■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.8■
3月14日、劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』の公開稽古が横浜の四季芸術センターで行われました。
げきぴあではすでに今までにも稽古場レポートをお届けしていますが...
パペットが増えてる!
華やかさとワクワク度が増しています!!
ということで、最新の稽古場レポートです。
ひと足先に出したニュース記事はこちら。
劇団四季の最近のブログ記事
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.7■
小道具、衣裳とご紹介してきました『リトルマーメイド』制作現場レポート、今回は床山(カツラ)部屋の模様をお届けします。
床山部屋、女性ばかりで明るい雰囲気の上、
『リトルマーメイド』のカツラもカラフルで、華やかな空気です。
「こんなにカラフルなカツラばかりの作品、私も初めてですね~」と床山さん。
カツラは海外発注だそうで、この日届いたばかりというカツラたちがこちら。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.6■
劇団四季ミュージカル『リトルマーメイド』、開幕まであとちょうど1ヵ月です!
近づいてきましたよ~。
今回は制作現場レポート、衣裳部屋編をお送りします。
入ってすぐのところには靴がいっぱい!
『リトルマーメイド』、カモメたちが、タップダンスを踊るんですよー。
きっとそれ用ですね。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.5■
劇団四季ミュージカル『リトルマーメイド』、開幕まであと1ヵ月と2日です!
待望の新作ミュージカルですので、キャストだけでなく、制作チームもすべてイチから作っています。
本日は小道具部屋に伺ってきました。
『リトルマーメイド』では、海中の生物たちのパペットなども印象的なのですが、そのパペットも小道具の範疇ですので、小道具部屋、あちらこちらで色んなものが作られていました。
小道具部屋、学校の技術室みたいでちょっと懐かしい空気。
魚のアタマを彩色中。
ちょっと私、引き出物のタイを思い浮かべてしまいました...。めでタイ感じ。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.4■
劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』、稽古場レポートの第3弾です。
今回は、冒頭のシーンの稽古の模様をお届けします。
人魚たちがたくさん登場する、海の中のシーン。
こちらの稽古場は、主に振付のジョン・マッキネス氏が担当しています。
稽古場の雰囲気はこんなかんじ。
人魚たちの「尾ビレ」が印象的です。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.3■
劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』、稽古場レポートの第2弾です。
今度はヒロイン・アリエルの稽古場です。アリエル役候補として発表されているのは、谷原志音さんと秋夢子さんのふたりですが、この日は秋さんは別の舞台へ出演中のため、谷原さんのみ。
エリック王子の稽古同様、演出補のクリスチャン・ダーハムさん、音楽監督のマイケル・コサリンさんが丁寧に、丁寧に、ひと言ずつのキャラクターの心情を説明、それに反応して短いシーンを何度も繰り返しトライアルしていく俳優さん...という、繊細な稽古場です。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.2■
劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。
『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とヒット作品を次々と生み出している四季とディズニーの提携作第4弾、さらに劇団創立60周年の記念作品でもあり、熱い視線が注がれています。
今週末・2/10(日)にはいよいよチケットの一般発売が開始に。
いち早くこの作品を楽しみたい方はご注意ください。四季の注目作はいつも、開幕数ヶ月分はあっという間に完売してしまいますよ!
