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■『リトル・ナイト・ミュージック』特集vol.5■


ミュージカル界の大巨匠スティーヴン・ソンドハイムの最高傑作と称されるミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』 が4月に上演されます。

19世紀末のスウェーデンを舞台に、大女優と元カレ、年の差夫婦、年下の義母へ恋する息子、愛人の浮気を本妻に調べさせる旦那......などなど、様々な恋と思惑が入り乱れるラブ・コメディ。

主役である大女優デジレは、エリザベス・テイラーをはじめ、ジュディ・デンチ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズといった名だたる女優たちが演じてきた役。

劇中デジレが歌う『ピエロたちの喜劇(Send in the Clowns)』は多くの女優たちに愛され、歌われてきた名曲です。

このデジレに今回、日本が誇る大女優・大竹しのぶが挑みます!
大竹さんに作品について、役柄について等々、お話を伺ってきました。

 

 ◆大竹しのぶ INTERVIEW ◆

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●「夢みたいに面白おかしい中に、人間の本質を突く辛辣さがあるところが魅力」


――大竹さんにとって、『スウィーニー・トッド』以来2作目のソンドハイム作品になります。まずは今回、ご出演を決められた理由をお聞かせいただけますか?

「『スウィーニー~』をやっている時に、共演の市村(正親)さんが『リトル・ナイト・ミュージック』のデジレをやったほうがいいよ、と言ってくださったんです。その時の私は、作品のことを知らなかったんですね、観たこともなかったですし。でも色々と調べてみたら、デジレはジュディ・デンチをはじめ素晴らしい女優さんたちがやってこられた役だと分かって、音楽もすごく素敵ですし、できたらいいなと夢見るようになりました」


――そんな時に、ちょうどオファーが?

「というか、市村さんが「しのぶちゃんで『リトル・ナイト~』を」って、もうことあるごとに言ってくださっていたので(笑)、それを聞いたプロデューサーの方々が実現してくださったのだと思います。...市村さん、自分が出るわけでもないのに(笑)。「僕の役はないし、僕も忙しいからね!」って、私の出演だけを勧めてくださいました(笑)」


――大竹さん、そして市村さんの夢が叶ってのご出演なのですね(笑)。稽古が始まった今あらためて、この作品のどんなところに魅力を感じていらっしゃいますか?

「夢みたいに面白おかしい中に、どこか辛辣さがあるところが、やっぱりソンドハイム作品だなあって思います。誰もが孤独を抱えているとか、若さというのはすごくキラキラしたものであるとか...描かれていることが、人間の本質を突いているんですよね。日が沈みかけて、太陽と月が一緒に出ている夕暮れ時なのか、それとも星がそろそろ出てきたのか、そういうワケの分からない感じの時間に起こる出来事ですが(笑)、音楽と詞を聴いているとイメージがどんどん膨らんで、「人生にもこういうことっていっぱいあるな」と思えてくるんです。マリアが今、そんな世界を具体的にするような演出をつけてくれているから、私たちがちゃんとその通りにやれば、きっとすごく素敵なミュージカルになると思います」
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■ミュージカル『1789』2018年版特集vol.3■

ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』、稽古場レポートの後半です!
3月上旬、まだ全体稽古が始まったばかりでしたが、非常にテンポよく進んでいく稽古場でした。1789_2018_03_01_1421.JPG1789_2018_03_02_1389.JPG
稽古場レポート、前半はコチラ→★

王妃を助けるためとはいえ、関係のない無実のロナンを投獄させてしまったオランプは、彼を救出しようと動き出します。

一方で王弟アルトワ伯は、事件の真相――本当は王妃マリー・アントワネットと、その愛人のフェルゼンが逢引きしていた――に薄々感付き、オランプを問い詰めます。


オランプ(Wキャスト)神田沙也加さん1789_2018_03_51_1320.JPG
オランプ(Wキャスト)夢咲ねねさん1789_2018_03_12_1417.JPG

オランプは仕える国王一家への忠誠心がありながらも、人としての善悪の判断はしっかり持っている聡明な女性。
神田さんも夢咲さんも、可憐さの中にその聡明さをきちんと作り出しています。

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■『リトル・ナイト・ミュージック』特集vol.4■


ミュージカル界の大巨匠スティーヴン・ソンドハイムの最高傑作と称されるミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』 が4月に上演されます。

