●加藤和樹 撮影風景レポート●
ヒラノの演劇徒然草の最近のブログ記事
ミュージカル『タイタニック』、スチール撮影現場レポート最終回。
お待たせいたしました、主人公である設計士・アンドリュース役の加藤和樹さんの撮影風景の模様をお送りします。
撮影風景はこんなかんじ。
海に沈んだ豪華客船・タイタニック号の悲劇を描いたミュージカル『タイタニック』。
ポスター撮影風景の取材レポート、第4弾は、続々と人気ミュージカルのメインキャストに抜擢され続けている古川雄大さんの登場です!

●古川雄大 撮影風景レポート●
古川さんが演じるジム・ファレルは三等客。
このミュージカル、当時の階級差といったものもリアル。
三等客室は、移民たちが新天地・アメリカに大きな夢を抱いて乗船していたりと、市井の人々の姿が描かれます。
30-DELUXと劇団朱雀がコラボレートする舞台『オレノカタワレ~早天の章~』。
顔合わせに続き、稽古場の模様をレポートします。
【バックナンバー】
顔合わせに続いて行われたのは、「本読み」稽古。
座った状態で、セリフを読み合わせていきます。
●STORY●
「結局ここに舞い戻ってきました...」
誰もいない劇場で『劇団時座』の最後の幕が上がる。
一人舞台に立つのは、三代目座長、時枝三四郎。
彼の人生の全てであった《カタワレ》風祭ジョーとの半生を語りだす...。
劇団時座は、三四郎の父一二郎、叔父の二々郎とで旗揚げされた大衆劇団。
座長の息子として、将来を期待されていた三四郎だったが、
自分に自信を持てない彼は、芝居に対しあと一歩踏み出せないでいた。
そんな時、問題児ではあるが、芝居の腕はピカ一の風祭ジョーが入ってくる。
彼はすぐさま、頭角を現していく。
そして、事あるごとに三四郎を焚きつけた。
いつしか三四郎は劇団時座を背負って立つ役者へと成長していく。
二人の若き才能がぶつかり、劇団時座は、その人気を不動のものとしていくかにみえたのだが...。
(オフィシャルサイトより)
この作品、眼目は主人公である時枝三四郎と風祭ジョーを、劇団朱雀の早乙女友貴と30-DELUXの天野博一がWキャストで演じることですが、この日は
三四郎=早乙女友貴
ジョー=天野博一
で稽古が行われました。
物語は、大衆劇団「劇団時座」が舞台。
原因不明の火事により、廃墟と化した時座の劇場。
ミステリアスな導入に、ググっと物語へ入り込んでしまいます。
劇団四季×ディズニーによるタッグで贈るミュージカル『アラジン』。
9月にこの上演が発表され、大きな話題になったのも記憶に新しいところですが、本日11月17日(月)、四季芸術センターにて出演候補者オーディションが開催されました。
このオーディションは、メイン、アンサンブル全キャストを、劇団四季所属員に限らず公募したもの。
約1500通の書類応募があり、書類審査の結果約500名合格。その中からさらに予備審査を通過したメインキャスト候補者約60名が、本日と明日18日(火)の本選に臨むとのこと。
ジーニー役には、タレントの芋洗坂係長さん、同じくタレントで元力士の大至さんも本選に残り、この日のオーディションに挑んでいました。
アラジン役の本選に挑んだ顔ぶれは、田邊真也さん(『ハムレット』ハムレット、『クレイジー・フォー・ユー』ボビーなど)、厂原時也さん(『ウィキッド』ボック、『ウェストサイド物語』のベイビー・ジョーンなど)、田中彰孝さん(『ライオンキング』シンバなど)、上川一哉さん(『リトルマーメイド』エリックなど)ら、様々な四季作品で、メインキャストとして活躍している人たちがずらり!
またジーニー役には前述の外部参加組以外にも、飯田洋輔さん(『美女と野獣』のビーストなど)、荒川務さん(『クレイジー・フォー・ユー』ボビー、『異国の丘』九重秀隆など)、道口瑞之さん(『ライオンキング』スカーなど)、阿久津 陽一郎さん(『アイーダ』ラダメスなど)等々、劇団四季を支えるベテラン勢が顔を並べています。
■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.1■
スティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作に、1994年に映画化された『ショーシャンクの空に』。
名作の呼び声高く、1995年のキネマ旬報洋画部門のベストワン、2009年「午前十時の映画祭」における人気投票では計100本の中で1位を獲得。
「生涯の1本」に挙げる人も多いのではないでしょうか。
その映画と同じ小説を原作にし、2009年にダブリンで初演され、その後ロンドンで上演された舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』。
ウェストエンドで大感動を巻き起こしたこの作品が、ついに日本で上演されます。
恐怖と暴力が支配するショーシャンク刑務所で、人間らしく生きるために、気の遠くなるほどの時間をかけ静かに戦い続けるアンディ・デュフレーン。
塀の外からあらゆる物を仕入れる"調達屋"レッド。
ふたりの囚人の友情、そして希望と絶望。
アンディに佐々木蔵之介、レッドに國村隼という演技派俳優をW主演に、男ばかり18人のキャストで描く濃密な心理劇です。
この物語を、繊細な世界観を紡ぎ出す白井演出がどう料理するのかも注目ポイント!
