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十月花形歌舞伎「GOEMON」

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関西新人担当Aです。
大阪松竹座にて現在公演中の「十月花形歌舞伎」を観劇してきました。

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浦井健治主演、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』が9月18日、天王洲 銀河劇場にて開幕しました。
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原作は、日本でも販売部数300万部を超える、ダニエル・キイスによる大ヒットSF小説。
これをもとに、2006年に荻田浩一演出、浦井健治主演で上演され、大きな評判を呼んだ伝説のミュージカルの待望の再演です。

32歳になってもなお、幼児なみの知能しか持たない青年チャーリー・ゴードンが、白ネズミのアルジャーノンとともに臨床試験の被験者として脳の手術を受け、天才へと変貌していきますが...。
8年ぶりにチャーリィに挑む浦井さんは、繊細で純粋で、まさにチャーリィそのもの。
冒頭、「ぼくわかしこくなりたい」と話すキラキラとした瞳に胸が打たれます。
その後チャーリィは外科手術によって知能を得て、急激に天才となっていきますが、それに伴い歌声まで変化していく浦井さんの舞台人としての力量にも唸らされました。
またアルジャーノンを取り巻く人々の思惑や戸惑いや嫉妬、悔恨といった感情も丁寧に描かれていてやるせなく、それでいてどこかファンタジックな味わいもある、不思議なミュージカルになっています。
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開幕に際し、出演者の皆さんからのメッセージが届きました。


【チケットぴあニュース】
宝塚星組公演は、轟&柚希が魅せる濃厚な人間ドラマ


宝塚歌劇星組東京公演『The Lost Glory -美しき幻影-』『パッショネイト宝塚!』が9月5日、東京宝塚劇場で開幕した。トップコンビ柚希礼音、夢咲ねね率いる星組メンバーに加え、『The Lost~』では劇団理事でもある専科のスター・轟悠が特別出演で加わり、主演を務める。

『The Lost Glory -美しき幻影-』は、シェイクスピアの『オセロー』をモチーフとしたオリジナル作品。第一次世界大戦後の好景気に沸くニューヨークを舞台に、ギリシャ移民としてアメリカに渡り、建築王としてアメリカンドリームを実現させた男・オットー(轟)と、彼に復讐心を燃やす腹心のイヴァーノ(柚希)を中心に展開する骨太な物語だ。宝塚男役として究極の様式美を見せる轟と、ニヒルな笑みでライバルを陥れていく柚希、両スターが並び立ち、火花を散らすさまは見応え充分。轟の特別出演という特性を活かし、宝塚歌劇の本公演ではなかなか見ることのない、ディープな人間ドラマとなった。さらに、ブロードウェイをはじめ世界で活躍する国際的なコレオグラファー、グスタヴォ・ザジャックが振付を担当したきらびやかなダンスシーンが随所に挿入され、"狂乱のジャズエイジ"を描き出すとともに、宝塚らしい華やかさも堪能できる。
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また、『パッショネイト宝塚!』はラテンを題材としたショー。ダイナミックなダンスに定評のある柚希を中心に、星組のパッションが溢れる熱いステージになっている。中でもカポエイラを取り入れたシーンで見せる柚希のハイレベルで力強いダンスは必見だ。
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【げきぴあニュース】
劇団四季『マンマ・ミーア!』超特急リターン公演開幕!
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今年4月にデビュー40周年を迎えた、世界的ポップ・グループABBA。彼らのヒットソング22曲で構成するミュージカル『マンマ・ミーア!』が、9月2日(火)より四季劇場[秋]にて上演される。昨年12月から今年5月にかけ同劇場でロングラン上演されていた本作が、ファンの熱い要望に応え、早くも再登場だ。9月1日、その公開舞台稽古が行われた。
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日本初演となるブロードウェイ・ミュージカル[title of show]が8月1日、東京・シアタークリエで開幕した。人気若手ミュージカル俳優の浦井健治と柿澤勇人が初共演し、映画にドラマにと八面六臂の活躍を見せるコメディ界の雄・福田雄一が演出を手掛ける注目作だ。
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作品は2004年にNYの演劇フェスティバルで上演され評判となり、2006年にはオフ・ブロードウェイ、2008年からはブロードウェイで上演されたヒット作。自分たちのオリジナルミュージカルを3週間で作り上げ、フェスに応募しようとする青年ふたりと、彼らに協力する女性キャストふたりの奮闘を描くもの。作品の題材に悩んだ彼らは、自分たちがミュージカルを作る過程をそのまま物語にすることを思いつく。つまり、この作品は実話であり、ミュージカル制作の裏側を描いたバックステージものでもある。
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宝塚歌劇雪組東京公演『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』が8月1日、東京宝塚劇場にて開幕した。雪組トップコンビ、壮一帆と愛加あゆの退団公演。初日に先駆け同日取材に応じたふたりは、爽やかな"仲良しコンビ"らしく、笑顔いっぱいでラストステージへの意気込みを語った。

