらの公開舞台稽古が行われ、
華麗なダンスが披露されましたので、その一部を動画でご覧ください!
劇団青年座60周年記念作品
Act3D ~役者企画 夏の咲宴~
第一回、衣装合わせ
今回は、劇団の本公演では珍しく衣裳プランナーが居ません。
今回の企画は元々、原点帰りとも言うべき企画です。
何処が原点かというと
10人の役者が集まって始まった劇団青年座。
スタッフークをどこまでやっていたか定かではないですが!?
今回は出来うる限りの事をキャストでやります。
てなわけで、劇団員から集めたあれこれを試着
いかに、アルアルにするか...
11日、劇場仕込み。
スタッフ、研究生、キャスト、
他、演技部有志♪
綱島郷太郎が、ドラマの打ち合わせ後、顔を出してくれて、装置の看板の文字を切り抜いてくれた(^o^)
有り難いm(__)m
初日まであと少し。
青年座の熱い熱い夏を目撃しに、
青年座劇場にお越しください。
お待ちしております!!
松熊つる松
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劇団青年座 第213回公演 「台所の女たちへ」
【作・演出】田村孝裕(劇団「ONEOR8」)
【公演日】2014年8月21日(木)~31日(日)
【会場】青年座劇場
【出演】久松夕子、山本与志恵、上杉二美、増子倭文江、
ひがし由貴、小林さやか、松熊つる松、片岡富枝、
野々村のん、加茂美穂子、尾身美詞、山﨑秀樹
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劇団青年座60周年記念作品 Act3D ~役者企画 夏の咲宴~
Act3「台所の女たちへ」続報
~稽古場編~
稽古場は劇団青年座の小さな空間。
通称「教室」です。
研究生も使ったりするからなのか?
何故か皆は「教室」と呼ぶのです。
本舞台よりかなり狭いけど、
かえって集中力を高めます!
というか、私が勝手にそう思い込んでます(*^^*)
稽古場に入って直ぐ、
劇団員の魏涼子から野菜ジュースの差し入れがありました♪
お酒を飲まない田村さんは、稽古後の、教室での、意見交換という名の飲み会で、野菜ジュースを愛飲して下さってます★
猛暑が続く中
先日
装置の冷蔵庫のコンセントを泣く泣く抜きました。
大型冷蔵庫のため
皆で好きなものを入れ
飲み食いしていたら、劇団の経理からチェックが!!
電気代...MAXだったそうな
...残念。
稽古に集中しますわ。
では、次回!
松熊つる松
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劇団青年座 第213回公演
「台所の女たちへ」
【作・演出】田村孝裕(劇団ONEOR8)
【公演日】2014年8月21日(木)~31日(日)
【会場】青年座劇場
【出演】久松夕子、山本与志恵、上杉二美、増子倭文江、ひがし由貴、小林さやか、松熊つる松、片岡富枝、野々村のん、加茂美穂子、尾身美詞、山﨑秀樹
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