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タイトルは『1960』。"走り出したら止まらない!"をキャッチフレーズに躍進を続けるメンバー6人の、久方ぶりの新作にかける思いとは...!?
作・構成・演出・出演の今村ねずみのインタビューと、各メンバーのコメントを一挙紹介!



「これまで通りにノンストップで。お楽しみはこれからだ!」

今村ねずみ

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----個々の活動をしていた6人が再集結し、ひさしぶりにTHE CONVOY SHOWが始動しますね。

 

 グループとしては年に一回、ディナーショウの活動をしていて、顔を合わせてはいたんです。でも劇場で公演するのは6年ぶりですね。それまでずっとコンボイショウをやってきて、自然のなりゆきでワンブレイクしようか、みたいな感じだったんですね。グループとしてガス抜き...っていうのかな、どこか新鮮さを探していたところもありました。

 

----vol.30となる今回も、ねずみさんの作・演出で。

 

 はい。ストーリーを簡単に言うと、ある中年男が、目覚めたら闇夜の国にいた。"1960"というドアがあって、そこを開いて入っていくうちに、いろんなヤツに出会う。その旅の最後には闇を抜けていく......という話です。人と人とのつながりの物語ですね。ストレートで力強い、シンプルな話の中で、自分たちのエンターテインメントを広げていけたらいいなと。

 ずっとこだわっているのは、歌って踊ってタップをやって...といったコンボイショウのエンターテインメントのスタイルを、ストーリーの中にどうやって入れ込むか。そして全員が主役で、全員が脇役であること。それは一番最初にスタートした時点から変わりません。幕が開いて、閉じるまではノンストップで走り抜けよう!と。今回も、あらためて自分たちのスタイルを全うしようと思っています。



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今週末8月7日(金)にパルコ劇場にて『ウーマン・イン・ブラック』<黒い服の女>が開幕します。

たった二人の男優で語る英国ホラー演劇の傑作。日本では7年ぶりとなる本作は岡田将生さん勝村政信さんという新キャストを迎えての上演です。

開幕を前に岡田将生さんよりコメントが到着しました~!

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この作品はとてもシンプルなのに、力強さを感じるお芝居。稽古を続けているうちに、その演劇ならではの力の強さをますます感じています。世の中には、いろいろなエンターテインメントがありますが、この『ウーマン・イン・ブラック』には二人芝居の面白さだけでなく、他の作品からは決して味わえない独特の世界がある。この舞台は、お客様にどれだけ想像していただけるかが重要になってきますが、台詞や演出効果から感じる《怖さ》を楽しみながら、この世界にどっぷりと浸っていただきたいです。
 僕の友達や周囲の人たちの中に、初舞台『皆既食~Total Eclipse~』(14年)をきっかけに観劇の面白さを知って、舞台を観に行く機会が増えたと言ってくれる人がいるんです。それを聞いて、嬉しくなりました。これまで、あまり舞台をご覧になったことがない方も、この『ウーマン・イン・ブラック』を選んでいただき、舞台にハマっていただけると嬉しいです。
せっかく劇場に足を運んでくださった皆様に、楽しんでいただけるお芝居を、スタッフの皆さん、勝村政信さんと一緒に作っていますので、ぜひ観に来てください! お待ちしています。(岡田将生)

撮影:御堂義乘
スタイリスト=大石裕介(DerGLANZ)/衣裳協力=WACKO MARIA
ヘアメイク=池上豪(NICOLASHKA)

是非、今年の夏は劇場でヒヤッと体験してみませんか??

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今週から公演がはじまる、朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」、朗読劇「俺とおまえの夏の陣」ですが、
ツイッターではご紹介しきれなかったキャストの皆さんのお写真を公開しちゃいます!

