「月刊プリンセス」で1976年から現在に至るまで連載を続けている、少女マンガの金字塔『王家の紋章』の初舞台化が決定した。
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現代と古代エジプトをまたにかけた、壮大な物語。演出を手がけるのは、宝塚歌劇団出身の演出家・荻田浩一。音楽は『エリザベート』『モーツァルト!』のシルヴェスター・リーヴァイが手がけ、ミュージカルとして2016年8月、帝国劇場にて上演される。

古代エジプトの若き王メンフィスは、浦井健治が帝劇初主演で務める。ミュージカル界を代表する若手実力派だが、今年は『デスノート THE MUSICAL』で主役・夜神月を見事に演じ、二次元との相性の良さも証明してみせただけに、今回も期待したいところ。ヒロインのアメリカ人少女キャロルは、宮澤佐江と新妻聖子がWキャストで務める。ほか、山口祐一郎、濱田めぐみといったミュージカル界の大スターが顔を並べる豪華布陣だ。

原作の細川智栄子あんど芙~みん氏の作品では、昨年『伯爵令嬢』が宝塚歌劇団にて舞台化されたが、累計発行部数4000万部を誇り、彼女らの代表作である『王家の紋章』の舞台化は、少女マンガファン、ミュージカルファンにとっても嬉しいビッグニュースだ。現時点で単行本59巻まである物語だけに(7月16日に最新刊60巻が発売)、どの場面が舞台化されるのか等も気になるところ。来年8月の舞台を期待して待とう。


【キャスト】
メンフィス...浦井健治
キャロル...宮澤佐江/新妻聖子(Wキャスト)
イズミル...宮野真守/平方元基(Wキャスト)
ライアン...伊礼彼方
アイシス...濱田めぐみ
イムホテップ...山口祐一郎
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【公式HP】

『ドリアン・グレイの肖像』製作発表レポート

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肖像画に描かれた若く美しい自分に嫉妬した美貌の青年、ドリアン・グレイのたどる数奇な運命......。
世紀末文学の傑作と呼ばれる、オスカー・ワイルドによる怪奇幻想物語『ドリアン・グレイの肖像』が、中山優馬の主演で上演されます。
演出を手がけるのは、『グランドホテル』『タイタニック』などを手がけた、イギリス演劇界の名匠、グレン・ウォルフォード
共演には徳山秀典舞羽美海仲田拡輝(ジャニーズJr.)、金すんら といった華やかな顔ぶれが揃います。

7月13日、その製作発表が都内にて行われました。
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"圧倒的な美青年"であり、"輝ける青春"とあだ名されるドリアン・グレイには、今回初ストレートプレイ出演にして、初主演となる中山優馬
「本当に素晴らしい作品に出させていただきますので、一生懸命、自分の持っている力を出し切って頑張りたい」と挨拶を。

「緊張やプレッシャーもあったのですが、グレンさんに最初にお会いした時、「私のことを信じてくれれば大丈夫」と仰ってくださった。それに、キャストの皆さんが本当に優しい方たちで、稽古場に行くのが楽しみになっている。皆さんに助けてもらいながら、自分なりに精一杯いいものを作りたい」と意気込みを語ります。

そしてドリアンと自分、似ているところは...という質問には、
「ドリアン・グレイという人は、すごく純粋な人だと思います。自分の生きたいように生きている人で、肖像画が歪んできたりというようなリアルではない物語が、自分の中ではリアルに感じる。でもなかなか自分と似ているところを探すほうが難しいのですが...あえてこういう答えをしたいと思います。美少年であるというところが似ていると思います!」と宣言!

「お世辞かもしれませんが、この舞台への出演が決まってから、色々なところで「美青年の役でしょ、でもぴったりですよ」と言っていただける。自分では何も意識せず、自分は美青年なんだ、これからは自分は美青年であると受け入れて生きていこうと...それだけでございます」と話し、場内の拍手を浴びていました。


ドリアンの友人であり、純真無垢な彼に様々なことを教え、自分の色に染めていこうとする快楽主義者、ヘンリー・ウォットン役は、徳山秀典
「グレンさんの演出にすべて任せようと、あえて白紙の状態で挑もうと思っています。初めてお会いしたときに、優馬くんが本当に驚くほど聡明な方だったので、(快楽主義者の役としては)どうしてやろうかなと思い(笑)、本番を楽しみにしています」と話します。
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【インタビュー】気鋭の演劇人・熊林弘高!