なお、げきぴあでは、この注目作を連載の形で追っていきますので、お楽しみに。
第1回でお届けした製作発表レポートに続き、今回は現在の稽古場の様子をレポートします。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.1■
1月28日、劇団四季が新作ミュージカル『リトルマーメイド』の製作発表を都内にて行いました。
ひと足先に配信したニュースはコチラ
これは、創立60周年を迎える劇団四季が、創立60周年記念公演シリーズの柱として上演するもの。
日本でもファンの多いディズニーの長編アニメーションを、ディズニー自らが舞台化したものです。
ディズニーと劇団四季のタッグは、これまでも『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』といずれも大ヒットしていますが、今回は待望の第4弾。
初演は2008年ブロードウェイで、今回の四季公演では、2012年6月に演出、美術、振付を一新し上演された"ヨーロッパ版"を採用、さらにディズニーと四季のクリエイティブチームが共同でビジュアル面をスケールアップさせ、世界でもっと進化した『リトルマーメイド』になるそうです。
「基本的なストーリーなどに関しては、舞台版はアニメーションとまったく変わっていません。ただアニメーションをベースにしつつ、舞台版はストーリー、音楽が大きく深められています。これが大きな特徴」
「具体的には主人公アリエル、エリック、トリトン、アースラといった人物設定、相互の交流、それぞれの心理描写が非常に細やかに書きこまれ、物語に更なる奥行きが加わっている」
「音楽面でも大きく進化しています。皆様ご存知の(アニメの)有名なナンバーはそのままに、新しく10曲追加されています。追加された曲はいずれも登場人物の細やかな心の動き、とまどいや成長といったものを、情感豊かに表現したものばかり。新しいナンバーが物語をよりドラマチックに進行させ深い感動を生み出しています」
等々、劇団四季の国際企画担当・安藤義宣氏が作品の魅力を解説しました。
■劇団四季創立60周年 特別連載■
劇団四季創立60周年記念公演のひとつ、『この生命誰のもの』が1月20日より東京・自由劇場で上演されている。"生の自己決定"をテーマにした社会派ドラマ。初演は1979年だが、現代にこそより深く突き刺さるシリアスな内容で、観客に強く問題提起を投げかけるとともに、演劇的にも見どころに満ちたものとなっている。
舞台は病院の一室。ベッドに横たわり、快活に看護師らと会話を交わす男性・早田健は、しかし交通事故により脊髄を損傷し、全身麻痺で首から上しか動かすことができない。彫刻家である彼は、創作活動を奪われ話すことしかできない人生を苦痛とし、自ら「死」を選ぶことを考える。当然のことながら主治医である江間博士は医師の務めは患者を生かすこととし、「医の倫理」から彼の希望を退ける。すると早田は弁護士を雇い、「あらん限りの尊厳を保ちながら死ぬこと」を主張、退院をすること――それは死を意味する――を病院側に求める。病院は早田が自己の後遺症で抑うつ状態にあり、理性的な判断が下せないと主張。精神衛生法(1950年制定)に訴え、病院に拘束し延命治療を行おうとする病院側、それに対し人身保護法に訴える早田側と意見が対立。早田の「死ぬ権利」をめぐり、病院で異例の裁判が行われる......。
■劇団四季創立60周年 特別連載■
【チケットぴあニュース】
劇団四季が上演するミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の東京公演が1月16日、四季劇場[秋]にて開幕した。今回の上演は劇団創立60周年の記念公演と銘打つ。初日に先駆け15日には同劇場にて最終舞台稽古が行われた。
作品は第二次大戦下のオーストリアを舞台に、歌と家族愛で世界の人々を励ましたトラップファミリー合唱団の実話を基にした世界的名作。家庭教師としてトラップ家に赴いた修道女見習いのマリアが、妻を亡くしたトラップ大佐に厳しく育てられている7人の子どもたちに歌を教え、子どもたちのみならず大佐の心をも開いていく物語だ。劇中に登場する「ドレミの歌」「私のお気に入り」「エーデルワイス」など、もはやスタンダードの粋に達している名曲群も魅力だ。1959年のブロードウェイ初演より世界中で上演され続けている作品だが、劇団四季が上演しているのは『キャッツ』『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド=ウェバーがプロデュースし2006年にロンドンで初演されたバージョン。同プロダクションの日本初演となった2010~2011年の東京公演は3月12日を千秋楽としていたが、前日に起きた東日本大震災を受け千秋楽公演が中止。ファンの、カンパニーの思いが残った東京公演が、約2年ぶり、待望の再登場を果たした。