歌舞伎・古典芸能の最近のブログ記事

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坂東三津五郎と尾上菊之助が都内で会見を開き、今秋全国18カ所で公演を行う「松竹大歌舞伎」について意気込みを語った。

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上演する演目は『野崎村』と『江島生島』

『野崎村』は大坂の地を舞台にした悲恋もの。百姓久作の娘・お光と、この家で育てられた久松が祝言をあげることになった。ところが久松はお染という奉公先の娘と恋仲になり、二人は一緒になれないのなら心中しようと誓いあう。ここれを聞いた久作は久松を諭しお光との結婚を承知してもらう。だがお光は、二人の命を救うため尼になって身を引くのだった。恋人を思う娘、娘を思う父親の情愛が細やかに描かれた世話物の名作。娘お光を菊之助、百姓久作を三津五郎の配役で。

もうひとつの『江島生島』は、江戸時代に実際に起きた「江島生島事件」を題材にした舞踊劇。流刑になった生島は夢の中で江島との歓楽に浸る日々を送っている。ある日江戸からやって来た旅商人を相手に、人気役者だった昔を語る生島。やがて、浜辺に現れた海女を江島だと錯覚し、恋い焦がれて後を追いかけていく...。生島新五郎を三津五郎、中﨟江島と江島に似た海女を菊之助が二役早替わりで演じます。


4月に新開場して以来、連日賑わいをみせている歌舞伎座。
「九月花形歌舞伎」は次代を担う花形俳優がずらりと顔を揃え古典と新作に挑みます。

昼の部はめったに上演されない古典の代表作『新薄雪物語』と、吉原仲之町を舞台に鳥売りの男女が華やかに踊る『吉原雀』の2本を。
夜の部は夢枕獏の小説『陰陽師』を、新開場してからは初めてとなる新作歌舞伎として上演します。

出演は市川染五郎、尾上松緑、尾上菊之助、市川海老蔵、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助と、現在もっとも活躍している花形が集結。

『新薄雪物語』の園部兵衛を染五郎、幸崎伊賀守を松緑、梅の方を菊之助、秋月大膳と葛城民部を海老蔵、奴妻平を愛之助、左衛門を勘九郎、腰元まがきを七之助が演じます。

『吉原雀』は夫婦の鳥売りを勘九郎と七之助が勤めます。

そして新作『陰陽師』は安倍晴明を染五郎、平将門を海老蔵、滝夜叉姫を菊之助、源博雅を勘九郎、俵藤太を松緑、興世王を愛之助、桔梗の前を七之助が演じます。

7月29日、出演者と夢枕獏さんが会見を開き、公演への意気込みを語られました。


DSC_4408_350.jpg左から七之助、愛之助、菊之助、染五郎、松緑、海老蔵、勘九郎、夢枕獏

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夏芝居の恒例、歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」が帰ってきた!

4月に新しく開場してから早いものでもう3か月が経った歌舞伎座。
7月からの3か月は若手花形俳優が活躍する興行です。
中でも8月は、ファン待望の「納涼歌舞伎」が帰ってきます。
「納涼」といえば、歌舞伎初心者でも見やすい演目、短い時間で楽しめる3部制、そしてチケット代も通常月よりも安いのが魅力。

今回は、第一部(11時開演)が『野崎村』『春興鏡獅子』、第二部(14時15分開演)が『髪結新三』『かさね』、第三部(18時20分開演)が『狐狸狐狸ばなし』『棒しばり』と人気狂言から役者の芸を堪能できる舞踊まで、「納涼」にふさわしい演目が揃いました。

そんな「納涼歌舞伎」をぜひたくさんの方に知っていただいたいと、出演俳優のみなさまが歌舞伎座の屋上庭園で行われたイベントに参加しました。
登場されたのは坂東三津五郎さん、中村福助さん、中村扇雀さん、中村橋之助さん、坂東彌十郎さん、中村勘九郎さん、中村七之助さんの7名。
みなさまお揃いの浴衣に身を包み、涼やかな姿でそれぞれ意気込みを語られました。


前列左より彌十郎さん、扇雀さん、三津五郎さん、福助さん、橋之助さん/後列左より七之助さん、勘九郎さん
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愛知県・豊橋市に新劇場 "穂の国とよはし芸術劇場『プラット』" がオープンしました。

豊橋市が市民の交流と文化芸術の創造活動の活性化を図るため、新しくオープンしたこの施設。
4月30日(火)に施設内覧会を兼ねた開館記念式典が開催され、芸術文化アドバイザーである豊橋市出身の俳優、平田満さんのご挨拶や、万作の会による狂言、小曽根真さんのピアノ弾き初めも行われ、劇場内はお祝いムード一色に包まれました。

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ぴあスタッフもこの新しいランドマークにさっそくお邪魔してきました!

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『明治座 五月花形歌舞伎』の初日にあわせ、染五郎、愛之助、勘九郎、七之助がイベントに登場しました!

5月3日の初日開幕前に出演者4人が勢ぞろいし、地元の小学生へプレゼントを贈るイベントが行われました。
この日は好天に恵まれ、劇場前には大勢のファンが詰めかけました。

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染五郎さん、愛之助さん、勘九郎さん、七之助さんがそれぞれ大役に挑戦するこの公演。

イベントの終了後、出演のみなさまから公演に向けて意気込みが語られました。

☆げきぴあではコメントの全文を掲載しました!


「ノンフィクションW」『六百年の「今」を舞う~狂言師・野村萬斎~』放送決定!