11月某日、本作の"顔寄せ"の取材をしてきました。
キャストのみならず、スタッフ・関係者が顔を揃える"顔寄せ"の現場はこんな雰囲気です。
キリスト教で神と司祭に仕える男の子=アルターボーイたちが、歌とダンスで福音を説き、迷える魂を浄化せんとボーイズグループを結成した!
崇高な使命のもと集まったメンバーは、新・旧約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、アブラハムに相当する名前を持つ、マシュー、マーク、ルーク、フアン、アブラハムの5人。
アイドルさながらに歌い踊り、客席から黄色い歓声を浴びる彼らのステージの傍らには、会場内の観客たちの"迷える魂"の数を表示する"ソウルセンサーDX12"。
アルターボーイズの目的は、彼らの歌と踊りとおしゃべりで、そのセンサーが指し示す数字をゼロにすること。
大盛り上がりのライブ会場に比例するようにセンサーの数はどんどん減っていくものの、次第に彼ら自身にも"迷い"があることが露見してきて...。
NY発、2005年にはベスト・オフ・ブロードウェイ賞を受賞したミュージカル『ALTAR BOYZ』。
会場全体を"アルターボーイズのライブ会場"という空間に見立てた中で、個性を爆発させ、キャッチーな歌とハイレベルなダンスで魅せていく美しい5人の男子の物語は日本でも熱狂的に受け入れられ、2009年の初演から始まり2010年、2012年と公演を重ねています。
再演を重ねるごとに様々な"チーム(5人組)"が登場してきましたが、2014年、新生BOYZが誕生!
今までオリジナルキャストに冠せられていた〈RED〉のチーム名を、大久保祥太郎、大山真志、川原一馬、法月康平、山下翔央の5名が背負います。
〈LEGEND〉チームの復活も発表され、2014年の『ALTAR BOYZ』も面白いことになりそう!
そんな新生BOYZから、フアン役・大久保祥太郎さん、ルーク役・川原一馬さん、マーク役・法月康平さんの3人に意気込みを伺ってきました。

大久保祥太郎&川原一馬&法月康平
INTERVIEW
――皆さん、『ALTAR BOYZ』という作品にはどんな印象を抱いていましたか?
法月「ずっと受け継がれている作品だということは知っていて、とにかく人気で、大勢の人に愛されている...という印象が強いです。本当にすごい人気だって聞いていたから、そこに新しいチームで入っていくということが怖かった。今も怖いです。それは、再演されていく作品には付きものなんだと思いますが」
川原「僕は相当な運動量と、歌唱スキルが問われる作品だなと感じています。そんな作品で、今までオリジナルキャストを中心としたチームが〈REDチーム〉と呼ばれてきた中で、今回僕たち若手チームが〈REDチーム〉として演じる。今回の"新生『ALTAR BOYZ』"という作品で、そこがすごく大事なことなんだろうなと。僕たち5人が、〈LEGENDチーム〉とはまた全然違った色の、若い力で魅せることが出来たらと思っています」
大久保「僕も同じことを言おうとしました! 〈LEGEND〉はオリジナルメンバーも多く、毎回やっていらっしゃる方々なので、比較もされると思うのですが、それに負けない、若いチームをみんなで作っていけたらと思います」
海に沈んだ豪華客船・タイタニック号の悲劇を描いたミュージカル『タイタニック』。
ビジュアル撮影風景を取材レポート、第2弾はLE VELVETSの佐藤隆紀さんが登場!
