市川猿之助が京都芸術劇場・春秋座の芸術監督に就任!

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歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、京都造形芸術大内にある京都芸術劇場・春秋座の芸術監督に就任することが発表されました。

春秋座は三代目市川猿之助さん(現:猿翁)が設計監修し、ご自身の理想の劇場として2001年5月に日本で初めての大学内本格劇場としてオープン、猿翁さんは初代芸術監督も務められています。

その猿翁さんからの"たってのお願い"で芸術監督を引き継ぐことになった猿之助さん。

4月23日に都内で行われた会見では、猿之助さんが今後の展望などについてお話されました。

げきぴあではその会見の模様を詳しくレポートします!

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――芸術監督就任のご挨拶をお願いします。

「猿翁の伯父からのたってのお願いということで引き受けました。伯父からお願いされたら断るわけにはいきませんから。
もうひとつ、『亀治郎の会』の第1回目を春秋座でやらせていただきましたが、東京での人気がすごくなったので、最後の『亀治郎の会』第10回は東京でしかやっていません。オープニングのときからお世話になった春秋座に対する後ろめたさがありまして、それも引き受ける理由になりました。この春秋座が、箱から劇場になればと思っています。私ひとりの力ではどうにもなりませんので、春秋座に関わるスタッフや学生たち、そして地元のみなさまともども、みんなで盛り上げていきたいと思っております」

――教壇に立つ予定はありますか?

「教える気はないですね。僕の舞台をみて、活動を見て、そこから触発されてくれればと思います。この大学のいいところは姿勢を近くで見れるところ。教壇に立つと、演劇は演劇しか教えないでしょ?例えば僕の芝居をみて、演劇以外の絵画の人がそこから発想を得るとか、ジャンルは違っても何か刺激を受け取って欲しいですね。それこそ、この大学で出来ることなんじゃないかと。(教壇に)何回か立つかもしれませんが、本来の目的はやはり表現者としての僕からいろいろなことを学んで欲しいなと思います」

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――『亀治郎の会』を立ち上げた時のように、学生たちと一緒に活動する予定はありますか?

「一緒に手伝うというコラボではなく、自分が思いつかないようなアイディアを持っている学生たちを拾い上げたいですね。彼らの創る演劇ってほんとに面白いものがあるし。僕がみたら面白くないかもしれないけれど、単に否定していくのではなくて、僕はわからないけれど君たちが面白いと思うものをやってみなさいというふうにしたいですね」

――春秋座ではこんな演目をやりたいなどの構想はありますか?

「歌舞伎をやるんだったら南座でやればいいと思います。また、実験的なことは国立劇場という場があります。廻り舞台やセリ、花道といった歌舞伎の機構がある春秋座であえて現代劇をやってみたいですね。例えばコンサートをやるとか(笑)」

――猿翁さんから引き継いだ核となる部分は何でしょうか?

「好き放題やらせてもらいます。"やりたいようにやれ"と言われたので、やりたいようにやります」

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――猿翁さんからどんなシチュエーションでどんな言葉でお願いがあったのですか?

「ある日手紙が届いたんです。去年ごろだったかな。家に送ってきたからビックリしちゃって。その手紙に"たってのお願い"と書いてあったんですよ。猿翁さんは気性が激しい人ですから、普通の人の尺度で考えると"命をかけたお願い"くらい。どんなことがあっても引き受けてくれと、そういう言い方でした」

――春秋座でどんなことをやっていきたいかなどの構想はありますか?

「劇場を建てた猿翁さんには敵いませんから。唯一敵うとすれば、猿翁さんよりは有名人を知ってるんじゃないかと(笑)。なので、まず最初に佐々木蔵之介さんと佐藤隆太さんに声をかけて『Team申』を呼んで朗読劇をやります。そういう人間関係のコネを使いまして、有名人をいっぱい呼ぼうと。やっぱり劇場がここにあるんだぞと知らせるためにはそれが一番なんですよ」

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どんな質問にも真摯に答える猿之助さんの姿が印象的でした。

会見後、マスコミ向けの囲み取材があり、「由紀さおりさんや前川清さんに、春秋座でコンサートをやって欲しいですね」と具体的な名前も飛び出すリップサービスも。

芸術監督として本格的なプログラム展開は2014年度以降になるそうですが、今から目が離せませんね。

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【芸術監督就任記念公演情報】

朗読劇「お文の影・野槌の墓」
5/3(金・祝) 京都芸術劇場 春秋座(京都府)
5/4(土・祝) ・5/5(日・祝) 森ノ宮ピロティホール(大阪府)
5/8(水) ・5/9(木) 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(東京都)

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