映画「のぼうの城」で独特の存在感で観客をひきつけた狂言師・野村萬斎
六百年の歴史をもつ「狂言」を「今」に解放つ
NYグッゲンハイム美術館での「三番叟」公演を追う

3月にニューヨークで上演された世田谷パブリックシアター主催公演『マクベス』(構成・演出・主演:野村萬斎)の舞台裏や、2011年11月に『狂言劇場』として上演され『MANSAIボレロ』の関西初演(大阪フェスティバルホール)、また『マクベス』ニューヨーク公演の直後にニューヨークの現代美術の殿堂グッゲンハイム美術館で上演された『三番叟』などの公演を追ったドキュメンタリー番組がwowowで放送されます。

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初回放送は5月31日(金)夜10:00より。

この番組に向けて、萬斎さんからメッセージが到着しました!

「僕自身がとても楽しい時間を過ごしているところを、本当にタイミング良く撮っていただき、自分でも番組を見るのがとても楽しみです。念願の"世田谷から世界へ作品を発信すること"を、非常に良い形で実現でき、その裏側をご覧いただくチャンスです。必見のドキュメンタリーです」

 

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歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、京都造形芸術大内にある京都芸術劇場・春秋座の芸術監督に就任することが発表されました。

春秋座は三代目市川猿之助さん(現:猿翁)が設計監修し、ご自身の理想の劇場として2001年5月に日本で初めての大学内本格劇場としてオープン、猿翁さんは初代芸術監督も務められています。

その猿翁さんからの"たってのお願い"で芸術監督を引き継ぐことになった猿之助さん。

4月23日に都内で行われた会見では、猿之助さんが今後の展望などについてお話されました。

げきぴあではその会見の模様を詳しくレポートします!

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老朽化のため2010年より建て替え工事を行っていた東京・歌舞伎座が、2013年4月2日、ついに「こけら落とし公演」の初日の幕を開けました。

歌舞伎ファンにとっては待ち望んだ日がようやく訪れたという記念すべき日ですね。
雨にもかかわらず、大勢の観客が歌舞伎座前に長蛇の列を作った、なんてニュースをみると、早く歌舞伎座に行きたくてうずうずしている方もいるのでは?

そこで、ぴあでは先日マスコミ向けに行われた歌舞伎座内覧会の模様をご紹介いたします。
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新開場した歌舞伎座は1889年の初代から数えて5代目(第五期)となります。
第四期との一番の違いは29階建ての歌舞伎タワーが併設されていること。
とはいえ、歌舞伎座の外観は昔のままという印象。
それもそのはず、前期の意匠を踏襲した外観は、唐破風屋根、飾金物(前期のものを再使用)、歌舞伎座の座紋・鳳凰丸が入った提灯、そして櫓と歌舞伎の殿堂にふさわしい風格あるただずまいがそのまま再現されています。


東京・銀座の歌舞伎座がいよいよ4月2日に新開場します。

これを記念して、歌舞伎座にほど近い東劇でシネマ歌舞伎「歌舞伎座新開場こけら落とし記念 全作品アンコール上映」をしています。

歌舞伎座の新開場にあたり、先日も劇場内部が報道陣に公開されたり、銀座通りで歌舞伎俳優63名が"お練り"を行ったりと、イベントがあるたびにニュースやワイドショーで取り上げられているので、歌舞伎をご覧になったことがない人も実は気になっているのでは?

でもいきなり歌舞伎座のこけら落とし公演を観に行くのって勇気がいりますよね。
何を観にいったらいいんだろう?とか、行きたいけど財布の中身が、、、とか。

そんなときおススメなのが、このシネマ歌舞伎です。

HDカメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を映画館のスクリーンで楽しめるので、俳優の細かい表情や衣装など、舞台ではなかなか確認できないところまでバッチリ"観劇"できちゃうのです。

しかも、料金も2,000円とお手ごろ価格!
歌舞伎を初めて観たいと思ったら、まずはシネマ歌舞伎から体験してもいいかもしれませんね。

現在、5月10日(金)まで「歌舞伎座新開場こけら落とし記念 全作品アンコール上映」中です。

宮藤官九郎さん作・演出の『大江戸りびんぐでっど』野田秀樹さん脚本・演出の『野田版 研辰の討たれ』など、演劇ファンにもたまらない作品がずらり。

ほかにも、片岡仁左衛門さんが油まみれになりながらの立廻りが見どころの『女殺油地獄』、中村勘三郎さんと勘太郎さん(現・勘九郎)、七之助さんが息の合った毛振りで会場を沸かせた『連獅子』、中村吉右衛門さんの「十六年は一昔、夢だ夢だ」と涙ながらにわが子の短い人生を嘆くセリフが胸に刺さる『熊谷陣屋』など、歌舞伎の醍醐味を堪能できる作品がいっぱい。

チケットはチケットぴあにて発売中です。
詳細は下記のボタンからどうぞ!

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★チケットぴあからのお知らせ★
歌舞伎座の新開場を記念して、"歌舞伎特集"をアップしました!
詳しくはコチラ→
【歌舞伎らんど】

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★史上初!
歌舞伎俳優63名が銀座通りをお練り!

3月27日、歌舞伎座新開場を記念した銀座・春のパレード「GINZA 花道」が行われ、歌舞伎俳優63名が東京・銀座通りを練り歩きました。

パレードには中村時蔵さん、中村福助さん、市川染五郎さんと金太郎くん、市川海老蔵さん、中村勘九郎さんと七之助さん、中村獅童さん、市川猿之助さん、市川中車さんら人気俳優が参加。

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げきぴあではこのパレードの様子をレポートいたします。

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