19世紀末のスウェーデンを舞台に、年の差夫婦、大女優と元カレ、年下の義母へ恋する息子、愛人の浮気を本妻に調べさせる旦那......などなど、様々な恋と思惑が入り乱れるラブ・コメディ。

主役の大女優デジレに大竹しのぶ、その昔の恋人である弁護士フレデリックは風間杜夫
この、焼けぼっくいに火がつきそうな元カップルを中心に、様々な恋愛模様が入り乱れていくことになりますが......。

フレデリックを演じる風間杜夫さんにお話を伺ってきました。

大竹さんと風間さん、ともに映像のみならず舞台も多数ご出演されているベテラン俳優ですが、意外なことに共演は27年ぶり、舞台に限って言えば初共演とのこと!
作品や役柄について、そして大竹さんとの共演についてなど、たっぷりお話いただいています。
  

 ◆風間杜夫 INTERVIEW ◆

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●吉幾三とソンドハイムには共通点がある?

――ミュージカル初挑戦ということで、今なぜこのオファーを受けられたかをまずはお聞かせください。

「まずは、僕は師匠のつかこうへいに「日本で一番踊ってはいけない役者」と言われていたわけですけど(笑)、今回は踊らなくてもいいっていうことがひとつ。それから、今回のプロデューサーとは一緒にカラオケをしたことがあって、だいたい僕は吉幾三先生の演歌を歌うんだけど、その歌い方でいいと言われたんですよ。それなら、しのぶちゃんと久々に共演できるのも嬉しいし、やってみようかなと。そんな軽い気持ちで受けたから、今「騙された!」と思ってますよ。吉幾三先生とソンドハイムのどこに共通点があるんだ!ってね(笑)。最初から楽曲を聴いていたら、絶っ対に引き受けてなかったと思います。ははは!」


――踊らなくて良かったはずが、ワルツのシーンもあるとか...?

「そうなんですよ。ワルツの稽古を1時間もやるともう足がつっちゃって、昔買った自動按摩器で毎日ウイーンウイーンって揉まなきゃ稽古場に来られない状況です。もう本当に、満身創痍だね(笑)」


――大竹さんとの共演も決め手のひとつだったとのことですが、27年ぶりに一緒の現場で過ごされてみて、あらためてどんな印象をお持ちですか?

「27年前に映画で共演した時は、僕は30代で、しのぶちゃんは20代。待ち時間になると、ふたりして控室でダラダラゴロゴロしてたことを思い出します。そこはふたりとも、未だに変わっていなくてね(笑)。この間も、しのぶちゃんがソファでゴロっとしながらストレッチをしてたから、「本当はただゴロっとしたいだけなのに、それだと何か言われるかもしれないと思ってストレッチする振りをしてるんでしょ?」って言ったら、「どうして分かるの?」「そんなのお見通しですよ」って(笑)。でも、休憩中はそんな感じなのに、芝居となるとやっぱりすごい。昔も今も、一緒に芝居をするのが楽しい女優さんですね」


――特にどんなところにすごさを感じられるのでしょう。

「立ち稽古の初日から、もちろんセリフは全部入ってますし、すでにデジレっていう女性の目になってるんですよ。パッとスイッチが入った時の芝居の光り方というかね、そういう天才的なところは、若い頃から変わっていないと思います。加えて今は風格も出て、カンパニーをまとめるパワーも持っている。まあそれは、順番的なこともあるのかもしれないですけどね。上の先輩がだんだんいなくなって、最近では僕なんかも"演劇界の重鎮"とか言われちゃってますから。冗談じゃないよ、まだまだチンピラだよって言いたいですよ(笑)」
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■ミュージカル『1789』2018年版特集vol.2■


待望の再演となるミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』顔寄せに続き、稽古場も取材してきました。
そのレポートをお届けします。1789_2018_02_01_1306.JPG

この日の稽古場で最初にあたっていたシーンは、バスティーユ監獄のシーン。
バスティーユといえば、この物語の舞台であるフランス革命前夜の時代には主に政治犯が収容されていた場所。
その彼らを解放しようと市民たちが襲撃した事件、「バスティーユ襲撃」といえばフランス革命の始まりであり、バスティーユ監獄はフランス革命の象徴的アイコンです。

物語の主人公・ロナンは、王妃マリー・アントワネットとその愛人フェルゼン伯の逢引きに遭遇。
王妃の侍女オランプのとっさの機転で、やってきた秘密警察から王妃は逃げることが出来たものの、その騒ぎにまきこまれたロナンはたまたま革命派が印刷したビラを持っていたことから、捕えられ監獄へ入れられてしまったのです。