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 1936年にノーベル文学賞受賞。アメリカで最も権威のあるピューリッツァー賞の受賞は4回。ユージン・オニールは、アメリカだけでなく、近代劇全体を代表する最重要人物と呼ぶにふさわしい。
彼の代表作にして最高傑作『夜への長い旅路』は、戯曲の冒頭で作者自身が「涙と血で刻みつけた、古い悲しみの原稿」と呼んでいるように、この作家の自伝的な作品、しかも、痛切で壮絶な悲劇である。崩壊寸前の家族が、それぞれの人生を賭けて激突した、ある一日の物語。その自伝的内容ゆえか、作家はこの戯曲をナーバスに扱った。原稿を厳重に封印して保存庫におさめ、死後25年間は出版禁止を指示。だが、遺族の判断により、作者没後3年の1956年、この戯曲は出版の陽の目を見る。「涙と血で刻みつけた、古い悲しみの原稿」は、こうして、わたしたちの前にある。
この戯曲、『夜への長い旅路』の演出を熊林弘高が手がけるというのは、うれしいニュースだ。
2010年、ジャン・コクトーの家庭崩壊劇「おそるべき親たち」を、当時はまだ無名の存在だったこの演出家は、麻実れい、佐藤オリエ、中嶋しゅう、中嶋朋子、満島真之介といったそうそうたるキャストをまとめ、切れば血の出る鮮烈なリアリズムで鋭く描き切った。この舞台が、2014年、同じキャストで改訂上演されたほどの声望を集めたことは、すでにご存じの通り。この作品以外にも、演出家クレジットに彼の名前を見る機会は増えてきた。
気鋭の演劇人・熊林弘高に、『夜への長い旅路』上演の狙いを訊いた。

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30-DELUX『新版 義経千本桜』本読み稽古レポート

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30-DELUX(サーティーデラックス)の新たな挑戦、歌舞伎三大狂言のひとつを斬新に再構築する『新版 義経千本桜』
先日レポートした<顔合わせ>に続き、<本読み>稽古の様子も取材してきました!
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『新版 義経千本桜』、これまでもご紹介していますが、源平合戦の時代が舞台で、平氏を滅ぼした源義経が主人公。
勝利大将でありながら兄・頼朝から謀反を疑われている義経が、その追っ手を逃れながら、壇ノ浦の戦いから逃れた平氏方の大将たちの行く手を探す中で起きる様々な物語を描いていきます。
この源平の戦いは当の武士たちのみならず様々な階級にも影響は及び、朝廷・武士・庶民、そして人外のモノ...多様なドラマが生まれるのです。

<本読み>は各演者が座ったままで自分の役のセリフを読み進めていくのですが、30-DELUXの場合、演出助手さんが<ト書き>の部分を読む形で進めていくようです。
そしてこの脚本、その<ト書き>の部分までカッコいい!
体言止めの多い、淡々とした言葉が、逆に雰囲気を盛り上げ、時代ものならではの熱量を伝えていきます。
これは...テンション上がります!!

そんな、いかにもカッコいい雰囲気の中、義経役=水夏希さんの凛々しい声がさらにカッコよく空間を切り裂きます。
アルトの落ち着いた声で語られる七五調のリズムが心地よく、「されど」とか「ならぬ」とか、時代劇ならではの言葉遣いも、ピシッと決まります。
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■『ダンス オブ ヴァンパイア』vol.3■


勝つのは知性か、欲望か!?
ヴァンパイアのクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究者・アブロンシウス教授との対決を軸に、一風変わった登場人物が入り乱れる『ダンス オブ ヴァンパイア』
ゴシック・ホラーかと思いきや爆笑!?の展開がクセになる、熱狂の大人気ミュージカルです。

げきぴあではキャストインタビュー&ビジュアル撮影レポートを連載中。
第3弾は、レベッカ役として初参戦する、出雲綾さんの登場です。
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宝塚歌劇団出身、その後もミュージカルを中心にさまざまなステージで活躍している出雲さん。
本作が帝国劇場初出演となりますが、『マンマ・ミーア!』など劇団四季の舞台にも立っており、宝塚、劇団四季、帝国劇場...という日本ミュージカル界を代表する3つのビッグステージに出演するというのはかなり珍しく、凄いこと!