『一夢庵風流記 前田慶次』は隆慶一郎による人気小説を舞台化したもの。大名・前田利家の甥にあたり、天下の傾奇者として名を馳せた前田慶次の豪放磊落な生き様を描く。みどころのひとつは慶次の愛馬・松風。中に入る"足役"とともに歌舞伎で使用する馬を松竹から借りる。迫力たっぷりに躍動する馬を見事に乗りこなし、豪快な立ち回りもみせる壮は「乗馬経験もありますが、本物の馬とあまり変わらない。でも普通の馬より大きくて(視界が)高いので、最初乗った時は怖かったのですが、稽古を通して慣れました。(中の人も)楽しんでいるようで、松風の勢いも芝居も、どんどんヒートアップしています。私も松風に負けないように魅力満載で前田慶次を演じたい」と語り、本人も楽しんでいる様子。
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また、ショーの『My Dream TAKARAZUKA』はひとりひとりの人生にある夢をテーマにしたレビュー。宝塚歌劇100周年に相応しい、宝塚らしさ満載の内容だ。こちらは宇崎竜童と阿木燿子がメモリアルソングを提供していることも話題だが「お稽古場にもいらしていただいて、ご夫婦ですごく感動してくださったようです。宇崎先生は「宝塚に住みたい、とにかくみんな綺麗だ」と仰っていました(笑)。ご期待に添えるよう心をこめて一生懸命歌いたい」と壮。愛加も「毎日この場面で、壮さんを中心に雪組みんなで作り上げているというのを実感しています。壮さんと視線を交わすひとりひとりの表情もいい」と話した。
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この公演をもって宝塚を去るふたりだが、壮は今の心境を「退団公演ですが、常に意識しているのは次につなげるための公演であるということ。寂しさを感じることもありますが、みんなと一緒にいる時は、その一瞬一瞬を楽しむことが私にとってプラスになる。みんなとの時間をとことん楽しんで、舞台ではお客さまとのコミュニケーションを楽しんでいきたい」とあくまでも前向き。愛加も「こんなに夢がいっぱい溢れた舞台はほかにはない。壮さんとご一緒に卒業できることが本当に幸せ。この気持ちをお客さまに感謝とともにお届けできたら」と笑顔で話した。

宝塚歌劇雪組『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』東京公演は8月31日(日)まで上演。

===『一夢庵風流記 前田慶次』===
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===『My Dream TAKARAZUKA』===
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以上、「チケットぴあニュース」でもお伝えした記事ですが、げきぴあでは8月1日の初日前に行われた壮一帆&愛加あゆ 囲み取材の模様もお届けします!