ますは新生チームから!
演出の中屋敷さんが、都度声をかけながら稽古が進んでいきます。
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稽古初日から気合たっぷりの宮﨑秋人さん!石田三成役、徳川家康役を演じられます。

そして次は秋元龍太朗さん!
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この表情、この気迫・・・本番は袴を着ての演技となりますが、ますます迫力が出そうですよね!
こちらもおひとりで井伊直政役と大谷吉継役を演じられます。

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佐藤流司さん演じる松平忠吉は井伊直政の義理の息子にあたります。
秋元龍太朗さんとのかけ合いは必見ですよ~!

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戸谷公人さんは島左近役と染音役での出演です。
落ち着いた声色でどちらも演じ分けられていました。

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そして高杉真宙さんは小早川秀秋役で出演。
中屋敷さんから「もっと怯えた感じで」というリクエストにもすぐに反応されていました。

稽古初日だったからかどこか皆さん緊張の面持ちでしたが、中屋敷さんの指示を台本に書き込みながら
練習する姿を見て、ますます本番が楽しみになりました!



新生チームの稽古が終わると、続いて初演チームの稽古が始まりました。

1番に稽古場に到着されたのは宮下雄也さん。
初演チームの稽古の途中から稽古場に入られて、初演チームの様子をじっと見つめていらっしゃいました。

昨年末の公演と同じキャストということもあり、稽古場は冗談あり、笑いあり、お互いのイジリあり(笑)と、
とっても和やかな雰囲気でした。

しかし稽古が始まると雰囲気はガラッと変わります。
初演チームならではのアドリブも加わりつつ、稽古はどんどん進んでいきます。

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「前回はこうだったよね」「こんな風にしてみようか」といったような声が飛び交います。
宮下雄也さんが加えるアドリブにキャストの皆さんは笑いをこらえながらも、全員で作品を作り上げていきます。

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新生チームの佐藤流司さんと秋元龍太朗さんが演じる松平忠吉と井伊直政を、
初演チームでは木戸邑弥さんと玉城裕規さんが演じられます。
同じ役柄なのに、ここまで雰囲気が違うとは・・・これは見比べてみないと実感できないことだと思いますので、
ぜひ両チームとも皆さまには観て頂きたいです!
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朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』は8月5日(水)から7日(金)まで、天王洲 銀河劇場にて上演となります。
なんと!本日8月3日(月)14:00より当日引換券が販売となりますので、この機会をお見逃しなく~!


朗読劇「俺とおまえの夏の陣」のお写真も後ほどアップ致しますのでお楽しみに!

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『夜への長い旅路』麻実れいインタビュー

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ノーベル賞作家でもある、アメリカを代表する偉大な劇作家、ユージン・オニールの『夜への長い旅路』がこの秋上演されます。
"演劇史上最高の自伝劇"と呼ばれる本作は、ユージン自身の凄まじい家族関係を赤裸々に描いたもの。
オニール自らが「涙と血で刻みつけた、古い悲しみの原稿」と記し、死後25年間は発表することを禁じたほどの作品です。

キャストもこの傑作に相応しく、実力派の俳優たちが揃います。

麻薬中毒の母・メアリーに麻実れい
かつてシェイクスピア俳優であったが近年は金のために商業演劇で同じ役ばかりを演じている父・ジェイムズは、益岡徹
酒に溺れ自堕落な生活を送る兄・ジェイミーに田中圭、そして肺結核に冒された弟・エドマンド(オニール自身)に満島真之介

さらにこの戯曲を、2010年の『おそるべき親たち』以降、手がける作品すべて大きな話題となっている気鋭の演劇人・熊林弘高が演出します。

このキャスト・スタッフのお名前を見ただけでも、素晴らしい演劇体験が出来そうな、そんな予感がひしひしとしてきます!


この作品でメアリーを演じる麻実れいさんにお話を伺ってきました。


◆ 麻実れい インタビュー ◆

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"ユージン・オニール"には、到底近寄れない何かがある


――『夜への長い旅路』はアメリカ近代文学の巨匠、ユージン・オニールの自伝劇です。まず最初に戯曲を読まれて、どんな印象を受けましたか?