佐藤さんが演じるのは二等客、チャールズ・クラーク。
恋人であるキャロライン・ネビル(未来優希さん)との婚約が認められず、駆け落ちしてこの船に乗っている、そんな役どころです。
●佐藤隆紀 撮影風景レポート●
撮影はこんな感じで行われています。
ミュージカル『タイタニック』が来春、日本で上演されます。
音楽は『ナイン』『ファントム』など、日本でもよく知られているミュージカルを生み出しているモーリー・イェストン。
処女航海で海に沈んだ巨大豪華客船・タイタニック号の悲劇をイェストンの美麗な音楽で綴った本作は1997年にブロードウェイで上演されると、同年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む計5部門を受賞という大ヒットに。
世界で愛され、日本でも過去2回、上演されています。
『タイタニック』と言うとレオナルド・ディカプリオが主演した映画も有名ですが、このミュージカルでは、実際に乗船した実在の人物たちをモデルに、一等客の富裕層、中流階級の二等客、そして三等客の移民たち、さらには船員たち...と、様々な立場の乗客がどんな夢や希望を抱きタイタニック号に乗船し、散っていったのか。そんな人間ドラマが描かれています。
さらに今回の上演は、2013年にロンドンで上演され大きな話題となり、「2013年夏の最も入手困難なチケット」と称されたトム・サザーランドによる新演出版が早くも日本上陸...!
ということも注目ポイントです!
気になるキャストも先日ついに発表に。
期待も高まるこのミュージカル、げきぴあではビジュアル撮影風景を取材!
まず第一弾では ベルボーイ/ハートリー役、矢崎広さんの撮影の模様をお届けします。

●矢崎広 撮影風景レポート●
2役演じる矢崎さんですが、撮影の衣裳は「ベルボーイ」の扮装とのこと。
「動きはやりながら決めていきましょう」とデザイナーさんの言葉からスタートしました。
ベルボーイ矢崎さん、こんな感じです。
...きっとこのベルボーイ、よく働くに違いない!
大人気漫画『DEATH NOTE』が世界で初めてミュージカル化!
しかも音楽・脚本などをブロードウェイの一流のクリエイターが手掛け、日本から世界に発信していく一大プロジェクトになるという注目の作品になります。
名前を書いた人間を死なせることができる"死神のノート"を手に入れ、そのノートによって犯罪者を裁き、理想の世界を作ろうとする天才少年、夜神月(ライト)はミュージカル界を代表する若手スター、浦井健治、柿澤勇人のダブルキャスト。
そして"キラ"と崇められる月のことを追い詰めようとする名探偵、Lに扮するのは小池徹平。
ほかにも魅力的なキャストが揃います!
11月10日、この作品『デスノート THE MUSICAL』の製作発表が開催されました。
★ひと足先にお届けしましたニュース記事はコチラ
会見はまず、出来たてほやほやという劇中歌3曲の披露からスタート。
音楽を担当するのは、ブロードウェイの第一線で活躍する、フランク・ワイルドホーン。
ワイルドホーン作品は日本でも人気が高く、『ジキル&ハイド』『ルドルフ ザ・ラスト・キス』『スカーレット・ピンパーネル』『シラノ』『ボニー&クライド』etc、etcと様々な作品が上演されています。
♪『分岐点』浦井健治、柿澤勇人
月がデスノートの力を知り、理想の世界への強い思いと葛藤を歌うナンバーとのこと。
原作漫画にあるセリフそのままの歌詞が出てきたりして、これは...期待感が高まります!
浦井さんの表情が鬼気迫ってます。
すでに完成度高し、なダブル・ライト。
「僕は新世界の神だ」!
ミュージカル『モーツァルト!』、ついに11月8日、開幕しました!!
2002年の初演から数え、5演目の『モーツァルト!』。
私も早速拝見してきましたが、素晴らしい完成度の『モーツァルト!』です。魅せて、聴かせるキャストの皆さんの姿に、感嘆のひと言。今までにも何度も観ていますが、いつもにも増して密度の濃い時間を過ごした感覚で、3時間15分(休憩含)の上演時間があっという間に感じました。
本日は、初日直前に行われた囲み取材の様子をレポートします!
●帝劇開幕初日囲み取材レポート●
まずは皆さんから、ひと言ずつ意気込みが語られました。
ヴォルフガング・モーツァルト役・井上芳雄
「初演から数えると今回で5回目になりますが、相変わらず初日は緊張するなと思っています。今回のキャスト、スタッフでまた新たな『モーツァルト!』が出来ることをとても嬉しく思っています。頑張ります」
ヴォルフガング・モーツァルト役・山崎育三郎
「4年前に続いて2回目のヴォルフガングです。前回は本当に緊張で終わってしまったような感覚です。今回は4年経って、いろんな経験をさせていただいた今の自分ができるヴォルフガングというものを、全てを出しきって舞台に立ちたいと思います」
翌11月9日が初日だった山崎さん、会見には舞台衣裳ではない服装でのご登壇でしたが...
バッチリ"赤いコート"ですね!
『モーツァルト!』開幕! 初日囲み取材レポートの続きを読む