そして出雲さんといえば、華やかな美声!!
宝塚で何度もエトワールを務めたあの美しい声が帝劇に響きわたる日が楽しみです。


 ビジュアル撮影レポート 



ヒロイン・サラの母親であるレベッカは、2006年の日本初演からこれまで阿知波悟美さんが演じていましたが、今回は阿知波さんと出雲さんという、初のWキャスト体制です。

撮影はこんな雰囲気ですすめられています。
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■ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』■


"ミスター・ブロードウェイ"と呼ばれるブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンス
なぜそう呼ばれているのか...。それは彼が手がけた作品名を並べるだけで「納得」なのです。

プロデューサーとして...
『パジャマ・ゲーム』『くたばれ!ヤンキース』『ウエスト・サイド・ストーリー』『屋根の上のバイオリン弾き』etc、etc

演出家として...
『キャバレー』『リトル・ナイト・ミュージック』『キャンディード』『太平洋序曲』『スウィーニー・トッド』『エビータ』『オペラ座の怪人』『蜘蛛女のキス』etc、etc

このきらびやかな作品の数々!
まさにブロードウェイ・ミュージカルの歴史とともにある人なのです。

その彼の新作が、ここ日本で世界初演を迎えます。
それが『プリンス・オブ・ブロードウェイ』

↓製作発表の模様
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しかもその内容は、彼がこれまでに生み出してきた名作の中から、名ナンバー、名シーンを選りすぐりそれを縦軸に、さらに彼自身の人生を横軸に織り成していくとのこと!
巨匠ハロルド・プリンスの集大成といった内容になりそうで、期待も高まります。

出演者も、ブロードウェイ第一線で活躍している俳優たち&日本からは元宝塚星組トップスター柚希礼音、という豪華布陣!


製作発表レポートはコチラ(チケットぴあニュース)


その巨匠、ハロルド・プリンスにお話を伺ってきました!!


★ ハロルド・プリンス INTERVIEW ★

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――この作品は、これまでのプリンスさんの作品のナンバーやシーンを縦軸に、プリンスさん自身の人生を綴るものになるとのこと。なぜこのような作品を創作しようと思われたのでしょう?

「正直なところ、これは自分の発案ではなく、持ち込まれたアイディアでした。そして、その案を聞いたとき、はじめは躊躇しました。自己アピールしているみたいで気まずいでしょう(笑)。でも、魅力も同時に感じました。というのは、私は本当に"運(LUCK)"に恵まれていたんだと思ったからです。
そして長いこと芝居を創っていますが、その間、演劇を取り巻く環境にも著しい変化があった。例えば国際化。私が演劇を始めたころは、国際性といってもアメリカとイギリスの2ヵ国くらいだった。こんにちのブロードウェイには、色々な国の方がいらっしゃっています。これは素晴らしいこと。同時に、我々がいままで作り上げたものは伝統として守っていかないといけないとも思いました。守ると同時に、オープンマインドで進化も遂げる。両方やることで、演劇界を広げていきたい。だから、(今作のような形で)皆さんと"遺産"を分かちあうことも必要だと思ったのです」