「つい先日、ラフな本読みをして、まだ"ほんのはじまり"なのですが(※取材時は7月上旬)。出版されている翻訳本で読んだ時は、あまりのセリフの多さと、古い言葉が多かったので、大変だなと思いました。でも今回、木内宏昌さんが新たに翻訳されて、いま暗記する作業に入っているのですが、どんどんこの作品に惹かれています。
やはりユージン・オニールという響きは...先日やった『海の夫人』(今年5月、新国立劇場)のイプセンもそうなのですが、自分の中で、進んでは入らなかった気がするんですよね。例えばシェイクスピアだと今までも何作か出演していますし、すんなり入れるのですが、オニールやイプセンはもっと"離れた"印象で、何か異質の圧力みたいなものを感じていました。でも今回、今まで外から抱いていた印象と、脚本の中に入って少しずつ物語を感じている今とでは、全然違うなと感じました。やはり作品の大きさ、そして作品の持つ豊かさ、深さがすごいなと思いますし、今この作品に出会わせていただいたことに感謝をし、緊張していますが、なんとか素敵な作品として皆様の前にお出ししたいな、という気持ちがどんどん強くなってます」

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■『ダンス オブ ヴァンパイア』vol.5■


ヴァンパイアのクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究者・アブロンシウス教授との対決を軸に、一風変わった登場人物が入り乱れる『ダンス オブ ヴァンパイア』
ゴシック・ホラーかと思いきや爆笑!?の展開がクセになる、熱狂の大人気ミュージカルです。

キャストインタビュー&ビジュアル撮影レポート第5弾は、前回に続きアルフレート君が登場。
今回は良知真次さんです!
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ヴァンパイアの研究に勤しむアブロンシウス教授の助手として、肉体的にも精神的にも、様々な困難に遭遇していくアルフレート君。
ひと目ぼれした宿屋の娘・サラへその思いは届くのでしょうか?


 ビジュアル撮影レポート 


良知アルフレートの武器は"聖書"。
表情からは、なかなか反骨精神のありそうなアルフレート君のような...?
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ちなみに聖書と十字架、ふたつ用意されていたアルフレート君のアイテム、どちらが何を手にするかは...早い者勝ち、でした。


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恐怖!寝汗に次ぐ寝汗!
自宅にクーラーがないので今年の夏はデトックスサマーと決めておりますオレノです。
毎朝五時半には暑さと日差しで目が覚めるという高齢者的生活!
あばばばば。ばあ。

でも汗とよだれ垂らして白目剥いてるばやいじゃないんです。
作曲最後の追い込み中のOFFICE SHIKA プロデュース「竹林の人々」はもうすぐ開幕ですし、
お稽古始まりたての虚構の劇団「ホーボーズ・ソング HOBO'S SONG 〜スナフキンの手紙Neo〜」は東京大阪四国を回る楽しいツアー公演ですし、
9月5日に映画公開を控えた、OFFICE SHIKA×映画「ピース オブ ケイク」劇団めばち娘旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」もいよいよ動き出しましたし、
あー!!!!長い!!!!

一応全部URL貼っときますねー。
うふふ。ワンクリック詐欺のよう!!

竹林の人々 特設サイト:http://shika564.com/chikurin/
虚構の劇団HP:http://kyokou.thirdstage.com
ツチノコの嫁入り 特設サイト:

特にめばち娘はヴィジュアル公開もしたのですけど、見てこの画像。

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あの台風の中撮影したらしいのですが、ジョージ朝倉先生の漫画の中から呼ばれて飛び出て来たかのような2.5次元っぷり。
天ちゃん役の山本裕典さんは色気が半端ねーし、千葉役の阿部丈二さんの曲者感も圧巻だし、
劇団員とオーディション合格者の皆さんの多彩さも相まって、サイケでポップでディープな作品を作ること必至。
面白くなる予感しかないのだすよ。
もちろん映画「ピース オブ ケイク」もめちゃくちゃ素敵なので、二つ合わせて見るのが良いのだす!
ダスキン!うるさい!!!