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7月17日東京・シアタークリエで、村井良大、佐々木喜英が主演する舞台『マホロバ』が開幕した。激しいアクションと壮大なストーリー展開でスペクタクルな舞台を創り出し、現在、演劇界で熱い注目を集めている30-DELUXが2004年に上演し、そのクオリティの高さから幻の傑作と呼ばれた作品が、キャスト・演出を一新して10年ぶりに蘇る。


物語は太古の日本が舞台。騎馬と鉄器の国「キバツクニ」の侵略を受けた島国「倭国」で、死肉喰らいの野生児と呼ばれ見世物小屋で虐げられるザッパと、キバツクニの皇子ミズハ、ふたりの少年の友情と運命が、時代の動乱の中、翻弄されていく。彼らが倭国のどこかにあると信じる楽園「マホロバ」は本当にあるのだろうか...。
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ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が現在、東京・シアタークリエで上演中だ。若くして大金を手に入れた天才詐欺師と、それを追いかけるFBI捜査官の追跡劇を描いた物語。2011年にブロードウェイでミュージカル化され、日本ではこれが初演となる。
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スティーブン・スピルバーグが監督し、レオナルド・ディカプリオ&トム・ハンクスが出演したハリウッド映画でも知られるが、元は実際にあった話。主人公である詐欺師フランク・アバグネイル Jr.が鮮やかな手口で様々な職業に成りすましていく様子や、FBIの追跡から紙一重で逃れるスリルなど映画の面白さはそのまま舞台でも楽しめる。だが映画とはひと味違うのが、捜査員に追い詰められたフランクが自らの半生を語るという設定になっているため、作品全体が劇中劇のようになっている部分。その設定を存分に活かし、ショーアップさせた荻田浩一の演出が上手い。暗転がほとんど無く矢継ぎ早に変わっていくシーン展開や、ほとんどのナンバーでダンサーを登場させるきらびやかな演出などがめまいのような感覚を生み出し、観客もフランクの嘘に翻弄された気分になる。同時に、この実話を元にしたストーリーをあえて作り物めかすところに、演劇ならではの面白さも生まれた。
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宝塚歌劇宙組公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』の東京公演が6月20日、東京宝塚劇場にて開幕した。初日に先立ち19日には最終舞台稽古が報道陣向けに公開されるとともに、主人公オスカルを演じる宙組トップスター凰稀かなめ、トップ娘役実咲凜音が会見を開いた。
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池田理代子の人気漫画を原作にし、いまや宝塚歌劇の代名詞となった『ベルサイユのばら』。この名作が劇団創立100周年であり、初演から40年目の節目の年に堂々の登場だ。宝塚歌劇はこれまでに『オスカルとアンドレ編』『フェルゼン編』など様々なバージョンで上演を繰り返しているが、今回は男装の麗人オスカルを主人公にした『オスカル編』。オスカルに扮する凰稀はその美しいビジュアルを存分に活かすとともに、フランス革命の動乱の中、鮮やかに生きたオスカルの一生を情感たっぷりに繊細かつ力強く演じ、これぞ決定版と言えるオスカル像を作り上げた。作品的にもオスカルの誕生シーンなど新たなシーンも追加されるなど、見どころ満載。宝塚の伝統たる"ベルばら"の良さは存分に見せながらも、洒落たフィナーレナンバーなど新鮮さもあり、歌劇団100周年に相応しい一作となっている。
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帝国劇場にてミュージカル『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』が上演中だ。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画『天使にラブ・ソングを...』をもとにミュージカル化された本作は、2009年にロンドンで初演。日本にはこれが初上陸となる。
映画でウーピーが演じたヒロイン、デロリスは瀬奈じゅんと森公美子のWキャスト。瀬奈デロリス版を観劇したレポートを記す。
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スターになりたい!と思いつつもパっとしない黒人クラブ歌手デロリス。彼女はある日、恋人であるギャングのボス・カーティスが仲間を殺害する現場を目撃してしまう。警察に逃げ込み、そこで再会した幼なじみの警官エディの指示のもと、身を隠すために行った場所はなんと厳格な修道院。清く慎ましい修道女たちとは正反対、俗っぽさ全開であけっぴろげのデロリスは、その窮屈な生活にうんざり。修道院の空気を乱す彼女に、修道院長は聖歌隊の活動以外を禁じる。ただしその聖歌隊、声も弱々しければ音も外しまくり、なんともひどいもの。デロリスはクラブで鍛えた歌唱力を活かし、聖歌隊を指導していくが...。
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