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■音楽劇『ライムライト』vol.4■


石丸幹二が主演する音楽劇『ライムライト』が7月5日、東京・シアタークリエで開幕した。喜劇王・チャップリンの晩年の傑作映画を、世界で初めて舞台化する注目の作品だ。
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物語は落ちぶれた老芸人・カルヴェロと、若きバレリーナ・テリーの純愛を描くもの。もとが映画作品であることを意識してか、フィルムの回転する音で始まるこの舞台はしかし、"チャップリンの映画"という印象に縛られることなく、物語の本質を掘り下げることで、新たな『ライムライト』の世界を再構築した。たとえば、石丸扮するカルヴェロには、ちょび髭といったいかにもチャップリンなアイコンはない。だが逆に、その純化した物語の中にこそ、チャップリンの精神が浮き彫りになるようだ。それは人生の悲哀を見つめながらも、日々をけなげに生きる人間に深い愛情を注ぐ、優しいまなざしだ。登場人物たちが時に自分に言い聞かせ、時に相手を励ます言葉は美しくシンプルで、心を打たれる瞬間が何度も訪れる。
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音楽も美しい。何度もリフレインされる名曲『エターナリー』は、その都度、甘さや切なさを運んでくる。また、カルヴェロが最後の舞台で歌うナンバー『You are the Song』はとりわけ祈りのような崇高さで響く。もともとチャップリンの未発表作『The freak』のためのこの曲が効果的に活きた。さらにこれらチャップリンが作った音楽に加え、荻野清子が書き下ろしたナンバーが美しく溶け合い、作品世界を色づける。"音楽劇"という手法が物語に見事にマッチした。

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銀河劇場ニュージェネレーションシリーズ 朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」は2014年12月の初演の際に多くのお客様からご好評の声を頂きました。その皆様の声と共に、初演舞台写真をご紹介します。

この熱いご声援のおかげで『僕とあいつの関ヶ原』はオリジナルキャストでの再演に加え、新キャストでの上演。さらに、原作シリーズの新作『俺とおまえの夏の陣』も新たな朗読劇として上演することが決定しました。

今回はじめてご覧いただく方も、初演から応援頂いている皆様も、ぜひご期待ください!


・台本を持って、他のどんな小道具も使ってないのに、その場に剣や槍が見え、銃弾が飛び交う様が感じられる演出と役者の演技に高揚します。朗読劇なのにこれほどいきいきと合戦を描けるとは思いませんでした。
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・役者さんの演じ分けが観ていて楽しかったです。ナレーション役からキャラクターに変わっていく様子にぞくぞくしました。

・キャスト、スタッフの皆様が真正面から作品にぶつかっていらして、それが真っ直ぐ「生」に相手にぶつかろうとして生きていた武将たちの姿としてわたしの心に響いたように思えました。
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・初めて朗読劇を拝見させて頂いたのですが、動きがついていて分かりやすく、劇よりも手軽に楽しめるという点が気に入りました。また、一人のキャストさんが何役も演じられる、ということで、分かり難くならないか不安だったのですが、皆さんの演技に引き込まれ、また照明の色の使い分けなどでどちらの話(東軍か西軍か)をやっているのか分かりやすく工夫されていたので混乱することなく過ごせました。

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・関ヶ原の戦いという壮大なテーマを濃密な人間関係で表現するという、ある意味新しい見せ方にとても感銘を受けた。実力のある役者さん達でとても見ごたえがある劇だった。

・1人で2役以上の演じ分け、がらっと変わるその雰囲気すごかったです!家康の怪しさ、大谷のすごみ、小早川の心の弱さ、惹きこまれました。

・原作未読で役者と関ヶ原いついて軽く学びなおしたのみで観させていただきましたが場面の移り変わりの演出がとてもわかりやすく、見ていてすんなりと話を理解できました。役者さんの役の変化もとても印象的で、あの人数ながら関ヶ原の熱い戦いが見事に描かれていて感動しました。

・すごく世界に引きこまれました。気がついたら、手に汗にぎりました。そして涙しました...。すごい朗読劇観させて頂きましたぁぁぁ...はぁ。キャストの皆さんの気迫...場面、役ごとの空気の変化、世界観をつくる照明、音、セット...おもしろかったー!
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・少人数なところがよかった。演者さんがたくさんいると目が追いつかないので。1人2役で反対の役を演じてるやり方がおもしろかったです。

・昨日とは読み方が変わり、印象に残りました。

・歴史は全く詳しくない自分が、1人1人の人生を覗き、興味がわきました。

・朗読って文がキレイだからより光ってみえます。

・ト書きを読まれる時に、そこに関わるキャラクターの感情が見えました。不思議です。

・学生時代に日本史を選択していなかった&苦手だったので、正直、ほとんど役が分からない状態でした(笑)でもとても面白かったです。それぞれの役の心情など、見ているうちにどんどん引きこまれてしまいました!
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・すごかったです。もう、何と言ったら良いやら...終わってから息が止まるくらい圧倒されてまともに拍手も出来ませんでした。お1人ずつが何役もこなしてらっしゃって、入れ替わり立ち替りに役が変わっても、まったく違和感なくどんどん飲み込まました。それぞれがハマリ役と言えるもので...。