さ!「エキセントリック少年ボーイ」みたいな音楽作るぞー!
したらな!!

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●OFFICE SHIKA PRODUCE「竹林の人々」
2015/7/30(木) ~ 2015/8/9(日) 座・高円寺
12015/8/13(木) ~ 2015/8/16(日) HEP HALL

●劇団めばち娘 旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」
2015/9/17(木) ~ 2015/9/27(日)
CBGKシブゲキ!!
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世界で一番売れているマンガ『ONE PIECE』が歌舞伎になる!

現在発行されている第78巻までの累計発行部数は3億2000万部という、日本が誇る大ヒットマンガ『ONE PIECE』。これが、市川猿之助の「スーパー歌舞伎II」とコラボ、この秋、東京・新橋演舞場にて上演されます。

7月28日、この舞台「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」の製作発表記者会見が開催されました。
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すでに『ワンピース』が歌舞伎になる...ということは発表されていましたが、この日新たに配役も発表に。
こちらです。


ドーン!

市川猿之助...ルフィ、ハンコック、シャンクス
市川右近...白ひげ
坂東巳之助...ゾロ、ボン・クレー、スクアード
中村隼人...サンジ、イナズマ
市川春猿...ナミ、サンダーソニア
市川弘太郎...はっちゃん、戦桃丸
市川寿猿...アバロ・ピサロ
市川笑三郎...ニョン婆
市川猿弥...ジンベエ、黒ひげ(ティーチ)
市川笑也...ニコ・ロビン、マリーゴールド
市川男女蔵...マゼラン
市川門之助...つる

福士誠治...エース
嘉島典俊...ブルック、赤犬サカズキ
浅野和之...レイリー、イワンコフ、センゴク


猿之助さんがルフィ、ハンコック、シャンクスの3役!
右近さんが白ひげ!
巳之助さん、隼人さんという若手イケメンがゾロとサンジ!
そして福士誠治さんがエース!

さらに、今回歌舞伎化されるのが<頂上戦争編>だということも併せて発表されました。

楽しみですね。


原作の尾田栄一郎さんも

「演劇と歌舞伎の境界線はどこにあるのかと尋ねると「全ての所作が美しいのが歌舞伎です」と猿之助さんは言われました。
僕はONE PIECEを美しく描いたことはありません。
つまりこれは、海賊と美しさのコラボレーション。
歌舞伎というフィルターを通すと、海賊たちがどんな美しさを放つのか。
制作の片鱗を見せていただくに、すごいものになるという予感しかいたしません。
言わずもがな、市川猿之助さんという才能に超ご期待ください!」

と期待のコメントを寄せました。

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実力派俳優として幅広く活躍する小出恵介が、舞台『虹とマーブル』で主演を務める。作・演出を手掛けるのは、コメディーからシリアスな作品まで、人間の奥底に潜む本能や内面を鋭利に切り取る劇作家・倉持裕。今作で1960年代から1980年代までの30年間、日本を駆け抜ける"昭和の男"を演じる小出に意気込みを聞いた。

小出恵介_DSC0083.jpg小出が演じる主人公の鯨井紋次は東京大空襲で両親を亡くす。「最初は貧乏人で、厳しい中で育ち、いい状況だったとはいえない。でも野心を持っていて、高嶺の花である女性、権威、お金といったあらゆるアイコンを手にいれるため、仕掛け人・プロデューサーになる人物なんです」。その後、黒島結菜が扮する芹沢蘭と出会い、映画事業やプロレス興行にのめり込み、蘭を女優としてスターダムに押し上げていく。「蘭とラブ的なことが起こり(笑)、三角関係にも陥る。作品はコメディータッチですが、ロッキード事件をはじめ、モハメド・アリとアントニオ猪木の異種格闘技戦など、社会的な事件を交えて時代性を反映させるそうです」

