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■『RENT』2017年 vol.6■


 

ミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!

20世紀末のNYを舞台に、セクシャルマイノリティー、HIVポジティブ、貧困、麻薬中毒...様々な現代的な悩みを抱えながらも、夢に向かって生きている若者たちの姿を描いたこのミュージカル。
ジョナサン・ラーソンの作った楽曲も名曲揃いで、世界中で愛され続けている作品です。

熱狂的なファンが多いことでも知られ、その熱いファンのことは"RENTヘッズ"と呼ばれていますが、今回・2017年版の製作発表の場で、自らのことをRENTヘッズだと告白したのが、コリンズ役の光永泰一朗さん
曰く「好きすぎて、ちょっとウザイところもある」そうなのですが...。

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でしたら、そのRENT愛を語ってもらおう!と、お話を伺ってきました。
作品との出会いから、演じるコリンズについて、現在の心境、RENTについてマニアックな愛すべきポイントまで...ロング・ロングインタビューとなりましたが、たっぷりどうぞ!
 

◆ 光永泰一朗 INTERVIEW ◆

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●1998年の日本初演時に、アルバイトで...


―― 会見でご自分のことを「RENTヘッズ」だと仰っていましたね。

「いまだにあれは言わない方がよかったのではと思っています(苦笑)。『RENT』が好きすぎて皆さんに引かれるんじゃないかと...」


―― いやいや、ぜひそのRENT愛を語って頂きたいです。日本初演の際に『RENT』のチラシを配るアルバイトをしていたと仰っていました。その報酬として、NYに『RENT』を実際に観に行ったとも。なぜそんなバイトを?

「1998年に『Breakthrough Musical RENT』というタイトルで上演された際、当時の僕は大学生で、僕の親友が...制作会社だったか、広告代理店かもしれませんが、そこの方と友だちだったんです。で、『RENT』というミュージカルを日本に持ってくる、ついては戦略的な展開のために意見を聞きたいということで、最初に座談会のような場に行ったんです。僕も音楽をやっていましたし、きっと登場人物たちと同世代の若者のナマの意見をききたい、ってことだったと思うのですが」


―― ああ、なるほど。単なるチラシ配りのアルバイトではなくて、作品関連のお仕事の一環としてチラシも配ったんですね。

「そうです、そうです。で、意見を色々と言ったりしていくうちに、ビラ配り等々も手伝ってくれ、と。バイト代は出ないけれど、その代わりにNYまで『RENT』を観に行かせてやるから、という流れです。弾丸で3泊でNYに行き、オリジナルキャストの公演を観ました。一応、取材という名目でいったので「ライフカフェ」とかにも行って、写真を撮ってきたりもしました」RENT2017-06_02_0910.JPG

『RENT』稽古場レポート Part3

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■『RENT』2017年 vol.5■

 

世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!
その稽古場レポート、第3弾をお届けします。

 

※稽古場レポート Part1→
※稽古場レポート Part2→


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今回は『Tango Maureen』『Out Tonight』『Another Day』『I'll Cover You』のシーンをメインにご紹介します。

マーク=村井良大さんが「生きて帰れるか...」と向かった先は。RENT2017-05_11_1217.JPG
ジョアンヌ=宮本美季さんのところ。ジョアンヌは、恋人であるモーリーンのパフォーマンス会場の設営中。...ですが、トラブル発生。RENT2017-05_12_1064.JPG

ジョアンヌはモーリーンの現・恋人、
マークはモーリーンの元・恋人、
ということで微妙な関係性のふたりが、モーリーンについて歌い上げるのが、『Tango Maureen』
張り合いながらも分り合える部分があるようで...。RENT2017-05_13_1231.JPG

『RENT』稽古場レポート Part2

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■『RENT』2017年 vol.4■

世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!
その稽古場レポート、第2弾をお届けします。_RENT2017-04_02_1113.JPG
※稽古場レポート Part1→


ダブルキャストの役柄は、堂珍嘉邦さん(ロジャー)、ジェニファーさん(ミミ)、平間壮一さん(エンジェル)、上木彩矢さん(モーリーン)

第1弾に続き「バンド合わせ」のレポートですが、今回は『Light My Candle』のシーンと、『Today For You』、そして『Take Me Or Leave Me』のシーンを中心にご紹介。