ロナン(Wキャスト)小池徹平さん1789_2018_02_11_1300.JPG
ロナン(Wキャスト)加藤和樹さん1789_2018_02_12_1327.JPG

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■『リトル・ナイト・ミュージック』特集vol.3■


ミュージカル界の大巨匠スティーヴン・ソンドハイムの最高傑作と称されるミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』 が4月に上演されます。

19世紀末のスウェーデンを舞台に、大女優と元カレ、年の差夫婦、年下の義母へ恋する息子、愛人の浮気を本妻に調べさせる旦那......などなど、様々な恋と思惑が入り乱れるラブ・コメディ
主役の大女優デジレに大竹しのぶ、その昔の恋人フレデリックに風間杜夫という、ベテラン俳優の豪華共演も話題です。

3月某日、この物語に出演する蓮佛美沙子さん、安蘭けいさん、栗原英雄さん、ウエンツ瑛士さんの4人にお話を伺ってきました!

蓮佛さんはフレデリックの若妻・18歳のアンLNM2018_03_01_2177.JPG
ウエンツさんはフレデリックの息子である "憂鬱そうな" ヘンリックLNM2018_03_04_0495.JPG
栗原さんはデジレの現在の恋人で "脳味噌は豆粒" と言われてしまうカールマグナス伯爵LNM2018_03_03_0393.JPG
安蘭さんは伯爵の妻であり、アンのクラスメイトの姉でもあるシャーロット
...を、演じます。
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蓮佛美沙子安蘭けい栗原英雄ウエンツ瑛士
INTERVIEW

――『リトル・ナイト・ミュージック』出演の経緯や、出演の決め手となった点などを教えてください。

蓮佛「私は今回初舞台です。2年ぐらい前から舞台をやってみたいなと思っていたんですが、大竹(しのぶ)さんが主演と聞いた瞬間に「やる!」と言ってしまって」

栗原「初舞台、初ミュージカルがソンドハイム! よくチョイスしたなと思う」

蓮佛「選んだつもりはないんです(苦笑)。決め手は大竹さんでした。周りの監督さんとかから「一緒にやってみるといいよ、すごいよ」というお話を伺っていて、同じ空間でお芝居をしてみたいとずっと思っていた女優さんだったので。そうしたら、実はミュージカルだということを後から聞いて、「すごいのを『やる!』って言っちゃった......。でもなんで私にオファーが来たんだろ?」みたいなスタートでした(笑)」

ウエンツ「実際、大竹さんはどう? すごい?」

蓮佛「意外と一緒の空間にいるシーンがなくて......」

ウエンツ「じゃあ、意外とすごくもない?」

蓮佛「そうじゃなくて(笑)! 私が言うのも大変おこがましい話ですけど、やっぱり圧倒されるようなオーラがあります。役に入る瞬間の袖でのオーラの切り替わりだとか、具体的に言葉で表現するのは難しいんですけど、"なんかすごいものを見れちゃっている感" はひしひしと感じています」LNM2018_03_01_2156.jpg

ウエンツ「僕は2、3年前からこの時期にこの作品が上演されるというのは知っていたので、参考になるようなものをいろいろ観たりしていました。一番惹かれたのは、マリア(・フリードマン)が演出っていうこと。マリアについてもいろいろ調べたんです。ジョン・ケアードさんに「彼女は素晴らしいから絶対演出を受けて!」って言われたりもしました。もちろん作品や共演者も重要ですけど、そういう方に演出してもらう機会ってめったにないので、そこが一番にありました」

蓮佛「海外の演出家さんは初めてですか?」

ウエンツ「そう。でも海外のスタッフの方は急に来日できなくなったり、なんてこともあるらしいから、「本当に来てくれるかな」って、蓋を開けるまでドキドキしていたんだけど」

安蘭「私も蓮ちゃん(=蓮佛)と一緒で「大竹さんとならこのミュージカルをやってみたい!」と、出演を決めました。この作品の『Send in the Clowns』という曲は昔から知っていて、すごくいい曲なので自分のコンサートでも歌っていたんです。大竹さんの歌声で、お芝居の中で聴けるのもすごく勉強になるなと思ったし。それに私が演じるシャーロットの曲もすごくいいんですよ」

栗原「すーごくいい!」

安蘭「ソンドハイムの曲ってとにかく全部難しくて、1回聴いて耳に残る曲ってなかなかないんですけど、『Send~』とか私の歌う曲は中でもメロディアスで、聴いてすぐに「いい曲だな」と残る曲だと思います」