小出恵介_DSC0028.jpg背景となる60年~70年代は小出にとっては親の世代だ。「演じていてとても好きな時代ですね。NHKの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』でも、家を飛び出して会社を興す人を演じましたが、一代で成り上がることが起こりうる、熱い時代だと思います。学生運動のように主体性があって、参加意識が強く、自分たちが時代を変えられると信じ、キラキラしている。昭和という時代はきれいに見えるし、過去に出演した舞台『MIWA』でもそうでしたが、もう顧みる時代になっているんですね」。今回の紋次も「暑苦しい部分がある、前のめりのキャラクター」だと分析する。「山っ気もありますし。僕は全然なくて、ぬるぬるっとやっている感じです(笑)。でも、どの役でも演じるときは、共感を見いだすことはしない。自分とは別だと切り離すことが多いですね。ただ、その役を愛せればいい」

小出恵介_DSC0039.jpg倉持作品は初出演で、その魅力は「作品によって全然雰囲気が違うところ」だと語る。蜷川幸雄や野田秀樹ら奇才たちと舞台で経験を積み、今作で2年振りにステージに立つ。「時間が空きすぎると怖くなるので、1年か2年に一度はやりたいですね。舞台は作品として残っていくものですし、その世界に貢献したい。今回も絶対面白い芝居になりますよ」。どこか飄々としながら、熱さも感じさせる。どんな成り上がりの昭和の男に豹変するのか見逃せない。

小出恵介_DSC0056.jpg取材・文:米満ゆうこ
撮影:奥村達也

8月22日(土)~9月6日(日) 東京・世田谷パブリックシアター
9月8日(火) 島根・島根県民会館 大ホール
9月10日(木) 広島・広島JMSアステールプラザ 大ホール
9月12日(土) 福岡・そぴあしんぐう 大ホール
9月17日(木) 宮城・電力ホール
9月20日(日) 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
9月22日(火・祝)・23日(水・祝) 愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール
9月25日(金) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール


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■ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』■


『ウエスト・サイド・ストーリー』『エビータ』『オペラ座の怪人』『蜘蛛女のキス』...
数え切れないほどの名作を作ったブロードウェイの巨匠ハロルド・プリンスの新作が日本で世界初演の幕をあけます。

その注目のミュージカルは、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』
ハロルド・プリンスの名作の中から、名ナンバー、名シーンを選りすぐったものを縦軸に、さらに彼自身の人生を横軸に織り成していくとのこと。
すべてが見どころの作品になりそうな、そんな予感が今からします。

出演者も、ブロードウェイ第一線で活躍している俳優たちという豪華布陣です。
その中で日本から唯一参戦するのは、元宝塚星組トップスター柚希礼音。
絶大な人気を誇った彼女は2009年から今年5月まで6年間、星組トップスターとして活躍。
星組の顔としてのみならず、100周年を迎えた宝塚の顔として、宝塚の人気を牽引してきました。
彼女の退団公演の千秋楽、5月10日には、劇場周辺にファンが1万2千人も集まったほど!

その彼女が宝塚退団後1作目に選んだのが本作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。
柚希さんが作品にかける思いを、伺ってきました。


【バックナンバー】


★ 柚希礼音 INTERVIEW ★

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――宝塚退団後、初の舞台がハロルド・プリンスの新作。びっくりするほどのビッグ・ネームです。

「そうなんですよ。私もびっくりしました(笑)!」


――この話が来たとき、どんなお気持ちでしたか?

「私がブロードウェイに憧れていたことを、皆さん知っていたんですか!? と。あまりに希望どおり、ピンポイントに素晴らしいお話でしたので。ただ、さすがに挑戦が過ぎるかなとか、ファンの皆さまは退団後1作目は自分が主役の舞台を観たいのかなとか、色々悩みました。やっぱりファンの皆さまのおかげで、本当に幸せに宝塚を卒業できたので。でも、ファンの方は守りに入っている柚希礼音より、挑戦している姿の方が、何かを感じ取ってくださるかなと思い、出演を決意しました。トップ時代のように出番も多くはないと思いますし、脇役に回ることもあると思います。でもこの作品は出られるだけですごいこと。自分もいっぱい勉強をしたいと思います」


――ブロードウェイに憧れていたというのは、いつ頃からなのですか?