『Light My Candle』は、前回ご紹介した『One Song Glory』のシーンのあと、ロフトに引きこもっているロジャーのもとに、上階に住む少女ミミが「火を貸して」とやってくる場面。
ミミが火を欲しがるのには、理由があるようで...。
ミミ=ジェニファーさん。2008年からミミを演じているジェニファーさん、ミミそのものですね。
ロジャーは堂珍嘉邦さん。
ミミとロジャーの駆け引きにご注目を。IMG_0935.JPG

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『RENT』稽古場レポート Part1

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■『RENT』2017年 vol.3■


世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!RENT2017-03_02_1045_.JPG

製作発表レポート
マーク役 村井良大さんロングインタビュー


20世紀末のNYを舞台に、セクシャルマイノリティー、HIVポジティブ、貧困、麻薬中毒...様々な現代的な悩みを抱えながらも、夢に向かって生きている若者たちの姿を描いたこの作品。
ジョナサン・ラーソンの作った楽曲も名曲揃いです。


2012年、2015年とも連載形式で公演を追ったげきぴあ、今年もやります!
6月某日、稽古場を取材してきました。


この日の稽古場は「バンド合わせ」が行われていました。
それまで「稽古場ピアノ」と一緒に稽古を重ねてきたキャストが、実際のバンドと音を合わせる場です。ミュージカルの稽古場では、たいてい、稽古終盤のタイミングでこの作業が入ってきます。

その模様を、シーン抜粋ですが、数回に分けてレポートします。
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音楽の調整が主眼ですので、多くの作品では動きは付けず、オーケストラやバンドと歌をあわせるのみの作業であることが多いのですが...
今回の『RENT』では、ステージング付きで、音あわせをしていくようです!

※参考:他の作品での「オケ合わせ」はこんな感じでした→

稽古場には本番同様のセットが組まれています。
そして、バンドさんも舞台セット上に!RENT2017-03_05_0911.JPG


最初に「普通は1曲ずつ合わせていくのですが、数シーンまとめてやっていきます」「集中してやりましょう」「(一部ダブルキャストのため)今日やらない人も、明日やりますので、バンドの音をしっかり聴いて、歌う準備をしておいてください」といった説明が。

なお、ダブルキャストの役柄は、この日は堂珍嘉邦さん(ロジャー)、ジェニファーさん(ミミ)、平間壮一さん(エンジェル)、上木彩矢さん(モーリーン)


いくつかの場面の小返しを経て、冒頭の『Tune Up #A』からバンド合わせは始まりました。


映像作家であるマーク=村井良大さんのセリフから始まるこの作品ですが、音合わせですので、最初のセリフのみの部分はちょっと省略。
きっかけのセリフからの、「♪ December 24th. New York...」RENT2017-03_06_1030.JPG


マークはルームメイトのロジャーをはじめ、仲間たちの日常をフィルムに収めています。
ロジャー=堂珍嘉邦さんRENT2017-03_07_1032.JPG

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2015年に日本でワールドプレミアの幕をあけ話題となった『デスノート THE MUSICAL』の待望の再演が、6月24日(土)の富山公演からスタートする。ブロードウェイで活躍するフランク・ワイルドホーンが音楽を手がけるなど世界トップレベルのクリエイターたちが制作、日本公演のほか韓国版も上演され、ワールドワイドな展開を見せているミュージカルだ。再演でも、主役の夜神月をWキャストで務める浦井健治と柿澤勇人、月を追い詰める探偵L役の小池徹平ら、当たり役だと好評を博したキャストたちが続投。初演を超える熱演に期待が高まる。6月中旬、その稽古場を取材した。deathnote2017_01_01_0579.JPG

原作は言わずと知れた大ヒット漫画『DEATH NOTE』。名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬ"死神のノート"を手に入れた高校生・夜神月が、正義の名の下、犯罪者たちを粛清していくという物語だ。この日は初の"通し稽古"(本番同様、冒頭から最後まで通して行う稽古)とのことで、稽古場にはピリッとした空気が流れている......かと思いきや、意外に和やかな雰囲気。些細な会話で俳優たちが笑い転げている。だが「はじめます」の声がかかるととたんに静かになり、熱を帯びたような空気になった。オープニングは、40秒からカウントダウンしていく時計の音と映像。この段階で映像が使われている稽古場というのも珍しいが、減っていく数字が不穏さを煽っていく。