栗原「(小声で)お上手だからですよ......」

安蘭「大きな声で言って!」

栗原「(笑)。僕は去年『不信』という舞台をやっているときにお話をいただきました。最初どの役かわからなかったんだけど、カールマグナスと聞いて、劇団四季が日本で最初にこの作品を上演したときに鹿賀(丈史)さんがなさった役だなと。役のイメージはわかったんだけど、途中で「待てよ、ソンドハイムだ!」と気づいたとき、マネージャーに「ちょっと考えさせて」って言ったんです。でもそれから顔ぶれがだんだんわかってきて、大竹さんと風間(杜夫)さんが出演されると。このおふたりというと、僕は『青春かけおち篇』(1987年公開)という映画が印象的なんですよね。役者としては、自分も現場に参加して、憧れていた人と芝居のキャッチボールができたら楽しいだろうなって。だから多少のリスクは努力でどうにかして、これはやるべきだなと思ったんです。それでもソンドハイムはやっぱり難しいですけど(苦笑)」
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■『リトル・ナイト・ミュージック』特集vol.2■


ミュージカル界の大巨匠スティーヴン・ソンドハイムの最高傑作と称されるミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』
4月の公演に向けて現在カンパニーは絶賛お稽古中ですが、3月18日、その稽古場の一端が報道陣に公開されました。LNM2018_02_00_2476.JPG

物語は、19世紀末のスウェーデンを舞台に、大女優デジレ(大竹しのぶ)とその昔の恋人フレデリック(風間杜夫)、フレデリックの若き妻アン(蓮佛美沙子)、フレデリックの息子で義母に恋しているヘンリック(ウエンツ瑛士)を軸に、さまざまな恋の鞘当て、ボタンの掛け違い、恋人たちの思惑が絡み合うラブ・コメディ。

夏は白夜で陽が沈まず、冬は一日中暗いというスウェーデンの独特の気候の中、恋に喜び恋に悩む彼ら彼女らの行き着く先は......。


さて、この日披露されたのは1幕ラストの『田舎でウィークエンド』
登場人物全員が出てくる、1幕の幕切れに相応しいビッグナンバーです。
『レ・ミゼラブル』だったら『ワン・デイ・モア』、『ウエストサイド物語』だったら『クインテット』ってところでしょうか!

「田舎」とはデジレの実家、アームフェルト家のこと。
ここではデジレの母であるマダム・アームフェルトと、デジレの娘・フレデリカが暮らしています。
デジレは女優で各地を飛び回っているから、娘を自分の母親に預けている、といった形。

マダムは木野花さん、フレデリカはトミタ栞さん。執事のフリード安崎求さん)もいますね。LNM2018_02_10_2045.JPG

そこにデジレ大竹しのぶさんが帰ってきました。LNM2018_02_11_2105.JPG
マダムは奔放なわが子に苦言を呈していますが、フレデリカは久々に会ったお母さんのことが大好きな様子。
いい笑顔!LNM2018_02_12_2270.JPG

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■ミュージカル『1789』2018年版特集vol.1■


フランス生まれ、日本では2015年に宝塚歌劇団で初演され、翌2016年には東宝版として新たに上演されたセンセーショナルなミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』
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『ベルサイユのばら』や『レ・ミゼラブル』など、ミュージカルではお馴染みの「フランス革命」を時代背景に、打ち込みなども多用された斬新なサウンド、ファッションショーのような美しい衣裳、迫力の演出と、今までのミュージカルの価値観を破り「革命を起こした」と呼ばれるこの作品。

多くの熱狂的なファンも獲得し、初演ではチケットが完売となったことも、記憶に新しいです。
そんな本作が、2年ぶりに帝国劇場に帰ってきます!

初演時もその創作過程を追ったげきぴあ、今回も3月上旬の某日、キャスト・スタッフが一堂に会する「顔寄せ」の場を取材しました。
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【『1789』2016年公演バックナンバー】

# 製作発表レポート速報
# 製作発表レポート詳報
# 神田沙也加ロングインタビュー
# 加藤和樹 インタビュー
# 顔寄せレポート
# 稽古場レポート Part1
# 稽古場レポート Part2
# 初日前会見レポート

【『1789』2018年公演バックナンバー】

# 製作発表レポート


メインキャストでは2名がニューフェイスに。
そのほかは、好評だったオリジナルキャストが再集結!