・配役がすごく考えられていて、すごくスムーズに話が展開されていくので、どんどん舞台に引き込まれていって、圧倒される素晴らしい舞台でした。

・舞台にはたった5人しかいないハズなのにそこには関ヶ原の喧騒が感じられました。たった5人の群像劇ってすごすぎる!!

などなど・・・8月には「僕とあいつの関ヶ原」の再演と、
「俺とおまえの夏の陣」の公演が上演されます。

どちらもお見逃しなく!

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お昼の顔・小堺一機が1985年から続けている夏の恒例のショー『小堺クンのおすましでSHOW』が今年、30回目を迎えます。
歌あり、踊りあり、トークあり、パフォーマンスありのエンターテインメントショー。
メンバー本気のタップダンスから、おしゃれなソング・ショー、おなかを抱えて笑えるコント仕立てのお芝居、そしてテレビでは見られない"ブラック小堺"が顔を覗く...と評判(?)の爆笑トークまで。
夏はこの作品を観ないと終われない!という人も多数いる、盛りだくさんの内容で贈る人気のステージです。

30回目の『おすまし』は、
メンバー大忙しで贈るコメディ・タイム、「30」にまつわるショートストーリーの第一部と、トーク&音楽バラエティショーの第二部という構成となる予定とのこと。


構成・演出も手がける小堺さんに、この作品への思いや懐かしのエピソードをじっくり伺ってきました!


● 小堺一機 INTERVIEW ●

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――今回『小堺クンのおすましでSHOW』は30回目の公演とのことで、おめでとうございます。演劇界・夏の風物詩となっているこの公演、もともとはどんなきっかけから始まったのですか?

「はい、気がついたら30回目。初演はもう30年前のことですね...。あの頃はバブルだったでしょう。僕の『ライオンのいただきます』(現在もCX系で放映されている『ごきげんよう』の前身番組)が初演の前年、1984年10月から始まったのですが、その影響やらで知名度があがったりすると、「こういうことやってみませんか」とか、お声がかかるようになるんです。その頃、PARCO劇場にうちの専務とあるショーを観に行って、「お前もこういうところで、看板に名前が出るようなショーを出来るようにならなきゃダメだよ」とハッパかけられていたんですよ。そんなのもあり、渡りに舟といいますか(笑)、やらせていただくことになりました」


――ご自身がやりたくて始めたのかと思っていました! 小堺さんの好きなものが詰め込まれているイメージなので...。

「あ、そう言った方がが良かったですか(笑)? 舞台は好きで観ていましたし、昔のアメリカのテレビショーとかもよく見ていましたが、ただのファンとして見ていたので...。でも、やりたくないということはなかったし、やらせてもらえるんだと思ったら嬉しかったですね。その前にも欽ちゃんファミリーで舞台に立ったりはしていましたが、自分の中では、「僕は(舞台は)無理だろう」という思い込みのようななものがあったので...。でもどこかで「やってみたいです」みたいなことを言っていたのかしら? もしかしたら、それを聞いてくれてた人がやらせてみたのかもしれないですね」

30-DELUX『新版 義経千本桜』顔合わせレポート

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迫力の"アクションプレイ"で魅せ、"笑って、泣けて、考えさせられて、かっこいい"演劇を作り出している30-DELUX(サーティー・デラックス)の新作、『新版 義経千本桜』
歌舞伎でもおなじみの演目を斬新な解釈で再構築、オリジナルのストーリー展開も織り交ぜ、30-DELUXらしいスペクタクルな歴史劇を描き出します。

主人公・義経は、元宝塚トップスター水夏希

この注目作の<顔合わせ>現場を取材してきました!
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顔合わせとは、稽古はじめに、キャスト・スタッフ・関係者一同が顔を揃えるイベントです。
出演者を中心に、こんな感じで進められています。
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