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続いてシーンは月が通う高校の教室へ。現代日本の、ありふれた光景だ。月ら生徒たちと教師が、正義について議論している。ここで歌われる「正義はどこに」は作品を貫くテーマだ。「正義は社会の基準」という教師に対し、月は「正義は権力の道具でしかない、真の正義を求めるなら正しい指導者を見つけなければ」と反論する。のちに自らを正義と信じ暴走していく月の危うい信念が伝わると同時に、議論を尻目に携帯をいじっている同級生たちの姿なども興味深い。この日の月は浦井健治。落ち着いた声のトーンと余裕のある表情で月の頭脳明晰さが伝わってくるが、一方ですでに少し狂気をも感じる。そして物語が進むにつれ迫力は増していき、カッとした表情や焦り、怒りを隠した笑顔など、その細かい表現から目が離せない。いまやミュージカル界を牽引するスターである浦井、2年間の充実の経験によって、初演時にも増して魅力的な月を作り上げている。deathnote2017_01_05_0329.JPGdeathnote2017_01_06_0711.JPG

L役の小池徹平も熱演だ。物を指先でつまむ独特の動作や前屈みの姿勢などが印象的な特異なキャラクターだが、こちらは抑えた演技の中で、確実にこの役柄を体現。死神レム役の濱田めぐみの情感のこもった歌声、弥海砂を演じる唯月ふうかのキラキラのアイドルっぷりなども相変わらずの安定感。新キャストで月の妹・粧裕役の高橋果鈴のフレッシュさ、月の父である夜神総一郎を演じる別所哲也の理性と苦悩も、漫画から抜け出したようだ。そしてこの日の稽古場で何よりインパクトがあったのは、今回初参加で死神リュークを演じる石井一孝。うっすら死神メイクをしているとはいえ、その眼ヂカラ、大きな口、動きまで原作のイメージ通り! まるでCGのようだ。さらに迫力の歌声にも度肝を抜かれること間違いナシ。石井本人も楽しそうで、その姿がそのまま、月ら人間たちの行動を面白がるリュークそのものだった。deathnote2017_01_07_0604.JPGdeathnote2017_01_08_0480.JPGdeathnote2017_01_09_0540.JPG

カンパニー全体のまとまりやハーモニーもよく、総じて初演よりぐっと迫力が増している印象。本番のステージを楽しみに待ちたい。公演は6月24日(土)に富山オーバード・ホールで開幕。台湾、大坂公演を経て、9月2日(土)から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。チケットは発売中。deathnote2017_01_010_0717.JPG


▽ 夜神月=浦井健治さん。
月は頭脳明晰、成績優秀な優等生。そんな彼がデスノートを拾ったことから、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る"新世界の神"だ」と暴走していきます。deathnote2017_01_51a_0698.JPG

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ぴあニュース

1987年6月17日に帝国劇場で幕を開けたミュージカル『レ・ミゼラブル』日本公演が、6月17日に日本初演30周年記念日を迎えた。"日本初演30周年記念公演"と銘打つ今年の公演だが、6月11日からはスペシャルウィークとして、本編の上演後、歴代キャストが登壇するスペシャルカーテンコールを開催。中でもまさに30歳の誕生日となったこの日は、いわば"超スペシャル版"で、初演のジャン・バルジャン役の鹿賀丈史をはじめ、役150名の歴代・現役キャストが登壇、さらに本作の産みの親であるアラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・シェーンベルクも駆けつけ、この記念日を祝った。

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スペシャル・カーテンコールは、この日登壇した現役・歴代キャスト150名による、1幕ラストのビッグナンバー『ワン・デイ・モア』からスタート。オリジナルキャストである鹿賀が最初のワンコーラスを歌った時点で、客席からはため息と歓声の入り混じったような声が起きる。その後も、次々と新旧のキャストが歌い継ぐと同時に、大スクリーンにその顔が映し出されると、その都度大きな拍手が沸き起こった。『レ・ミゼラブル』は"スターを作るミュージカル"と称されているが、本作でデビューを飾り初演時にアンサンブルとして出演していた藤田朋子、子役として出演していた加藤清史郎らの姿も見える。