主人公のロナンはWキャスト。
こちらは小池徹平さんIMG_1239.JPG

こちらは加藤和樹さんです。02加藤和樹_1187.JPG

ロナンは農夫ですが、父を貴族に殺されたことがきっかけで、革命運動に身を投じていきます。
俳優として、タイプも印象も異なる小池さんと加藤さんのダブルキャストは、初演時にも話題でした。ぜひ両ロナン、見比べて欲しい!

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今月末に幕を開けるミュージカル『Romale ~ロマを生き抜いた女 カルメン~』
カルメンといえばビゼーのオペラでも有名ですが、今回はメリメの小説『カルメン』を原作に、演出・振付の謝珠栄が彼女ならではの視点で描き出す、魔性の女と呼ばれたひとりの女性の物語。

主役のカルメンを、元宝塚歌劇団トップ娘役であり、宝塚時代にもカルメン役(1999年『激情-ホセとカルメン-』)を好演した花總まりが扮することも話題です。

稽古が本格スタートしたばかりの2月中旬某日、ともにカルメンに翻弄される男性を演じるホセ役の松下優也さんと、ローレンス役の太田基裕さんにお話を伺いました。
 

松下優也太田基裕 インタビュー ◆

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● 原作小説やオペラの知識がなくても、楽しめます!



―― 今回のミュージカル『Romale』は、有名なカルメンの物語を下敷きにしています。オペラなどでカルメンはとても有名ですが、今回はオリジナル要素も強い、新しいカルメンの物語ですね。

太田「僕、もともとのカルメンの物語、あんまり知らなかったんですよ。お話をいただいて調べたのですが、僕の演じるローレンスは、色々検索しても出てこないから、今回のオリジナルのキャラクターなんだろうな、って思いました」

松下「俺もそんなに知らなかったです。名前を知ってるくらい。有名なのってなんなんだろう、やっぱり『闘牛士の歌』とか? ......けっこう、イメージはあるけれど詳しくは知らない、って人が多いんじゃないかな」

太田「でも、台本はすごく読みやすかった」

松下「うん、すごく読みやすいし、わかりやすい」

太田「だからお客さんも原作小説や、有名なオペラの知識がなくても、楽しめると思います」

松下「そうだね。まぁ、原作とは少し違うお話になっているのかもしれないけれど、これだけ長いあいだ(メリメが小説として発表したのは1845年)、世界で愛され続けている理由はあるんだろうな、って思いました。ストーリーとしては意外とシンプルですし......」

太田「今回のミュージカル版は、展開も「どうなるんだろう」と思わせつつ、最後はきれいに着地していますよ」


―― おふたりが演じる役柄について、教えてください。松下さんが演じるのが、ホセですね。

松下「僕が演じるホセは、あることがきっかけで自分が生まれ育った故郷から離れなければいけなくなってしまいます。その後軍隊に入り、そこで出会ったロマ族のカルメンに恋をします。それまでは真面目に軍人としてやってきたのですが、カルメンと出会ってから、どんどん堕ちていってしまう......。そんな男です。ホセ自身は貴族なのですが、そんなに上の階級ではなく、さらにバスク地方出身。謝先生によると、バスク地方というのは今も民族性が強く、だから結構、(スペインの社会の中ではマイノリティであり)みんなと違う部分もあるというのが重要な部分かな」


―― そして太田さんが、ローレンス。

太田「イギリスの貴族です。たぶん身分的には相当上の方。カルメンに翻弄される男のひとりです。彼も、カルメンには何かある(自分を単純に愛しているとは思っていない)、とわかっているんですが、"恋は盲目" ではありませんが、彼女を愛してしまう。そういう、嫉妬の感情が面白いですね」


―― おふたりは、以前にも共演があるんですよね?

松下「そうです、『黒執事-地に燃えるリコリス-』(2014年)という作品で一緒でした。でもその時は、そんなにたくさん喋ったりはしなかったですよね」

太田「絡むシーンもあまりなかったですし......」

松下「そうそう。でも今回、なんだか一番距離が近い気がします。だって共演の皆さん、ミュージカルをガッツリやっている方たちだし、キャリア的にも経験豊富でしょう......」


―― お互い、なんと呼んでいるんですか?