「高校生の時に、アメリカン・バレエ・シアターに入りたくて願書を取り寄せていたんですよ。でも家族が心配してもっと日本で勉強するべきだ、海外はまだダメだということになり、そこから宝塚を知り、今に至ります。いまは宝塚に行って本当に良かったと思っていますが、一方で海外留学を諦めた感じはずっと心の中にあったんです。ですので、宝塚を辞めたあと、どこか(海外のステージ)にちょっとだけでも出られたらいいなとか、留学して勉強しようかとか色々考えていたのですが、その時にちょうどこのお話をいただいて、本当に嬉しかったです。自分としては、まったく違う道に進んだと思っていたのですが、宝塚に行ったからこそ、こんなお話が頂けた。大切なことは、ひとつひとつ、目の前にあることをやっていくことなんだなと思いました」
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宝塚歌劇雪組の新作『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』が、7月17日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。『星逢一夜』は、脚本・演出を手掛ける上田久美子の宝塚大劇場デビュー作。涙流さずには観られない、心の奥底に響く秀作に仕上がっている。

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時は江戸の中期、徳川吉宗の治世を背景に、身分の違う3人の生きる道を、それぞれの心情に寄り添いながら、繊細に描いた人間ドラマだ。男役トップスター・早霧せいな演じる九州の三日月藩藩主の次男・天野紀之介は、夜ごと城を抜け出しては星の観測に夢中になる奔放な少年。ある星逢(七夕)の夜、トップ娘役・咲妃みゆ演じる泉(せん)や、望海風斗演じる源太ら蛍村の子どもたちと出会い、身分を超えて友情を深めていく。

身分など気にせず、毎日一緒に星を見て目を輝かせていた子ども時代。しかし、名前を晴興(はるおき)と改め、江戸で徳川吉宗に仕えることになった紀之介は、泉への想いや故郷を思う気持ちを押し殺しながら生きるようになる。そして、厳しい年貢の取り立てに苦しめられる泉や源太ら、村の者たちとの溝は深まるばかり...。

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決して派手ではない落ち着いた舞台。だからこそ、しっかりとそれぞれの"心"を捉えた演出、そして、早霧、咲妃、望海らスターたちの演技で魅せる。早霧は、前作の『ルパン三世』で演じた弾けたキャラクターとは正反対の抑えた演技で、感情を隠しながらも、晴興の孤独や哀しみを表情や佇まいで表現する。また、晴興を想い続けながらも、源太と生きていくことを選ぶ泉の複雑な感情を、咲妃が情感豊かに表現して涙を誘う。さらに、望海演じる源太の優しさも、観客の心を揺さぶる。3人が心を苦しめながら選ぶ道に、客席からはすすり泣きの声。日本人の美しい心を繊細に表現できる面々がそろう、今の雪組だからこそ見せられる作品だろう。晴興と泉はその後どんな人生を送ったのか、観劇後にも余韻を残す物語となっている。

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第二幕のショーは、"エメラルド"をイメージしたラテン・ショーで、一幕とは一転して、夏らしい、とびきり熱いステージを展開。エメラルドグリーンの煌びやかなステージで、プロローグからアップテンポでスターたちが歌い継いでいく。他にも、ナイトクラブをイメージしたシーンや火祭りをモチーフにしたシーンなどが、ノンストップで繰り広げられる。雰囲気の異なる両作を通して、雪組の魅力をたっぷりと堪能してほしい。

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兵庫公演は8月17日(月)まで。また、9月4日(金)から10月11日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは8月2日(日)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、インターネット先行抽選(プレリザーブ)を7月28日(火)11時まで受付中。

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