初演の初日のステージにも立っていた鹿賀は「今日の舞台を拝見しましたが、初演時の勢いよりもっと元気のいい舞台でした。...が、これもすべて我々が始めたこと(笑)」と茶目っ気たっぷりに挨拶。同じく初演キャストである島田歌穂は「私にとって大きく人生を開いていただいた作品。生涯、感謝し続けます」と話す。2003年からバルジャンを演じていた別所哲也は「僕にとって俳優人生で大切な大切な役であり、作品」と言い、2007年からマリウス役を演じていた山崎育三郎は「僕は『レ・ミゼ』が大好きで、アタマから最後までひとりで歌えるくらい『レ・ミゼ』おたく」と作品愛を語った。

さらに作曲家のシェーンベルク自らが弾くピアノにのせ、バルジャンのナンバー『彼を帰して』を新旧6名のバルジャン役者が歌うパフォーマンスに劇場は大きな感動で包まれ、ラストは誰もが知る名曲『民衆の歌』の大合唱へ。1時間超に及ぶスペシャルなカーテンコールは、熱い熱い拍手の中、幕を下ろした。

終幕後に行われた囲み取材には、歴代バルジャン役の鹿賀、今井清隆、別所哲也、初演キャストである島田歌穂、岩崎宏美、鳳蘭、現バルジャン役の福井晶一、ヤン・ジュンモ、吉原光夫が出席。鹿賀は「あっという間の30年。これだけ大掛かりなミュージカルを日本でやったのは、たぶん『レ・ミゼラブル』が初めてだった。その最初に作った時の気持ちを、初演の時には生まれていなかったような若い人たちが受け継いでくれている。今日は一緒に歌うことが出来て感動しました。非常にいい時間でした」と語っていた。

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公演は7月17日(月・祝)まで帝国劇場にて。福岡・大阪・愛知公演もあり。


ぴあニュースでもお伝えした『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念日スペシャル・カーテンコールの模様ですが、げきぴあではもう少し詳しくお伝えします。

30年の間にのべ2900人の俳優が出演したという『レ・ミゼラブル』。
そのうち、この日のスペシャル・カーテンコールに登場したのは約150名

まずはその、この日登壇した現役キャスト+歴代キャスト総勢150名による『ワン・デイ・モア』からカーテンコールはスタートしました。
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オリジナルキャストである鹿賀丈史(ジャン・バルジャン)が♪今日も...♪と歌いだすと、客席からはため息と歓声の入り混じったような声が。
バルジャン役は、鹿賀丈史今井清隆別所哲也、この日のバルジャン役・福井晶一

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5月31日に、宝塚歌劇月組公演『All for One~ダルタニアンと太陽王~』の制作発表会が行われました。

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作品は、デュマの『三銃士』をもとに、新たな発想で鬼才・小池修一郎が書き下ろすダルタニアンと三銃士の冒険浪漫活劇。
今年正月、トップお披露目公演『グランドホテル』を大成功におさめた珠城りょう率いる月組が、夏休みシーズンに心躍る活劇を繰り広げます。
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会見では小池さんから
「珠城りょうはもともと真面目な人なので、死ぬ役や、重たい責任を果たす役が多かった。新しい体制になって2作目なので、のびのび出来るものがいいかな、三銃士をベースにしたら面白くなるかな、と」

「17世紀、ルイ14世が20歳くらいになる頃、親政をはじめる頃に時代を設定。史実とそうではない部分を織り交ぜます」

「"トンデモ三銃士"と言われるかも(笑)」

「デュマの『三銃士』の話は本当はルイ13世の時なのですが、14世だと20年後くらい。なので、(銃士たちには)20歳くらい若返ってもらう。(デュマ作の話と違い)ダルタニアンは、もう銃士隊の中で一番の使い手になっている。要するに、よく知られている『三銃士』の物語の後、という設定。ダルタニアンがルイ14世に剣を教えるのですが、なかなか上手くいかず、そこから色々なことが起こっていく」

「大劇場公演は夏休み時期でもありますので、娯楽性、エンタテインメント性の高い作品に。多くの世代の方に楽しんでもらえるように」

...等々、気になるワードがポロポロと飛び出しました!