松下「俺はもっくんです」

太田「俺は...... 優也くん、かな?」

松下「もっくんって、"もっくん" 以外、呼ばれることあるんですか?」

太田「......ないね」

松下「(笑)!ですよね。」

太田「だってもう、自分で「もっくんって呼んでください」って言っちゃってるもん(笑)」
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■『リトル・ナイト・ミュージック』特集vol.1■


『ウエストサイド物語』の作詞や『太平洋序曲』 『スウィーニー・トッド』の作詞・作曲などを手掛け、アメリカ演劇界最高峰の栄誉トニー賞をこれまで8度受賞しているミュージカル界の大巨匠スティーヴン・ソンドハイム
その巨匠の最高傑作と称される ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』が、4月に上演されます。

主役の大女優デジレに大竹しのぶ、その昔の恋人フレデリックに風間杜夫という豪華共演で実現する今回の上演、その稽古場にいち早く潜入してきました!
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物語の舞台は19世紀末のスウェーデン。
恋多き大女優デジレと、その昔の恋人である中年弁護士フレデリックを中心に、3つの家族、数組のカップルの恋が入り乱れるラブ・コメディです。

この日は全員揃っての「歌入り本読み」が行われるということで、それまで個々、歌パートの練習などを重ねてきたキャストさんたちが、全員であわせる初めての場。
作品の全体像が立ち上がる瞬間です。

全員が顔を揃えるのが初とあって、簡単に出演者・スタッフの紹介があり、演出のマリア・フリードマンさんからの挨拶もありました。

マリアさん、数々の受賞歴を誇るイギリスの大女優です。特に『パッション』『ラグタイム』ではオリジナルキャストとして、ローレンス・オリビエ賞の主演女優賞を受賞しています。
そしてかつて『リトル・ナイト・ミュージック』にも出演しています。LNM2018_01_05_00143.JPG

そのマリアさん、出演者の皆さんに向かって「本当に美しいキャスティングだなと感動しています。ここから数週間、皆さんとご一緒するのが楽しみ。最終的に美しい作品になっていくだろうと確信しています」と話しました。

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いまや日本ミュージカル界に欠かせない存在である藤岡正明
今年も『ジャージー・ボーイズ』イン コンサート『不徳の伴侶』『タイタニック』と出演作が次々と発表になっています。fujioka08 15th_1447.jpg

藤岡さんにそれぞれの作品について、そして、俳優として、ミュージシャンとして......様々なお話を伺ってきました!

今回は【後編】として、『不徳の伴侶』『タイタニック』、そしてTV番組『カラオケ☆バトル』のお話までお聞きしています。

★『ジャージー・ボーイズ』イン コンサートや、ご自身のライブツアーについて語った前編はコチラ★



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●朗読ミュージカル『不徳の伴侶 infelicity』(5/29~6/3 東京)


―― 『ジャージー・ボーイズ』イン コンサートのあとは、『不徳の伴侶』が5・6月にありますね。作・演出を荻田浩一さんが担当される作品です。

「僕、荻田さんの演出作に再演から参加したり、ミュージカルコンサートでご一緒したりはしているので、厳密に "お初" ではないのですが、イチから芝居を作り上げる現場でガッツリまともに向き合ったことが、実はないんです。もともと荻田さんのことはよく知っていて......まぁ、主に飲みの席で、なんですが(笑)。ただ、そのコンサートの演出で少しだけ触れた演出家としての荻田さんは、ちょっと怖いと思うくらいの真面目な目をしていました。言葉も、普段は柔らかい方なのに、違うものは違うとハッキリ言う。荻田さんが思い描くビジョンが、佇まいから伝わってくるんです。ですので、"荻田さんとガッツリ演劇をやりたい!" という気持ちですね」


―― 特に今回の作品は荻田さんの「自主公演」ですので、こだわりもひとしおではないかと想像しています。

「そうなんですよ、荻田さんが10年温めてきた題材だそうです。普段、とても大きな劇場などでもたくさん演出をしている方ですが、今回はこういった小劇場(赤坂RED/THEATERの座席数は200弱)。変な話、ここでお金儲けをしようとかじゃないですよね。この作品は、荻田浩一の情熱でしかない!ってことです。その情熱に、僕も乗りたいな、と思いました。まだ稽古も先ですが、面白くなるといいなと思っていますし、そういうものを、僕も欲しているのかも」


―― そういうもの、とは、商業的なあれこれを抜きにして良い作品を、という?

「そう、やりがいが見出せる作品。もちろんお金を稼ぐことも重要ですが、自分自身が夢を見ていたいなと思うんです。やっぱりこの仕事が好きでやっているから。そこに情熱を120パーセント注ぎこめたら、生きてる心地がするんだろうなって思って」

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