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ミュージカル「レ・ミゼラブル」囲み取材 左から知念里奈、生田絵梨花、福井晶一、吉原光夫、森公美子、昆 夏美



日本初演30周年を迎えたミュージカル「レ・ミゼラブル」が開幕。囲み取材に福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆 夏美、生田絵梨花、森公美子が登壇した。

ミュージカルの金字塔と称される「レ・ミゼラブル」。 フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーの自身の体験を基にした小説が原作。1985年ロンドンでミュージカル版が初演されて以来、世界中で熱狂的に支持されてきた作品だ。

日本では1987年に帝国劇場で初演。既に累計3000回を超える上演回数を記録しており、今回さらに記録を伸ばし続けるはずだ。

 
本作の囲み取材が行われ、福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆 夏美、生田絵梨花、森公美子の6名が登壇した。【動画3分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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元宝塚歌劇団星組トップスター北翔海莉が主演し、『グランドホテル』『タイタニック』も評判となったイギリスの鬼才 トム・サザーランドが演出する注目のミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』

物語は、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場の労働者と雇用者の闘い、そしてその中の恋をコミカルに描くもの。
耳なじみの良いオシャレな音楽、素敵なダンスシーンも満載の楽しい作品です!

キャストも北翔さんのほか、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、栗原英雄といった実力派が揃いました。

先日は、北翔海莉さんとトム・サザーランドさんのインタビューを掲載しましたが、今回はプレッツ役の上口耕平さん、チャーリー役の広瀬友祐さんに作品についてお話を伺ってきました!

上口耕平&広瀬友祐 ロングインタビュー

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プレッツとチャーリー、一体どんな役どころ?


―― ミュージカル界でいま勢いのあるおふたりですね! おふたりは...

上口広瀬「初共演です!」

上口「客席からはよく拝見していて、『1789-バスティーユの恋人たち-』(2016年)の時に改めてしっかりご挨拶させていただきました。フェルゼン、すごく良かったです!」

広瀬「いやいやいや...、ありがとうございます。僕もよく上口さんの舞台を観させて頂いています。先ほど、僕ら同い年ということを知ったんです」

上口「敬語からタメ語になる過程を、これから楽しもうと思っています(笑)。初共演の"あるある"ですよね」

広瀬「ぴあさんの取材の時は敬語だったね、みたいな(笑)」

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『You've got a friend』、『A Natural Woman』etc...。
数々の名曲を生み出しているアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を描いた ミュージカル『ビューティフル』

2013年にブロードウェイで開幕、翌年にはトニー賞主演女優賞などを受賞した大人気ミュージカルが、このたび日本初演されます。

作中で、キャロル・キング(水樹奈々/平原綾香のWキャスト)の友人であり、同時代を彩ったライバルである作曲家バリー・マンを演じるのが、ミュージカル界が誇るスーパースター、 中川晃教さん!

昨年主演した『ジャージー・ボーイズ』は、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞をはじめ、数々の賞を受賞したのも記憶に新しいですね。

中川さんに、作品について、役柄についてお伺いしてきました。

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◆ 中川晃教 INTERVIEW ◆


――『ビューティフル』は、アメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を、彼女自身の音楽で綴っていくミュージカルです。

「〈ジュークボックス・ミュージカル〉と呼ばれるタイプですね。物語をギュっと濃密に凝縮してお客さまに見せていきながら、ヒットチャートに上り詰めた、あふれんばかりの音楽たちが鮮やかにその時代を彩っていく。それがお客さまの心に伝わることで、どこかコンサート、ミュージカル、お芝居という要素が合体する。まさしくエンタテインメント、と呼べるような、エネルギーがある作品なんだろうな...と思っています。僕が昨年やった『ジャージー・ボーイズ』にも共通するところがありますよね!」


―― スタイルはもちろんですが、どのあたりに『ジャージー・ボーイズ』との共通項を感じますか?

「近年、ブロードウェイから全米にツアーに出て、そして日本にやってくる招聘ミュージカル、『ジャージー・ボーイズ』や『ドリームガールズ』といった作品を観て思うのですが、カーテンコールではオールスタンディングになって、その音楽を楽しんで...という時間すらも演出されている。最高に楽しんで劇場を去っていく、今回もその系統じゃないかな。例えばひと昔のミュージカルって、すごく着飾って正装して劇場に足を運ぶ楽しみ方がありましたが、それとは違う、今の時代の楽しみ方ができるミュージカルだと思います」

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―― そして中川さんが演じるのが、バリー・マン。キャロルと同時期にヒット曲を多く生み出した作曲家。実在の方ですね。

「はい、まだご存命です。パートナーであるシンシア・ワイルさんもお元気だって、シンシア役のソニンちゃんから聞きました」

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